管理人自身は特に絵が上手くないと思っているのですが、おそらくこれは真なのだろうと思っている事を纏めています。
信用するか否かは個人の判断に任せますが、これは絶対間違ってると思ったら連絡ください。
アニメ制作の、特に作画関係でよくある難しい
ポイント・上手く描けない理由・その対策法・関連項目を書いていきます。
管理人の研究と経験のみによって構成されているので、必ずしもこの通りではない可能性も大いにあります。
反復練習も重要ですが、集中して一つの問題を考えるのも大切です。
はっきりした疑問が特に無い場合は、疑問が出るまでがむしゃらに描けばいいのかも?
ただ、管理人の印象では何も考えずに描いている人が多いという印象が。
知らない事を知らないと言える人が多いって事なのかな・・・
清書するとおかしくなる
理由
- トレースの線が汚い
- 線の取捨選択を間違えている
- 下描きは線が多いため、情報量が多いので、脳内補正がかかって上手く見える
- 長時間連続で一つの絵を描いていると脳内補正がかかりやすい
対策
- 線が汚い→トレースを練習する
- 線の取捨選択を間違えている→全体を眺めてバランスを考えて清書する
- 下描きを短時間で仕上げるように心がける、あるいは間に休憩を挟んで見直す
- 他に自分に足りない技術が無いか考える
描いて一時間後に見ると描いてる時に気付かなかったおかしい所に気付く
理由
対策
- 短時間で仕上げるように心がける、あるいは間に休憩を挟んで見直して修正
- 紙を真上(真正面)から見て描く
大きく描けない
理由
- デッサンの細かいディテールや皺の付け方を習得できていないため、大きく描くとまっすぐな線ばかりになる
- 長い線を描くのが苦手
対策
- デッサン→体のどこに起伏が付くかを考えて描いて覚える
- 皺の付け方を練習する(どういう法則で皺が付くか考える、人に聞く、実物や人の絵を見てみる)
- 長い線→反復練習
カメラに向かう棒上のものが描けない
理由
- 考えが足りない
- 混乱してる
- デッサンの細かいディテールを習得できていない
- 皺の付け方を知っていても、原理を理解できていない
- パースを考慮できていない
対策
- 落ち着いて考えればわかるはず
- デッサン→デッサンの練習、体の起伏を考え・覚えて微妙な起伏を強調する
(腕一本にしても筋肉やら骨やら微妙な起伏がある。カメラへ向かうとそれが強調されて見える。)
- 実物(人の絵)を見てみる
- 皺→考えて描いてみる、人に聞く
- パースを考える、練習する。
動きがうまく描けない
理由
- 動きを普段から意識していないと難しい
- 考えが足りない
- 混乱してる
- 立体を考慮できていない
- ツメ、のこし、返しを考慮できていない
対策
- 普段から動きを意識する。常に作画の事を考える。良作画のアニメを見る。コマ送りで見る。
- 実際にその動きをしてみる
- その動きをビデオに撮って観察してみる
- 似た動きの動画を良作画のアニメから探して観察してみる
- 落ち着いて考えながら描いてみる
- 立体→同じ物体でも奥と手前でどういう軌道を描くか考える
- ツメ、のこし、返しを有効活用する
- 参考→リアル系作画と金田系作画
最終更新:2009年02月19日 20:12