柊かがみ

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:02:41.48 ID:A7JUHfIr0
「忘れる」ということ。
それは時に非常にうっとうしい、脳の機能のひとつである。
大切な約束や予定をうっかり忘れたり、学生なら試験勉強などしていると、
この「忘れる」という機能がなければいいのに、と思えてくる。

しかし、「忘れる」ことは、人間が生きていくために必要である。
人生には幾多の辛いこと、悲しいことがある。
その記憶は、時の風にさらされて徐々に乾き、輪郭を崩し、抽象される。
あらゆる辛い記憶が風化されずに残れば・・・人は生きてはいけないだろう。
そう、時が経てば傷が癒えるように、心の傷も癒えていく。
それが「忘れる」ということの、ひとつの側面だと思う。

いま通学電車の中で、忘れてしまいたい辛い思い出に触れている少女がいる。

かがみん「また痴漢・・・どうしたらいいの」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:08:51.84 ID:A7JUHfIr0
俺は今朝、柊かがみに痴漢する夢を見た。
つかさとこなたといっしょに登校するかがみんの後ろにつけてお尻を触った。
調子に乗って責めすぎて、指を入れようとして、かがみんが悲鳴を上げた。
その断末魔で目が覚めた。俺は汗だくになっていた。

辛い思い出である。思い出そのままの夢である。
それから数日後、駅でかがみんを見て、俺は取り返しのつかないことをしたと思った。
蒼白な表情・・・もう二度とかがみんには痴漢できないかもしれない。
いや、それどころか、俺は一人の少女の人生を狂わせてしまったかもしれない・・・
それ以来、俺は駅に行くたびにひそかにかがみんのことを気にかけていた。
大好きな妹や友達に支えられて、その顔に少しずつ元気が戻ってはきたが・・・

俺は朝から鬱蒼とした気持ちで駅に向かった。
そして今、俺が見ているのは・・・改札をひとりで抜けるかがみんである。
ひとりでホームに向かうかがみんの表情や仕草は落ち着いている。
時間はかかったが・・・かがみんは戻ってきた。

だから俺は決めた。今日は、お前に痴漢しよう。
やり直しだ。あの日あの時止まってしまった俺たちの時計。
止まったままでは、永遠に次に踏み出せない。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:14:30.84 ID:A7JUHfIr0
俺はかがみんに続いてホームに向かい、その後ろに立った。
お前を失った俺は、数々の姫に痴漢して腕を鍛えてきた。
たくさんのお尻を触ってきた。
時には恐怖に、時には快感に埋もれながら・・・それでも俺はお前を忘れなかった。
お前を追い詰めすぎた反省。それは俺を謙虚にしてくれた。

かがみんのお尻を眺める。俺の指はかがみんのお尻の感触を思い出す。
忘れようとも忘れようのないお尻だ。
電車が到着する。
俺はかがみんに体を密着させて車内に押し込んだ。

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:19:01.08 ID:A7JUHfIr0
左右で結ばれた綺麗な髪の毛がふわりと揺れる。
さすがに敏感なことだ。迫る危機を察知したらしい。
かがみんは俺から離れようと、人をかき分けて車内へ入っていく。
俺は離れないようそれを追う。かがみんは逃げて・・・そして追い詰められた。
かがみんは結果的に電車の角に誘導されてしまったのだ。
混雑しやすい扉の近くで、最も死角を作りやすい、まさに痴漢のホットコーナー。
さらに後ろの乗客に押されて、俺の体はかがみんに密着していく。
つかさもこなたもいない時に限ってこの状況・・・
舞台は整った。あとはやり放題。俺とかがみん、一対一の真剣勝負だ。

扉が閉まり、電車が大きく揺れて発車する。
俺はまだ手を出していない。
しかし、俺の胸に当たるかがみんの肩は細かく震えていた。

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:23:33.31 ID:A7JUHfIr0
どうだろう、この怖がり方。
俺はまだ触っていない。俺が痴漢であるという確証もまだないはずだ。
さっきまで落ち着いていたかがみんが、これだけでガタガタ震えている。

かがみんは痴漢の恐怖を克服したわけではない。
ただ、その記憶を押し込め、幾重にも蓋をして鍵をかけて見ないようにしているだけだ。
そして今、かがみんの心の深い部分で、その記憶が蠢動している。

俺は少し気の毒になった。
かわいそうに、よほど前の痴漢が怖かったんだろう。
安心しなよ、今すぐ俺が救ってやるから。
トラウマってのは同じ恐怖によって克服されるらしいぜ。
まあ漫画の知識だから責任は取れないけどな。

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:27:32.17 ID:A7JUHfIr0
俺の指がかがみんのスカートに触れる。さて一気に仕掛けるか、ゆっくり責めるか。
スカートをつまんで弄びながら考える。
いきなりは危険だ。かがみんは痴漢に過敏になっている。
ゆっくり慣らしていかないと同じ轍を踏むことになってしまう。。

俺はまずスカートの上からかがみんのお尻に手を当てていく。
両手で、左右のケツの盛り上がりを包んでフィットさせる。
スカートの上からのソフトタッチでも、お尻の柔らか味が感じられる。
そして、その可愛いお尻は・・・やはり、細かく震えていた。

かがみんはきっとあの時のことを思い出している。
俺もつられて思い出す・・・

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:31:22.87 ID:A7JUHfIr0
その大きな手は、やがて私のスカートの中に侵入してきました。
私は必死に我慢しました。こなたや妹に余計な心配をかけたくなかったし、
なんとなく恥ずかしかったからです。
そうしていると、痴漢は私のパンティをお尻に食い込ませてきました。
べたべたした手が素肌に触れてすごく気持ち悪かったですし、
お尻の谷間に感じる痛みにも耐えなければなりませんでした。
それでも、痴漢に遭うのは初めてではありませんでしたし、
少しの辛抱だと思って我慢しました。

電車が着いてやっと開放されると思ったとき、私の耳元に生ぬるい息がかかりました。
小声ではありましたが、「可愛いよ、かがみん」と言ったと思います。
それで、その指がパンティの隙間から私の股間に・・・


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:35:18.90 ID:A7JUHfIr0
痛みと嫌悪感に耐え切れず、私は叫んでしまいました。
全身の力が抜けて、その場に座り込んでしまいました。
涙が止まらなくて、自分の体が自分じゃないみたいでした。
こんなことになるのなら、早くこなた達に助けを求めればよかったと
今でも後悔しています。

それからホームで、こなたとつかさが、知らない女の人と何か話し合っていました。
その人も痴漢に遭っていたらしいのですが、詳しくは分かりません。
警察に行こうと言ってくれましたが、私は断りました。
お父さんにも、お母さんにも相談できなくて・・・
翌日は怖くて学校を休みました。痴漢に監視されているような気がしました。

こなたもつかさも私を気遣ってくれました。それが本当に嬉しかったです。
二人のおかげで、私は徐々に痴漢のことを忘れられました。
なのに・・・

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:39:33.35 ID:A7JUHfIr0
耳元で聞こえたのは、お姉ちゃんの声でした。
でも、私はそれがお姉ちゃんの声だとすぐには分かりませんでした。
引き裂くようなというか、引きちぎるようなというか・・・
今でも耳の奥に残っています。
びっくりして見ると、おねえちゃんが座り込んで泣いていました。
顔を覗きこむとなんだかうつろな表情で、色を失った目からとめどなく涙が溢れていました。
私はびっくりして、どうしていいか分かりませんでした。
あの光景は、たぶん一生忘れられないと思います。

隣に乗っていた女の人が助けてくれて、お姉ちゃんを電車から降ろしました。
その人が言うには、電車に痴漢がいて、それにやられたんじゃないかということでした。
でも、私も動揺してしまって、あまりその人の話を聞くことはできませんでした。
ただ、お姉ちゃんの見たこともない姿が悲しくて、胸が詰まる感じで息苦しかったです。
お姉ちゃんの手を握ると、その手は弱々しく震えてしました。


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:43:36.63 ID:A7JUHfIr0
本当に腹が立って、許せない気持ちでした。
だって、かがみんは何も悪いことをしたわけじゃないのに。
ガタガタ震えて、しくしく泣いているかがみんを見ていると、本当に悔しかったです。
近くにいたのに気づかなかった自分にも腹が立ちました。
もう少し注意していたら、あんなかがみんを見なくてすんだかもしれないのに。
しかも、あのかがみんがあんな状態になるなんて。
どんなひどいことをされていたのか・・・ちょっと想像して、すぐにやめました。
それからは、痴漢モノのエロゲーにも嫌悪感を感じるようになりました。

でも、最近はかがみんもすっかり元気になってくれました。
大好きな友達が元気で笑っているのが、やっぱり私にも一番幸せです。

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:48:07.84 ID:A7JUHfIr0
俺の心の走馬灯がくるくると回る。
はじめてかがみんに痴漢したときのこと。・・・懐かしいなあ。
ほんのちょっと前のことが、すごく昔の話みたいだ。
そうそう、俺が能登麻美子に痴漢してたんだよな。それをお前が見てしまったんだ。
で、いっしょに痴漢してやったんだよ。
「能登」と「加賀みん」なんてできすぎだと思ったんだ。・・・
それから・・・やりすぎて泣かせたこと。
つかさとこなたに支えられるように登校するかがみんの蒼白な表情。
そして少しずつ自分を取り戻し、明るく笑うようになったかがみん。

スカートをめくって生パンごしにお尻を掌握する。
必死にお尻を閉じて震えている。
その緊張がお尻に緊張感のある張りを与えて、プリプリと俺の指を押し返した。

俺は手を止めない。右手を動かして、人差し指をお尻の谷間に当てる。
どんなに力を入れても、柔らかい尻肉を硬直させることはできない。
尻たぶの隙間から、パンティごとかがみんのお尻の谷間に侵入していく。
じんわりと熱い感覚。かがみんはもう汗だくになっている。

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:52:37.76 ID:A7JUHfIr0
あの日と同じように責めよう。となれば、Tバック状にして生尻堪能だ。
俺はおもむろにパンティのすそに指をかけた。
かがみんがびくっと震えて、さらに体を硬直させる。体の震えがさらに大きくなる。
びっくりさせるのは得策ではない。
俺はゆっくりと優しく指を持ち上げ、右手の指でそのパンティを綺麗にお尻の谷間に押し込んだ。
その谷間は汗でぬるぬるとしていて、それが潤滑剤になって俺の指をぬるりと迎え入れた。

左手をかがみんの左ケツにフィットさせる。汗ばんだお尻がふるふると震えている。
そのきめの細かいすべすべしたお尻が汗に濡れて、俺の指を吸い付ける。
プリプリとした張りが心地よい。
俺は少し指に力を入れて、尻たぶの肉を押し込んでやった。
かがみんの尻たぶはふにふにとして俺の指を受け容れた。
久しぶりに触るが、やはり・・・いい尻だ。

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 00:57:34.74 ID:A7JUHfIr0
俺の右手の指先を左右からかがみんのお尻の肉壁が刺激する。
そして左手のほうは少しずつ力を強くして、かがみんの生尻を揉みしだいていった。
とはいえ、乱暴になりすぎないよう、優しく慈しむようにである。
かがみんは相変わらずガタガタと震えながら、抵抗はない。
恐怖で抵抗すらできない様子だ。
硬直したお尻は、少しずつ解れてきたが、震えは止まらない。
ぬるぬるした谷間にさらに汗が滲む。
俺はかがみんのお尻を両手でむしゃぶるように堪能した。

さて、電車が減速し始めた。
そうそう、「同じ恐怖でトラウマを克服」するんだったよな・・・
かがみんがあんな状態になったのは俺のせいだ。だから俺が責任をとって克服させる。
俺は右手を少しずつ下に下ろし、股間を目指した。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 01:01:51.70 ID:A7JUHfIr0
解れてきたかがみんのお尻がまた硬直する。きゅっと谷間を閉じて俺の指を拒もうとする。
俺はさらに左手でぐいぐいとお尻を揉んでやる。
小指と薬指をお尻の谷間にかけて、それを開くようにして揉む。
そして俺の右手の中指は股間に到達した。

さてさて、思い出そうよ。あの楽しい記憶をさ。
俺は左手の指先を立てて、こちょこちょとお尻をくすぐってやる。
責めの趣向が変わったことで、かがみんはぞくぞくと震え、一瞬脱力した。
そのチャンスを逃さず、俺の指はかがみんのパンティの隙間に入り込む。
俺の指は、まずはざらざらした感触を捕らえた。陰毛である。
さらに指を押し込んで、ついに俺の指は割れ目に到達した。
その入口はひくひくと震え、怯えているようでも誘っているようでもある。
あの日、あの時と同じだ・・・
俺はガタガタと震えるかがみんの右耳にふっと息を吹きかけてやった。

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 01:05:50.99 ID:A7JUHfIr0
その瞬間、かがみんは一気に脱力した。
俺に体をもたせかけるようにして、全身の力が抜けた。
ちょっと怖がらせすぎたか。
あの時と同じように、そこに指が突き立てられるとでも思ったんだろう。
安心しなよ。俺もせっかく帰ってきた大事な姫をまた失うような真似はしないよ。

かがみんのお尻は脱力していて、俺の右手が柔らかい尻たぶが優しく包んでいる。
左手のほうも、ぐいぐいと揉んでやっても反応しない。
ただ尻肉自体の張りだけがプリプリと俺の指を押し返した。
俺はひくひくと震えるその割れ目を、やさしく撫でるようにすりすりとなぞってやった。

ゆっくりだ、ゆっくりでいいんだからね。
いずれはその口で俺の指を咥えてもらいたいけど、焦らなくていいんだ。
ゆっくり慣れていこう。俺も協力するからさ・・・

優しく割れ目をなぞってやる。
指の腹が少しだけそれを開き、熱くてぬるぬるした中身に少しだけ触れる。
俺の胸にもたれたかがみんの背中がまたガタガタと震え始めた。

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 01:10:21.33 ID:A7JUHfIr0
電車が止まる。俺はするりと右手を引き抜く。
そして後ろから両手でかがみんの腰を支えるようにして、ホームに下ろしてやった。
かがみんはガクガクと震える膝で必死に体を支えて、
俺の手を振り払うようにしてふらふらとホームを歩いていった。

今日は「ぎりぎり」まで責めて、そこで引くことができた。
その感触として・・・まだまだやれそうだ。かがみんは強い子だ。
この姫は、もっともっと俺を喜ばせてくれるはずだ。
いろんな人のお尻を触ってきたけど、やっぱりお前は・・・いいわ。
また会おうね。そしていつかは・・・
俺の指を根元まで咥え込んで、いっしょにトラウマを克服しようよ・・・

ふらふらと歩くかがみんの背中を見送る。
俺は右手の中指を舐め上げながら、かがみんの余韻からしばらく抜けられなかった。

柊かがみ再会編 終了

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/12(土) 01:38:10.83 ID:A7JUHfIr0
~エピローグ~

かがみはがくがくと震える脚に必死に力をこめて歩いた。
駄目よ。これじゃ・・・また繰り返しじゃない。
あのとき、こなたやつかさにどれだけ心配をかけたか・・・
もう絶対にあんなことはあっちゃいけない。

でも、何で私がこんな目に遭わなきゃいけないの?
そう考えると、かがみの目から涙が溢れてきた。
しかしかがみはそれをぬぐいながら、しっかりと歩き続けた・・・

学校に入るときに少し足を止めて、ぐっと自分を励ました。
そしてなるべく自然に廊下を歩いていく。
「おっす、こなた~!」
そう、いつもと何一つ変わらない。
こうして自然にしていれば、誰も気づかないんだ。
そして痴漢に遭った事実すら消えていく。そんな気がした。

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最終更新:2009年07月23日 11:55
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