バカボニズム(Bakabonism、赤塚主義)とは赤塚不二夫によって提唱され、その後世界で発達した哲学体系である。この思想を独立した哲学体系として確立した哲学者、
バカボンのパパの名からパパニズム、アカツカズムとも。
歴史
日本
日本の漫画家赤塚不二夫は当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではない事に気がついている、言い換えればバカである事を知っている点において、知恵者と自認する相手より僅かに優れていると考えた。また知らない事を知っていると考えるよりも、知らない事は知らないと考える方が優れている、とも考えた。これこそが「赤塚主義」の真髄である。
中国 中国
東西交流においてシルクロードを通して上記の赤塚思想が中国に渡り、唐の時代に独自の発展を遂げる。有名な例では李白の漢詩「赤塚主義」には、知っているつもりだが知らないというバカのバを明確にあらわされている。しかし、この思想体系が学問体系として整備され、哲学史に強い影響を与えるのはバカボンのパパの登場を待たねばならなかった。
韓国 한국
韓国にも赤塚思想は古くからあったものの、それがバカボニズムとして完成するのはやはりバカボンのパパが『バカげた世界』を提唱した以後のことである。京城の学者キム・レレレは著書『出掛デスカ』において初めてシェーケケケこれでいいのだの3心を表した。最近では中世韓国の小説家であるキム・バカボンの著書『これでいいのだ』が評価されている。
バカボンのパパの「バカげた世界」
バカボンのパパは中国の赤塚思想から強い影響を受けてバカボニズムを大成したといわれているものの、赤塚思想はあくまで相手に己のバカを知覚させ、相手自身の手で真理に到達させるというエイロネイア的性格のものであり、哲学的には赤塚不二夫の『バカのバ』に近い。また、精神上で現実世界の閉塞を超克するというデカルト的性格も含んでいたため、独立した思想体系とは言い難かった。パパはこれに『シェー・ケケケ・これでいいのだ』の三信論によって精神を強化し、同時に強化された頭の激突が現実世界の閉塞を打破するという独自の理論を加えた。これによって強化された精神が強化された頭を通じて現実世界により強く働きかけてゆくことが出来るとパパは説いた。この強化された頭による破壊は哲学の形而上学的な思考の閉止をも対象としており、『概念的に真理へたどり着いたとしてもそれはあくまで形而上の話であり、頭的にその思考停止状態を打破しようとする生成の試みは何一つ行われていないのだ。このままでは目がイケメンになるだけなのだ。』と主張している。
また、真の『バカげた世界』を構築するためには知識階級だけに理論をよどませておくことは好ましくないと主張し、バカげた世界のためにはわかりやすい形で自らの結論を啓蒙してゆくことが次世代の哲学には必要だと考えた。この後、パパは自身が出演している天才バカボンにおいてその目的を達成する事となる。
赤塚主義の店・商品名・その他企業・テレビ局
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最終更新:2014年10月06日 20:41