第60話 ナッナッナイスな救出作戦

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とある幼稚園…
「バイバーイ、おばちゃん♪」
園児たちが仲良く手を振る。おばちゃんと言われて手を振り返すのは、かつて魔女と呼ばれていたバンドーラだ。
バンドーラ「はいはい、またね♪
      フフフ、子供っていうのはホントに可愛いねえ…」
ブックバック「バ、バンドーラ様…この子がオムツびしょびしょで…」
トットパット「何やってんだもう!!その子は貸せと言っているじゃないか」
バンドーラ「あーもう、うるさいね。子供が泣いてるじゃないか!!
      ほーらよしよし、おしめ取り替えましょうねー」
ラミイ「大変です、バンドーラ様!!」
バンドーラ「今度は何だい!!」
グリフォーザー「何者かが子供をさらっていきました!」
バンドーラ「な、なんだってーーーーーー!」
思わず赤ちゃんを落としそうになるバンドーラ。トットパットが慌ててキャッチする。
バンドーラ「どこのどいつだい、そんなことするのは」

「我々だ!!」

一同が空を見ると、ザゴン星人の腕の中に子供たちが捕らえられている。
ザゴン星人「フッフッフ…子供たちはあずかった。返してほしくば取りにこい!」
そう言って消えていくザゴン星人。バンドーラの目に怒りの炎が灯った。

バンドーラ「キーーーッ、クヤシー!あいつらを追うよ!」
プリプリカン「じゃが、どうやって追えばいいんじゃ?」
全員「うーん…」

「我々にお任せください!」
駆けつけたのはGOKAZOKU隊のリーダー、夢星銀河だ。
銀河「ザゴン星人の事は我々が一番良く知っています。是非お手伝いをさせてください」
バンドーラ「お安い御用さ。…だけどね、一つ条件があるよ」
銀河「…条件?」
バンドーラ「あたし達も連れていきな!!」
銀河「わかりました。…でも、この赤ちゃんは?」
ラミイ「私たちが世話するわ。さあ、早く!!」
しかし、この時誰も気づいていなかった…
赤ちゃんの正体は、「悪魔っ子」だったことに…


地球の軌道上に浮かぶミステリアンの宇宙ステーション。
当然フィールドをはり巡らし地球防衛軍のレーダーに映る事はない。
この中でレディベンゼン星人、ミステリアン、ガルタン大王、ギロチン帝王、ゴア達は計画
を進めていた。

レディベンゼン星人「ねー、そんな子供達さらってきて、ホントに役に立つの?」
ミステリアン「子供達の脳波は重要な動力源になるのです…この怪獣コントローラーのね」
ガルタン大王「このコントローラーさえあれば、地球の怪獣は大暴れというわけか」
ギロチン帝王「その隙に地球上のスーパーロボット達を殲滅し、地球を征服する…完璧だ」
ゴア「そのとおり!!…モンスター教授、ぬかりはないな?」
モンスター教授「…もちろん。星王バズー様のご指示のとおりに」
バズ-「計画は順調のようだな。」
そこに、宇宙ステーションよりも巨大な星王バズーの立体映像が現われた。
「これはバズ-様」
その姿を見て膝を付く一同。
ガルダン「はっ、ザゴン星人が子供達を次々と集めて来ております」
バズ-「うむ、では、地球攻略はお前達に任せる」
レディベンゼン「えっ、バズ-ちゃんはどうするの?」
バズ-「余は、余の宇宙支配の最大の障害となるウルトラの星を滅ぼしに行って来る」
ガルダン「なんと、ウルトラの星を!」
レディベンゼン「さすがバズ-ちゃん、やっるぅ」
バズ-「ギルーク手筈はどうなっておる?」
ギルーク「はっ、我らと同盟を結んだバット星、テンペラ-星の船団が出撃の準備をしております」
バズ-「うむ、ではギルークよ。お前は計画通りアマンガ星を攻めるのだ」
ギルーク「はっ、かならずや裏切り者シーマを始末してみせます」


未だに激しい爆発の続くコンビナート…京浜工業地帯。
宇宙怪獣バイラスとバトルフィーバーロボ、ジャイアントロボとの戦いが始まった。
巨大な斧・フィーバーアックスでバイラスに斬りつけるバトルフィーバーロボ。
だが、逆にフィーバーアックスの方が破壊されてしまった。
「…何て硬さだ!」

続いてジャイアントロボが前に出る。
「怪獣を投げ飛ばせ、ロボ!」
U7こと草間大作の命令でバイラスに掴み掛かるジャイアントロボ。
しかしバイラスの4本の腕に動きを奪われ転倒してしまう。
「あっ、ロボ!」
それと同時に爆発が起き、爆炎でジャイアントロボを見失うU7。

「ジャイアントロボを助けよう、クロスフィーバー!」
両足に装備されている短剣を投げつけるバトルフィーバーロボ。
バイラスの頭部に命中。
「やったか!?」
だが、ガメラの腹を貫いたこのバイラスの頑丈な頭には通用しなかった。

そのバイラスの頭が今度はバトルフィーバーロボに向けられる。
「うわあぁぁぁっ!」
吹き飛ばされるバトルフィーバーロボ。
激しい衝撃がコクピットのバトルフィーバー隊を襲う。
「ダメだ、もう一発喰らっては耐えられないっ!」
「くそっ…!」
再びバイラスがバトルフィーバーロボに狙いを定めたその時。
ザバアァァァァンッ!
突如、海中から巨大な影が出現する。
「パオォォォォォ…」
その影の背中には数千本のトゲ、そして頭部にもトゲがある。
暴竜怪獣アンギラスだ。

その様子をモニターで見ていた嵐山長官は驚愕する。
「なぜアンギラスが…小笠原の怪獣ランドで暮らしているはずが…
 むっ…すぐ怪獣ランドと連絡を取ってくれ!」
通信兵に指令を出す嵐山長官。
「ダメです、繋がりません!」
「くっ…一体何が…」
一度キラアク星人の侵略を受けた怪獣ランドは警備が強化されているはずだった。

上陸したアンギラスはバイラスに突進し跳ね飛ばした。
「助けてくれるのか…?」
その隙にバトルフィーバーロボを立ち上がられるバトルジャパン。
だが次の標的は、そのバトルフィーバーロボだった。
アンギラスの尻尾の一撃がバトルフィーバーロボに命中する。
「大丈夫か、みんな!」
通信で呼びかける嵐山長官、それに応えるバトルジャパン。
「は…はい、何とか。」
「アンギラスの目的は一体…好き勝手に暴れているだけなのか…?」
同室にいる夢野博士も口を開く。
「他の怪獣たちは?」
「分かりませ…あっ、モスクワにラドンが現れました!」
通信兵の報告に驚く夢野博士。
「ラドンも!? 何てことだ…」

そこへ今度はダイブハンガーからの通信が入る。
「イルマです、ロンドンにマンダ、パリにゴロザウルスとバラゴンが出現しました。現在TPCヨーロッパ支部が出動しています」
イルマ隊長の報告に呆然とする嵐山長官。
「何てことだ…」
「嵐山長官、他の怪獣たちも世界の何処かで暴れている可能性が高い。」
「そうだ…鏑矢諸島の怪獣保護地区は…?」
鏑矢諸島にもSRCの保護した怪獣が住んでいる。
「はい、現在の所異常はないようです」
「そうか…良かった」

「電光剣!」
バトルフィーバーロボは必殺武器・電光剣を取り出した。
その一振りがバイラスの腕の1本を切り裂く。
「よし、トドメだっ!」
電光剣にエネルギーが集中する…。
『電光剣唐竹割り!』
バシュッ!
宇宙怪獣は真っ二つになり爆散した。

だが戦いはまだ終わっていない。
「パオォォォォッ」
アンギラスがバトルフィーバーロボに飛び掛る。
バトルフィーバーロボの腕に噛み付くアンギラス。
よろめいたバトルフィーバーロボは電光剣を落としてしまう。
「…しまった!」
だがその時、ミサイル攻撃がアンギラスに命中する。
ジャイアントロボのロケット弾だ。
「ロボ!バトルフィーバーロボを助けるんだ!」
U7の命令でアンギラスに向かうジャイアントロボだが、尻尾の攻撃に吹き飛ばされる。
続いてアンギラスはバトルフィーバーロボに突進する。
「く…脱出だ!」
バトルジャパンの声にバトルフィーバーロボから飛び出すバトルフィーバー隊。
アンギラスとバトルフィーバーロボの2体は、そのまま海面に落下。
そのまま沈んでしまった…。

「やったー、あの変なロボを倒したわ~!」
この戦いをモニターごしに見ている者たちがいた。
「ウァッハッハ…これが怪獣コントローラーの力だ」
ここは小笠原諸島の怪獣ランド。すでにここは、レディベンゼン星人とモンスター教授に占拠されていた。
「実験は大成功ね、わざわざ宇宙ステーションから降りて来たかいがあったわ」
…とレディベンゼン星人、そこへザゴン星人が入って来た。

「また子供たちを、さらって来てやったぜ。」
「うむ…ザゴン星人、さらってきた子どもたちは?」
入って来たザゴン星人に尋ねるモンスター教授。
「あぁ、この下の牢に閉じ込めてある」
「よし…では次は憎きスパイダーマンの所へクモンガでも送り込むとするか…。
 子どもたちを使って怪獣コントローラーを本発動させるぞ!」
そう言ってモンスター教授が地下牢へ降りようとした時…
「ねぇ、ちょっと、この島に何か近づいてるわよ!?」
レディベンゼン星人の声に驚くザゴン星人とモンスター教授。
「何だと!?」
「つけられたな…ザゴン星人…」

そう…怪獣ランドにはヘキサジェットが近づいていた。
「ちょ、ちょっと、どうするのよ教授?島の怪獣は全部世界中に出しちゃて、ここはもぬけの殻よ。
このままじゃ、奴らに踏み込まれわよ!」
「ふっ、心配するな。わしがそんな手抜かりなことはせん」
モニターに映るヘキサキジェットに慌てるレディーベンゼンにそう言い、モンスター教授は一つのボタンを押すと、大地が揺れ地中から巨大化したマシーンベム暴君竜、双頭鬼、幻妖虫が出現した。

「うわぁー、すっごーい!! さすが教授。後をつけられた、どっかの誰かさんとは大違いね」
「ムッ」
それを聞いてザゴン星人はムッとした。
「行け、マシーンベム達よ。奴らを叩き潰せ!」

島へと近づいたヘキサジェットを、突如ミサイルが襲った。
「何っ!?」
「ちょっと…どうしたっていうんだい!?」
コックピットの中、慌てたバンドーラが夢星銀河に尋ねる。
「くっ…右翼に命中してしまった…不時着します!」

怪獣ランドの海岸に不時着するヘキサジェットだが、そこへ3体の巨大マシーンベムが向かっていた。

「ばばば…バンドーラ様、あれをっ!?」
その3つの巨大な影を見つけたトットバットが大声をあげる。
「むっ…いけない!逃げましょう!」
駆け出す夢星銀河にバンドーラ、トットバット、フックバック、プリプリカンが続く。
しかし3体の巨大マシーンベムも追いかけて来た。

「ハァハァ…一体どうすりゃいいんだい!?」
「あっ、バンド~ラ様、あれを~!」
少し間の抜けた声をあげながら、フックバックが山を指差す。
「むっ…あんな所に洞窟が!あそこに逃げ込むのじゃっ!」

山の斜面に開いた洞窟へと駈ける5人。
だが、突然バンドーラが声をあげて、すっ転んだ。
「あいたあぁぁっ、一体なんじゃ!?」
「バンドーラ様、大丈夫ですか!?」
見ると、バンドーラの足には植物の葉が絡みついていた。

「これは…怪奇植物スフラン!危ない!」
銀河はナイススターガンを取り出し、スフランを攻撃した。
その一撃を食らい、スフランは焼き切れた。
「さぁ、行きましょう!」
5人は洞窟へと到着した。

「モンスター教授、奴ら洞窟の中に入っちゃったわよ?」
「おのれ、山ごと破壊してしまえっ!」
レディベンゼン星人に言われ、モンスター教授はマシーンベムたちに指令を出す。

硬い甲冑を持つ暴君竜が山へと体当たりを始める。
大きな揺れが洞窟の中のバンドーラたちを襲った。
「ひいぃぃぃぃっ、バンドーラ様、このままでは!」
「静かにおし、トットバット!あぁ、一体どうすれば…」
「ここで待っていて下さい、外の様子を見て来ます!」
そう言うと銀河は、洞窟の外へと出て行った。

そして銀河はGOKAZOKU隊の誇る万能通信機ナイスドリーマーをかざす。
すると、中からチョコレートのような物体が出て来た。
それを銀河が口の中に入れた途端…

「ウルトラマンナーイスッ!」
3体の巨大マシーンベムの前にTOY一番星よりやって来た正義のウルトラ戦士・ウルトラマンナイスが現れた!

「ナッ!」
ナイスの必殺技・パパパンチがヒットし、吹き飛ばされる双頭鬼。
「グアァァァァァッ!」
続いて、キキキックが幻妖虫に命中。
「ナッ!」
倒れる幻妖虫を見て、ナイスはいつもの親指ポーズを決める。

だが、ナイスを暴君竜のミサイルが襲う。
「ナァァァッ!」
苦しむナイス、起き上がった双頭鬼・幻妖虫も襲い掛かった。

バンドーラたちは、その様子を洞窟内から見上げていた。
「バンドーラ様、このままではあの巨人が負けてしまいますよ!」
「うぅぅぅっ、がんばるのじゃ~っ!」
「あ、バンドーラ様、あれを!」
「えっ!?」
バンドーラが見ると、空から2つの影が飛んで飛来してきた。

「ナバロン砲!」
「ロケット弾だ、ロボ!」
「ま゛っ!」
空対地攻撃が3体の巨大マシーンベムを襲う。

2つの影とはバトルシャークとU7を手のひらに乗せたジャイアントロボだった。
京浜工業地帯でバイラスを倒した彼らは、嵐山長官らの指示により怪獣ランドへと来たのだった。

「投げ飛ばせ、ロボ!」
遅れて降りて来たU7がジャイアントロボに命令する。
ジャイアントロボは双頭鬼を掴むと幻妖虫に向かって投げつけた。
「グワアァァァッ!」
起き上がろうともがく2体のマシーンベム。

「させるか、ナバロン砲!」
バトルシャークからの光線が放たれ、2体に命中。
大爆発を起こして消滅した。

一方、暴君竜と戦うウルトラマンナイス。
暴君竜が振り下ろす鎌を避け、パパパッドを決める。
「ギャアッ!」
怯む暴君竜。

腕をクロスさせるナイス、トドメのベリーナイス光線だ。
「ナッ!」

………。

…だが、何も起こらない。
「ナッ…ナッ!?」
慌てるナイス。体勢を立て直した暴君竜が突進してくる!

「ナッ?」
…と、ナイスが首を傾げた瞬間、光線が…出た。
「グアアァァッ!」
暴君竜に見事命中、爆発四散した。

戦いの後、バンドーラたちが隠れていた洞窟の付近にバトルシャークが着陸。
中からバトルフィーバー隊の5人が降りてくる。
続いて、U7がジャイアントロボと共に現れる。

「やりましたね、みなさん!」
「あぁ」
U7の言葉にバトルジャパンが返事する。
「ふぅ…助かったよ、それよりアイツは…?」
そう言いながらバンドーラが辺りを見回す。
「アイツ」とは様子を見ると言って消えた夢野銀河のことだ。

「あ、バンドーラ様、あそこです!」
トットバットが遠くを指差しながら叫ぶ。
見ると、ボロボロになった銀河が歩いて来た。

「みなさん、大丈夫のようですね…」
「全く威勢よく飛び出して行ったと思ったら…情けないったらありゃしないよ!」
バンドーラに散々言われる銀河。

「ふんっ…あっけなさすぎる!」
場所は変わって島の管理センター。
ザゴン星人がモンスター教授に吐き捨てるように言った。
「こんなことならオレが出て行くべきだった!」
その言葉には憎きウルトラマンナイスへの恨みがこもっている。

「フフフ…あやつらはしょせん囮だ!」
「え、どういうことなの?」
レディベンゼン星人がモンスター教授に尋ねる。

「マシーンベムたちはただの時間稼ぎ…そう、オーストラリアを襲撃させる予定だった怪獣たちを呼び戻すまでのな…いけぃっ、ヤツらを倒せ!!」

その瞬間、島を大きな揺れが襲った。

「ななな…一体なんじゃ!?」
「何事だ!?」

ドガガガガガッ…!

そして大きな音と共に地割れが起きる。
地割れはどんどん広がり、銀河たちの元へと迫って来た。
「危ない!」

…と、次の瞬間、裂け目がバトルシャークとジャイアントロボを飲み込んだ。
「あぁ、オレたちのバトルシャークが!?」
「あっロボ、飛ぶんだ!」
だが時既に遅く、バトルシャークとジャイアントロボは地割れへと落ちて行った。

「ロボ~っ!」
裂け目へと向かおうとするU7。
「ダメだ、危なすぎる!」
その手を掴んでバトルジャパンが止める。
「んん、なんだいありゃ!?」
バンドーラが、地割れの中に3つの巨大な影を発見する。

そして地割れから…クモンガ、ガバラ、チタノザウルスが出現した。
「な…なんなんだい、あの怪獣は!?」
「3匹とも、この怪獣ランドで飼育されていた怪獣たちだ…来る!みんな、逃げるんだ!」

「キイィアァァッ!」
雄たけびとともにチタノザウルスが尻尾を振り、突風を起こす。
「うわっ!」
「吹き飛ばされてしまう!」
何とか踏みとどまるバトルジャパンたち。
そこへクモンガ、ガバラの2大怪獣が突進してくる。

銀河はナイスターガンを取り出すと2大怪獣に向かって撃つ。
「フュッ!」
クモンガの足に命中、一瞬怯む。
「僕も戦うぞ!」
U7こと大作も、ユニコーン隊員銃を取り出しガバラに向けて放つ。

「よし、オレたちも…ペンタフォースだ!」
「おう!」
バトルフランスがバトルジャパンに向かって言う。
「待った!」
だが、それを銀河が止めた。

「ここは私と大作君に任せて、みなさんは島の管理センターへ!」
「管理センター?何でそんなとこに行かなきゃならないんだい?」
「この島は侵略者にのっとられている…とすると、ザゴン星人にさらわれた子供たちもそこにいるはずです! 子供たちさえ救えれば、島から脱出できる!」
「なんだって、よ~し、あたしに任せな!」
バンドーラが気合を込めて言う。

「しかし、2人で怪獣と戦うのは…」
「いや、それが一番懸命な判断だ。」
「どういうことだ?」
バトルコサックの言った言葉にバトルジャパンが聞き返す。
「世界各地を襲っている怪獣たちは、何者かにコントロールされている可能性があると嵐山長官が言っていたが、その何者かが管理センターにいるはずだ。
 全てのデータが、この島がそいつらの本拠地であることを示している。」
「なるほど…管理センターにいる連中を倒せば、あの3匹を止められるというわけか!」
「じゃあ、戦っている2人のためにも管理センターへ急ぎましょ!」
「おぅっ!」
バトルフィーバー隊、バンドーラ、トットバット、フックバック、プリプリカンの9人は怪獣ランドの管理センターへ向かって駆け出した。

だが、それを目で追っていたガバラが9人に向かってガバラが岩石を投げる。
「危ない!」
危機一髪、銀河の放ったナイスターガンの一撃が粉砕される。
それに怒ったのか、ガバラが銀河に襲い掛かる。
巨腕が銀河を吹き飛ばした。
「うわあぁぁぁっ!」
「あぁっ!」
そのまま崖下に落ちて行く銀河。
「くっ…よくも!」
残った大作はガバラを攻撃するが…。

一方、管理センターへと向かって進む9人の前には無数の鉄十字団の戦闘員・ニンダーが立ち塞がっていた。

「ウェーハッハッハ!思い知ったか地球人ども!」
管理センター内に、モンスター教授の笑い声がこだまする。
モンスター教授、レディベンゼン星人、ザゴン星人の向く方向にはモニターがあり、
そこには3大怪獣に追い詰められた大作少年が映っていた。
「さぁ、チタノザウルス、踏み潰してしまえ!」
だが、次の瞬間、モニターが光った。
「な…なんなの!?」
「ムッ…!」
ザゴン星人が動揺する。
光が収まると、そこにはウルトラマンナイスが立っていた。

「ナッ!」
大作少年を踏み潰そうとしていたチタノザウルスをキキキックで吹き飛ばすナイス。
続いてパパパンチをガバラにお見舞いする。

「おのれぇ、ナイスめ!こうなったらオレが行く!」
その様子を見ていたザゴン星人はそう言いながら、管理センターを出て行った。

続いてクモンガと対峙するウルトラマンナイス。
クモンガの毒針はカマキラスをも一撃で倒すほどの威力があり、
たとえウルトラ戦士と言えどもひとたまりもない。
「ナッ…!」
近づくに近づけないナイス。
「フュッ…フュッ!」
そんなウルトラマンナイスにクモンガは毒糸を吹きかける。
「ナッ!」
毒糸がナイスに絡まりつく、身動きが取れなくなるナイス。
そこへ…クモンガが襲い掛かった…!

身構えるウルトラマンナイス…。

だが、ドサッという音ともに倒れたのはクモンガの方だった。

『麻酔弾命中、クモンガ倒れました。』
ナイスが見上げると、そこには赤と青の巨大な戦闘機が2機飛んでいた。

「すごいですよ、ドイガキ隊員の作った強力麻酔弾、あのクモンガを一撃で眠らせちゃうなんて…!」
「いや~、それほどでも…」
「ドイガキ隊員、アヤノ隊員、まだ怪獣は残ってるわ、気を付けて!」
「了解、リーダー!」

「あれは…チームEYESのテックスピナー!」
空を見上げながら大作少年が言った。

「麻酔弾発射!」
続いてシノブ、アヤノの乗るテックスピナー2号から発射された麻酔弾がチタノザウルスに命中。響きを立ててチタノザウルスも倒れる。

「よし、後はガバラだけだ!」
ドイガキの乗るテックスピナー1号がガバラの方を向くが、テックスピナー1号を背後から怪光線が襲った。
「うわあぁぁぁっ、不時着します!!」
落下して行くテックスピナー1号。

「何っ?」
「ナッ!?」
シノブ、ウルトラマンナイスが振り返ると…
「ウルトラマンナイス、覚悟しろ!」
巨大化したザゴン星人が立っていた。


鉄十字団の戦闘員・ニンダーの大群に遭遇したバトルフィーバー隊とバンドーラたち。
「どけっ!」
槍を手にニンダーを斬り倒して行くバトルジャパン。残る4人のバトルフィーバー隊も同じくニンダーたちを蹴散らしていく。

ニンダー個人の戦闘力はバトルフィーバー隊の敵ではないが、圧倒的な数に加え、一刻を争う事態である。
とても全てを倒している時間などない。
「くっ…こいつら一体何匹いるんだ!?」
14体を倒したところでバトルコサックがそう言った、その時。

「あたしに任せときな!」
一際大きな声でバンドーラが叫んだ。
「確かにあたしは、今は魔法が使えない…」
そう、かつては大魔女とまで呼ばれたバンドーラだが、
ジュウレンジャーとの戦いで魔力を失ってしまっている。
「だが…プリプリカン!」

そう呼ばれると、バンドーラの背後に隠れるようにいたプリプリカンが出て来た。
「えぇっ、私ですか!?
「プリプリカン、あれを!」
「はいはい…全く人遣いが荒いんだから、プリプリ…えぇいっ!」
そう言ってプリプリカンは無数の土塊をニンダーたちに投げつけた。

ポンッポンッとニンダーたちの体にぶつかり地面に落ちる。
もちろん、そんなものがニンダーに効くはずもない。
「…?」
「なんだこれは?」
そう言って1人のニンダーが地面に落ちた土塊を手に取ろうとした時、
突如として土塊が大きく膨れ上がり、人の形を取った。
「!?」
混乱するニンダーたちを、人型になった土塊が襲い掛かった。

「やれぇ、ゴーレム兵!」
それを応援するバンドーラ。
ゴーレム兵とは、バンドーラの手先として何度もジュウレンジャーたちを苦しめた兵士である。

「ここはこいつらに任せて、あたしたちは先に進むよ!」
「あ…あぁ…」
すっかり戦観客となっていたバトルフィーバー隊の5人は、そう答えるしかなかった…。


「くらえっ!」
猛毒宇宙人・ザゴン星人の腕から発射された赤い怪光線がゼアスを襲う。
「ナッ!」
側転し、光線を避けるゼアス…だが、その向こうにはガバラが!

「グォッ!」
ガバラがゼアス足に掴み掛かり、さらに投げ飛ばした。
「ナアァッ!」
ちょっと情けない声を上げながら、岩山に激突するナイス。
「トドメだ…」
そしてザゴン星人はそう言いながらナイスの方へと向かって行く…。

「そうよ、その調子よ、ザゴン星人~♪」
管理センター内、レディベンゼン星人とモンスター教授の見物は未だに続いていた。
「フフフ…バトルフィーバーとか言う連中は、今にニンダーどもがヤツらの首を持って戻ってくるだろう。
 後は、あの巨人だけだ、ヤツさえ倒せば、この島の秘密を知る者はいなくなる!
 そしてスパイダーマン…レオパルドン、次は貴様だ!」

2人は完全にナイスとザゴン星人のバトルに気を取られていた。
既に管理センター内に進入されているとも知らずに…。

「言え、さらわれた子供たちは何処にいる!?」
センター内の見張りのニンダーの首根っこを掴みかかるバトルジャパン。
「言わないとあたしの魔法で粉みじんにしてやるよ!」
そのニンダーの顔面に愛用の杖・ドーラセプターをかざすバンドーラ。
もちろん魔法など使えないのだが。
「こ…子供たちは、ここの職員たちとともに地下の牢屋に…」
観念したニンダーが言った。
「あたしたちは子供たちを助けに地下に行くよ!」
「よし、ではオレたちはメインルームへ行こう!
 世界中で暴れている怪獣たちを操っているヤツらを見つけ出すんだ!」

バンドーラ、トットバット、フックバック、プリプリカンの4人は階段で地下へと向かった。
途中にニンダーと出くわしたが、またしてもゴーレム兵を使って切り抜けた。

そして最下層に降りて来た。
大きな扉…その前には十数人のニンダーがいる、おそらくここが地下牢の扉だろう。
「バンドーラ様、ここは慎重に…まずは作戦を…」
…と、トットバットが言い終わる前に既にバンドーラは杖を手に持ち走り出していた。

扉の番をしていたニンダーたちは全てバンドーラ1人に倒され、4人は中へと入った。
そこには鉄格子があり、中には数人の子供たちとこの島の職員と思われる男女数名がいた。
その中の1人の女性が前に出て来て、バンドーラたちに話しかけた。
「私は怪獣ランドの責任者の真鍋です…あなたたちは?」
だが、バンドーラは…。
「お~、怖かったかい?もう大丈夫だよ~。」
怯える子供たちに必死に笑顔で話しかけていた。
「お前達、何やってんだい!」
子供達を助けるために研究室に突入したバンドーラは、目の前の 光景を目にするや怒りの声を上げだ。
研究室の中央に置かれた巨大な機械の周りに、椅子に固定された多くの子供達が、頭にヘルメットの ような装置をかぶせられ苦悶の表情を浮かべていたのであった。

そう、この機械こそが怪獣をコントロールするためのコントロール波を子供達の脳波から 抽出する機械なのであった。
脳波を抽出するためには、子供達に多大な負担をかけるため、脳波を抽出されている子供達は、苦悶の表情を浮かべ、衰弱しきっていたのであった。
そして、部屋の片隅には、体力を消耗して、虫の息同然の使えなくなった子供達が、ボロキレのように無造作に放置されていたのであった。
「侵入者だ、殺せ!」
当然のごとく気付かれたバンドーラ達に、部屋にいたニンダー達が襲い掛かった。

「デュアッチチ」ガク。
ガバラに投げ飛ばされ、岩山に激突したナイスは、その衝撃で落ちてきた岩石を頭にぶつけて気を失ってしまった。
「ククク、これで最後だな」
気を失ったナイスにゆっくりと近付いて行くザゴン星人。
「んっ?」
突然、背後から攻撃を受けた。
墜落した機から脱出してきたシノブと共に、ドイガキ、アヤノが銃でザゴン星人に攻撃を開始していたのであった。
「星人をウルトラマンから引き離すのよ!」
「了解!」
ウルトラマンか注意をそらさうと攻撃を続けるシノブ達。
だが、
「クワワワワワーーー」
「リッ、リーダー!」
そこへ、ガバラが襲い掛かってきた。

指令室を目指すバトルフィーバー達。
突然、彼等の前に壁が降りてきた。
「くっ、戻れ」
戻ろうとするも、背後からも壁が降りてきて、バトルフィーバー達は閉じ込められてしまった。
そして、そこへ、天井から電撃が彼等を襲った。
「バカめ、気付かなかったと思うのか」
モニターに映るフィーバー隊を見てモンスター教授は笑った。

「さぁ、機械の止め方をいいな!」
襲い掛かってきた、ニンダー達を倒したバンドーラ達。
バンドーラは、その内の一人の締め上げていた。
「くっ、止め方を知っているのはモンスター教授だけだ」
「バンドーラ様、危機に行く時間はありゃしませんぞ」
苦しんでいる子供達の様子を見てプリプリカンは言った。
「えーい、めんどくさい。たたき壊しちまいな!」
「バカめ、そんな事をしたら子供達も死ぬぞ」
「そうですよ、機械と繋がってるんですから、下手に壊すと子供達もどうなるか分かりませんよ」
トットバットも、ニンダーに同意した。
「クーー、魔法さえ使えれば」
バンドーラは、今程、魔法が使えなくなった自分を恨めしく思った事はなかった。

突如、バトルフィーバーを襲った電撃は消え、背後の壁も元の位置に戻った。
「な、何があったんだ…」
突然の事に慌てふためく一同。
「訳を探るのは後だ、一刻も早く指令室へ向かおう!」
「おおぅ!」
バトルジャパンの一言で一同は再び指令室へ向かった。

電撃トラップの電源の前には倒れこんだ二人のニンダーの前に防護服とヘルメットに身を包んだ青年が立っていた。
「よし、後は外の怪獣の洗脳を解くだけだ」
そしてその青年は外へと出た。
その青年こそヤプールの罠を抜け出し月から戻ってきた春野ムサシであった。

大作達を踏みつけようとするガバラ。
「ロボ…」
大作は地底深くへ沈んでしまったロボの事を考えていた。
「このまま私達はどうなるの」
ガバラにラウンダーショットを向けるシノブ達であったが洗脳されているためうまく攻撃することが出来ない。

一方のナイスの方もザゴン星人が迫りかかっていた。
「クモンガ、糸で動きを止めろ」
ザゴンがクモンガに指示を出すとクモンガはナイスに向かい糸を吐き出した。
ムサシが基地から出るとナイスに襲い掛かるクモンガを見た。
「はっ、あの巨人が危ない!」
ムサシがナイスに気づくと防護服からステッキを出した。
「コスモスー!」
ムサシがそのステッキ、コスモブラックを天にかざす。

その後、光の玉がクモンガに突撃し、クモンガが吹き飛ばされた。
光が着地するとナイスに似たような青い巨人になった。
「馬鹿な、ナイスの他にもいたのか!」
その巨人にザゴン星人が驚きを隠せない。

「コスモスだ!」
ドイガキがその巨人を見るとその巨人をコスモスと呼んだ。
そう、心優しきウルトラ戦士、ウルトラマンコスモスの登場だ!

「リーダー、怪獣がもう一匹います!」
アヤノが後ろから現れるチタノザウルスに気づいた。
「そんな、コスモスが来たっていうのに…」
既にシノブも絶望を隠しきれなかった。
チタノザウルスが後ろを向いたと思うと今度は尻尾のヒレで強風を起こし四人を吹き飛ばした。

「ハッ!?」
「馬鹿め、行かせるか!」
それに気づくコスモスであったがザゴン星人がビーム鞭でコスモスを縛り付ける。
もうこのまま勝ち目は無いのか!?

「ロボ…ロボー!」
吹き飛ばされた大作が渾身の一声でロボの名を叫び続ける。

その時、地割れから巨大な影が出てきてチタノザウルスを吹き飛ばす。

「あれは!」
「何があったの!」
その巨大な影を見て一同は驚く。
「ま゛っ!」
その巨大な影は担いでいた何かを地に下ろすとポーズを取り雄たけびを挙げた。
「ロボ!」
大作の言うとおりその巨大な影はジャイアントロボとバトルフィーバーの母艦、バトルシャークであった。

「パンドーラ様、あそこにまだ一人います!」
トットパットがコントロール装置の端を指差すと、パンドーラ達はその方向を向いた。
「ふふふ…」
そこには一人の少年が立っていた。
彼は他の子供達とは違い顔色も変わっておらず元気なままだった。

「あんた、何故ピンピンしているのだ」
パンドーラが少年に歩み寄る。
「おばあちゃん、僕がこの子供達を助けてあげるよ…」
その少年はパンドーラに語りかける。
「テトム、頼むよ…」
少年は上を向き何かを呟き始めた。

「もう、荒神様ったら」
ガオズロックでガオレンジャーの戦いを見守っていたテトムに少年の声が届いたようだ。
そう、この少年の正体はガオゴッドの化身、風太郎であった。

「テトム、怪獣ランドにいる子供達をいまから元気にして欲しい」
風太郎の指示によりオカリナを出すテトム。
そのオカリナを吹くと穏やかな光が放たれ、コントロールルームに光が届いた。

「何があったのだ?」
慌てふためく指令室のモンスター教授。
テトムのオカリナの力でコントロール装置が停止したのだ!

「おおっ!」
「子供達が元気になってゆく!」
一方の子供達も皆、元の元気を取り戻した。
「一体何があったのでしょうか?」
ブックバックがいつものマイペースさで聞いてくる。
「あたしに聞かれても分からないよ、でも子供達が元気になったなら長居は無用、さあ、みんな脱出するよ!」
パンドーラは子供達を連れ脱出を始めた。

「おい、あんたもついてこい」
パンドーラは風太郎を呼ぶが彼はその場を動かない。
「おばあちゃん、魔法が使えなくても出来ることはあるよ、それを成し遂げてこそ魔法になるんだ」
風太郎がパンドーラに語りかける。
「どういうことだ、教えてくれよ!」
パンドーラが風太郎に叫ぶ。
「それはいずれわかる事だから…」
風太郎は風と共に消えていった。

「そういうことか、あたしに出来ることはただ一つ、子供達を避難させる事、ならばみんな、あたしについてきな!」
そしてパンドーラ達は管理センターから脱出した。

「ロボ、あの宇宙人を攻撃しろ!」
「ま゛っ!」
ジャイアントロボが指からのロケット砲がザゴン星人に放たれた。
「ぐぉっ・・・!」
ロケット砲はザゴン星人に命中し、ザゴン星人は転げた。
それにより、コスモスを縛っていたビーム鞭は消え、コスモスは自由になった。

コスモスはナイスの糸を取り払うため近づくが、ザゴン星人に気づかれた。
「おい、クモンガ、お前の糸でコスモスの動きを止めろ」
ザゴン星人の指示で糸を出そうとするクモンガ、しかし、クモンガはザゴン星人の方を向いた。
「何をする気だ、クモンガ?」
クモンガはザゴン星人に糸を吐き出した。
「おい、相手は俺じゃなくてコスモスだろ…」
そう、パンドーラ達が子供達を救出した為、コントローラーのエネルギー源がなくなって怪獣たちが正気を取り戻した!

「ナー!」
「シューァッ!」
完全に糸を取り払われてたナイスとコスモスの二人のウルトラ戦士が立っていた。


「一体何があったのじゃ!」
「私に聞かれても知らないわよ!」
指令室のモンスター教授とレディベンゼン星人が怪獣たちのコントロールが解除された事で慌てふためく。

二人にニンダーが報告する。
「教授、世界各国の怪獣たちがコントールが解除されたことにより暴れるのを止め、別方向に向かいました。」
「何じゃと!」
世界各地の怪獣も既に元に戻っており怪獣ランドに向かっていた。
そして足止めをしていた怪地底獣も地底に戻っていった。
「ここはザゴンに任せて宇宙ステーションまで撤退じゃ!」
「もう、結局逃げるのね」
モンスター教授はモニターの右側のボタンを押すと脱出船の隠し通路が開いた。
そしてモンスター教授達はそのまま脱出船へと向かった。

「誰もいない…」
バトルフィーバーが指令室へたどり着いたが既にモンスター教授達は撤退した後であった。
「また何か罠でもあるのか。」
コサックが警戒するが何も起きない。
「見て、あれって」
「どうした、アメリカ」
ミスアメリカが指をさした画面を見ると海から巨大な影が迫っていた。
「あれは…」
画面に映ったのはバトルフィーバーロボを担いだアンギラスだった。
「バトルフィーバーロボだ!」
それを見たケニアが飛び跳ねる。
「よし、ここには長居は無用だ、外へ出よう!」
ジャパンの一言で一同は指令室を後にした。

「ナッ!」
ザゴン星人にとどめのベリーナイス光線を決めようとするが中々でない。
「ナッ…ナッ!?」
慌てふためくが相手は動きが止まっているので大丈夫だが…。
「ナッ?」
ナイスが首を傾げた瞬間、光線はやっと放たれた!
「おのれぇぇぇ…ナイスに二度も敗れるとはぁ…!」
ザゴン星人はそのまま大爆発と共に砕け散った。


「あああ~ん、ザゴンがやられちゃったよ~。」
宇宙へ向かう脱出船からレディベンゼン星人がザゴンの倒されたところを見ていた。
「な、何じゃ!」
モンスター教授が外を見るとそこにはバトルフィーバーロボがいた。
「行くぞ、ソードフィーバー!」
バトルジャパンの掛け声と共に、二本の短剣、ソードフィーバーが脱出船に投げつけられた。 その一撃で脱出船は爆発を起こし、粉々になった。

「おーい!」
管理センターに銀河とムサシの二人が手を振りながら近づいてくる。
「銀河!」
「ムサシ隊員!」
「たくぅ、またあんた消えたんだってぇ」
パンドーラが銀河をおだてる。
「パンドーラさん、すみません、でもウルトラマンナイスはかこいいですね」
と、銀河が切り返す。

「ムサシ隊員、昨日から心配していましたよぉ」
と、アヤノがムサシに近寄る。
「お二人さんとも、熱いなぁ」
京介が二人をおだてる声と共に変身を解いたバトルフィーバーも管理センターにやってきた。
「パンドーラさん、子供達は我々のバトルシャークで送りますのでご安心を」
「ああ、頼んだよ、子供達も喜ぶと思うから」
正夫の申しつけにパンドーラも喜んで答えた。

管理センターのドックの中ではテックスピナー一号の修理が進んでいた。
「ありがとうございます、わざわざ修理なんてしてもらって」
シノブが真鍋に修理の礼を言っていた。
「それは当然の事ですから、怪獣たちを守ってくれた恩返しをしているだけですので」
真鍋は含み笑いをしながらシノブ副隊長に言う。
「では、私達、チームEYESはテックスピナーの修理が終わり次第基地に戻ります」
シノブが今後について真鍋に説明した。

「リーダー!」
「修理が終わりましたよー!」
と、ムサシ達がシノブに手を振る。
「では、私はこれで出発しますので」
「ええ、これからも怪獣たちを守ってください」
テックスピナー1号が怪獣ランドを発った。

一方の管理センターの外では…。
「おい、子供達を送ったらあたし達も戦うよ!」
突然、パンドーラが言い始めた。
「そ、そんな突然、何を言うんですか。」
トットパットがあわてる。
「お前達ねぇ、地球上にいるのは今、怪獣ランドを襲った奴らだけじゃないの、それに「大いなる意思」って奴が動いているからあたし達が子供達を守るためにも戦わなけりゃならないんだよ!」
パンドーラが力説する。
「でも、パンドーラさん、戦いは厳しいです、それでも覚悟できていますか?」
正夫が不安な表情でパンドーラに聞きつける。
「何いってんだ、あたしに出来る事があればじゃんじゃんいってよ!」
パンドーラな自信満々な表情で叫んだ。
「パンドーラさん達だけでは不安なので僕もついて行きます」
「銀河…」
銀河がパンドーラについていく事を決めた。
「では、パンドーラさん、我々は子供達を送ったら、
我々の様に大いなる意思と戦っている同志のいるバルカンベースまで招待します、それでいいでしょうか?」
正夫がパンドーラたちにバルカンベースに来て欲しいという。
「よし、ならば子供達をバトルシャークに乗せよう、お前達、ぐずぐずするんじゃないよ!」
パンドーラが即座に答えた。
「も~人使い荒いなぁ」
ブックバックがのんびりとした口調でいう。

バトルシャークにパンドーラ達が乗るとバトルシャークとジャイアントロボが日本へ向けて飛び立った。
最終更新:2013年03月05日 18:49
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