ここはリズ陸軍基地というところらしい。なにやら俺は謎めいた実験をされるらしい。
「俺はジャンボ」「僕はオネス」など自己紹介をされたがヒレーは「取っ捕まるかもだし不要」と失礼なことを言う。
やがて目の前に白い巨人、いや機械ロボットか。二階建てのハウス並みのサイズ。
「乗れ」

俺は言われるままに乗る。
特になにも起こらず疑問に思うとヒレーは「もう無駄、しょっぴく」と言われ絶望していると突然のビジョン、俺はゴリラめいて樹と樹の間を飛びうつる。
ここは急にジャングル...?一体何が起こっているのか、急に分かったが俺はトーアなのだ。
「そうだよ」自覚し目が覚める。

「こいつ動くぞ」俺は白い巨人と一体化したような気分。
「よくやった」ヒレーは実際嬉しそうだ。
成る程これがアームヘッドか、パイロットを選ぶ実際不便な機械ロボットの話は聞いていたが本当だったとは。これを奪い高飛びするのが実際いいだろう。
「おいどこへいく」
「グッバイ、ヒレー」

だが門の前には二体の緑白巨人!くっにがさぬというわけか。
「とっと降りたまえ」「このフリメールの暴力を味わいたい場合は除く!」オネスとジャンボ!
「頭を使え!マキータ!」ヒレーのアドバイス、なぜ、いや俺は単純ばかではない。
うっこのボタンか。頭を使えってこういうわけだぜ。白い巨人の頭が回転、敵が怯む。

怯む隙をつく俺。二体の巨人を撒いて外!自由な!あとは気ままにアームヘッドで最強よ。売って大儲けだ。
だが、後ろに気づくと緑の巨人。
「くっおいついたというわけかヒレー」
「さあかかってこい」いやだ、逃げる。撒いたか。
ふと気づく、緑の巨人。「かかってこい」
「かからないぜ」逃げる、撒いたか。
ふと緑!なぜだ必ず追い付かれるぜ。
「これが調和能力マン・ハントだ、相手の後ろへの瞬間移動」
「オカルトか、だがおかしい」
ついにリズ首都近郊浜辺。
「かかってやるぜ」
「そうしろ…」
再び頭回転。
「ほう...詳しいなアームキルを知っているのか」
「お前が教えてくれたんだぜ」
「何を言っている?」

だが、ヒレーの実力は圧倒的!回転した頭の先を自らの武器で払い両手で首をつかむ。
「終わりだ、だがなかなか筋がいい」
「もっと教えて貰えれば次は勝つぜ」
「楽しみだ、教えてやるよドーナツの作り方とかな」

そして俺は三年間このいい男と暮らすことになるのだ。

今までで一番幸せな時期であった。


第二話 終

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最終更新:2014年07月16日 08:09