720 :名無しさんなんだじぇ:2012/05/27(日) 04:17:51 ID:WaS16JrU ~控え室~ C.C.「今回も阿良々木君は命をつないだか」 ひたぎ「そうね。まあしぶとさは台所とかに現われる黒光りする節足動物並みですもの。そう簡単に死ぬわけがないでしょう」 C.C.「何か嫌なたとえだな…それはともかく」 ひたぎ「ん?」 C.C.「もし、阿良々木君が来たら戦うのか?」 ひたぎ「当然よ。女が男に守られる時代は終わっているのよ」 C.C.「…勝算は?」 ひたぎ「…5割はない、3割あればいいところよ」 C.C.「珍しく弱気だな、ひーちゃんらしくもない」 ひたぎ「ウチの面子だけでもホンダムにみっちー、そして琴吹さんがいるもの」 C.C.「前二人に関しては身体スペックの差としてもやはり琴吹は厳しい相手か」 ひたぎ「ええ。本気でやりあったことはないけど、その強さくらいはわかるつもりよ。さすが竹井さん、田井中さんと並ぶ最強格の一般人とされているだけはあるわ」 C.C.「そうか、まあがんばれよ。私は手伝ってやらんがな」 ひたぎ「私が貴女の手伝いを期待すると思うの?」 C.C.「ふっ…それもそうか」 ひたぎ「…阿良々木君、私に守られることをよしとしないなら何がなんでも生き残りなさい。現世も地獄かもしれないけど、貴男にとってはこの死後の世界もまた地獄なのだから…」