安藤が生きていたら、気絶させた時にでも書こうと思っていた没ネタ
『超逆境賭博活劇 アルティメット×サバイバーさん』
(ぬけるような青空と荒野の描かれた背景と中央に倒れる安藤人形)
(カメオ人形がサイドから画面内に入ってくる)
カメオ「兄さん、起きてください兄さん!」
安藤「んんっ……もう朝か?」
(覗き込むカメオ)
安藤「……ぎゃっ! かっ、かかかかかかか、亀ぇ!」
カメオ「そうです、カメです。ちなみに名前はカメオです。お願いだから略さないでくださいね」
安藤「略……? っていうかカメオ、なんでお前はそんなにでかくなってるんだ?」
カメオ「むしろ兄さんの方が縮んでるんですよ、具体的には二頭身半くらいに」
安藤「ほ、本当だ! それに背景がチープになってるし。これはいったい……」
(背景、青空に白い書き文字でざわっ…ざわっ…)
カメオ「ところで兄さん、今日は、ななななんと、豪華なゲストを呼んであるんです」
(ごまかすように派手な動きで)
安藤「へ? ゲスト?」
カメオ「それではお呼びしましょう、カイジさんです」
(合図とともにカイジ人形、画面下からイン)
(鼻と顎がアンバランスに尖っている)
カイジ「画面の前のみんな、今日も命を賭けてるか?
俺は生粋のギャングラー
伊藤開司。略して、イカ! だが略さないでくれ!」
カメオ「生粋のギャンブラー=ギャンブル中毒のダメ男って意味ですけどね、ってヒデブっ!」
(カイジに殴られ血を吐くカメオ)
安藤「カ、カイジさん!? そんなカイジさんまで二頭身に……」
カイジ「よう、無事だったか安藤」
安藤「え、ええ……それより、カイジさんも無事でなによりです……
カイジさん、俺、船でカイジさんに本当に酷い事をしてしまって……」
カイジ「いいんだ、俺もお前に隠していた事があるから……」
安藤「え?」
カイジ「実は……俺の鼻と顎は着脱可能なんだっ……!」
(言葉とともにカイジの鼻と顎が外れる)
安藤「ええぇぇぇっ!」
カメオ「まあ、明らかに尖りすぎですもんね」
カイジ「更に俺の本体は鼻と顎の方なんだっ……!」
(宙に浮く鼻と顎、カイジ人形は画面下にフェードアウト)
鼻と顎「こんな騙すような真似をしていて、本当にすまなかった安藤!
おわびと言っちゃなんだが俺の強運をお前に与えよう、さあ、俺を受け入れるんだっ!」
(迫るカイジの鼻と顎)
安藤「い、嫌っすよ! 絶対に嫌っすよ!」
以降、目覚めて本編に戻るみたいな
最終更新:2010年01月05日 11:19