ソード・ワールド2.0 > C-Dice > セディ=ル=セロトニー

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&bold(){SW2.0キャラクターシート} &ref(http://w1.oroti.org/~urarian/board/70000.jpg) #areaedit() 01:38 (salmone) #make sw2 el b09 両方まわれー 01:38 (C-Dice) salmone -> 【SW2キャラクターメイキング】 種族:エルフ 01:38 (C-Dice) salmone -> 器用度 = [ 9][12] = 21(+3)  筋  力 = [ 5][ 3] = 8(+1) 01:38 (C-Dice) salmone -> 敏捷度 = [ 9][ 4] = 13(+2)  生命力 = [ 5][10] = 15(+2) 01:38 (C-Dice) salmone -> 知  力 = [12][ 7] = 19(+3)  精神力 = [12][12] = 24(+4) 01:38 (C-Dice) salmone -> ([I-9]神官)プリースト Lv1 01:38 (C-Dice) salmone ->      所持金:1200  初期経験点:2000 ---- 【E-SW2キャラクターシート】 キャラクター名:セディ・ルゥ・セロトニー プレイヤー名 :Salmone 種族     :エルフ? 性別     :女性 年齢     :15 外見年齢   :14←身長がまったく伸びなかったと言っています。 生まれ    :神官 母/エルフ 父/人間 種族特徴   :暗視、剣の加護/優しき水 経験点    :3000点 使用経験点  :3000点 【能力値】     :ダイス:成長:装備:      :ボーナス ”技”: 12 : - : - :器用度・21:+3  9 : 4 : - : - :敏捷度・13:+2                           ”体”: 3 : - : - :筋 力・ 8:+1  :生命抵抗:HP  5 : 10 : - : - :生命力・15:+2  :4     :21                                   ”心”: 7 : - : - :知 力・19:+3  :精神抵抗:MP 12 : 12 : - : - :精神力・24:+4  :6    :30 【レベル】 冒険者レベル   :2                技能            :レベル:魔力: ・プリースト(ルーフェリア): 2 : 5 : ・レンジャー        : 1 : ・セージ          : 1 : ・フィッシャーマン     : 5 : ・クレリック        : 2 : 【特技】 戦闘特技        :参照ページ  : 《魔法拡大/数》     :Ⅰ-226  : 《    》      :       :             :       : 練技/呪歌/騎芸/賦術 :参照ページ  : 《    》      :       : 《    》      :       :             :       : 【言語】          :会話:読文: ・交易共通語   : 可 : 可 : ・エルフ語    : 可 : 可 :ルーフェリア訛り ・フェイダン地方語: 可 :不可:ルーフェリア訛り 【判定値】         :技能レベル:能力値ボーナス:合計 『魔物知識』  :  1  :   3   : 4 『先制力』   :  -  :   2   : - 『基本命中力』 :  -  :   3   : - 『追加ダメージ』:  -  :   1   : - 『基本回避力』 :  -  :   2   : - 【装備】 武器         :用法:必筋:命中修正:命中力:威力:C値:追加D ・          :0H: - :  -  : - : - : - : +0 ・          :  :  :    :   :  :  : 防具         :必筋:回避力:防護点: ・ソフトレザー    : 7 : - : 3 : ・ラウンドシールド  : 8 : - : 1 : その他           : - : - : 合計            : 0 : 4 : 【装飾品】 部位 : 装飾品の名称 :効果  頭 :        :  耳 : 〈聖印〉   :  顔 :        :  首 :        : 背中 :        : 右手 :        : 左手 :        :  腰 :        :  足 :        : その他:        : 【所持品】 ・冒険者セット  背負い袋 水袋 毛布 たいまつ 6 火口箱 ロープ10m ナイフ ・着替えセット 1週間分 ・楽器(葦笛) ・水着 1 ・調理道具セット 1  フライパン お鍋 クッキングスプーン ・食器セット 1  コップ、皿、おわん ・保存食 1週間分 ・救命草 3 ・魔香草 2 ・魔晶石 3点 所持金:18G 【名誉】 名誉アイテム      :点数 ・           : ・           : ――――――――――――――――――――――――――――――― 所持名誉点       : 0 合計名誉点       : 0 名声:馬の骨。神殿の一部の人だけ知り合いです。友達の友達は他人という知名度。 【設定について】 長文になってきました。お暇な方は是非読んで頂けるとありがたいです。 初めて同席していただくプレイヤーの方で、セディと既に面識があり、 ある程度彼女の素性を知っているという設定でPCを動かしたい方は どの部分を知っているか一言コンセンサスをお願いします。 この設定の一部または全部はリプレイなど公式設定に合わせるため随時変更される可能性があります。 また、この設定の一部または全部をGMが棄却した場合、随時設定消去、変更の可能性があります。 ご了承の程宜しくお願いします。 【超特殊キャラ固有技能】※ネタ注意 レベル:1 ・女神通信<ガールズトーク> 聖印を通して女神ルーフェリアと極めて個人的に対等に会話をすることができる。 ただし、決してその詳しい実態を他の誰かに知られてはいけない。 この技能を使用してゲーム上有利になる情報を知ることはできない。 得られる情報は極めて余計な情報のみに限られる。 この技能を使用して得た情報は、噂レベル、冗談レベル以上の 信憑性をもって他PCと共有することは決して出来ない。 例外としてGMが認める場合に限り、ゲーム内で物語上、またはルールに従い 正当に得た情報をこの方法で得たことにすることは可能である。 また、会話できる時間帯はお互いの極めて個人的な都合により決定する。 会話の開始、終了自体は自由な時間に相互に申請が可能である。 お互いどちらかが会話できない状態で会話を開始しようとした際は、 相手が現在電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないことが確認できる その場合、申告された側はその日時を確認できることがある。 会話が成立した場合はその日時が記録されるが保持できる記録数には限界がある。 会話可能な時間帯はその特性上、結果的に概ね夜に限られる。 消費MP:0 【設定】 ・<生い立ち> カナリスの神殿に仕える神官で、人間で漁師の父とエルフで神官の母を持つおそらくエルフの女性です。 ルーフェリアに生まれ、 神殿の近くの家で主に人間の父と一緒に暮らしてきたようです。 家の造りはカナリスの他の家と同様石造りで、湖にせり出す形で葦造りの小屋になって、 浮き島や手漕ぎボートが繋がれ、漁具が干されていたりします。 母親は神官で彼女の成長とともに忙しくなり、留守がちになってしまいましたが、 家にいるときには彼女をとてもかわいがっていたらしいです。 父はドワーフに間違えられるような容姿で、背は低く、非常に男性的で 豪快、豪胆な性格で細かいことは気にしないまっすぐな性格の持ち主だそうです。 母は父より背が高く、エルフの神官の女性を絵に描いたような物腰やわらかな、 誰もが憧れるような容姿でしたが臆病なところがあり神殿に引きこもりがちでした。 この時点でまだ成人していませんでしたが既に神聖魔法を行使し、神官としてエリートコースを邁進していたようです。 「豪胆な父親が臆病な神官のエルフを強引に連れ出す」という馴れ初めから恋愛結婚し、 今でも愛し合っているのですが、 彼女が幼い頃には些細なことで喧嘩することもしばしばありました。 そんな時に母親はひとしきり暴れた後部屋で父親の分からないエルフ語で ありとあらゆる悪口を並べ立て一晩中膝をかかえて呟き続ける悪癖があったため、 彼女が最初に覚えたエルフ語はとても下品だったとか。 悪癖と言っても、敢えて相手が理解できないことを知っている言葉で言う悪口と、 一人で呟く姿勢は平穏と忍耐を尊ぶルーフェリア神官として筋の通った拗ね方となのだといえば、確かにそうなのかもしれません。 母親といえばウォーター・ウォーキングをかけてもらい、湖面を歩くのも大好きでした。 特に、裸足で歩くと気持ちいいそうで、水面を歩くときは裸足になるのが礼儀だというのが彼女の持論です。 ちなみに歩く感触は「ういろうの上を歩く感じ」らしいです。 余談ですが、母親が彼女を身ごもったのは成人してすぐ、今の彼女と変わらない年齢です。 ですので現在でもまだまだ若輩ですが、既に優秀な神官で少なくとも10Lvの神聖魔法が行使できるようです。 色々なところに派遣されたり、今でもかなり忙しくしているようで 彼女は今では母親が家に帰ってきたとき、父親と二人だけにしてあげているようです。 神殿で会ったときはちょっとだけ、母親の仕事を邪魔しない程度に甘えたりもするらしいです。 ともかくその下品な言葉が何という言葉かはもう覚えておらず、 悪癖を恥じた母親によってエルフ語を学習させられて、今では会話読み書きともに流暢です。 彼女がエルフ語を習得する頃には夫婦喧嘩をする機会も随分減ったようです。 まあ、たとえば…湖で悲しいことに水死体が発見された時。 神官として早急に遺体を回収しなければと慌てる母親を引きとめて 「あわてんな、オマエはそんな汚ぇもん触らなくていい。穴掘って葬式の準備だけしとけ。」 と一人ボートで漕ぎ出していく父親に対し 母親は 「亡くなられた方に対して汚いとはなんですか!あまりにも失礼ではありませんか!!」 と怒ったり。その程度のほほえましいものだけになりました。 ちなみにボートで漕ぎ出す父に、外で泳いでいる彼女がついていくということはよくあったようで 水死体や腐乱死体を見た程度ではまず動じません。臭いについてもクサイとは思うものの表情ひとつ変えないことが多いです。 それは父から 「魂と同じように、カラダもまたリンネするんだよ。どっかに生まれ変わってるって理解しててもお別れはつれーだろ? それと同じクセーのもリンネの過程なんだよ。」 と聞かされてきたからかもしれません。辛いことを耐えることをよしとする、 彼もまた、神官ではないものの敬虔なルーフェリア信徒の一人ではあるようです。 両親ともに愛されて育ち、父からは底抜けに明るく快活な性格と水辺で生きてゆく知恵と技術を受け継ぎ 母からはそのエルフの端麗な容姿と能力、言語を受け継ぎました。彼女もまた両親を愛し、自慢に思っており 父が昔話してくれた母へのプロポーズの言葉「俺を看取ってくれ」はストレートで気に入っています。 【剣の加護/優しき水】によって水中に1時間程度潜っていられたり、 水中でも陸上と同じようにものが見えることを父親に話したところ 「俺に似たんだな」 と笑って頭をなでられた経験があったり、高身長なエルフの中ではかなり身長が低いため 自分は純血のエルフではないから本当はエルフじゃないんじゃないか、と思うときがしばしばあるようです。 人間に間違われることもよくあり、少し気にしているようです。 ですが、エルフですから暗視能力も生まれもっており、夜のエルリュート湖の湖底から湖面を見上げたときの景色が好きです。 昼間は隠れてる生物や発光する生物が泳ぎ回り、 闇に縁取られた波打つ水面に夜景や星空、 月の映る光景は体験したものでなければ想像することもできないでしょう。 父親が暗視能力まで持っているかどうかは15年間怖くて聞けずに今に至ります。 少なくとも新月の湖面をボートで自由に動き回ることはできるようですが… この男もただものではないようで、小さな手漕ぎ船をほとんど揺らすことなく操り、 美しいテノールで巨大な魚をおびき寄せたり、 何度もエルリュート湖の単独縦断横断をさまざまな泳法で成功させたり常人離れしていますが、 得に誰にも話さず始めるため、そんな特技があるとは誰も知りません。 サメを手づかみで捕るようなことは朝飯前という話です。ちなみに少し老けて見えますが、同い年夫婦だそうです。 このあたりの生い立ちなどは、幸せな家庭環境で育っているため喜んで話します。 そのため、初対面でも食事程度の時間があれば簡単に聞きだせるでしょう。 ・<性格> 母親は敬虔な神官でしたが、本人はごくごく一般的な信仰として ルーフェリアを信仰するものの、特に神官になる意思はありませんでした。 そのため実は神官になってからあまり月日は経っていません。職業神官としては神殿付け勤務は3ヶ月程度です。 ですが結構な狂信者であり、神殿内の雑事、を積極的にこなし、 神殿を訪れる入信者とのふれあいにも熱心です。熱心すぎて叱られることもしばしばあります。 母親にくっついて神殿にはよく来ていたため、彼女が育った慣れ親しんだ場所のひとつではあります。 小さいころから器用だったため、簡単な雑品の修理など神官になる前から雑用を好んでしていたこともあるようです。   教義で「平穏」を尊ぶことから非常に平和主義ですが、本人の日常は常に騒がしくさほど平穏ではありません。 「忍耐」を尊ぶことから「待てばそのうち何でも解決するっしょ~」ときわめて楽観的な性格で、すぐ思いつきで行動します。 「献身」を尊ぶことから迷惑な程おせっかいですが、そんな彼女の笑顔に癒されている人も少なからずいるようです。 とても楽観的な性格にもかかわらず、教義に従い最後の備えだけはちゃっかり確保していたり、しっかりした一面もあります。 悲観的観測ができないわけでなく、最悪のケースを想定、計算するだけの未来予測能力は持ち合わせています。 そのため、想定される色々なケースの中からよい未来が訪れることを信じて疑わないといったタイプの性格の持ち主です。   きれいなものや可愛いものに目がなく(ただし基準は個性的) エルリュート湖が大好きです。 忙しい職務の合間にも湖や水路でザリガニ釣りをしたり、しじみを採っている姿をよく目撃されています。 釣ったザリガニをとても可愛いと愛おしそうに優しく微笑みますが、時によっては躊躇も容赦もなく食料にします。 湖の幸を余すところなく享受しようとする姿勢、ザリガニの爪先の肉までキレイに食べる器用さに感嘆する人もいます。 他にもゴンドラから身を乗り出して水路から直接水を飲んだり奇行も目立ちますが 職務に対する熱心な態度と底抜けに明るい性格、屈託のない笑顔、笑い声は不思議と見る人に暖かな感情を抱かせます。   性格が見た目、言動、行動全てににじみでていますので、少し話せば分かるでしょう。 ・<信仰> 神官になったきっかけは偶然と言ってもよいレベルで、遊んでいるときに何かのはずみで神の声が聞こえたというものです。 真相はわかりませんが生来の資質と、湖を愛してやまない純粋な心から聞こえたのでしょう。 物心ついたときからルーフェリア神像を真似て髪を伸ばしたりしていましたし、神像に親しみも持っていました。 そもそもミドルネームのルゥはルーフェリアのLuであり女神の加護があるようにと母親がつけた彼女固有の名前です。 呼びやすいよう区切って名づけられましたが本来の名前はセディールー・セロトニーだったのです。 何かのはずみで聞こえ始めたと本人は話しますが、必然だったのかもしれません。 神の声を聞き、神官になったときから彼女の信仰心は極めて厚くなり、一日で狂信者と呼べる状態になってしまったのです。 声が聞こえたとき、最初は意味の分からない言葉で、空耳かと思ったようです。 しかし集中すると聞き取れるようになり、母の身につけていた聖印の一つに触れた時はっきり聞こえたため それが女神ルーフェリアの声なのだと確信し、強く祈ったとき神託を聞いた、と彼女は説明します。 その日、その足で神殿に赴き、母の聖印で神聖魔法を行使して見せ、神の声を聞いたことを証明し、即神官位を認められました。 入信、神殿の神官になることを希望した彼女は、 何かとても特別な新しいおもちゃを手に入れた時の子供のように目を輝かせて神殿にかけこんできました。 物心つく前より、現在でも現役の神官の母から教えられてきた信仰です。 教義もすらすらと言え、教養面でも文句のつけどころがなく、出自もはっきりしています。 昔からずっと神殿勤めの神官の中には幼いころから彼女を知る者も少なからずいたでしょう。 即祭祀を執り行えるレベルといっても過言ではなく、神殿側も認めざるを得ませんでした。 彼女が一切の修行、手続き等すっとばしで職業神官と認められた一番大きな要因は、 大司教バトエルデンが理由も言わず、黙って即認めたためという噂もあります。 無論、母親が現役の神官ですし親子間のレベレイションを止める理由もありません。 母親が娘の申し出を拒否することもないでしょう。 そのため、特に一人でやってきた彼女を神殿側が認めない理由もありませんでした。 単に忙しい母に言うより神殿に申し出れば大丈夫、と自信を持って一人でやってきたというだけの事でしょう。 このことからも周囲に怪しまれるようなことはありませんでしたが、 神官位を得る手順としてはかなり変わったケースなのは確かです。 他の一般的な神官とは少しズレた感覚の信仰心にも感じられ、 信仰対象である女神にも通常の神官の信仰心とは異なる感情を抱いている印象は受けます。 ですが彼女の語る信仰心、教義にはまったくブレがなく、矛盾もなく、 非常に正しいと納得してしまうほど説得力を持っています。 ・<内緒のお話> 女神ルーフェリア本人と直接会って話したことはありません。 ルーフェリアは目撃されている神であるため、神像や絵画、もしかしたら写真もあるかもしれません。 そういったものは基本的に統一感があり、イメージが固まっているためその姿はよく知っています。 声が聞こえるようになって以来、お互い祈祷、神託と称して会話する機会があるようです。 この事は他の誰も知りませんし知られてはいけないことのようです。 内容は「男の子には言えなーい」と話してくれなかったりします。 かといって女性だと話してくれるとも限りません。 両耳の耳飾り<聖印>がBlueToothヘッドセット的な神との交信装置になっているようです。 通話のピアスとは違い、回数や時間に制限はないようです。 入信時に「この聖印100Gって安いけど2年契約ですか?私名義のカードとか必要ですか?」 とかよく分からないことを口走っていたようですが誰にも何のことだかさっぱりです。 それ自体は普通の聖印で他のものと較べておかしなところはありません。 聖印を選ぶ際には彼女にしては非常に慎重にものを選んでいたことだけは確かなようです。 ですが実際はこれは特別な聖印を持っているというわけではなく、彼女自身の特殊能力のようです。 聖印は結局のところなんでもいいみたいで、気分的に耳がいいということでしょう。 確かにイメージとはいえ、腹から声が聞こえれると思えば気持ち悪いと誰もが思うでしょう。 予備の聖印を他に身につけていることもあるようです。 交信には直接声を出す必要は必ずしもないようで、女神と会話している姿は実際は誰も見たことがありません。 が、稀に自室に一人のはずなのに会話しているような声や、爆笑している笑い声が廊下に漏れていることがあります。 されど普段の奇行ぶりから彼女を疑うものはほとんどおりません。 周囲の神官からも「いつものことだ」と特に気にもされていない様子です。 「神の声を聞ける」ということ自体は神官であれば当然であるため 彼女が「神と話す」といった内容を話しても彼女流の言い回しなんだと解釈されてしまうのでしょう。   無論神官ですので祭祀にあたってルーフェリアを称え、敬称や言葉などけっして乱すことはありません。 ルーフェリアを信じない旅人や神の声を聞けない種族、 まだ小さい子供たちなどが神像に向って呼び捨てにしたり、冗談半分でちゃんづけしたりしているのを目撃した場合 諍いにならない程度にですが積極的に注意します。 旅人に対しては 「私たちの神様なのですから、せめて様くらいつけて呼んであげてください。 こちらに来られるのは初めてですか?ご案内差し上げますよ。」などと微笑み 子供に対しては 「女神様に向ってちゃんづけはめーだよー?お姉ちゃん相手位だったらいいんだけどねー。水遊びしよっかー」といった風に。 いつも微笑みは絶やしません。 例外としては平穏を尊ぶ教義のため、他の神を信仰していることが明らかな者、無信仰な者などが敢えて呼び捨てにする分には、 神像を傷つけようなどといった直接的な危害がない限り無視します。 基本的に相手に敬称をつけ、落ち着いた丁寧な口調で話しますが親しい間柄の友人となると年齢相応にくだけた喋り方になります。 ですが誰にでも仲良く接する分、それだけ特別に親しい親友というものはあまりいないようです。 神官になったのと同時期に一人、そういったくだけた口調で親しく話せる友人ができたようです。 ただ神殿内にも街の中でもどこにもその友人の姿は見かけません。それでも毎日会話しているような雰囲気です。 時期として友人となってそう月日は経っていないはずなんですが、彼女にとっては長年親しんだ幼馴染のような感覚のようです。 たまにその友人のことを話題にしてしまいますが、その友人を紹介するよう頼んだり、 友人の素性を尋ねるようなことをすると誤魔化されてしまいます。 その友人に対してはちゃんづけで呼び、くだけた口調で話している様子です。 口調に関してはもうひとつ。通常神官は神聖魔法を行使する際には恭しくお願いするように詠唱する者が多いのですが、 彼女の詠唱は少しそっけなく聞こえます。 理由を尋ねると神聖魔法の行使自体は自動応答だから問題ないらしいです。 どういう意味なのか誰にもさっぱり分かりません。 詳しく聞いても曖昧に誤魔化されたりしてさっぱり理解できない部分です。 なにか隠し事をしているようにも思えますが、年頃の女の子、言えないこともあるでしょう。 女神ルーフェリア本人と直接対等であるかのように、成人したての駆け出し神官が毎夜のように どうでもいい内容の長話を楽しんでいる… などということは絶対に誰も信じられませんし、誰も知りえない情報です。察することすら絶対にありえません。 ・<まだある特技> 神官衣ですが、神殿でごく当たり前なものではなく、 色々手を加えられたものを身につけているのも彼女を目立たせています。 神官としてあまり必要な能力ではないのが寂しいところなのですが、 手先が器用で、「赤ん坊の頃、立つより先に釣り針に糸を結んだ」と父親に言われた!などと その器用さを誇らしく話すことが度々あるため、どうやら彼女自身が自らの手で色々改造しているようです。 万が一水に落ちた時にすぐに泳いで陸に上がれるよう、 ベルトが簡単に外れ、前後に分かれて脱衣できる構造の神官衣自体はそう珍しいという程ではないですが 前後に空気袋をつけ、さらに脱衣を容易にする改造は彼女の手によるものです。 ただ、自らの意思で水に飛び込むような、まず溺れないエルフの彼女です。 その空気袋を自ら絞って空気を抜き、着衣したまま潜っていく姿を神殿でも頻繁に見ますので ただ単に面白がって作ったもののようです。 また、手袋に水かきをつけたり、 水に落ちた際に足を動かすと水の抵抗力でふくらはぎ側に跳ね上がっていたヒレが前を向き、足ヒレになる靴など 玄人はだしの改造品を作っていたりします。 ただ、この靴はまだ未完成で「水の抵抗でヒレが前を向くギミック」が上手く作動しないことがよくあるそうです。 4000Gほどあれば、もっとちゃんとしたジョイント部分が作れると言っています。 こちらもどちらかといえば水中で遊べるというだけの道楽品のようで作製を急いではいないようです。 全体的に水着ほどではないものの乾きやすい生地の服ばかり選んで着ているため、 毎日水に飛び込んでいても神殿の業務にさほど支障はないようです。 神官に不要な能力なれど、水神祭の最中に噴水の水中部分が故障したとき、祭りの最中で水を抜くことができず、 彼女の器用さが役立ったこともあるそうです。 また、豊かな長髪を高めにくくり、水中では器用にあしらい、 陸上に上がってきたとき傷ませず絞るコツなど、自然に身についたものも特技と呼べるかもしれません。 水に入らない日はないというほど毎日水に濡れるため、 特に濡れた着衣に不快感を感じておらず、雨の中笑顔で濡れながら歩いていることもよくありますが、 水が滴っては迷惑をかける商店の利用が目的の外出や、訪問など相手を気遣ったときに濡れていては困る場合や 雨粒が顔を打ちつけ前が見えないほどの豪雨の際は雨具を使っていますので常識外れというレベルではありません。 しかし、時には屋外で大雨に打たれながらも遊びまわり、 そのままその場で大の字になって、朝まで熟睡してしまうような行動は奇行と捉えられてしまいます。   左肩に大きくザイアのシンボルを描いたのも彼女の手によるものです。こちらに関しては一度神殿で問題になったようです。 あまりに目立つ部分に大きく描いたため、ザイアを信仰している神官と誤解されかねないということです。 ラクシアの人々は他の神を積極的に排斥することはしませんが、 一般人の信心ならまだしも神官として二神への信仰を示すように思われるのは問題だ、という声が上がったのです。 しかしこれは神殿での閣議の結果認められることになりました。 「これは自分の信仰ではなく騎士神ザイア様の導きにより神格を得た女神ルーフェリア様ご本人の敬愛を意味するものです。 ルーフェリア様が敬愛するザイア様よりご自身を強く主張されると思いますか? 献身を尊ぶ神官として、ルーフェリア様の意思を示すに相応しい物だと私は思います。」 という彼女の弁に全員が納得してしまったためのようです。 彼女自身ザイアを敬愛し、その教義を尊重します。無論本人の影響を受けたためです。 そのため自らの信仰は100%女神ルーフェリアに対する純粋なものであると強く断言します。 実際本当にザイアの神官と間違われることがあるようですが、そのつど丁寧に説明し、 ザイア信仰者に対しルーフェリア信仰の教義も守るよう勧めているようです。 その多少ズレた性格、価値観によって頭が悪そうな印象を与えますが、 人並み以上に知恵が回らない、知識がないというわけではありません。 頭が悪いと面と向って言われても明るく元気に微笑みながら「はい!」と認めてしまうような 彼女の感覚はさらに彼女をアホの子に見せるのでしょう。 ザイア以外の他神の信仰者や無信仰な者にも同じようにとても親切に接しますが、 女神ルーフェリアを研究対象とした神学者たちには極めて非協力的です。 彼女曰く、「信仰上の問題」ではなく「デリカシーの問題」だということです。 彼女のルーフェリア信仰の厚さは常に耳につけている聖印を特に大事にしていることからも明白です。 手入れする時以外は常に身につけています。 神殿の問題児ではありますが、彼女の信心を疑う者だけは誰一人としていないようです。   壊れたものは、とりあえず自分で直してみようと試みるタイプのようです。 手作りらしいものをいくつか身につけてますのでその身なりを見れば分かることです。 水に適応したエルフとはいえ、湖、水辺、水遊びに対する愛はかなり行き過ぎたものがあります。 変わり者だという事は一緒に行動すればすぐに分かることでしょう。 ・<旅立ち> ある日突然、なんとなく「よし、冒険しよう!」と叫び、飛び上がるとすぐに旅立つ準備を始めます。その本当の目的は… …ルーフェリア本人に会って、話したい。そんで一緒に水遊びしたりご飯食べたり楽しいことをしたい。 できれば本当に対等の立場で-…そのためには自分も自力で神に… 一般の冒険者であれば神になりたいと思うのも不自然ではありません。珍しくもありません。 しかし、神官が自ら神になりたいと願うことは他人が聞けば冒涜とも取られかねない願望です。 ですがその根源は「女神ルーフェリアに楽しんでもらいたい・楽しみを分かち合いたい」という一心です。 水遊びの本当の楽しさ、それは彼女の持つ最大の「財産」です。それを分かち合いたいと思っています。 物心ついた頃、信心も漠然とした頃に神像の女の子と一緒に遊んでみたいという思いを抱いたこともあります。 対等で、というのは「人族には話せない辛さも分かち合いたい」という彼女なりの結論でもあるわけです。 それは信仰対象に対する自発的な奉仕、「献身」でした。それはルーフェリア信仰の教義そのままに他なりません。 通常の神官が行う神聖魔法という”見返りを期待した”「奉仕」の祈りではなく、 それを超越した見返りを求めない「女神の幸せのための祈り」を自然と無意識に幼い頃から日常行っていたのです。 あまりに純粋な気持ちがそのまま信仰心として伝わっています。 ルーフェリア本人も彼女の願望を認めているようです。もちろん信仰が揺らぐことはありません。 ただ、彼女自身楽観的かつ気長な性格なので「そのうちできるっしょ~」とあまり難しく考えていないようです。 この旅立ちの真の目的はもちろん誰にも話さずにいます。今後も神以外誰にも話すことはないでしょう。 神殿勤めを抜けて冒険者になった理由は何度聞いてもなんとなく、友達探し、といった程度にしか教えてくれません。 実際に神に直接話した上で冒険者となっていますので、ルーフェリア本神殿の籍を失ったわけではなく 言わば兼業状態ではあります。他の冒険者となった神官と同じく、神殿側への理由は治安維持、地域奉仕、布教活動です。 ただ、公式に神殿勤めを抜ける許可は下りていますが、遠出をせずカナリス滞在時には神殿にほど近い実家や神殿に寝泊りし 神殿の仕事も積極的に手伝っているようです。 大雨の屋外作業など、水が得意なエルフでも嫌だと思うのが正直なところです。 彼女はそういったことを本心から喜んでやるわけです。仕事がなくなることはありません。 元々漁師の朝は早いものです。早起きし、早朝の雑務を手伝い、冒険者の店に顔を出して依頼を探したり、他の冒険者と交流をする。 依頼もなく、特に交流できる冒険者とも出会えなかった日は神殿に戻り仕事をする、といったものが今の彼女の日常のようです。 公式に休日だといわれても奉仕活動をし、布教活動をする。公式に勤務があっても合間合間に全力で遊ぶ。 どちらにしろ、彼女にとってはあまり変わらない楽しい毎日みたいです。 真の目的については何も察することも、知ることもできません。 本神殿の大司教ともなると具体的な内容は知らずとも多少は事情を聞いている…かもしれません。 蛇足かもしれませんが、女神ルーフェリア自身も…彼女が神になることを望んでいるような… 何か思惑があるのかもしれません。 確かに彼女は寿命300歳のエルフにして弱冠15歳と言うことを考えると、 色々才能に恵まれているとも言えます。何事もなければまだ寿命死まで285年の時間があります。 この時間はまさに女神ルーフェリアが神として過ごした時間とほとんど変わらず、 ルーフェリア自身短い時間とは考えていないでしょう。 伸びしろ期待値抜群です。しかし神の考えはまさに神のみぞ知ること、 物語の結末は無事に進んでもだいたい300年後、未来の行方は神すらも知りえません。 【セッション参加履歴】 #comment(noname)
&bold(){SW2.0キャラクターシート} &ref(http://w1.oroti.org/~urarian/board/kariiro.jpg) #areaedit() 01:38 (salmone) #make sw2 el b09 両方まわれー 01:38 (C-Dice) salmone -> 【SW2キャラクターメイキング】 種族:エルフ 01:38 (C-Dice) salmone -> 器用度 = [ 9][12] = 21(+3)  筋  力 = [ 5][ 3] = 8(+1) 01:38 (C-Dice) salmone -> 敏捷度 = [ 9][ 4] = 13(+2)  生命力 = [ 5][10] = 15(+2) 01:38 (C-Dice) salmone -> 知  力 = [12][ 7] = 19(+3)  精神力 = [12][12] = 24(+4) 01:38 (C-Dice) salmone -> ([I-9]神官)プリースト Lv1 01:38 (C-Dice) salmone ->      所持金:1200  初期経験点:2000 ---- 【E-SW2キャラクターシート】 キャラクター名:セディ・ルゥ・セロトニー プレイヤー名 :Salmone 種族     :人間によく間違われるけど一応 エルフ 性別     :女性 年齢     :15 外見年齢   :14←身長がまったく伸びなかったと言っています。でもまだちょびっとずつ伸びてます。 身長     :146cm(エルフとしては滅茶苦茶低い、人間としても低い。現実で言うと成人で140cmちょうど位。) 生まれ    :神官 母/エルフ 父/人間 種族特徴   :暗視、剣の加護/優しき水 経験点    :4800点 使用経験点  :4500点 【能力値】     :ダイス:成長:装備:      :ボーナス ”技”: 12 : - : - :器用度・21:+3  9 : 4 : - : - :敏捷度・13:+2                           ”体”: 3 : - : - :筋 力・ 8:+1  :生命抵抗:HP  5 : 10 : 1 : - :生命力・16:+2  :5     :25                                   ”心”: 7 : - : - :知 力・19:+3  :精神抵抗:MP 12 : 12 : - : - :精神力・24:+4  :7    :33 【レベル】 冒険者レベル   :3                技能            :レベル:魔力: ・プリースト(ルーフェリア): 3 : 6 :見習いではないがヒラ神官。本業。神殿に籍を置いたまま冒険者として国を出る申請許可済。 ・レンジャー        : 1 :ちょっとアウトドア得意。漁業経験の応用。陸上のみのノウハウは苦手。 ・セージ          : 1 :体が疲れたときは静かに本読んでいたりもします。難しい本からしょうもない本まで。 ・フィッシャーマン/漁師   : 5 :プロの最低限。本業として数年の経験。家業。ひとまず食べていけるだけの腕前。親父に言わせるとひよっこ。 ・クレリック/聖職者     : 2 :ど素人ではない。数ヶ月の職業経験。本業。一通り滞りなく祭祀を行えるレベル。 ・オフィシャル/役人     : 1 :お手伝い。宗教国家ルーフェリアでは神官は役人兼業。事務処理能力に問題は無いが、正直めんどくさいと思っている。 ・ダンサー/踊り子      : 1 :かじってみた。1ヶ月程度の職業経験。見れるレベル。あまりスタイリッシュではない。 ・シンガー/歌手       : 1 :かじってみた。1ヶ月程度の職業経験。聞けるレベル。歌えるのは聖歌、布教歌(自作)漁り歌。流行ものもちょっと。 【プリースト技能】 行使判定:2d+2+3 技能レベル+知力ボーナス レベル:1                 威力ダイス ・サニティ                :向精神魔法。 ・バニッシュ               : ・フィールドプロテクション        : レベル:2 ・ピュリフィケーション(ルーフェリア)  : ・アウェイクン              : ・キュア・ウーンズ            :r10+5+3 威力10テーブル+魔力 ・ディティクト・フェイス         : レベル:3 ・キュア・ブラインドネス         :目薬。 ・キュア・ポイズン            :毒消し。飲みすぎ、食べすぎ、胃のもたれに。 ・フィールド・レジスト          : ・フォース                :r10+5+3@10 威力10テーブル+魔力 射撃 衝撃 【特技】 戦闘特技        :参照ページ  : 《魔法拡大/数》     :Ⅰ-226  : 《魔法誘導  》     :I-223  :             :       : 練技/呪歌/騎芸/賦術 :参照ページ  : 《    》      :       : 《    》      :       :             :       : 【言語】          :会話:読文: ・交易共通語   : 可 : 可 :ルーフェリア訛り ・エルフ語    : 可 : 可 :ルーフェリア訛り ・フェイダン地方語: 可 :不可:ルーフェリア訛り 【判定値】         :技能レベル:能力値ボーナス:合計 『魔物知識』  :  1  :   3   : 4 『先制力』   :  -  :   2   : - 『基本命中力』 :  -  :   3   : - 『追加ダメージ』:  -  :   1   : - 『基本回避力』 :  -  :   2   : - 【装備】 武器         :用法:必筋:命中修正:命中力:威力:C値:追加D ・          :0H: - :  -  : - : - : - : +0 ・          :  :  :    :   :  :  : 防具         :必筋:回避力:防護点: ・ソフトレザー    : 7 : - : 3 : ・ラウンドシールド  : 8 : - : 1 : その他           : - : - : 合計            : 0 : 4 : 【装飾品】 部位 : 装飾品の名称 :効果  頭 :        :  耳 : 〈聖印〉   :  顔 :        :  首 :        : 背中 :        : 右手 :        : 左手 :        :  腰 :        :  足 :        : その他:        : 【所持品】 ・冒険者セット  背負い袋 水袋 毛布 たいまつ 6 火口箱 ロープ10m ナイフ ・着替えセット 1週間分 ・水着 1 ・調理道具セット 1  フライパン お鍋 クッキングスプーン ・食器セット 1  コップ、皿、おわん ・保存食 1週間分 ・救命草 3 ・魔香草 2 ・魔晶石 3点 所持金:486G 【名誉】 名誉アイテム       :点数 ・称号/自称神官漁師(笑):0 ・称号/なんちゃってエルフ:0:(エルフは名誉5でGM許可)※本人は嫌がります(笑) ――――――――――――――――――――――――――――――― 所持名誉点        : 13 合計名誉点        : 13 名声:馬の骨。神殿の一部の人だけ知り合いです。友達の友達は他人という知名度。 【設定概要】 ルーフェリアの首都カナリスに生まれ育ったルーフェリア神官。家業は漁師。水遊びに目がない。 正真正銘エルフではあるが、背が低いため人間に間違われる。本人もそのことを少し気にしている。 ついたあだ名は”なんちゃってエルフ”誰でもひと目で思いつくだろうあだ名。 人間とエルフの間の子のため流暢なフェイダン地方語/エルフ語のルーフェリア訛りで話す。 のんびりしている反面好奇心旺盛、緊張感があまりないため、一見アホの子に見えるが馬鹿ではない。 基本的にお人よしで善人。自発的に善行を行う。ただし、感覚がズレているため奇行が目立つ。田舎者。 趣味は水辺の遊び全般、工作、読書。雨に打たれながら屋外で熟睡できる。一応それなりに年頃の女の子。 超地域密着型キャラ。 ---- ---- ---- ---- ---- 【以下詳細設定について】 長文になってきました。お暇な方は読んで絡んで頂けるとPL喜びます。 初めて同席していただくプレイヤーの方で、セディと既に面識があり、 ある程度彼女の素性を知っているという設定でPCを動かしたい方は どの部分を知っているか一言コンセンサスをお願いします。 無論面識がないのであれば読む必要は一切ありません。 一部公式リプレイ「新米女神の勇者たち」サプリメント「ツアー1ルーフェリア」に掲載されている情報を含む箇所があります。 この設定の一部または全部はリプレイなど公式設定に合わせるため随時変更される可能性があります。 また、この設定の一部または全部をGMが棄却した場合、随時設定消去、変更の可能性があります。 ご了承の程宜しくお願いします。 【超特殊キャラ固有技能】※ネタ注意 レベル:1 ・女神通信<ガールズトーク> 聖印を通して女神ルーフェリアと極めて個人的に対等に会話をすることができる。 ただし、決してその詳しい実態を他の誰かに知られてはいけない。 この技能を使用してゲーム上有利になる情報を知ることはできない。 得られる情報は極めて余計な情報のみに限られる。 この技能を使用して得た情報は、噂レベル、冗談レベル以上の 信憑性をもって他PCと共有することは決して出来ない。 例外としてGMが認める場合に限り、ゲーム内で物語上、またはルールに従い 正当に得た情報をこの方法で得たことにすることは可能である。 また、会話できる時間帯はお互いの極めて個人的な都合により決定する。 会話の開始、終了自体は自由な時間に相互に申請が可能である。 お互いどちらかが会話できない状態で会話を開始しようとした際は、 相手が現在電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないことが確認できる その場合、申告された側はその日時を確認できることがある。 会話が成立した場合はその日時が記録されるが保持できる記録数には限界がある。 会話可能な時間帯はその特性上、結果的に概ね夜に限られる。 【以下詳細設定】 ※一部公式リプレイ「新米女神の勇者たち」サプリメント「ツアー1ルーフェリア」に掲載されている情報を含む箇所があります。  ネタバレと思う方は開かないでください。 #region(close,←開く:ネタバレと思われる箇所がある可能性がありますので、気にされる方は開かないで下さい。) 【詳細設定】 テラスティア大陸南部に位置する「女神の涙」ルーフェリア。300年間外国との交流を持たず、 50年前にやっと開かれた、その国の首都カナリス。水路が張り巡らされ、済んだ水が流れる そんな国に、街にあらゆる水辺を遊び場として彼女は育った。一人っ子。 ミドルネームのルゥはルーフェリアのLU。両親にミドルネームは存在しない。 奇行が目立つ上思考が一般人と少しズレていて、どのような状況でもあまり緊張感がないため アホの子と見られるが、人並み以上に知恵が回らない、知識がないというわけではない。 【父親】 ・メンドン 人間。腕利きの漁師。背は低いが筋肉質で男性的、豪放磊落な性格を持つ。 よく日焼けし「ヒゲを剃ったドワーフか?」と思わせる容姿だが 粗野な雰囲気は持たず、むしろ腕白少年がそのまま大人になったような印象を受ける。 細かいことは気にせず、曲がったことが嫌いなまっすぐな性格の持ち主。 どこの網元にも属さず、個人で生計を立てられるほどの漁の腕前で 船舶の操舵技術、水泳、漁具の扱い全てに置いて一流の腕前を持つ。 新月の夜の湖面を一切迷うことなく舟を動かし、長時間の潜水も可能で エルリュート湖を1人でさまざまな泳法を用い横断縦断したこともあるという。 美しいテノールで巨大な魚をおびき寄せるなど常人離れした特技を持つというが 誰にも話さず自慢もしないため真偽のほどは定かではない。 サメを手づかみで捕るようなことは朝飯前という話も存在する。 事実、カナリスの漁業界では一目置かれる存在ではあるようだ。 無料で鱗落とし、三枚下ろし等の下ごしらえまで行い、直接個人への販売も行うため 水産物に限るが、あらゆる大きさ、形態の魚を捌く腕は料理人を遥かに凌ぐ。 実年齢より少し老けて見えるもののまだ三十路前半。 父親いわく、セディの漁の腕前はまだまだヒヨッコ。あと10年は修行が必要とのこと。 神官ではないものの、湖の恩恵を余す所なく享受し、分け与えようとする姿勢は ルーフェリアの教義に通ずるものがあり、無論一般的なルーフェリア信徒でもある。 セレナが留守がちになると、より長い時間メンドンがセディの面倒を見ていたため 彼女の性格や行動はどちらかというと父親譲りの面が多いように見える。 セディは父メンドンより低身長と底抜けに明るく快活な性格と水辺で生きてゆく知恵と技術を受け継いだ。 ルーフェリア漁業界ではある程度名の知れた有名人。業界での信頼は篤い。 NPCとして登場させる場合は水中適正を持ったエネミーに対して無類の強さを誇る 漁業の達人として扱う。実の娘に関しても教育の一環として直接的な協力はしない。 【母親】 ・セレナ エルフ。エリート神官。物心ついた頃には既に神の声を聞き、初等教育と並行して 神官としての教育を受けた。メンドンより長身でエルフの神官を絵に描いたような 物腰柔らかな女性。神殿で英才教育を受けつつ箱入りで育ったためか多少臆病で ほとんど神殿から出ない生活をしているところをメンドンに無理やり連れ出されて恋に落ちた。 成人してすぐにセディを身ごもり、産後は産休扱いでセディにつきっきりだったのものの ある程度手がかからなくなると神殿の業務に戻り、家を空けがちになった。 戦闘技能を持たない純粋な神官だが10レベル以上の神聖魔法を行使することができる高司祭。 国境神殿の後方支援などでルーフェリア国内をひっきりなしに飛び回っている。メンドンとは同い年。 夫婦喧嘩の際にはひとしきり暴れた後メンドンの理解できないエルフ語で ありとあらゆる悪口を一晩中膝をかかえて呟き続ける悪癖があったため セディが最初に覚えたエルフ語は非常に下品な言葉だったらしい。 敢えて相手の理解できないことを知っている言語で悪口を言うという行為、 また1人で呟く姿勢は平穏と忍耐を尊ぶルーフェリア神官らしい拗ね方と言えば確かにその通りと言える。 その後悪癖を恥じたセレナはセディに徹底的にエルフ語を教え、 今では最初に覚えた言葉が何だったのか記憶は定かではない。 「俺を看取ってくれ」というプロポーズの言葉に応えメンドンと結婚したものの 最近は「とっととリーンカーネーション覚えろよ」と言われているらしい。 プロポーズのエピソードはセディも何度か聞いており、この言葉はストレートで気に入っているという。 たまに帰宅した時にはセディは気を使い家を二人だけにして外出したり、 神殿で会えば仕事の邪魔にならない程度に甘えたりしている時もあるようだ。 セディは母セレナからエルフの端麗な容姿と能力、言語、信仰と神殿での振る舞い、祭祀を受け継いだ。 ルーフェリア本神殿で名前を出せば通る高司祭。子供たちの憧れ国境神殿所属。 NPCとして登場させる場合は12レベルプリースト(ルーフェリア)として扱う。 自称心配性だが根っからののんびりエルフのため放任主義にしか見えない。 【なんちゃってエルフ】 ・伸びない身長 幼い頃から背は低かったが数年前からさらに成長が遅くなり、この1年ほどは1mmも身長が伸びていない。 146cmという低い身長はエルフという高身長な種族において病的ですらあり、 セディ自身も自分はエルフじゃないのかもしれないと不安に思うことがあるらしい。 【剣の加護/優しき水】によって水中に1時間程度潜っていられたり、 水中でも陸上と同じようにものが見えることを父親に話したところ 「俺に似たんだな」と言われさらに不安になったため、父親に暗視能力があるかは怖くて15年間聞けずにいる。 夜の湖底から水面を見上げたときの景色は、昼間隠れている生き物や発光する生き物が泳ぎまわり 闇に縁取られた鏡のような波打つ湖面に夜景や星空、月が映る幻想的な風景は知らない人には想像できないもので 特に気に入っているため、たまに夜中にぼけっと湖底に沈んでいるときがある。 エルフにしかできない芸当だが、幼少よりその容姿から「なんちゃってエルフ」と呼ばれてからかわれていたようだ。 ただ、あくまで愛称としてからかわれていただけで、別段いじめられていたわけというわけではない。 事実、エルフ独特の雰囲気と長い耳を持っているものの、父親譲りの流暢なフェイダン地方語で喋ることも相まって よく人間に間違われることを彼女自身自覚していて、少しだけ気にしている。 片親が人間で朝の早い漁師という職業のため、純粋なエルフよりはかなり時間感覚は細かいものをもっているが 根っこの部分がのんびりしてしまっているのはどうしようもなくエルフ。 【実家】 ・石造り、湖岸にせり出した漁師の家。 カナリスの新神殿地区にあり、ルーフェリア本神殿からは本当に目と鼻の距離。 他の家と同様石造りの他人を受け入れる用意のできた大きめの家で、 湖のせり出す形で葦作りの小屋などが付属する。 家からそのまま桟橋が出ており、浮島や手漕ぎボートも数艘のボートが係留されている。 漁に使う比較的大型のアウトリガー(サイドフロー)を展開できる漁船から 街中の水路を移動するためのゴンドラもある。稀に神殿祭祀用の舟も係留されることがあったようだ。 浮島には棚が設けられ、漁具などが干されている。石造りなものの、地面より一段階高い一枚岩の上に建設されているため 大雨などの増水時にも滅多なことでは床上まで浸水することはない。 岩を繰り抜いて作った地下の小型食料貯蔵庫などがあるが、どうやって繰り抜いたのかはセディも知らない。 少し離れた高台に家庭菜園を持っており、売れるレベルの作物は作れないものの 多少の野菜程度であれば自給できている様子。 神殿に近く、漁師と神官の夫婦という立場上水死体が揚がった際はその回収作業などにも当たっていたため セディはかなり死体や腐臭といったものには動じない程度には慣れている。 肉体もまた土に還り、魂と同様輪廻する、というのは父メンドンの談。 【性格】 ・忠実なるルーフェリア信徒 特に神官になるつもりはなかったものの、幼いころより既に高位神官であった母がいたため その思想的なものは根っからのルーフェリアの教義に沿ったものになっている。 職業神官となった今では「狂信者」と呼べるレベルで、実務経験はさほど長くないものの あらゆる神殿内の雑務から正式な祭祀、神殿の仕事か?と思わせるようなことまで積極的にこなす。 母親にくっついて神殿にはよく来ていたため、内部構造等は下手な高位神官より詳しく知っていたりする。 昔から器用で、神官になる前から簡単な雑品の修理など雑用を好んでしていたようだ。 ルーフェリア教義の三原則、「平穏」「忍耐」「献身」を重んじる思想を持つ。 「平穏」を尊ぶことから、できるだけ穏便にことを済ませたがるが 結果が穏便であれば手段は派手でも構わないと考える場合もある。そのため本人がいつも静かで落ち着いているわけではない。 「忍耐」を尊ぶことから、「待てばそのうちなんとかなるっしょ~」と極めて楽観的な性格のため、思いつきで行動したり、 ひとまず思いついたことを仲間に提案したりする。 「献身」を尊ぶことから迷惑なほどおせっかいになることもしばしばあるが、その笑顔に癒されている人も少なからずいるようだ。 楽観的な性格にもかかわらず、教義に従い最後の備えだけはちゃっかり確保していたり、しっかりした一面を見せることもある。 未来予測能力がないわけではなく、あらゆるケースを想定した中で最も楽観的なケースを想定して行動するタイプ。 ・水遊び大好き 基準は個性的なものの、可愛いものに目が無く、エルリュート湖への愛はテラスティア大陸1位だと自称する。 職務の合間に湖や神殿、町に張り巡らされた水路でザリガニ釣りをしたり、しじみを採っている姿はよく目撃されている。 釣ったザリガニをとても可愛いと愛おしそうに優しく微笑むものの、時には躊躇も容赦もなく食料とする。 もちろん神殿に来訪する信者に振舞うこともたびたびあるが、遠方から初めて来た者などには白い目で見られるようだ。 逆によく知る者の中には湖の幸を余すところなく享受しようとする姿勢、 ザリガニの爪先の肉までキレイに食べる器用さを高く評価する者もいる。 母親にウォーター・ウォーキングをかけてもらっての水上散歩も大好きで、 特に裸足で歩く感触が踏んでも崩れない水ようかんのようで気持ちいいというのがセディの談。 よほどの急ぎの時を除いて裸足で歩くことこそウォーター・ウォーキングの礼儀だというのが持論。 水に飛び込まない日はないというほど毎日水に濡れるため、濡れた着衣に不快感を感じておらず 雨の中笑顔で濡れながら晴れやかに歩いていることもよくあるようだが、濡れたまま入ると迷惑な商店の利用や 濡れたまま誰かの家を訪問するような場合、視界が遮られるような豪雨の際は雨具を使うので常識がないわけではない。 ただ、ゴンドラから身を乗り出して水路から直接水を飲んだり、 雨の日に神殿の屋根の上で熟睡していたりその行動は奇行と捉えられることが多い。 その奇行により「怒っているところを見たことがない」とまで言われるルーフェリア神官”先生”シムニスにまでも 「流石にそれはやめなさい」と半ば呆れられながら叱られたこともあるらしい。 ただ、だからといってセディの神官としての能力や人格までも信用されていないわけではないようだ。 奇行とは裏腹の職務に対する熱心な態度と底抜けに明るい性格、屈託の無い笑顔と笑い声は不思議と見る人に暖かな感情を抱かせる。 【剣の加護/優しき水】により、常に水中では中性浮力(浮きも沈みもしない状態)をとっており、 水中で何も捕まらない状態でも静止することができる。 ・手先が器用 手先が器用で、「赤ん坊の頃、立つより先に釣り針に糸を結んだ」と父親メンドンより言われたことがあるらしい。 そのため、普段着ている神官衣にも水中で動きやすいように工夫した改造を凝らしている。 具体的には手の動きを阻害しないよう分離し、足の動きを阻害しないよう極端に丈をつめている。 その他にも水面で上着を脱ぎ、さらに行動しやすくするために ベルトと外すだけで前後につけた皮袋の浮力で十字型に展開し、下に潜るだけで脱げる構造になっている。 無論、専門家ではないため、試作品を作って機音通りの職人に特注で注文した品である。 ザイアのシンボルを加えたのもこの時で、実は女神ルーフェリア自身の意思に感化されたものであるが、 ルーフェリア本神殿は国政にすら関わっているため、その制服は神殿関係者の偽者が現れるのを防ぐ意味で 専門の職人が作り、その数が厳密に管理されている。そのため、セディが官給品の制服であるということが 分かる範囲内で自分の試作品のように全て水中仕様にしてほしい、と依頼した際には 「本当にいいんですか!?」と何度も確認し、本神殿まで問い合わせすらされたようだ。 これに対しては流石に神殿側も容易に認めるわけにはいかないと問題になった部分もあるが エルリュート湖を抱える湖国ルーフェリアの本神殿において、水中作業は必要となることも多く、 セディの弁を論破できる者はいなかった。最終的には大司教バトエルデン・エラーが 「別にそれくらい構わんだろう。俺は忙しい」と認めたことで 1人しかいない「神殿漁師」の女子制服として許可されることになる。 ただし、まだそういう役職が正式にあるわけではなく、あくまでセディの自称であって 事務手続き上の便宜的なものである。 こういった経緯から、神殿の備品の出納を管理するハンク・ドライセンには 流石に下着までは把握されてないものの、私服の枚数まで把握されている。 今となっては逆に新しい服を買ったとき、着てハンクに見せに行くこともあるという。 ある意味彼の頭痛の種になっているものの、その行為自体はハンクは悪く思ってはいない。 【内緒のお話】 ・女神様とお友達 神官は神託として神の声を聞くことができ、祈りとして神に願いを届けることができる…… これはすなわち神がその気になれば会話が成立することを意味する。 通常そういった例は常識的にありえないし、神が数多の神官の中から1人を見出すこともないだろう。 ただ、セディの場合は神の声を聞き、初めて神を意識して祈りを捧げたその内容が特異すぎたのかもしれない。 セディは最初の祈りで女神ルーフェリアに対し、水遊びの楽しさを語り、分かち合いたいと遊びに誘ったらしい。 その特異さからのインパクトか、それともあまりに無欲な誘いのためか、その日以来ちょくちょくと 神官技能を転用して女神ルーフェリア本体とガールズトークに花を咲かせているという。 ちょうどセディはルーフェリアが生贄となり人族としての楽しみを失ったのと同じ年頃 女神自身もかつて自分が楽しめなかった人族としての人生をセディに託したい気持ちがあるのかもしれない。 交信には神聖魔法の行使のように音声を出す必要もないらしいが、無意識に声が出てしまっているのか 自室に1人のはずなのに歓談し、笑っている声が廊下に漏れていることが知られてしまっている。 しかし、普段から奇行が目立つため、誰も特に気に留めないようだ。 何を笑っていたんだと聞く者もいるが、「女の子の内緒ですよ?」で済まされてしまうらしい。 実際に「神と話す」といった内容を口にしても神官が神の声を聞くことは当然の行為であることから 誰もが単に彼女流の言い回しなんだと解釈してしまうだろう。 水遊びや、スフェラリールの新作ケーキ、外国の流行ブランドの話や時には大司教のぶっちゃけ話など まったくどうでもいい話を女神本人と同年代の友人のように会話しているなんて誰も知る由もない。 故に、それが真実なのか彼女の妄想なのか、その真偽の程は誰にも確かめようがない。 ・分体とは…… これはルーフェリア住人でもほとんどの人間が知らないことだが、ルーフェリア本神殿には リアと名乗る少女の姿をした女神ルーフェリアの分体が暮らしている。 彼女は国体維持、ルーフェリア経済発展のためルーフェリア各地で わりとまめに旅人や冒険者にヒントを与えたりしていることから、 神像に似た少女を目撃した、出会った、といった説話には枚挙にいとまがない。 ただ、実際のところリアはルーフェリア本神殿に普段常駐していて、 楽しげに遊んでいる様子も住人に目撃されている。 セディもリアが女神の分体であることを知った上でよく一緒になって遊んでいるが リアがそのような存在であることを全く表に出さないために、 ただの女神の親戚に当たる子なのかな?と思わせるカムフラージュになっているらしい。 大司教バトエルデンもセディとリアが遊んでいる間は子守から解放されるため セレナもセディも神官として信用に足るということで、特に身内を疑うこともなく その関係を黙認しているらしい。 【信仰】 ・即戦力即採用 神官技能を手に入れたきっかけは偶然といってもよいレベルで、遊んでいるときに何かのはずみで神の声がきこえたというもの。 母がエリート神官だったため、ある意味自然に英才教育も受けていたし、神官としての素養もあったようだ。 物心ついたころからルーフェリア信仰に疑問を抱かず自然と教義に従う生活をしていたし、少女という親しみやすい姿の 神像には慣れ親しんでいた。真似をして髪を伸ばしたりもしていた。 女神ルーフェリアの声が初めて聞こえたときは空耳かと思い、 2度3度と聞こえる度に確信に変わり集中して聞いてみると声に聞こえた。 試しに母の身につけていた聖印の1つに触れてみるとその声ははっきりと聞こえるようになった。 そして、セディは祈った。 女神と会話ができ、話しが合うと確信したとき、それは絶対的な狂信とも呼べる信仰と言えるものになった。 母の聖印に触れたその日、その足で徒歩3分のルーフェリア本神殿に赴き、その聖印で神聖魔法を行使して見せた。 通常神官は厳しい修行と祈りの日々の末に神の声を聞くもので、 ルーフェリアでは本神殿に付属する学校の高等教育課程を修了するか同等の学力を示し、信心を証明し誓うことで 初めて見習い神官として神殿に仕えることが許される。 そこから厳しい修行の日々が始まり、資質を持たぬものは一生神の声を聞くこともできない。 その点セディは神殿に仕えたいと神殿を訪れた時点でその全てを終わらせていることを証明して見せた。 絵本代わりに読んでいた経典は丸暗記しており、幼いころから母の祭祀を見ていたためあらゆる職務で即戦力ぶりを示してみせた。 出自もはっきりしており、何より彼女の母親セレナは高位神官であるため、信頼もある。幼い頃から知っている者もいる。 無論正式な手続きを経ずとも母親に頼んでレベレイションの奇跡を受けたいというのであれば母親が断る理由もなく そうなれば神殿側も認めない理由がまったく見つからない。 こうしてセディは異例の「修行なし、見習い期間なし、手続きなし」のインスタント正神官となった。 彼女の信心の根拠には、何より直接女神と話しているという絶対的な友情ともいえる感情があるため 多少他の神官とズレた信仰心を持っているように思わせることが多々あるものの、根拠がはっきりしているため その話す信仰、教義には全くブレも矛盾もなく、強い説得力を持ち、より高位の神官さえも唸らせてしまうこともままあるらしい。 ・神官としての振る舞い・思想 祭祀にあたりルーフェリアを称え、敬称や言葉を乱すことなどまったくなく、滞りなく執り行うことができるため 職業経験は浅いもののよくその時に人手が足りない部署からの要請であらゆる仕事を手がけているようだ。 無論中には職業経験がなければわからないこともあったが、生来の飲み込みの速さからすぐに一通りはできるようになったらしい。 水辺での奇行を除けばいつも笑顔を絶やさず、落ち着いた丁寧な口調で話すものの、親しい間柄になると 歳相応にふてくされてみせたり、多少言葉がくだけたりするようだ。 ただ、誰とでも仲良く接する分、特別に親しい友人、というのはそう多くないらしい。 他の神、特に直系にあたるザイアやライフォスに対しての敬意も忘れることがなく、初めて訪れる土地であれば よほど急いだ優先事項でもない限りまず挨拶に向う、といったことをごくごく当たり前のことと思い自然に行っている。 穢れを忌避、甦りを推奨しないのは他のルミエル陣営の神々と変わらないが、特に強く否定しているわけではない。 種族を問わず、貴卑を問わず、浄不浄を問わず、信不信を問わず正しい生活をすれば救いの日は来ると信じている。 特にたとえ蛮族、果てはアンデッドになってしまっても魂が救済されるチャンスはあると信じるほどのお人よし。 ただ、蛮族がルーフェリアを信仰し、神格が変容してしまうような事態に関しては決して容認することはない。 そのため、イグニスに連なる神々は別として、その他の神々の信者やラクシアにはあまりいないが、 ルーンフォークなどの無神論者にも基本的に同じように親切に接する。 襲ってくるような相手などであれば、基本的には「救われるチャンスがあるのに自ら選択しないことを覚悟した」 相手と認識し、そのような場合は容赦しない。誰でも救われるとは信じているものの 「何をしても救われる」とは当然まったくおもっていない。 魂の救済といった意味とは別に、女神ルーフェリアを「研究対象」とした神学者たちにはきわめて非協力的で セディ曰く「信仰上の問題」ではなく「デリカシーの問題」だということらしい。 女神ルーフェリアを神として認識するとともに1個人としても認識している彼女らしい言い草である。 【旅立ち】 ・冒険者になろう セディが冒険者になろうと決めた最大の理由は女神本体と同じ神という立場で一緒に遊びたいという動機によるもの。 要するに実際は「神になること」が目的の最も野心溢れる冒険者の1人とも言える。 冒険者として徳を積むことは神官として最も手っ取り早い修行法でもあり 運がよければ始まりの剣を見つけることもできるかもしれない。それが冒険者を選んだ理由だが、 一般人ならまだしも、神になりたいというのは通常神官が望んでいい願望ではない。 ただ、女神ルーフェリア自身もう1体の分体ルーを冒険者ジーク達に救われている経緯もあり セディの動機が「自分の最大の財産である水遊びの楽しみ」を「女神本人と分かち合いたい」、 財を蓄えすぎず分け与えることを美徳とするルーフェリア教義に合致することから、これを認めているようだ。 通常の神官が行う神聖魔法という”見返りを期待した”「奉仕」の祈りではなく、 それを超越した見返りを求めない「女神の幸せのための祈り」を毎日行うセディは 女神ルーフェリアにとっても楽しみな存在なのかもしれない。 そのために宣教師として外国への布教、新しい信者が間違った信仰をしていないかの視察、 そしてルーフェリアの経済発展の糸口を見つけるために 神殿に籍を残したまま冒険者となる許可を取るのであった。 女神本人から大司教バトエルデン・エラーに口利きがあったのか、即認められ、 ひとまずカナリス旧水路地区にあるルーフェリア唯一の冒険者の店「水晶の欠片亭」の門を叩くのだった。 遠出せずにカナリス滞在時や帰国時は神殿や実家に寝泊りし、神殿業務も積極的にこなしている。 大雨の中での屋外作業など、水が得意なエルフですら嫌な顔をしてしまうような仕事ですら 喜んでやるセディから神殿で手伝う仕事が無くなることはまずないようだ。 ちなみに通常の信者は信仰の力として1日につき0.1MPほどのマナを信仰している神に捧げることになるのだが セディの場合無意識に寝る前のMPが全快するタイミングの直前にその日残った全マナをルーフェリアに捧げている。 彼女が冒険の末、神になれるかどうかについては神すらも知りえないこと。 ただ、彼女がその目的のため努力できる時間は種族の平均寿命を考えると ルーフェリアが女神になってから現在までよりまだまだ長い時間が残されていることから 非常に楽観的に構え、今日も冒険を楽しんでいる。 さあ、今日はどこへ行こう? #endregion 【セッション参加履歴】 『少年とイズマル王国の秘宝』経験点:1800点 戦利品等:468G 名誉点:13点 生命 #comment(noname)

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