第70話 襲撃!エイリアンハンター

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デズモゾーリャに逃げられてしまった戦士たちが自分たちの事とこれからの事を話し合っていた…。

お互いの自己紹介がすみ、一段落ついたところで竜也の携帯電話が鳴り出した。
竜也「ん、親父から?何だろう?」
浅見渡「竜也か?今何処に居る?」
竜也「いま出先だけど…何の用?」
渡「うむ、バルカンベースでバダムに対抗する為の会議が開かれるのだが、残念だが私はまだ動ける状態じゃない…。
だから私の代理として、バルカンベースに行ってもらえないか?」
竜也「親父の代行で、会議に出ろって?」
渡「シティガーディアンズ内部が混乱していて、建て直しにはまだ時間がかかる。
情報が錯綜しているから、状況をまとめなければならん。お前たちタイムレンジャーにとっても、情報は必要だろう…そしてこの話は浅見家云々の話とは別次元の問題だ」
竜也「わかったよ…親父、あんまり無理すんなよ」

会話が終わり、竜也が電話を切る

竜也「俺たちは現状を知るために、バルカンベースでの会議に出席します。できれば、皆さんも一緒に来てもらいたいんですが…」
幸人「そうだな、一度情報をまとめないと動きにくいだろうしな」
走「じゃ、俺たちも着いて行きます」

竜也「バルカンベースへは俺とアバレンジャーの人達と行ってくるから、ユウリ達はコセイドン号に先に戻っていてくれないか?」
バルカンベースに行く途中、竜也はユウリ達タイムレンジャーのメンバーに提案した。
ユウリ「どうして?」
竜也「バルカンベースで会議は現在の状況を確認とアバレンジャーの人達の紹介だけだから、俺一人でも大丈夫だろ。
それよりも、コセイドン号で、時空破断装置作動に備えていた方がいいと思うんだ」
アヤセ「そうだな、敵に強襲をかける時の人数は多い方がいいな」
アヤセは、竜也の提案に賛成した。
ドモン「うむ。俺も、その意見に賛成だ。それにバルカンベースで
おっさん達と顔をつきあわせるより、時空刑事のお嬢さん方と親睦を深めたいしな」
ベシ ベシ ベシ
ユウリ「そうね。じゃあ、私達は先にコセイドン号に戻ってるわ」
ユウリはドモンにビンタを喰らわせて言った。
竜也「じゃあ、頼むな」
ユウリ「ええ」


ルチ将軍の008全面攻撃によって何もする事の出来ないバルカンベースの入り口前に、サー・カウラーの一味が辿りついた。
「誰だ!」
「今は立ち入り禁止だ!」
二人の警備兵が三人に銃を突きつける。
「ムン!」
カウラーはそのうちの一人に電磁ムチを振るった。
「フン、他愛も無い」
カウラーは倒れた警備兵を見ながら呟いた。
「よ、よくも相棒をやってくれたな!」
「まだやるというのか?」
もう一人の警備兵は手が震えながらも銃を構える。それにも構わずカウラーは電磁ムチを振るう。

「待て!」
その声と共に一同の目の前に平和守備隊本部から来た弾北斗が現れた。
「まだ相手がいたのか!?」
「誰だ!」
カウラーとガルタンがに弾に声を上げる。
「バルカンベースには一歩も入らせるものか、ダイナマン!」 
弾はダイナレッドへと変身した。
「ここは俺に任せてくれ」
「す、すまない」
ダイナレッドは警備兵を逃がす。

「カウラー、ガルタン、ここは俺に任せろ」
「俺も大勢で一人をいたぶるのは趣味では無いからな」
カウラーとガルタンは金居に言われるまま、内部へ向かっていった。
「貴様の相手はこの俺だ」
「こいつ、異様な力を持っているぞ」
金居はギラファアンデットへと姿を変え、ダイナレッドに近づいてくる。
「くっ、ダイナ剣!」
「ほう、貴様も剣を使うのか…」
咄嗟にダイナレッドは二本のダイナ剣を構るが、
対するギラファもヘルターとスケルター、二本の剣を構える。
夕日をバックにし、剣と剣とぶつかり合いが始まった。


弾がバルカンベースへ向かった後、平和守備隊本部では剣崎たちが橘の回復を待っていた。
「剣崎君、見てよ!」
「虎太郎、こんな所で大きな声あげるなよ!」
「アンデットサーチャーがまた見れるようになったよ!」
「本当か!?」
虎太郎が慌てた表情で剣崎にノートパソコンを見せる。
「ほら、見てよ」
「本当だ、奴らに何かあったみたいだな」
太陽フレアによって超時空ネットワークが一時的に停止したことによりアンデットサーチャーも再び仕様できる様になった。
「剣崎君、バルカンベースの位置に凄い反応があるよ!」
「まさか金居たちがバルカンベースを!?」
そのまさかであった、サー・カウラーの一派が再起をかけ、バルカンベースを襲っていた。
「虎太郎、始を呼んでくる!」
「剣崎君、ちょっとまってよ!」
二人は始にアンデット出現を知らせる為、部屋を出た。

数分後、本部の出入り口で剣崎と始がバルカンベースへ向かう準備をしていた。
「睦月、お前は橘さんを頼む」
「剣崎さん、相手はあのギラファアンデットですよね、だから僕も行かなければ」
「睦月、まだ、橘さんも目覚めていない、それにアンデットに襲われる恐れもあるからここに残っていてくれ」
「剣崎さん…わかりました!」
睦月は剣崎に言われ、治療中の橘を守ることを決意した。

ヘルメットをかぶっていた始に虎太郎が駆け寄る。
「始さん、剣さん達には言わなくていいの?」
「剣さん達も自分のやるべき事をやっているし、これは俺達の戦いだ、だからあの人達を巻き込ませるわけには行かない」
始は虎太郎に静かに話す。
「始、行くぞ…」
「ああ…」
二人はそれぞれのバイクでバルカンベースへ向かっていった。


バルカンベース内に非常警報が鳴り響いた。
「何ごとだ!?」
「侵入者です!モニターにだします」
嵐山に応え、隊員がモニターに侵入者を映し出した。
「あれはサー・カウラー!」
「あの電波ジャックを起こした奴か」
モニターに映し出された黒衣の男を見て烈と吾郎は叫んだ。
「あれだけ仮面ライダーに恥をかかされたのにわざわざここへ来たのか」
イチローも声を上げる。
「今度はこのバルカンベースを狙うのか。そうそうに退出してもらおう」
そう言うと、嵐山は赤いスイッチをおした。

「ふっ、骨のない奴等ばかりだな」
守備兵の倒しつつも奥へと進むサー・カウラー、ボー・ガルダン。
と、突然、壁が降りて来て二人を閉じ込めたかと思うと
「うわっ!」
床から突風が吹き上がり、二人を外へと排出した。

突風と共に二人は海岸に吹き飛ばされた。
だが、暗黒のプロフェッショナル達は難無く着地した。
「くっ、まさかこんな仕掛けがあるとはな…」
「ここまでだ、サー・カウラー!」
「何?」
忌々し気にバルカンベースを見上げるカウラーの前に、白、赤、青の3つの光球が飛来。
「ちっ、銀河連邦警察の宇宙刑事か…」
カウラーの前に降り立った、三人の宇宙刑事を見てカウラーは鞭を構えた


ダイナレッドとギラファアンデットとの戦いはパワーの差もあってかギラファの方が有利であった。
「くっ、まともにやりあったら奴の思う壺だ…」
「ふふふ、これで終わりか、ならばこれでもどうだ!」
ダイナレッドは距離を離し戦おうとするがギラファは手榴弾を投げつけた。
「これで終わりか…」
ダイナレッドが覚悟を決めようとしたとき人影が手榴弾に迫り、手榴弾が真っ二つになった。
「まだ邪魔者がいたか!?」
ギラファが人影の方を向くと刀を構えたバルイーグルが立っていた。
「シャーク!」
「うりゃぁ!」
更に猛スピードでバルシャークとバルパンサーが猛攻を加える。

「誰だ貴様らは!?」
ギラファが血相を変え三人に叫ぶ。
「教えてやろう、バルイーグル!」
「バルシャーク!」
「バルパンサー!」
「輝け!太陽戦隊!」
「サンバルカン!」

「よし、一気にトドメを刺そう!」
「OK!」
バルイーグルが他の二人に止めを刺すことを促す。
「ほう、威勢だけはいいようだな…」
ギラファも再びヘルターとスケルターの二本の剣を構える。
「喰らえ、ニューバルカンボール!」
「なんの、こんな攻撃!」
「グォォォォ!」
サンバルカンの必殺技、ニューバルカンボールがギラファに直撃し、そのままギラファは倒れた。

「倒したのか…」
ダイナレッドがギラファの方を向くと何とギラファが再生を始めた。
「あいつ、倒したはずなのに…!」
バルパンサーが指を刺しながらギラファを見る。
「俺はアンデットだから封印されない限りこの通りさ、フハハハハ…」
再生を終えたギラファが不気味な笑みを浮かべる。
「倒す手立ては無いのか…!?」
バルイーグルが落胆する。

ダイナ「くそっ、何か倒す手段はないのか?」
ギラファ「さぁ、覚悟はいいですか?」
シャーク「んっ、待てよ。倒せないなら、この地球から出て行ってもらえばいいんじゃないか?」
イーグル「んっ、そうか!」
パンサー「そうだな」
ギラファ「何だと?」
イーグル「サンバルカンロボ発進!」
シャークの閃きにピンときたイーグルはサンバルカンロボを発進させた。

「うぉっ!」
轟音と共に、降り立ったサンバルカンロボに驚くギラファ。
イーグル「サンバルカンロボ、奴を捕まえろ」
イーグルはオートコントロールで、ギラファンを捕まえさせた。
ギラファン「えーい、離せ!離さんか!」
捕まえられ、必死に抵抗するギラファ。
だが、いくら最強のアンデットと言えど、巨大ロボットの前では無駄なあがきであった。
イーグル「よし、行くか」
シャーク、パンサー「おう」
ダイナ「どうするんだ?」
イーグル「奴を宇宙にすててくるのさ」
ダイナ「なるほど」
イーグルはダイナレッドに答えると、サンバルカンロボに乗り込んだ。
イーグル「よし、発進だ!」
シャーク・パンサー「おう!」
ギラファンを掴んだままサンバルカンロボは飛び立った。

猛スピードで、宇宙空間へ飛び立ったサンバルカンロボ。
手に掴んでいたギラファは、大気圏から宇宙へと出る際の高熱により炭化していた。
イーグル「よし、ここでいいだろう」
シャーク「ああ」
サンバルカンロボは、炭化したギラファを握りつぶし塵にすると、宇宙空間にばらまいた。
イーグル「いくら不死身と言えど、これなら容易に再生はできないだろう」
宇宙空間に散って行くギラファを見ながらイーグルは言った。
シャーク「それに再生できたとしても、-270℃の空気のない宇宙空間、死ぬ事もできないまま永遠に苦しみながら彷徨い続ける、死ぬより辛い事だな…」
パンサー「そう言うと、俺達極悪人みたいだな」
イーグル「まぁ、いいさ。それより地球に戻るぞ」


サー・カウラーたちの目の前に突如として突風が起こしながら何かが横切った。
「な、何が起こったんだ…」
ギャバンがその突風の方向を見ると白い翼竜が着地しようとしていた。
「人間、ここに邪悪な気配があったゲラな」
「ああ、あの黒い服の二人の男の様だな、トップゲイラー」
トップゲイラーと呼ばれた翼竜の横には白いマスクとスーツの戦士が立っていた。
「お前は一体…」
ギャバンが白い戦士に聞く。
「俺はアバレキラー、お前達に協力してやろう、トゥ!」
アバレキラーはギャバンに頷くと宇宙刑事の方にジャンプで近づいた。
「まずは貴様から始末してやろう」
カウラーはアバレキラーに鞭を構えた。
「こいつらなんて俺一人だけで十分だ、ときめくぜ…」
「だ、大丈夫なのか…」
「黙って見ていよう」
エイリアンハンターに一人で向かうアバレキラーを見てシャイダーが不安がるが、シャリバンに見ていよう促される。

仲代はバルカンベースにうごめく邪悪な力を感じ取り、凌駕たちに先立ってバルカンベースに来たのであった。

「俺が相手だ…うおおお!」
「ガルタン、よせ」
ガルタンがカウラーの静止も聞かず二本のガルドロッドを構えアバレキラーに迫る。
「遅い…!」
アバレキラーはウイングペンタクトを構え猛スピードでガルタンを斬りつける。
「馬鹿な…この俺が…」
ガルタンはそのまま倒れる。

「ガルタン!おのれ!」
カウラーはガルタンを倒された怒りに震えアバレキラーに鞭を振るう。
「アバレモード!」
アバレキラーはアバレモードへ姿を変えカウラーの鞭を跳ね返す。
「くっ…」
「喰らえ!」
アバレキラーが一瞬でカウラーに近づき鋭い爪でカウラーを斬る。
「まさか…こんな奴に負けるとは…」
カウラーは倒れ、そのまま爆発した。

「つ、強い…」
シャリバンがアバレキラーを見て言葉を失った。

宇宙刑事の三人は変身を解き、同じく変身を解いた壬琴に近寄る。
「一体あんたは何者なんだ?」
「まぁ、ただの医者だがな…」
烈の質問に壬琴が答えるが、そっけなく答える。
「ただの医者がなんであんな奴を倒せるんだよ!」
電があたふたとした表情で聞く。
「ときめきたい、からとでも言っておこう」
「ふざけないでください、後はバルカンベースでゆっくり聞きますので」
大に促され、一同はバルカンベースへ戻っていった。


「終わったな」
「弾君、聞こえるか弾君?」
サンバルカンロボが去って行った空を見上げているとダイナブレスから夢野博士の声が聞こえてた。
「あっ、博士。お久しぶりです」
「ああ、それはそうと、どうして君がここにるんだ?」
「ここにって…えっ博士、バルカンベースにいるんですか?」
発明所にいるはずの夢野がバルカンベースにいる事に弾は驚きの声を上げた。
「私はバダムに誘拐された所を救い出されてバルカンベースに来たんだ」
「そうだったんですか」
「で、君は?」
「はい、実は研究所で大変な事態がおきまして…あっ、それよりバルカンベースに向かった連中はどうなったんですか?」
「それなら、別のヒーロー達が撃退した」
「そうですか、それは良かった。じゃあ、詳しい事はそちらで話します」
「ああ、待っているよ」
夢野との交信を終え、弾がバルカンベースに向かおうとすると所に、2台のバイクが走り込んで来た。
そう、この二人はギラファを倒すためにやって来た剣崎と始めであった。
「途中で消えたけど、確か、ここのはずだよな」
「ああ、至る所に戦いの後の形跡があるし…」
「あっ、あそこに弾さんがいるから聞いてみようぜ」
「そうだな」
そう言うと、二人はバイクから降り弾の元に駆けて行った。

「君達は平和守備隊の基地にいた仮面ライダーじゃないか」
弾は二人を見て驚く。
「弾さん、ここに来ていたアンデッドはどうしたのでしょうか?」
剣崎が弾にギラファのことを聞く。
「アンデッド?あの怪人なら片付けたよ」
「片付けたって、あいつは俺達じゃなきゃ封印できないはず。どうやって?」
「ああ、あの怪人は宇宙に捨てたんだよ」
「宇宙に捨てた?」
ギラファンを宇宙に捨てたと聞き二人は驚き唖然とした。
「ああ、不死の力を持っていて倒せないんで宇宙に捨てたんだよ。宇宙に捨てれば帰ってこれないからね」
「始、どうしよう」
「俺に聞くな」
予想だにしていない事態に二人は混乱した。
「とりあえず、戻って橘さんに相談するか」
「…そうだな」
「んっ、どうしたんだい?」
「いやぁ、それだったら、一応剣さん達に報告したいと思うので帰らせてもらいます」
二人はそう言うと、戻って行った。
「それじゃあ、俺も行くとするか」
二人の帰って行く姿を見た、弾はバルカンベースへと足を向けた。

その頃、バルカンベースにはギラファを投げ捨てたサンバルカンロボと凌駕たちを乗せたシティガーディアンズの装甲車が到着した。


地球平和守備隊本部の医務室では虎太郎と睦月が治療中の橘を見守っていた。
「剣崎君、どうして僕達を…?」
「虎太郎さん、それは俺も同じですよ」
「どうせ、僕達は役立たずだと思っているんだろう…」
二人が剣崎と始が自分達を役立たずの様に思っているだろうという事で話していた。
「そんな事はないわ」
医務室に電撃戦隊の渚さやかが入ってきた。
「渚さん…」
「剣崎さんと始さんは二人に橘さんや広瀬さんを守って欲しいと思ってあなたたちを残したの。だからあなた達は胸を張りなさい!」
さやかは母親の様に二人を諭した。
「ありがとうございます!渚さん!」
「まあまあ…」
虎太郎は思わずさやかに両手で握手をした。
と、その時、警報が鳴った。
『侵入者があらわれました、侵入者はラボの方に向かっています』
「警報…!」
さやかが虎太郎の手を振り解き医務室を出た。
「あの…渚さん…!」
二人もさやかの後を追って医務室を出た。

ラボについた三人は思わぬ光景を見た。
「あ、あの化け物は…」
睦月がラボにいた不気味な怪物を見て驚く。
「あんた、何者なの!」
「俺は冥王ジルフィーザ、ここにある代物を頂に来た」
さやかに尋ねられるままジルフィーザは答えた。
「代物って、まさか…!」
虎太郎がジルフィーザのいう代物に気づく。
「後ろにいるのは…広瀬さん!?」
睦月がジルフィーザの後ろで倒れている栞に気づく。
「この部屋にはこの女しかいなくてな、おかげで簡単に手に入れる事が出来た」
「やっぱり、グレイブのベルトだ!」
虎太郎の言う通り、ジルフィーザの手にはグレイブのベルトが握られていた。
「こいつがあればあの男を倒せる、貰っていくぞ」
「そうはさせるか!変身!」
『オープンアップ』
ジルフィーザがその場を去ろうとした時、睦月がレンゲルに変身した。

「さやか、大丈夫!」
「麻衣、あの化け物がグレイブのベルトを盗んだの!」
電撃戦隊の他の四人が駆けつけてきた。
「みんな、行くぞ!レッツ、チェンジ!」
飛竜の合図で五人はチェンジマンに変身した。
「ほう、これだけの数とはいえ俺に勝てると思うのか」
六人のヒーローが並んだ姿を見てジルフィーザが見得を切る。
「俺が行きます!」
『ブリザード』
レンゲルがブリザードのカードを装填し、ジルフィーザを凍らせた。
「ムン!」
「そんな…」
ジルフィーザは一時的に凍ったが、即座に元に戻った。
「今度は俺の番だ、デビルストーム!」
ジルフィーザが必殺のデビルストームを六人に放った。
「うわぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁ!」
六人はでデビルストームを喰らい、変身が解かれ、倒れてしまった。

「ん…ん」
睦月が目を覚ますとそこには倒れてる栞しかいなかった。
「広瀬さん、起きてよ!」
「え…きゃぁ!」
睦月は栞をゆすり起こすと栞が驚いた。
「睦月君、まだあの化け物はいるの!?」
「そ、それが…奴にグレイブのベルトを盗まれてそのまま僕達の前から消えたんだよ」
虎太郎があわてた表情で栞に話す。
「広瀬さん、大事なベルトを取られて本当にすみませんでした」
「渚さん…でもあなた方が大丈夫でしたから安心したわ」
さやかが栞に詫びる。
「で、橘さんは?」
「そうだった、橘さんだ!」
麻衣に橘の事を聞かれ、虎太郎が橘の事を思い出す。
「そうはしていられない、医務室へ急ごう!」
飛竜は一言で一同は医務室へ向かっていった。

医務室へと来た睦月たちは無事だった橘を見てほっとした。
「奴の目的はベルトだけだったのか」
翔が橘を見てジルフィーザの行動に疑問を浮かべた。
「ああ、そうみたいだな…」
勇馬が翔に頷いた。
「ああ、ベルトの事をどう剣崎君と始さんにいえばいいか、僕どうすりゃいいだよ!」
虎太郎が半狂乱状態になる。
「虎太郎、落ち着きなよ、橘さんが無事だったんだから」
栞が虎太郎を止める。
「諜報部は今メフィストさんを探しているし…」
飛竜が深刻な顔になった。
「そうですね、今は橘さんの回復と剣崎さんと始さんが帰ってくるのを待ちましょう」
睦月が一同に提案した。


その頃、関心のジルフィーザはとあるビルの屋上でカードを見ていた。
「俺に残されたのはこの一枚のゴレムカードのみ、奴を倒すにはこれを使うしかない…そして、このベルトがある、これを使えば…」
彼は盗んだグレイブのベルトを見て復讐心に燃え上がった。
「見ていろ、インパクター・ロギア、貴様を倒すまでは俺は死なん!」
彼の仇敵、それは最愛の弟、コボルダの仇であるインパクター・ロギアだった。
そして彼はそのままロギアを倒す為、その場を去っていった。


都内の大型喫茶店、
そこに蒲生譲二が月から戻ってきた星山秀一と炎のドライブの三人の話を聞いていた。
「いろいろとあったんだね」
「ああ、おかげであのトンマにあったけどな…」
「て、てめぇ、誰がトンマだってぇ!」
天馬が秀一に突っかかる。
「トンマにトンマと言って何が悪い、それにお前の名前を呼んでいない」
「ちょっと、二人とも、譲二さんの前で大人げ無いわよ!」
「ハハハ、おねぃちゃん、一枚上手だねぇ」
未加が天馬と秀一の頭をパシッっと叩き、それを見た剣が派手に笑った。
「何故俺まで…」
秀一が後ろめたい表情でつぶやく。

「みんな、あれを見ろ!」
「一体、何があったんだ!?」
譲二が外を指差す。
外では謎の竜巻と雷が人々を襲っていた。
「よし、見に行こう!」
秀一に言われ一同は外へ出た。

「みんな、あれを見てよ!」
剣が指を刺した所には冥王ジルフィーザが立っていた。
「フフフ…インパクター・ロギアめ、探したぞ、我が弟、コボルダの仇を討たせてもらおう」
「貴様は一体何者だ!」
譲二がジルフィーザに叫ぶ。
「俺は冥王ジルフィーザ、貴様らをおびき寄せるためにここの人々を襲ったのだよ」
ジルフィーザが自信満々に高笑いする。
「どうやら俺にやられに来たようだな…」
「そうやって余裕を見せているのも今のうちだぞ…」
秀一はジルフィーザに見得を切り、ジルフィーザもニヤリと笑う。
「なら俺も協力させてくれ、奴には俺も借りがあるからな」
「どこまでもトンマだな、くれぐれも足を引っ張るなよ」
天馬もジルフィーザに向かう。
「譲二さんたちは逃げ遅れた人々を頼む、行くぞ!」
「わかった、未加さん、剣君、手伝ってくれ」
「わかったわ」
三人が救出の為、その場を立ち去ると再びジルフィーザの方を向いた。
「行くぜ、装着!」
天馬はナックルライザーを天に掲げ、秀一は変身用のカード、アルカニスでそれぞれセイザータリアスとインパクター・ロギアに変身した。

「貴様たちに面白い代物を見せてやろう…」
ジルフィーザがラウズカードとグレイブのベルトを目の前に出した。
「奴め、何をする気だ!?」
「あれって仮面ライダーのベルトじゃないかよ!」
タリアスがベルトを指差しながら驚く。
「このベルトさえあれば貴様らなんぞ一捻りだ…うおっ」
グレイブのベルトをつけようとすると電流が走りジルフィーザは吹き飛ばされる。
その反動でグレイブのベルトはジルフィーザの手から離れ地に落ちる。
「くっ、こいつは俺に扱えないというのか!?」
ジルフィーザが立ち上がりながら無念の言葉を吐く。

「一気に止めを刺そうぜ!」
「遅れだけは取るなよ」
タリアスに言われるまま、それぞれの武器、ファルコンボウとホロスナイパーを構え必殺技の体勢に入った。
「行くぞ、マックススティンガー!」
「喰らえぇぇ、バーニングファルコン!」
同時に二人の必殺技がジルフィーザに放たれた。
「何故だ…この俺が…グォォォ!」
ジルフィーザは耐えられず、そのまま爆発を起こし砕け散った。
「ロギア、これで終わりだな」
「ああ、手ごわい相手だったな…」
その爆発を見ながら二人は変身を解いた。

「おーい!」
戦いが終わり、譲二たちも二人の前にやってくる。
「もう倒したの?」
「ああ、あたぼうよ、手ごわい相手だったけどな」
天馬が未加に聞かれ調子に乗って答える。
「ふっ、やっぱりトンマだな…」
「なんだとぉ!」
秀一に言われ、天馬はまたも頭にくる。それを見て笑う一同。

「ところで君達はこれからどうするんだい?」
譲二が一同に聞く。
「そういえば新潟の妙高山って所に護国聖獣と呼ばれる怪獣が眠っていると聞いたことがあります」
「怪獣か…暴れだしたら厄介だな」
未加が護国聖獣の事を話すと、秀一が怪獣と聞いてクールな表情で答える。
「秀一さん、護国聖獣はその名の通り、平和の為に戦う怪獣だから安心して」
未加が秀一に答える。
彼女は大学のゼミで護国聖獣の事を聞いて以来、興味を持つようになった。
「悪用されたら困るからそこ行ってみようぜ!」
天馬が新潟へ行くこと提案し、一同は一路新潟へ向かうことになった。


すっかり日も落ちた頃、ギラファアンデッドを封印する事ができなかった剣崎と始めが平和守備隊本部に帰って来た。
「おい、一体どうしたんだ?」
多数の車両が行き来し、守備隊の兵士達も銃を持ち至る所に立ち騒然としているのを見て、剣崎は驚いた。
「とにかく、中に入ってみよう」
「ああ」
二人は本部に戻って行った。

剣崎と始は睦月と虎太郎から事情を聞いていた。
「そんな事が…」
「剣崎君、その化け物は無茶苦茶強くてさぁ、グレイブのベルトを取られたんだよ」
「何ぃ、睦月、お前がいて何で奴を倒せなかったんだよ!」
虎太郎が今まであった事を二人に話すが、剣崎が睦月に怒鳴りつける。
「やめろ、剣崎、所で橘さんは大丈夫だったのか?」
「奴は橘さんでは無く最初からベルトを狙っていたんだよ」
「何だって…!?」
睦月がベルトの件に関して言うと、二人は愕然とした。
「虎太郎、ところで広瀬さんは?」
「医務室で治療を受けているから安心して」
虎太郎が剣崎に聞かれると、広瀬が治療を受けている事を言った。


その頃、ロギア達とジルフィーザの戦いが行われていた場所には、グレイブのベルトがただ虚しくポツンと転がっていた。
「ほお、このベルトは…」
そのベルトの目の前に一人の男が足を止めた。
「よし…あの憎きライダー共を始末することができるぞ」
男はベルトを拾うと何処かへ去って行った。


サー・カウラー襲撃の騒ぎが収まると同時に、バルカンベースには大魔神とダイレオンが到着ようとしていた。

「よし、やっと着艦許可が出たか」
ジャスピオンは美都を通し、嵐山長官に着艦許可を要求しており、やっとの思いで許可が下りた。
「でも大魔神は目立ちません?」
と、綾奈が疑問を言う。
「何言ってんだよ、大魔神だって平和を守るために戦うヒーローなんだぜ、嵐山長官も喜んでくれるさ!」
「アンリさん…」
アンリが綾奈にフォローを入れる。
「ってそのナレーション聞いているとおいらフォロー役みたいだな、おい」
「誰に言っているんだよ?」
アンリの言葉にジャスピオンに突っ込まれる。
「そんな事言ってないで早くバルカンベースに着艦しましょう」
「そうでしたね、ハハハ…」
美都に言われ、ジャスピオンはバルカンベースに着艦した。


「侵入者だぁー!」「早く見つけろ!」
バダムの手に落ちたメルカ共和国のロボット工場では警報が鳴り響き、多数の兵士が工場中を駆け回っていた。
その工場から走って行く大きなハサミを持った一人の男がいた。
彼こそロボット管理庁から送り込まれた役人バラバラマンであった。
「課長、こちらです!」
「バラバラギャル、すまない!」
河原から彼の部下であるバラバラギャルが呼ぶ。それに応えバラバラマンは河原に向かった。
「なんとか時限爆弾は全て仕掛けてきた」
「そろそろ時間です」
バラバラギャルが腕時計を見ると、二人で工場の方を見た。そして工場が大爆発を起こした。
「課長、成功ですね」
「ああ、あとは高円寺博士に知らせるだけだな」
「ええ、急いで向かいましょう!」
二人は高円寺博士のいる場所へ向かって行った。

デビラーのいる首相室に兵士が急いで入ってきた。
「首相、ロボット工場の一軒が爆破されました!」
「何を言うのかね…」
「は…」
デビラーの言葉に圧倒される兵士。
「ここはロボットの国、メルカだ。たかが一軒爆破されても工場は国中にある。それに我々にはアトムやカラミティ、鉄面党ロボットもあるのだよ」
デビラーはニヤリとしながら兵士に話す。
「既に世界が我々に跪こうとしているのだよ。フアッハッハッハ!」
デビラーが高笑いを始めた。


ネロンガとベキラとの戦いを追えた防衛軍極東エリアでは嵐山長官からの連絡を受けていた。
極東エリアでもナンゴウ長官行方不明に関しては伝えられていた。
「ええ、ナンゴウ長官の捜索は諜報班がやっております」
オオヤマキャップが嵐山長官に経過を告げる。
「おや、オオヤマキャップ、所で端にいるのはオーレンジャーの隊員では?」
「そうですが、彼女は記憶を失っているそうです」
嵐山長官が右端にいたオーイエロー二条樹里を見つけ、イトウチーフが彼女の現状を説明する。
「樹里か、俺だ」
「あなたは…?」
樹里にオーレッド・星野吾郎が話しかけるが、樹里は思い出せない様だ。
「それなら我々のバルカンベースへ向かわせてみてはどうでしょうか?きっと彼女の記憶も戻ります」
「それならお願いします。」
嵐山長官が樹里をバルカンベースに行かせる事を提案する。それをオオヤマキャップがOKを出す。
「では直通の高速シャトルを手配いたします」
「イトウチーフ、お願いします」
樹里は高速シャトルでバルカンベースに向かう事になった。
最終更新:2013年03月08日 02:25
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