67 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2006/07/17(月) 23:27:26 ID:l29NmaXi0
 昔住んでたアメリカの家に開かずの間があった。

 結構部屋数のある平屋で、かなり広い地下室もあった。30畳くらいの。
地下室自体は家族総出でタイルを明るいのに張り替えたり、
明り取りのための小さい窓が天井付近にあったから外が見えて、陰湿な雰囲気は全然無かった。

 で、問題のあかずの間はその地下室の壁の向こうにあった。
なんで判ったかと言うと、その壁にも天井近くに小さい窓があって、覗き込むと壁の向こうの部屋が見えたから。
暗いだけで生活臭のするものも置いてなかったけど、
正方形の部屋の真ん中に毛布を被った何かがあって怖かった。

 覗き込んだ窓の反対側にも明り取りの窓があって外が見えたり、
その部屋が俺と妹の部屋の真下にあったから「何かいるんだ!」って言って二人で怖がってた。

 空調用の機械があるのかなあと思ってたけど、その割には広かったし今考えてみたら妙なデッドスペースだなあ。


76 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2006/07/18(火) 09:03:22 ID:JuRfRcWQ0
日本のあかずの間ってのもいいが、欧米のもなかなか味わいあるよな。
特にアメリカの田舎とか、日本の田舎と似て非なる陰湿なのがありそう。
偏見かもしれんが、犯罪絡みって意味での生々しい話がありそうだし。

ちょっと違うけど、ジーパーズ・クリーパーズとか、
ブレーキ・ダウンとか、そんな映画をふと思い出しちまったよ。
最終更新:2008年10月06日 21:30