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「数多の殺意、奔流。」(2011/04/11 (月) 23:08:09) の最新版変更点
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「ギャハハ!よぉく逃げ回ったにゃーん?褒めてやるよ『グループ』!」
エツァリは単純に、逃げ回って時間を稼いだ。能美クドリャフカを逃がして、建物の中で支給品の手榴弾で決着させる。
だが、現実は甘くはなかった。麦野の『原子崩し』は手榴弾を空中で焼ききり、破壊する。
エツァリは再び手榴弾のピンを引くが、麦野の手から数多の閃光が噴き出し、撃ち落とす。
「(ここまでですか。すいません、御坂さん…。)」
そして、エツァリの心臓を『原子崩し』が撃ち抜き、絶命させた。
「こんなもんかにゃーん?」
麦野は口元を邪悪に歪め、別の方向を向いて歩きだした。
★
「超うるさいですね…戦いでしょうか?」
「筋トレの音には聞こえないな。へっ、最愛。俺の筋肉にお前の能力があれば無敵だぜ?」
「私の『窒素装甲』に筋肉は超関係ありませんからね」
くだらない会話を交わす中、桃色の髪をした小柄な少女が足取りもふらふらになって歩いてきた。
ただ事ではないーーーー。真人と最愛は直感し、身構える。
「駄っ……目っ!逃げてえっ!」
少女の後ろから現れたのは、最愛にとって驚愕だったろう。片腕と片目を能力で補った第四位の超能力者が、そこにいた
「………麦野…ッ!?」
「ハーイ、絹旗。今なら即死コースもあるけどどうするかにゃーん?」
絹旗は窒素を纏い、麦野に突撃する。麦野は笑いながら、ショットガンを撃って少しずつ装甲を削っていく。
押し負ける。絹旗は地面を殴りつけ、衝撃波で麦野のバランスを奪う。当たれば勝てる。絹旗は堅く拳を握り、麦野の顔に放つ。しかし、莫大な閃光が絹旗を襲った。
かなりの速さで装甲を削り、更に身動きも取れない。完全な王手だ。
パシュウッ、と一本の光が絹旗の腹を撃ち抜く。血が噴き出し、倒れる絹旗。
最後に見たのは、かつての仲間達の笑顔。走馬燈の中、光が自分を撃ち抜くのを待った。
その時だった。真人が、絹旗をかばうように前にたったのだ。
胸に穴が開き、絹旗と同じく倒れ伏した。
興味を失ったように麦野は逃走した少女を追うために去る。
「貴方…本当に超超超馬鹿なんですね」
「うるせえな…。俺は筋肉馬鹿だよ」
「で…も。あな…たの…お…友達も…生き残……ってる…と…いいで、すね。わ…たし…も…次は…光の中で…浜面たちと…楽し…く」
絹旗は二度と目を開けなかった。真人はああ、きっとそうなるさ、と言ってやった。
真人にも訪れる最期の時。なにを想い、誰に言ったかはわからないが、
「ーーーーーこれも永遠だよな、最愛」
そして真人も二度と目を開けなかった。
&color(red){【エツァリ@とある魔術の禁書目録】}
&color(red){【絹旗最愛@とある魔術の禁書目録】}
&color(red){【井ノ原真人@リトルバスターズ!エクスタシー】 死亡確認}
&color(red){【残り20/30人】}
【一日目/夜明け/a-3商店街】
【麦野沈利@とある魔術の禁書目録】
[状態]高揚感
[装備]ショットガン
[所持品]基本一式、不明1
[思考・行動]
基本:優勝して浜面仕上に復讐する。
1.楽しいねえ!
【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]疲労(大)、精神的ダメージ(大)
[装備]なし
[所持品]基本一式、不明2
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない。
1.怖いよ…。
|[[遙か彼方-僕らのstory-]]|投下順|[[すれ違いの切なさ]]|
|[[遙か彼方-僕らのstory-]]|時系列順|[[すれ違いの切なさ]]|
|[[疾走する魔術師のパラベラム]]|エツァリ|&color(red){GAME OVER}|
|[[起こすぜ筋肉旋風(センセーション)]]|絹旗最愛|&color(red){GAME OVER}|
|[[起こすぜ筋肉旋風(センセーション)]]|井ノ原真人|&color(red){GAME OVER}|
|[[疾走する魔術師のパラベラム]]|麦野沈利|[[]]|
|[[神が下す審判]]|鹿目まどか|[[]]|
「ギャハハ!よぉく逃げ回ったにゃーん?褒めてやるよ『グループ』!」
エツァリは単純に、逃げ回って時間を稼いだ。能美クドリャフカを逃がして、建物の中で支給品の手榴弾で決着させる。
だが、現実は甘くはなかった。麦野の『原子崩し』は手榴弾を空中で焼ききり、破壊する。
エツァリは再び手榴弾のピンを引くが、麦野の手から数多の閃光が噴き出し、撃ち落とす。
「(ここまでですか。すいません、御坂さん…。)」
そして、エツァリの心臓を『原子崩し』が撃ち抜き、絶命させた。
「こんなもんかにゃーん?」
麦野は口元を邪悪に歪め、別の方向を向いて歩きだした。
★
「超うるさいですね…戦いでしょうか?」
「筋トレの音には聞こえないな。へっ、最愛。俺の筋肉にお前の能力があれば無敵だぜ?」
「私の『窒素装甲』に筋肉は超関係ありませんからね」
くだらない会話を交わす中、桃色の髪をした小柄な少女が足取りもふらふらになって歩いてきた。
ただ事ではないーーーー。真人と最愛は直感し、身構える。
「駄っ……目っ!逃げてえっ!」
少女の後ろから現れたのは、最愛にとって驚愕だったろう。片腕と片目を能力で補った第四位の超能力者が、そこにいた
「………麦野…ッ!?」
「ハーイ、絹旗。今なら即死コースもあるけどどうするかにゃーん?」
絹旗は窒素を纏い、麦野に突撃する。麦野は笑いながら、ショットガンを撃って少しずつ装甲を削っていく。
押し負ける。絹旗は地面を殴りつけ、衝撃波で麦野のバランスを奪う。当たれば勝てる。絹旗は堅く拳を握り、麦野の顔に放つ。しかし、莫大な閃光が絹旗を襲った。
かなりの速さで装甲を削り、更に身動きも取れない。完全な王手だ。
パシュウッ、と一本の光が絹旗の腹を撃ち抜く。血が噴き出し、倒れる絹旗。
最後に見たのは、かつての仲間達の笑顔。走馬燈の中、光が自分を撃ち抜くのを待った。
その時だった。真人が、絹旗をかばうように前にたったのだ。
胸に穴が開き、絹旗と同じく倒れ伏した。
興味を失ったように麦野は逃走した少女を追うために去る。
「貴方…本当に超超超馬鹿なんですね」
「うるせえな…。俺は筋肉馬鹿だよ」
「で…も。あな…たの…お…友達も…生き残……ってる…と…いいで、すね。わ…たし…も…次は…光の中で…浜面たちと…楽し…く」
絹旗は二度と目を開けなかった。真人はああ、きっとそうなるさ、と言ってやった。
真人にも訪れる最期の時。なにを想い、誰に言ったかはわからないが、
「ーーーーーこれも永遠だよな、最愛」
そして真人も二度と目を開けなかった。
&color(red){【エツァリ@とある魔術の禁書目録】}
&color(red){【絹旗最愛@とある魔術の禁書目録】}
&color(red){【井ノ原真人@リトルバスターズ!エクスタシー】 死亡確認}
&color(red){【残り20/30人】}
【一日目/夜明け/a-3商店街】
【麦野沈利@とある魔術の禁書目録】
[状態]高揚感
[装備]ショットガン
[所持品]基本一式、不明1
[思考・行動]
基本:優勝して浜面仕上に復讐する。
1.楽しいねえ!
【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]疲労(大)、精神的ダメージ(大)
[装備]なし
[所持品]基本一式、不明2
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない。
1.怖いよ…。
|[[遙か彼方-僕らのstory-]]|投下順|[[すれ違いの切なさ]]|
|[[遙か彼方-僕らのstory-]]|時系列順|[[すれ違いの切なさ]]|
|[[疾走する魔術師のパラベラム]]|エツァリ|&color(red){GAME OVER}|
|[[起こすぜ筋肉旋風(センセーション)]]|絹旗最愛|&color(red){GAME OVER}|
|[[起こすぜ筋肉旋風(センセーション)]]|井ノ原真人|&color(red){GAME OVER}|
|[[疾走する魔術師のパラベラム]]|麦野沈利|[[まどかアーチャー]]|
|[[神が下す審判]]|鹿目まどか|[[まどかアーチャー]]|