第87話 遮られた星

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ベーリング海のアドノア島そこに静かに眠り続ける生物がいた…ゴジラである。海に帰ったゴジラはアドノア島で傷を癒していたのだ。
次の瞬間ゴジラの目が開き、ある気配に気づいて立ち上がった。
それはかつてない邪悪な気配だった。
そう…なんとゴジラは本能でデスギドラの封印が解かれたことに気づいたのだ。
ゴジラは咆哮した。そしてゆっくりと移動し始めた…デスギドラという強敵と戦うために…。

そのゴジラの動きを南極から監視する者達がいた。
ダグラス・ゴードン大佐が率いる新・轟天号のクルーたちである。
そもそも何故新・轟天号が南極にいたのか?
ゴードン大佐の度重なる命令違反が原因だと噂されているが実は防衛軍上層部は新・轟天号そしてM機関の最後の生き残りである尾崎真一の存在を隠すために南極に移動させたのだ。
以来彼らはゴジラの動きを監視し続けていたのだ。
このゴジラの動きをゴードン大佐は見逃さなかった。
「尾崎、小室このゴジラの動きは何か変だとは思わないか?」
「確かに今までゴジラは日本に移動していたのに今度は日本とは別の方向に移動している」
「その通りだ。奴は日本とは別の場所に移動しようとしている。これは何かある。確かめに行くとするか」
「艦長待ってください。轟天号は上層部の許可が出なければ発進は無理では」
「こんな状況で上層部の連中に連絡できるわけがないだろう。とっとっと準備をしろ!久しぶりの戦闘になるかもしれないからな」
小室の説得にゴードンは耳を貸さなかった。
「いいか!今回は奴の動きを追跡しつつ移動する。万が一に備えて戦闘の準備を怠るな!」
「了解!」
出撃準備ができた新・轟天号のドッグでゴードンはクルーに指示を出す。
こうして新・轟天号は南極から発進した。


バルカンベースではきたるべくバラノイアとの決戦に備え徹夜で準備を進めていた。
MYDOのメンバーは、大河内参謀、小中井副参謀に呼ばれていた。
「参謀、MYDOメンバー参りました」
「夜遅くなのに集まってもらい申し訳ない。実は明日には行なわれるであろう戦いの祭に君達に頼みたい事がある」
「何でしょうか」
「私と小中井副参謀は、明日、やって来るであろうスーパー轟天に乗り込みコスモクリンFを起動させ取り戻す。
そこでだ、スーパー轟天に乗り込むまでの間、君達に援護を頼みたい」
薩摩の問いに大河内は答えた。
「何ですって!」
それを聞いた、一同は驚きの声をあげた。
「参謀無茶ッスよ!」
「2人で成功する確率は…」
「考え直して下さい参謀、副参謀」
武村を始め皆が、一斉に2人を止めようとした。
「…参謀、いくら何でも2人で乗り込むのは危険すぎます。私を含め何名か一緒に参りましょう」
「いいや、ダメだ。敵の戦力は強大だ。我々のために、例え数名であろうと戦力を割く訳にはいかない。
それに、轟天を奪われたのは、我々の責任だ。このおとしまえは、自分達でとらないとな」
「そうです。ですから貴方達は、援護だけお願いします」
薩摩に、大河内、小中井は答えた。
「…」
大河内の固い決意に、薩摩を始めMYDOメンバーが言葉をなくしていると
「なら、自分もおとしまえをつけなければならないですね」

「?」
「星野君!?」
そこに、オーレッドこと星野吾郎が入ってきた。
「星野さん!」
「星野君!君はオーレンジャーのリーダーじゃないか。君がいなくなったら他のメンバーはどうするんだ」
「自分一人いなくても大丈夫ですよ。それに、参謀達は乗込むだろうと思って、もう嵐山長官の許可はもらってあります」
星野は、笑って大河内に言った。
「うむむむむむむむ」
それを聞き、唸る大河内。
「参謀。嵐山長官が認めているならしょうがないですね。星野さん参謀達をお願いします」
薩摩は、星野に頭を下げた。
「うむ! 星野君!では、一緒に轟天を何としても取り戻そう!!」
「はい」
「宜しくね」
そう言い。三人は握手した。
(自分も許可をもらうかな…)
薩摩は心の中で思ったりした。

長官は整備兵を労うと三神博士を呼ぶよう頼んだ。
バルカンベースでは、指令室にいる嵐山長官の指揮の元、
防戦の準備が進められていた。
「三神です」
「博士、バリアーシステムの方はどうですか」
「明日の朝までには、設置を完了させます。
しかし、数を増やして、増幅させるといっても、元はレッドバロンの物と同じで、対ロボット戦用ですから、バラノイアの総攻撃に、そう長くは持ちこたえられませんよ」
「いや、それで十分です。作業の方を続けて下さい」
「分りました」
「長官、地球防衛軍・極東基地の黒木特佐と繋がりました」
「分かった。出してくれ」
「はい」
「長官、お久しぶりです」
長官の指事を受け、オペレーターがモニターに黒木特佐を写した。
「お久しぶりといっても、まだ一日もたってないんだがな」
「でも、何日も過ぎた気がしますけどね」
「まぁ、それは、おいとくとしてだ。そちらの方はどうなっている?」
「はい、不在のナンゴウ長官の代わりに、朝比奈参謀の指揮の元、復旧作業は
進んでいます。明日には防衛軍機は出撃可能になります」
「そうか、それは助かる」
極東基地の復旧が順調に進み、防衛軍の援軍が得られる事が可能と知り嵐山長官は安堵した。

いくら、バルカンベースにヒーロー達のスーパーメカがあるとは言え、敵が何体巨大ロボットをくり出すか分らない上、巨大母艦バラクティカを初め、
数千のタコンパス、ジャンボー艦隊を相手では苦戦は目に見えていたのであった。
「明日は、自分達も向かいますので」
「ああ、宜しく頼む」
そう言い、交信を終えた。
だが、この時点で、明日極東基地もバラノイアに襲撃される事は夢にも思っていないのであった。

「長官、美佐さん達を連れてきました」
交信を終えるのと入れ代わるように飛羽が美佐とセーラー戦士達を連れてきた。
「お父さん、何?」
「実は君達に頼みたい事がある」
そう言うと、嵐山は一枚のディスクを出した。
「これは?」
「これは、シュリケンジャー達が送ってくれた、世界各国のバダム本部のデーターだ。これをシューターを使って平和守備隊本部に持って行ってくれ」
「持って行くの?」
通信で送れば済むものを持って行けと聞かされ、皆は怪訝そうな顔をした。
「傍受される可能性もあるからな」
「なるほど、流石長官だ」
それを聞き、まことは感心して言った。
「では、頼むよ」
「はい」
そう言うと、ディスクを受け取って美佐達は出て行った。

「長官・・・」
「ああ、彼女達をここに、おいておく訳にはいかないからな」
そう言うと、嵐山はオペレーターに、美佐達が本部に到着後シューター閉鎖を命じた。
「それにしても、長官」
「何だ?」
「…増えてますね。ゴーレム兵」
そう、至る所で、守備隊兵士達に混じってゴーレム兵が働いていたのであった。
バンドーラがプリプリカン に命じて作らさせているのであった。
「ああ、まぁ、人手は多いにこしたことがないので助かるが、知らない人間が見たら敵に占領されたと思ってしまうな」
修理、整備、警備とゴーレム兵がいるおかげで、非常に助かっているのだが確かに見た目が悪いので?、嵐山も苦笑せざるえなかった。

「バンドーラ様、もうかんべんしてくだされ~」
「えーい、弱音を吐くでないよ。朝までに、後500体作るんだよ!」
「そんな無茶な~」
一室で、バンドーラがプリプリカン に命じて、作らさせていたのであった。

そして
「おーーーいカツ丼くれー。腹減ったぞー。飯食わせんと暴れるぞ!…いや、ウソです。誰か御飯下さい。誰かいませんかーー?」
留置所で、すっかり忘れ去られたカメラオルグが腹を空かせていたのであった。


その頃、ハイトロンを確保したヤプールは、008襲撃に備えていた。
「ギロン人、ハイトロンエネルギー発生機はまだ完成しないのか?!」
「思ったよりも調整に手間取っているのです…。ですが、もう少しの辛抱です…」
イライラを募らせるヤプールをギロン人がなだめる。

「それと、宇宙に出ているユニタングとコオクスからの報告ですが…」
「ウオノメ・マナコとか言う奴らの足取りは掴めず…か?」
「残念ながら…」
気落ちしながら報告を続けるギロン人。

『ウオノメ・マナコか…名前からしてふざけているな…。こんなセンスのかけらもない名前をつけるような奴は…』
ふと、思い当たる節を当たっていくヤプール。

「まさか…、奴では?!」
「どうされたのです?ヤプール様…!」
「デビル星人の連中が我々に兵力を提供していたな…、何人いる?!」
「じゅ、11万人のデビラ兵をヤプール様に…」
「だったら今すぐそいつらをユニタングとコオクスに送れ!そして、その兵力でメフィラス星に乗り込めと伝えろ!」
「ですが、008に侵攻する兵力は…?」
「1万人残せば良い…!!確か、中華魔界とか言う所から来た4人組がいたな?」
「はっ、五目殿下とパイカル殿と、揚子江大飯店殿と八宝菜殿でした…!」
「そいつらは今何処にいる?」
「008に立ち往生中です!」
「だったら1万台デーモンカー部隊は奴らに預ける!」
「承知しました!」
急いでヤプールの前を立ち去り、作業に戻るギロン人。

『メフィラスめ…。黒い特凶の奴らにM78星雲を消滅させられる前に全てを吐かせてくれるわ…!』
本能的にヤプールは、ウオノメ・マナコと名乗る組織にベンゼン星人がいる事を感じ取っていたのであった…。
そして、それを証明するためにメフィラス星にユニタングとコオクス、そしてデビラ兵10万の兵力を送る事に決めたのであった…。

そして、残りの一万人は008再侵攻に備えて準備中であった…。


月の周辺では昨日の戦いで破壊されたジャンボーのスペースデブリの処理に全CRの隊員が当たっていた。
ジャンボーのデブリの数は計り知れず、月を覆わんとしておりムーンタウンへの入港も不可であった。
スペースデブリによる事故はネジ一本でも宇宙船を破壊出来るくらい危険で、
一年前の冴島の乗った275師団の宇宙船も冴島自身の仕組んだ事故の舞台となった
宇宙ステーションの大量のデブリに襲われていた。
今、考えるとその事故も冴島に対する報復であったのかもしれない…。

そして、CR第89師団通称南條チームもデブリ処理の為、ムーンタウン宇宙港で準備に当たっていた。
「南條さん、俺、シンゲツの声がずっと聞こえて…」
「東、そうやって仕事ばっくれる気か」
昨日の冴島救助の立役者である澤田東がまたもリーダーの南條俊にどやされる。
「おい、二人とも、宇宙船の整備は終わったから準備に取り掛かれよ!」
と、メカニックの江口亮が二人の前にやってきた。
「えぐっちゃん、ちょっといい、俺、寄るとこ出来たから!」
「待て、東!」
江口の制止も聞かずに澤田は宇宙船を出て行った。

宇宙港の中心にはかの鉄鋼機シンゲツが立っており、
その目の前にはCRの江波チームの隊員にして月族の王女、中島弥生がいた。
「弥生さ~ん!」
「澤田さん、間に合ったようね!」
澤田が弥生と無事合流でき、二人でシンゲツを見上げる。
「弥生さん、あのツクヨミって化け物を倒す為にシンゲツは目覚めたんだよな」
「そうです、ツクヨミは地球を滅ぼそうとしています、だから急ぎましょう!」
「っていっても昨日から物凄い数のスペースデブリで地球には行けないだろ!」
「そんな事はありません、シンゲツのバリアならデブリなんて関係ありません!」
弥生が自信満々でいう。
「それなら、一刻も早く行こうぜ!」
「ええ、シンゲツならツクヨミの気を読み取れますので、いる場所がすぐわかります!」
と、二人はシンゲツに乗り込みそのまま地球に一直線で向かっていった。

「あ、あいつ!」
南條が飛び立つシンゲツを見て声を上げる。
「おいおい、俺たちの宇宙船じゃ着いてこれないし、周りはデブリだらけだ」
江口の言う通りCRの使用する宇宙船は宇宙船救助専用の為、大気圏突入能力は無いのでシンゲツにはついてこれなかった。

「南條、江口君!」
「創介…」
「創介さん!」
と、二人の後ろから南條の相棒であった千葉創介が声をかけた。
「なら、澤田君がこのムーンタウンに帰れるようにデブリを片付ければいい、俺も協力するぜ。」
創介は二人に自信満々で話した。
「創介、ありがとよ、なら俺たちはデブリ処理にあたる!」
南條に言われ、一同は宇宙船に乗り込んだ。
南條はかって甘んじていたデブリ処理はムーンタウンを守るために行うことを決めていたのであった。


空中都市の朝は、普通の街とそう変わるものではなかった。
が、マンモス都市としては空気が綺麗なため、一応爽やかな朝であった。

「う、う~ん…」

今、2人の兄弟が2段ベッドに寝ていた。時間は午前6時59分、目覚ましのアラームが鳴るまで後1分足らずである…。

そして、ジャストで午前7時…けたたましいアラームが部屋にこだました。

『オキロ、ケン!オキロ、ギンジロウ!!』
突如、スタンド状の時計が部屋を動き、アラームの音を撒き散らしながら電子合成音で喚いた。
良く見てみるとその時計は、昔ながらのアナログ式の時計が顔になっている目覚まし時計ロボット…アラームロボットであった。
008の家庭では当たり前のホームロボットの一つである。

アラームロボットが叩き起こそうとしている兄弟の名は水野拳と銀次郎の兄弟、今一つの名は兄弟拳バイクロッサー…。

ルチ将軍の仕掛けたバダム帝国軍の乱を切り抜けた水野兄弟は、そのまま商店街モールの中にオープンしたキャッツワーク商会008臨時店舗の中に住み着いていたのであった。
テナント募集中であった元コンビニの店舗をそのまま利用し、昨日の夜の内にすっかりと店の体制を整えた後、2人は部屋に直行し爆睡状態であったのだ。
小学校から貰った中古のマシニングセンターやCNC旋盤の設置、コンピューターネットワークの構築、配達シュートと呼ばれる008独自の宅配チューブシステムの登録等々、
結局夜中までかかって開店準備を整え、今日がその当日であったのだ。

「こらぁ~!起きなさい!!ヒーローがこんな所で情けない格好している何てシャレにならないわよ~!!」

アラームロボットの次は、女の子の金切り声であった。

拳「あけみすわぁ~ん?」
銀次郎「今おきまぁ~ふ…。」
寝ぼけていて情けない声を上げる水野兄弟。どうやら女の子の声の主は、兄弟の友人&ケンカ友達の竹田あけみのようであった。

あけみ「あんた達、居候なんだからシャキッとしなさい!」
鬼のような形相のあけみを見て、思わずビビってしまう兄弟。

拳「わかりましたぁ~!」
銀次郎「今起きるから勘弁して~!」
そう言って飛び起きる拳と銀次郎。いつもの洋服ダンスに駆け込む拳、アラームロボットの頭を叩いてアラームを止める銀次郎…。

008での水野兄弟の日常生活が、今スタートした瞬間であった…。

あけみ「朝御飯食べたら店の手伝いね!星夫君やドリちゃん達が応援に来てくれるけど、手抜きは無しよ!!」
そう言いながら兄弟をまくし立てるあけみ。何と言っても今日は、大事な開店当日なのだ。
大いなる意思が引き起こした騒動が収まるまで008に住み着く以上、食べていくためには働かなくてはならないのだ。
そのために結局、水野兄弟はキャッツワーク商会の住み込み店員として008に暮らす事になっていたのであった。
あくまでも兄弟戦士バイクロッサーは、限りなく副業に近いのだ…。

拳「それで、今日の仕事は?」
あけみ「呼び込み、やってくれない?」
銀次郎「僕は?」
あけみ「子供たちの旋盤作業の監督をお願いするわ」
朝食の支度をしながら機関銃のように兄弟に指示するあけみ。
超ハイテク学術研究都市である008では、小学校の段階からこの種の工作機械に触れる子供達が多いのだ。
実際大原星夫少年も、クラスメートと共同作業で図工の時間にロボットを造る際に学校のオートメーション工場を使った経験があった。

そういった子供たちに格安で工作場を提供するのが、今回のキャッツワーク商会の初仕事であった。
これが成功すれば、暫くは008に根を下ろせるとあけみと大吉の親娘は考えていたのであった。
他にも、ワイズマン商会から紹介された仕事やホームワーカーなど、文字通り猫の手も借りたい人達のための商売が、彼らを待っているのだ…。

今の所、008は平和であった。しかしこの先、恐るべき事が起ころうとは誰も想像だにしていなかった。

ネムリン「シュシュシュのシュ♪シュシュシュのシュ♪キンキンキラキラ~♪」

所変わってスカイ考古学研究所では、ネムリンが鼻唄を歌いながら空飛ぶ火の車を磨いていた。
地下では番場や大原博士やゼネラル藤井らが対策会議で悩んでいる最中であったが、
そんな事等お構いなしに昨日のドンパチ騒ぎの後始末を、角笛で子分にした展示品達と行っていたのであった…。

マコ「でも、また狙ってくるかしら…」
所長「判らんよ…でも、TACの人達やガンヘッド部隊、それにジャッカー電撃隊が定期パトロールに出ているから大丈夫じゃとは思うけどのぅ…」

所長がマコにそう言った時、車の停止する音が外から聞こえた。

星司「やぁ、ネムリン!」
夕子「所長さん、お元気そうで…」
ダン「マコちゃん、おはよう!」
入ってきたのは北斗星司と南夕子、梅津ダンの3人であった。どうやら定期パトロール中だったようだ。

ネムリン「星司、来てたのか~」
所長「おお、ご苦労さんじゃな」
マコ「おはよう、梅津君!」
朝の挨拶を交わす6人。その場が一瞬和やかになる。

ダン「そうだ、マコちゃん。今日、キャッツワーク商会がオープンするから、一緒に行かないかい?」
マコ「えっ?でも今は…」
研究所の整理をネムリンと一緒にと言いかけようとするマコ。

所長「行ってきなさい…」
マコ「所長さん?」
所長「昨日も色々とあったじゃろうし、それに親御さんと離れている寂しさもあるじゃろう…気分転換にネムリンを連れて行ってきなさい…」
ネムリン「所長さん…」
所長「研究所の警備はジャッカー電撃隊の東君と大地君が来るそうじゃから、彼らに任せて起きなさい。
それに、展示品達が空飛ぶ火の車を護ってくれるみたいじゃしな…」
と、展示品達が動いている信じられない光景に、所長はどうやら慣れた様子であった。

マコ「あ、有り難うございます。所長さん…!」
所長「じゃあ、マコちゃんとネムリンを宜しく頼みますぞ…」
星司&夕子&ダン『はいっ!』
3人が元気にそう答えると、早速ネムリンとマコは彼らと一緒に研究所の外に出る。

ネムリン「おや?おニューの車だっちょ!!」
マコ「これ、昨日届いたんですか?」
ダン「うん、まだ発表前の新車をTACに提供したって…」
目の前にあった車は、TACのパトロール車であるタックパンサーであったが、
ベースとなった車が変わったのか、大型のタイヤと流麗なワイドボディを持つ、ランボルギーニ式のガルウィングドアの4人乗りクーペに変わっていた。
早速ネムリンとマコとダンが後席に乗り込み、夕子が左の助手席に、星司が運転席にと乗り込んでいく。
4人と1匹が乗り込むと、ドアが自動的に閉まっていく。

その時、定期パトロールの交代要員であるジャッカー電撃隊の東竜と大地文太がそれぞれ、愛車であるマッハダイヤとオートクローバーに乗って研究所に入ってくる。

東「どうです?卸立ての新車の感触は?!」
星司「悪くないですよ!今度、テストコースで競争しませんか?」
夕子「もう、星司さんは調子に乗るんだから…」
そう言いつつも、笑いながら星司の頭を小突く夕子。

星司「はいはい、判りました…」
そう笑いながらギアをDレンジに入れる星司。野太いエンジンの音を響かせ、新型のタックパンサーが滑るように研究所を出て行ったのであった。


『どう言う事だ?ドギー・クルーガー…。私が君達に命じたのはデカレッドの抹殺だったよ…。』
「さぁ、バンの救出に成功したのですから、もうその件は蒸し返さなくてもいいのではないですか?キリエル殿…』
『それに貴様、デカレンジャーどもに何故私の新製品を使わせなかった?』
「ブラックボックスを解析したからよ…」
「SWATモード起動と共に装着者を殺人中毒者にするシステム…全部お見通しだ…」
『貴様は…白鳥スワン?』
『それにスターウルフ…貴様も地球に来ていたのか?』
「ああ。久しぶりだな、ハルカン…」
地球署ではその頃、デカレッドが救出された事で黒い特凶とドギー・クルーガーとの間で口論が続いていた。
その横には技術担当の白鳥スワンと、かつてヴァルナ軍団を壊滅に追い込んだ男…スターウルフ・ケンこと新星(にいぼし)拳がいたのであった。
ケンが地球に来ていたのは、番場壮吉の依頼でデカレッド救出のために訓練生であったヤーコの付き添いでもあったのだ。

「ハルカン、一つだけ忠告しておく…幾ら貴様が宇宙正義の御紋を背負ったルール無用の黒い特凶と言えど、人の心を弄んでも良いとは限らないと言う事だ…!」
『一丁前に説教か?スターウルフ…。貴様も私と同類だろうが…!』
「そうとも、俺はヴァルナで生まれ育ったヴァルナ人だ…!貴様と一緒になって大勢のエイリアン達を殺してきた!!
だが俺は、スペースコマンドの傭兵として戦った事で一つの事を知った…」
『人の心の「光」ですかね?』
「そうだ、あんたが嘲笑っている人の持つ素晴らしい宝だ…」
『しかしですね、その「光」の象徴のウルトラマンの存在が、今や宇宙のガン細胞何ですよ?我等キリエルの奴隷の分際で、我等に指図するとでも?』
「俺達はもう貴様のゆりかごから巣立ちつつあるんだ…、何千万年も進歩のない貴様とは違うんだ!」
『後悔しますよ…、スターウルフ・ケン』
そう言うとキリエルからの通信が途絶えた。

「いいのか?新星君…」
ドギー・クルーガーがケンに向き直る。だが、ケンの表情は決意を秘めたものになっていた。

「キリエルの奴は俺達が後悔するって事でしょうが、後悔するのは逆に奴らの方ですよ…」
「どう言う事?」
スワンがケンに尋ねる。

「奴らの、ウルトラの星消滅作戦がです…。傭兵としてのカンですけど、宇宙正義と言う奴も大いなる意思に利用されている…そう思えませんか?」
「そう言われてみれば…」
ドギー・クルーガーが頷く。

もしそうなら、ウルトラマンジャスティスは連中の行動に納得するのだろうか?」
再び呟くドギー。

「それはそれとして、キャプテンが到着するまで俺は暫くあんた達と行動を共にしたいが、いいか?」
「OKだ、スターウルフ…」
そう言ってドギーとケンが固く握手を交わす。
それは、地獄の番犬と宇宙の狼の固い絆が交わされた瞬間でもあった…。


『ダマスクセ発アルトコ経由、008国際空港着SHADAIR航空1234便、定刻より40分早く到着いたしました…』
008国際空港の到着ロビーにアナウンスが流れている。

バダム帝国軍の襲撃から一夜明けた008国際空港も、いつもの賑やかさを取り戻していた。
特に、日本では超音速旅客機の乗り入れが可能な空港は008の空港だけであるので、
離発着する機体は双胴型の独特のフォルムを持つHST(極超音速機)が殆どであった。
他にもエアバス社のA380を遙かに超える千人乗りのスーパー・ジャンボジェットや、
南夕子がモチロンと共にムーンタウン脱出時に使ったウルトラHSTも見受けられた。

「全く…一番速い便でもダマスクセからの直行は不可能と言う事か…」
アタッシュケースを持ったサングラスの男が、不満そうな声を上げながら税関のゲートを出て行く。
しかも出発先が、世界を股に掛ける死の商人のお膝元と言う事もあって、税関のチェックは核兵器のチェック並みに物凄く厳しい物であったのだ。

が、それも何とかパスし、男はやっと008の地を踏む事が出来たのだ…。

「レディMに会うのは、止した方がよさそうだな…」
男がボソリと呟く。どうやら男は、ロボット学校のある御多良市に身を隠したオクトパスの女王…レディMと面識があるようであった…。

「が、今回はレディMに顔を晒す事じゃない…。Mr.怪人ランカーからの依頼の遂行だ…。
APPLE日本支部のブタ箱に入れられている天海山三兄弟の救出…。
ダッカーの首領Lと中国マフィアの源海龍殿は機密漏洩罪で処刑しろと言っているが、痩せても枯れても闇の世界のVIP…必ず救出しなければな…」
そう呟きながら男は、タクシータイプのエアカーに乗り込む。

『それと星雲仮面マシンマン…、奴との決着もついていない…。』
そう心の中で呟いた男の名は怪盗ウルフ、かつてレディMの依頼で星雲仮面マシンマンを
殺そうとした男であった。が、マシンマンのレーザーサーベルに切られる前に脱出し、そのまま
日本を離れていたのであったのだ。当然レディMはこれを敵前逃亡と見なし、
以来音信不通になっていたのであった…。

その怪盗ウルフが今は、デスターとクライムの残党が逃れたランカー商会からの刺客として、再び日本に舞い降りたのだ…。


008の街の東西南北を結ぶ複合高速道路…その道路部分の上り側を走り抜ける沢山の車の中に、1台の銀色のバイクがタンデム状態で疾走していた。

バイクを運転する黒ブチ眼鏡の青年は高瀬健。そう、星雲仮面マシンマンことアイビー星人ニックその人であった。
そしてその後方に跨がっているのはOREジャーナルの葉山真紀…。

『ルチ将軍の反乱を切り抜けた008を取材して来い!』

ケータイに大久保編集長からの緊急メールが飛び込んできたので、科特隊基地での焼き肉パーティの1夜を過ごした後、すぐさま健を引っぱたいて真紀は008の街に向かったのであった。
そして、健の乗るGSX刀(=アイビー星レプリカ)の後ろに跨がりここまで来たのだ。

「いつ見てもすっごいわね~!この街…」
「僕の故郷の町並みも、こんなんだけどね…!」
「ハァ?」
相変わらずのノーテンキ(&変人+世間知らず)ぶりに首をかしげる真紀。
最も真紀は、健がアイビー星人である事を知らない。
そしてついでに言えば、あのプロフェッサーKとレディMすらも、星雲仮面マシンマンの正体が高瀬健と言う一見風采の上らない若者である事を知らない…。

「でも、何でメルカ共和国は未来科学都市計画を離脱したのかしら…?」
真紀は008の街を見ていると、メルカ共和国が独自に建設した理想都市…ジーザスタウンの事を思い出した。
メルカ政府のサイトでは「世界で一番優れた都市」と言う、まるでかつてのアクタ共和国のスローガンみたいな宣伝文句を流していたが、
実態はまったく逆であると言うのが、ネット上での専らの話であった…。

同じ金属と合成樹脂、そしてセラミックで作られた人工都市でもこうも違いが出るのか?
真紀はそれを知りたくて生まれて始めて008を訪れたのだ…。一方の高瀬健はと言うと、説明するまでもなく真紀のボディーガードであった。

が、これから高瀬健と真紀に、重要な出会いがあろうとは予想だにしていなかったのである…。


南米の奥地のアマゾンに1機の宇宙船がいた。X星人の宇宙船である。
デスギドラを使った作戦を遂行するためにアマゾンに来ていたのだ。
「さて、準備はできた。これであのお方の言っていたことが本当かどうか確かめられるな」
X星人が不敵に笑ったその時モニターにある物が写った。
「ほう。ゴジラにあの時のおもちゃじゃないか」
モニターに写ったのデスギドラの復活を感じてやって来たゴジラとそのゴジラを追跡してきたゴードン大佐率いる新・轟天号であった。
しかしX星人は表情を少しも変えずに
「これはいい。これであのお方の言っていたことが本当だとわかった。あのお方のシナリオが早く達成できそうだ」
ゴジラと新・轟天号を見つめながらX星人は笑った。

一方、新・轟天号の方では
「艦長!ゴジラの進路の先に宇宙船があります!」
新・轟天号のモニターにX星人の宇宙船が写し出された。
「これはX星人の宇宙船!」
「奴らめ。また性懲りもなく地球に来やがったな」
X星人の宇宙船では
「気づいたか。デスギドラ行け。」
X星人の宇宙船から地上に向かって光線が発射されるとそこにデスギドラが現れた。
「なんだ。あの怪獣は!」
「該当するデータがありました。怪獣の名前はデスギドラ。かつてモスラによってたおされた怪獣です」
「なるほど。すまんな」
ゴードンはそう言うと少し疑念が沸いてきた。
(妙だ。あの若造の性格だともっと派手に攻撃してくるはず。しかし今度は違う。なんで南米なんかにわざわざ来てデスギドラを暴れさせるんだ?)
ゴードンがそんなことを考えている時X星人の宇宙船では
「これでデスギドラはゴジラと戦う。これで布石はだいたい整った。後は当初の予定通りにあの男に接触するだけだ」
そう言うとX星人の宇宙船は消えてしまった。

「X星人の宇宙船が消滅しました!」
「艦長!ゴジラがデスギドラに向かって行きます!」
ゴジラはどんどん進んで行ってデスギドラの目の前に立つとデスギドラに向かって咆哮した。デスギドラも負けじと咆哮する。両者が睨みあった。
「ゴジラがデスギドラと臨戦態勢に入りました!」
「艦長。我々はどうしますか?」
小室が聞くとゴードンは
「俺たちは手を出さない方がいい。それにできれば奴らが潰し合ってくれた方が好都合だ」
新・轟天号は少し距離を取ってゴジラとデスギドラを監視した。
次の瞬間ゴジラが咆哮した。それはまるでゴジラとデスギドラの死闘を告げる戦鐘のようであった。

咆哮をあげる、いまにも、襲い掛かろうとするゴジラ。

だが、ゴジラの目の前で、デスギドラは透明になっていき、
視界から見えなくなった。

それを見て驚く新・轟天のクルー達。
「おい、デスギドラは透明怪獣なのか?」
「いえ、そんな事は聞いた事はありません」
艦長にオペレーターは答えた。
「おい、デスギドラをレーダー、熱センサーで探知できるか?」
「いえ、レーダーおよび、各センサーにも反応しません」
「人為的に透明になったと言う事か…(人のいない南米に出現させ、しかも、そこで透明にする…何を企んでいる?)」
ゴードンは、X星人の行動に思いあぐねた。
「おい、デスギドラの詳しいデーターを集めてくれ」
「了解」
「どうしたんですか、急に」
「んっ、なんか嫌な予感がしてな。デスギドラのデーターから何か見えるかも知れんと思ってな」
小室にゴードンは答えた。

「艦長。気になるデータを見つけました。何でもデスギドラは大地のエネルギーを食べるらしいです」
「エネルギーを食べる?どういうことだ?」
ゴードンがオペレーターに尋ねた。
「なんでもデスギドラは森林などにある生命エネルギーが食料らしいんです」
オペレーターの話を聞いた尾崎は
「大佐。これでわかりましたね。南米はエネルギーの宝庫だからX星人はデスギドラを送りこんだんですね」
「確かに表向きはそうだろうな」
「表向きは?どういうことですか。大佐!」
尾崎は質問した。
「考えてみろ。こんな状況でなんでわざわざそんな回りくどい事をする必要がある?尾崎。あの若造らしくないとは思わないか?」
「確かにあいつの性格ならもっと派手に攻めてくるはずだ」
「そうだろ。こんな回りくどい事をするはずがない。多分エネルギーを食べさせる
のは表向きで裏では何か別なことを企んでいるだ」
「別なこと…」
ゴードンの言葉を聞いた尾崎たちはゴジラを見つめた。

ゴジラはいきなりデスギドラが消えたので辺りを見まわしていたが前方に熱線を発射した。
すると消えていたデスギドラが現れた。今の一撃で装置が破損したのだ。
「これは…艦長大変です!デスギドラの体内に熱反応が現れました!」
「それはいったいどういうことだ!」
ゴードンはオペレーターに聞いた。
「これを見てください。これがX星人が出現させた直後のデスギドラ。
そしてこれがゴジラの熱線を受けた直後のデスギドラです。見てください。
熱線を受けたことによってデスギドラの熱反応が急激に上昇したのです。
さらにスキャンすると見てください。デスギドラの体内に微かに金属反応があります」
「これは爆弾!つまりこの爆弾はゴジラの熱線を吸収したというのか!」
「そういうことです」
この報告を聞いたゴードンは
「これでわかったぞ。奴の狙いはエネルギーを吸収させることだったんだ。そのエネルギーを使って爆弾の破壊力を強化するために!」
「つまりこちらが攻撃を加えたりまたはデスギドラがエネルギーを食べればその分爆弾の破壊力が強くなる」
小室がそう言うとゴードンは
「くそう!これじゃどうすることもできない!」
その場にいた全員は絶望した。

一方ゴジラもこの事実に気がついた。
デスギドラが攻撃したものはいいものの熱線のエネルギーがデスギドラの体内に入っていったのを手応えで気づいたのだ。
これでは熱線を使えば奴のエネルギーが上昇するだけ、下手をすれば爆発するかもしれない。そうゴジラが思った直後、激怒したデスギドラが光線を発射した。
それはゴジラが始めて見る地獄の始まりであった。

ゴジラは吹き飛ばされつつも立ち上がり、少しずつデスギドラに近づいて行った。
その姿を見たゴードンは何かを感じた。
「轟天号でゴジラを援護する!」
その言葉を聞いた小室はあわてて
「艦長!ゴジラを援護するのは」
「今デスギドラを倒さなければ世界が危ない!ゴジラはデスギドラを倒す為に前に進んでいるんだ!俺達も何かをしなければいけないんだ!」
その言葉を聞いた一同は一斉に了解と言った。
新・轟天号はゴジラとデスギドラの間に入った。
ゴジラは熱線を発射しようとすると新・轟天号がデスギドラの光線から守ってくれたのを見て熱線を発射するのをやめた。
デスギドラは光線を新・轟天号に発射し続けた。
「損傷度40%突破!艦長!これ以上は!」
「耐えろ!ゴジラとデスギドラの距離が5mになるまで持ち堪えろ!」
新・轟天号は怯まず前進した。それに応じてゴジラも前進した。
そしてゴジラとデスギドラの距離が5mになった瞬間
「今だ!離脱しろ!」
新・轟天号が離脱するとそれに合わせてゴジラがデスギドラに突っ込んだ。

ゴジラは一気にデスギドラに近づくと首をつかんで投げ飛ばした。
デスギドラは反応しきれずにそのまま地面に激突した。
間髪入れずにゴジラは今度はデスギドラの尻尾を掴むと空中高くに舞い上げた。
背ビレが青から赤に発光するとゴジラは赤い熱線を発射して一気にデスギドラを上昇させた。
「艦長。ゴジラはいったい何を…」
「多分ゴジラは大気圏外でデスギドラを爆破するつもりだ。宇宙空間なら爆発しても被害は出ない」
「しかしゴジラの熱線が爆弾に吸収されているんですよ。」
小室の言葉にゴードンは
「もうゴジラに賭けるしかない。爆発が先か。宇宙に出るのが先か。」
全員上昇するデスギドラを見つめた。
デスキドラは脱出しようともがくも勢いに押されて脱出できないでいた。
そしてついにデスギドラは大気圏外に出た。
その数秒後デスギドラは大爆発を起こした。
幸い放射線は地球に降り注ぐことはなかったもののすさまじい衝撃波が地球全土に
降り注いだ。当然衝撃波はゴジラと新・轟天号に襲いかかった。
「艦長!爆発の衝撃波が来ます!」
「全員耐ショック姿勢をとれ!吹き飛ばされるぞ!」
衝撃波がゴジラと新・轟天号に襲いかかり吹き飛ばした。

「全員無事か!」
ゴードンは衝撃波が収まったのを確認して皆に聞いた。
「全員無事です」
小室の返事を聞いてゴードンは安心した。
「良かった。被害状況はどうだ。」
「デスギドラによる損傷と衝撃波による損傷を加えると約50%程です。数分で修理が完了します」
その報告を聞いた直後に別のオペレーターが
「ゴジラが立ち上がります!」
ゴジラは立ち上がる空に向かって咆哮した。そして新・轟天号を見た。
全員に緊張が走った。しかしゴジラは何もすることもなく海に帰って行った。
「見逃してくれたか…」
ゴードンが言った。
しばらくして修復が完了するとゴードンは作戦室に尾崎と小室を呼んだ。
「さて、これからどうするか」
「やはりデスギドラのこと、そして何よりもX星人のことを日本に知らせに行くべきでしょう」
「私も同感です。X星人が地球を滅ぼそうとしたことを一刻も早く伝えなければ」
尾崎と小室がそう言うとゴードンは
「俺もそう思っていた。さて、久しぶりに日本に行くとするか!」
こうして新・轟天号は日本を目指して出発した。

しかし、デスギドラ爆破の余波による衝撃波は地球周辺の人工衛星を一斉に消失し通信を困難にさせるだけの被害を及ぼしていた。
最終更新:2013年04月18日 00:31
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。