ま~ら行の死者名鑑




御坂美琴


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 ヽ(0皿0;)ノ  /            \:.     ′__∠/: : {{.    \        \
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※電撃を喰らっている相手はご想像にお任せします。


【名前】御坂美琴
【作品】とある魔術の禁書目録
【登場話数】4話
【死亡要因】失血死(銃)
【スタンス】対主催

「Magician’s circle」で初登場。参戦時期は割と曖昧。
いきなり本ロワのジョーカーたる荒耶に出くわし、未知の領域である魔術により窮地に陥るも、アーチャーの介入により事なきを得る。

ひとまずはアーチャーに付いていくことにし、ライダーに担がれていたC.C.を救助するも、自身の支給品のピザを貪られたりちゃっかりハロも取られたりと傍若無人振りを発揮。
憤慨するもアーチャーに彼女の容体を教えられ矛を収め、互いの情報を交換する。

C.C.が回復するまでの間軽く横になるが、学園都市第3位の超能力者といえど未だ学生の身、殺伐した雰囲気に精神を擦り減らし眠りに落ちていく。
その間、アーチャーは血に飢えた戦争屋、サーシェスの相手をすることに。

ガトリングによる先制攻撃は2人のいる民家を直撃、無防備の状態で腹に重傷を負ってしまう。
C.C.に支えられ崩れかける民家を出ようとするが扉のたてつけが歪み開かない。病み上がりの上同じく負傷しているC.C.では抜けられない。
間もなく死に至る体。だが美琴はそのまま大人しく屍になるのを良しとしない。
傍らの少女を救うため、美琴は天空を指差し、放つ―――最後の『超電磁砲』を。
不死者のを助けようと死力を尽くした姿にC.C.は衝撃を受ける。だがC.C.の正体を正しく知っていても彼女の行動は変わらなかっただろう。
死の間際に電光の姫君は何を思ったのか。それは彼女自身しか知るものはいない。

彼女の死は光貴(エツァリ)、上条、そして黒子に深い衝撃を刻み込むことになる。
それ以外にも殺害者であるサーシェス、一方通行らと本人の与り知らぬ処で関わりを持つ等、死亡してからのその影響力は絶大であった。


称号≪世界で一番のおひめさまになれなかったヒロイン≫





ユーフェミア・リ・ブリタニア


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        ,//ゝ,-ー┤ |  ::::丶\` -<´ ヒ/::::::::| |`ー-Yン{;l,.\
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【名前】ユーフェミア・リ・ブリタニア
【作品】コードギアス 反逆のルルーシュR2
【登場話】19話
【死因】射殺(胸をベクトル操作されたパチンコ玉で貫かれる)
【スタンス】対主催(脱出)/特殊(日本人限定マーダー)

「かしまし~ボーイズ・ミート・バッドガールズ~」で初登場。予想通りというかなんというか、「日本人を殺せ」ギアスを喰らった直後である。
ファサリナに槍を向けられてるところに白馬の騎士よろしくヒイロ・ユイが助けに来る。だが難を逃れた後にギアスが作動しヒイロを銃で撃ってしまう。
そのことに気付かないまま、近くで戦っていた炎のヨロイ乗り、ヴァンと会うが、元々は無しを聞かない性格の上カギ爪が名簿に載っていることで焦燥してる彼に突き離されてしまう。
それでもめげずに、ごひこと偽ゼロの放送を見て危険を知らせる為に一人歩きだす。
この際動きにくいドレスから支給品のさわ子のコスプレセットのスーツへとモデルチェンジする。

が、そこで出遭ってしまったのは馬に跨った魔王、織田信長。
超がつく危険人物だというのに始末の悪いことに彼は「日本人」、機械的に銃を撃ち、魔王の逆鱗に触れてしまった。
あわや一発退場ものだったが、傍にマリアンヌの意思で信長に付いていたアーニャがいたことが幸運だった。
落馬した信長から馬を奪い二人で逃走、下が海とはいえ崖にダイブという荒業で難を逃れる。
服を乾かす為に裸になってアーニャと乳繰り合ってるところを伊達軍の馬、かの馬イクに視姦されてるとは露知らず。
馬イク、そこ代(ry

馬イクを遺跡に置いていき(ざまあ)辿り着いたのは太陽光発電所。そして時刻は放送終盤。
そう、例のアレである。
アレ―――即ち「俺とホンダム」コンビのトランザムバーストによる発電所の大爆発。つーか消滅。
マリアンヌの意思で離れたアーニャは道連れとなったが、彼女は安置されていた転送装置により真逆のギャンブル船へと転移してしまう。
助かったのは運がよかったが、送られた場所は最悪といえた。
エターナルギアスユフィザード!日本人は死ぬ。というわけで第一発見者カイジ、そにぶ
次の獲物を求めるところに現れたのはゼクス・マーキス。日本人でなく、かつカイジの残したダイイングメッセージに気付いた彼により船の外へ連れてかれる。
共に皇族であり兄と妹を持つ身、シンパシーのようなものを感じたのか終始本当の兄妹のような中を見せる。
だがその裏でギアスの存在に薄々感づき始めており、自分の記憶の欠落を恐れていた。

政庁崩壊跡で美穂子の絶叫を聞き、再びギアス発動。ドサクサに紛れて黒子をそにぶする。ライダーに払われていちはやく退散。
その後黒子は一命を取り留めるが引き継ぐように衣が死の危機に立たされたことを考えると……。
間を置いて(作品破棄的な意味で)狙うのは言葉責めされて色々余裕のない上条当麻。
そにぶしようとするも咄嗟の上条カウンターによりK・O!この時本家本元のそげぶが発動、知らずギアスの呪いから解放されることに。

目覚め、ファサリナや通信越しの衣から自分のしてきた悪夢のような出来事を告げられる。何となしに気付いていたユフィは動揺こそしないが、その心には深く、強い後悔の念があった。
そして、悲しき再会。腕を断たれ、ゴミのように打ち捨てられている瀕死のスザク。
それらを受け止めユフィは決断する。自分の罪で悲しんだ衣から話を聞く事。その上でスザクの救命を懇願する。
その真摯な心は許されないまでも衣らの理解を得られ、治療サービスがある薬局と代金のペリカを送られる。
高潔な姿勢にファサリナは対主催のリーダーとしての資質を見出し、ようやく希望の道が見えてきたが……

一方通行「その幻想をブチ殺す!」

空気読んだのか読んでないのか、薬局に殴りこむ最強の能力者。これも一方通行が付近にいることを見越してスザクの治療を請け負った主催の奴の仕業なんだ。おのれ帝愛!ゆ"る"さ"ん"!!!
動けぬスザクを守る為身を投げ打つ黒子達。それをユフィは見届けるしかない。
激戦が一端止み、スザクの治療が終了する。未だ朦朧とした意識のスザクにユフィは命ずる。「生きて」と。
ギアスのような強制の呪いではなく、一人の少女のささやかで強い願いを。
決意を込め、敵である一方通行を撃つ。意外にもGN粒子銃であったことで起死回生のチャンスを掴むがここで痛恨のEN切れ!
奮戦虚しく体を銀玉が貫く。
それでも、最後の網膜に映った騎士の立ち上がる姿を見て。
彼ならきっと皆を救ってくれると安心して、少女は目を閉じた。


日本人の多いロワ、さぞ虐殺皇女の名に恥じぬそにぶっぷりを見せてくれるかと期待した人も多いはず。
実際のスコアは1と物足りない感があるが、殺害数よりも波乱を呼んだという点では予想通りの働きであったことだろう。

本来の歴史と同じように、愛する人に看取られての最期。ただ違うのは、もう誰も彼女を「虐殺皇女」とは呼ばないことだった。
AAは彼女の健闘を讃えそにぶでなくこれで。


称号≪その日本人(スザク)をぶっ生き返す!≫




ライダー


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【名前】ライダー
【作品】Fate/stay night
【登場話】17話
【死因】射殺(胸をベクトル操作でのコーヒー缶で貫かれる)
【スタンス】優勝

「魔女は晩餐」で初登場。マスターたる間桐桜のためにもいち早く元の世界へ帰還する道を選ぶ。
え?ワカメ?なにそれおいしいの?
手始めにC.C.を捕獲し魔力補充の名目でカプリと吸血。初っ端からエロスを見せてくれる。
その際C.C.の記憶を読み取りちょっとだけ共感してしまう。この行為が後に尾を引く事に……。
そのままお持ち帰り(?)中の時に遠距離からのアーチャーの狙撃を受ける。もう一口血を吸ってから、名残惜しみながらも置いていくことに。

次に駅の電車内にて福路美穂子、そしてそれを守る片倉小十郎と交戦。
ライダーの予想に反して小十郎は互角に渡り合う。勝負を決めたのは知識と、守る人の有無だった。
美穂子を襲うと見せかけ小十郎の隙を誘い、戦国武将と違い最低限の現代知識を与えられているライダーはスタングレネードで感覚を潰し、小十郎に致命の一撃を加える。
無防備の美穂子から血を吸おうとするが、信念で立ち上がる小十郎に阻まれる。小十郎に止めを刺し、美穂子は障害にならないとして放っておく。この行為が後に(ry

1回放送を聞き、補足したのはふじのんこと浅上藤乃。既に壊れてる彼女を利用すべく、魔眼使いとしての格の違いを見せコンビを組むことに。
その姿に自分の主の面影を感じつつも、表面には出さず振る舞う。
魔眼組みとして初めての活動は、なんと予備の車両を使っての電車運行。線路損傷もなんのその、ライダーの本領発揮で華麗に乗りこなす。
そして―――D-6駅に激突!!電車でGO!ていうか電車がGO!
並の相手なら即死モノだが駅にいたのはサーヴァント・セイバーに熱血戦国武将・真田幸村。色んな意味で並の奴らじゃなかった。
吶喊電車を人力で受け止められるがセイバーの魔力消耗には成功、殿の幸村と対決する。
人質もなく地力も高い幸村にやや苦戦するもふじのんスパイラルウェーブの援護により殺害。早くもコンビネーションの良さを発揮した。
続いて駅に向かっていたスザク、レイ+神原と対戦。疲労に加えレイの狙撃に手間取るも格の違いを見せスザクを圧し、神原を瀕死にし残ったレイも追い詰める。
あわや殲滅というところにレイニーデビルと再契約した神原が強襲する。更に一方通行も加わり分が悪いと見て負傷したふじんを連れて離脱する。
放送を待つ間、魔力補充も兼ねてふじのんとイチャコラちゅっちゅ。エロスその2。ごちそうさまです。

2回目の放送で黒桐幹也の名が呼ばれたことで動揺したふじのんを慰める。この辺からお互い感情移入が強くなってきてしまったようだ。
首輪を狙ってギャンブル船へ向かおうとした矢先、現れたのは戦争屋、アリー・アル・サーシェス。
情報を餌に狡猾に同盟を持ちかけるサーシェスを警戒しながらもメリットの面から藤乃と共に行動させ自分は単独行動に移ることに。
……だったのだが、やっぱりふじのんが気になりストーキング。案の定サーシェスが離反とも取れる動きに出たため結局現状維持に。
べ、別にフジノのことが心配だったんじゃ(ry

そして遭遇したのは阿良々木暦。出方を窺うため藤乃単独で会話をさせるが、用済みと見て凶げにかかる途中に突然藤乃が恐慌、阿良々木共々海にダイブしてしまう。
捜索するも発見は叶わないまま第3放送を聞き届ける。自分以外のサーヴァントが消えた事に安堵する暇もなく、治まりかけていたノイズも再発する。

Dエリアの4と5を挟む橋で衛宮士郎、ファサリナを補足。敵にはならないと見て奇襲にかかるも謎の不調もあり予想以上に健闘される。
だが次々と参加者が集まってくることで不調の原因、孤独によるコードの呪いが消える事で本領発揮、2人を歯牙にかけず一蹴する。
圧倒的優勢の中で、突然出現する泥の悪魔。レイニーデビルと聖杯の泥により徹底的に魔改造された福路美穂子が怨敵ライダーに躍り出る。
その存在を危険と見つつ、だが確実に斃すべくライダーは市街地へと誘導する。
サーヴァントキラーとでもいうべき聖杯レイニー美穂子だが所詮は元女子高生。拙い一撃を悉く防ぎ、徐々にその命を削ぎ落す。
このまま地道に消耗させるだけで十分だが、そこまで時間を長々と使うほどライダーは暇ではなかった。自分の加護を待っている少女がいるのだから。
自身の血飛沫を飛ばし、切り札のペガサスを召喚、上空での突撃で一気にたたみかける。
だが、知れず美穂子の意識はライダーの抹殺から自身の生存に切り替わっていた。『それ』を避けるために美穂子はライダーをかわし、そして『それ』に気付かぬライダーは、無防備な状態で『それ』を―――、織田信長の発した特上の瘴気を叩きつけられてしまう。
天馬も消え、一命は取り留めたものの既に死に体。それでも自分を待つ少女の元に向かうべく足を引き摺矢先に、今度は白い悪魔に出遭う。
胸に突き刺さるコーヒー缶。撃発する痛み。殺人に哄笑する白い悪魔、一方通行。だがそれらに意識を傾けることなく、最後に思うのは主と同じく不幸を突きつけられた少女の幸福―――。


序盤からコンスタントに活躍、堅実にスコアを重ねていき、光秀やバーサーカーといった超大物には及ばないまでもかなり有力なマーダーだった。
サーヴァント勢の中ではそれほど強力ではないのに関わらず最後まで残ったことからもそれが窺える。
要所要所で詰めを誤りそれが後々自分に帰ってくるというドジっ子属性持ちだったりとネタ要素にも事欠かなかった。
本編でふじのんとの百合ゆりタイムを見せてくれたり、住人から幾度なく「美穂子とヌルヌルマッサージ」が熱望されていたことといい、どうやらエロス要員としても期待を持たれていたらしい。
死亡話が非常に濃密だったことと、タンヤオドラという偉大な前例があったことから目立たないが、「(ベクトル操作による)コーヒー缶で胸を貫かれる」と死因もネタっぽい。

バトル、百合、エロス、ネタ諸々……幅広い要素を備えた非常に使いやすいキャラだった。


称号≪ドジっ子≫



リリーナ・ドーリアン


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             _`i゙''-.,,ゞ、,_iヽ、;゙、ヽ;;;;,ゝ_,,=-一‐ ̄i;;/r'´Yi::l:l:::゙、
          r'´''‐l `i´i゙゙'iヽ,.  ̄ '''"r、‐‐、‐,.、  ` ) 〉,ノ:|::l;:゙、:゙、
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         / `ニ゙、、i       l      `'''"    r,-'i;::l:::l:!:::i,;;;;::ヽ:゙、
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【名前】リリーナ・ドーリアン
【作品】新機動戦記ガンダムW
【登場話数】3話
【死亡要因】射殺
【スタンス】完全平和主義

「今は亡き王国の姫君」で初登場。参戦時期は36話(サンクキングダム崩壊)~38話(女王リリーナ戴冠)の間。
突然ロワに放り込まれる状況にも落ち着いた姿勢でいられるところはやはり一国の指導者か。完全平和主義を貫くべく明かりを付けたビルにて人を待つ。
だが軽いトラップにも気付かず物音に警戒せず近づくところはやはり甘い。銃を突きつけられた状態で最初の遭遇者、アーニャと出会う。
(元)女王と騎士同士波長があったのか行動を共にすることに。

互いの世界観について情報交換をしている際に現れたのは、レイ・ラングレンと、それを追う織田信長。
よりにもよってリリーナの思想とは180度真逆に位置する人間である。言葉を出す間もなくアーニャ共々先頭の余波に巻き込まれてしまう。
頭上に落ちる瓦礫。だがそれがリリーナらに降り注ぐことはない。何故ならこの争いを駆逐するべく現れた「俺とホンダム」コンビが駆け付けたのだから。

始まる戦闘。己の力でどうにもできない状況で歯噛みする中、レイと戦う刹那に援護へ向かうアーニャを送り出す。
刹那、ホンダム、アーニャの3人相手でも信長の優位は覆らない。膠着状態に陥った戦況を、完全平和主義を唱える少女の声が破る。
意外にも話を聞く姿勢を持った信長に向かって己の理想を問いかける。武器を捨て、手を取り合う道を理解させる為。
だがやはりというか当然というか、征天魔王には聞き入られることなくその細い首を刈り取られようとする。
それを阻んだのは、一時戦線離脱していたレイの銃撃。自身の口にした「夢」という言葉が彼を動かしたのは知る由もない。
アーニャにより身を潜められるがさらなる混乱を狂戦士―――バーサーカーが引き連れる。
バーサーカーが沈黙した後、改めて停戦を呼びかけるが、いた場所が悪かった。
すぐ横の「墓標」から、バーサーカーが蘇生を果たす。疾駆する目標はリリーナ―――の手にしていた騎士王の聖剣。
用なしとばかりに放り捨てられ直後、全身を貫く銃撃。
痛みを感じる暇もなく絶命する少女。その死がこの戦闘を終結する切欠になったのは皮肉としかいいようがない。

掲げた理想は踏みにじられた。だが魔王に臆せず訴えたその理念は、戦争根絶を掲げ戦う青年へと確かに引き継がれていった……。


称号≪理想は届かず、されど理念は次代へと受け継がれた≫



レイ・ラングレン


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      ,ハー-┐ L``!〉ヽ| |.|  ヽ、、ヽ l、:.:.:.| /トl!   '     ./.l l、 ヽ l
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【名前】レイ・ラングレン
【作品】ガンXソード
【登場話】15話
【死因】自殺(自ら心臓を撃ち抜く)
【スタンス】特殊→奉仕?(スザク)

「復讐するは我にあり」で初登場。原作終了のヴァンと違いカギ爪の男を追っている真っ最中。
参加者にカギ爪がいることを知り真っ先に復讐心のままに行動を開始する。
だが当のカギ爪は1話にて、悟り切った顔で自ら死を選ぶ。この時点で色々報われないことは確定だったといっていい。

不注意にも懐中電灯で遊ぶ律の隣にいる玄霧をドラグノフで射殺、残った律をブラッドチップで薬漬けにしカギ爪以外を殺させるよう命じるという良い感じに外道ぶりを発揮。本当にイキイキしてます。
次は馬に跨った魔王信長。距離を取りつつ牽制に徹する間に刹那&忠勝の俺とホンダムコンビが介入。刹那と、近くにいたアーニャ2人を相手取る。
一端追い込まれるもガンダリウム合金製麻雀牌で形勢逆転。攻勢に転じようとした矢先、壁をぶち破ったホンダムに巻き込まれ意識を失う。
命に別条はなく意識を取り戻すも重傷を負う。続く戦況からこのまま漁夫の利を狙い息を潜めていたが、信長と交渉を行うリリーナの「夢」という言葉に心をざわつかせる。
気付いたころには、リリーナの首を刎ねんとした信長の剣を撃ち弾いていた。
バーサーカーの乱入もあってなし崩し的に刹那達と共同戦線を張ることに。しかしリリーナが死に撤退に移る隙に刹那から首輪探知機を奪い逃走するしたたかさは変わらず。
だがここでタイムアップ。放送によりカギ爪の死が伝えられる。この瞬間レイの活躍も、命も同時に終えたと言っていいだろう。

復讐の対象を牛なたことで茫然自失、心あらずのまま彷徨う所に、同じように大切な人を失いうずくまる東横桃子と遭遇する。
2、3言葉を交わしそのまま何もせず去る。この邂逅が桃子にとって意外な形で表層化することになるが、彼にとっては何の因果もないことである。

腰を落ちつける場所を求め政庁に入るが、そこで枢木スザクと神原駿河に鉢合わせ。
声や、その境遇が似ている2人はお互いが気に喰わず交戦するも、既に目的が消えていたレイは戦意を失くし、スザクに自分を殺させよう仕向ける。
だがスザクにそれを見抜かれ、自分の結果を見届けろと生存を命じられ、承諾する。以降の全ての行動はスザクに一任するようになる。
D-6駅でのライダー狙撃など要所で活躍するが、今まで彼を燃やし続けていた復讐の念が消えた今となってはもはや動く骸、次第に体が朽ちていくのを感じながら動き続ける。

そして、上条当麻とアリー・アル・サーシェスとの戦いの後に最後の火が燻ぶった。
復讐を止め生きろと訴え続ける上条に、復讐の重さ、憎しみ、どうしようもなさを叩きつけ、駄目押しに上条が背負う御坂美琴の遺体を撃ち抜き、激昂した上条と一戦を交える。
結局、既に燃えカスであるレイは倒れ、灰になった人生に自ら幕を閉じる。最後に美琴を撃った事を詫びて。
……それでも上条は己の行いを悔やむことがなかったのだから本当にどうしようもない。

燃えも萌えも感動も、一切のカタルシスもない。最後まで救われず、報われぬ最後。それがレイ・ラングレンという男の人生だった。



称号≪救われず、報われず、男は灰に還る≫

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最終更新:2010年11月05日 20:12