東方天才馬鹿凡

東方天才馬鹿凡(とうほうてんさいばかぼん)とは、同人サークル「下落合コリス快楽団」が2008年に発表した東方BAKAProject第8.8弾にあたる対戦型レスリングゲームである。なおバージョン表記は特に断りがない限り、「パパ」と音読する。
なお天才の言葉で言えば、主に赤塚不二夫動画で東方Projectのネタ等を扱った動画につけられるタグである。

概要

発端は1996年9月14日。ゲームプログラマーであったZUNZUN(ずんずん)氏はこうつぶやいた。
弾幕STGがあるくらいだし、段幕STGがあってもいいんじゃない?
この一言がZUNZUN氏の脳内を巡りに巡り、「馬鹿なら殴ればいいじゃない」の考えの下、東方BAKAProjectの第1作となる作品が作られた。しかしOSはWindowsが世に知れ渡り始め、PC-8.8(パパと読む)が廃れ始めていた世の中。こんなご時勢でPC-8.8版のゲームを作るなど売れ行きは目に見えていた。予想を裏切ることなくPC-8.8は数年後にほぼ全滅し、同時にPC-8.8版東方BAKAProjectも廃れていった。このPC-8.8における東方BAKAProjectは後に「旧作」と呼ばれ、ZUNZUN氏によって黒歴史化された。旧作の名を出した人物は、次の日掘られた状態で目が覚めるという。よって東方BAKAProjectを知るゲーマーの中で、旧作の名を出すものはまずいない。Windowsが世に知れ渡った2002年。傷心していたZUNZUN氏はある時つぶやいた。
昔は世間が悪かった。ならもう1回作ればいいよな?
この一言がZUNZUN氏を動かした。ZUNZUN氏はそれからケンカをすることもなく段幕STG作りに勤しんだ。旧作で得た知識を生かし、それを発展させる形で段幕STGを作る。ZUNZUN氏の脳内は完璧であった。発表する際のサークル名は、下落合コリス快楽団になることも既に決まっていた。
こうして待望のWindows版東方BAKAProjectが、フジオプロ本社前で開催された「マンガ笑店」で発表された。その作品は「東方白魔郷」である。奇抜な「赤塚カードシステム」と美しく華麗な段幕。空き缶を集めるという常人ならざる目的。赤塚キャラを元とした多くのキャラクター。極めつけはオーケストラを用いた幻想的な音楽。その全てが評価され、多くのゲーマーから「これでいいのだ」との声が上がった。
今作の評価は極めて高く、下落合コリス快楽団は有名同人サークルとなった。これ以降東方BAKAProjectは口コミやネットを中心にじわじわと有名になっていった。人気という名のバカを殴った極めつけの出来事はニコニコ動画という動画共有サイトの設立である。このサイトに「バカボンは大変な漫画を盗んで行きました」という東方BAKAProjectに存在するフラッシュが投稿された。霧雨バカボンやチビ太・マーガトロイドを中心とした登場人物たちがオーケストラの音楽に乗せて漫画を奪い合う。これが爆発的な人気を誇り、総コメント数の半分以上が「これでいいのだ」の文字で埋め尽くされた。これをきっかけに東方BAKAProject関係の動画が多く投稿され、天才やバカを問わず多くの人を惹き付けたのである。
ただ、最近では天才による荒らし行為が問題となっている。視聴者を不快にさせるような汚らわしいコメントや、東方BAKAProjectシリーズにおける批判などをわざわざ動画に書き込む行為である。天才は無意識でやっているため、荒らしといっても天才が反応するはずがなく、むしろ酷くなるばかりである。これにはZUNZUN氏も激怒し、
街中で見つけたらぶん殴ってやるからな。荒らしはダメだよ。
という旨のコメントを公式サイトに掲載している。皆、荒らしはやめような!
東方BAKAProjectの人気はとどまることを知らず、今だゲーマーの層を増やし続けている。これからもその人数は増え続けると推測されている。これでいいのだ!

旧作

詳細は東方天才馬鹿凡旧作を参照。

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最終更新:2014年09月22日 16:45