どうしてこうなった…?

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「ちょっと休んで行こうか…」 「…うん」 ホームセンターの前に座り込み、休憩を取る。 自分はこの程度ではあまり疲れはしない。 だがこの子は違う。まだ幼い。 この異常な状況で感じているストレスも、計り知れない。 「…ホームセンターか…何かあるかもな…」 武器になりそうな工具があるかもしれない。 バールとか、パイプとか。 お互い、碌な武器も無い状態ではあまりにも危険だ。 「よし、ホームセンターの中を見てみよう。歩ける?」 「…はい」 (ついでに、飲み物か何かあるといいな…口の中までかさかさだ) ◇ 「こんなもんか…」 武器になりそうな工具をデイパックに入れる。 バール、釘、そして小型釘打ち機。 「こんな感じで十分かな…飲み物はどこだろう」 「あ、あっちにジュースがありますよ…」 カップ麺や缶詰がたくさん置いてある。 その傍には、ペットボトルに入ったジュースやお茶が。 「1、2本持って行こうかな…」 ペットボトルに近づこうとした時。 棚のボトルが弾ける。 「うわあっ!!」 「俺の名前は堀川祥太。お前等を殺しに来た」 肩にライフルを抱え、ニヤニヤ笑いながらこちらを見つめてくる。 咄嗟に釘打ち機を相手に向けるが、とても敵いそうにない。 一方、相手は悠々とリロードしている。 「は、早く逃げて!」 「無駄さ、第一子供にも当たってるっつーの」 茜の方を見る。 …腹から出血している。流れ弾が被弾したのか…? 「…くそっ、いいところで故障か!?」 祥大が銃を抱え怒号を発している。 どうやら、動作不良のようだった。 「…そっちがやる気ならこっちだって!!」 「てめぇ!!ざけんなコラ!」 「先に仕掛けたのはそっちだろうがー!!」 頭に釘打ち機を押し当て、そのまま引き金を引く。 作動音が、そして肉を釘が抉る音が響く。 「あうぇあdyhgtじゅcvhk!!」 声かどうかも分からない悲鳴を上げ、祥太は息絶えた。 ◇ 「はぁ…はぁ…」 肉の破片や脳漿のこびり付いた釘打ち機を握ったままその場に立ち尽くす。 急に、茜の事を思い出す。 「…大丈夫か!?」 出血が激しい。 この体の大きさで、これほど出血しては、もう…。 「私、もう…死んじゃうの?」 「そう…かもしれない…」 「…ここで最初に会ったのが…お兄さんで…よかった…」 最期の言葉を振り絞り、神谷茜は幼い命を散らした。 「…そんな…」 何も出来なかった自分が憎い。 守れなかった自分が憎い。 「何で…こんなことになってしまったんだ…」 【一日目・深夜/D-2】 【◆VxAX.uhVsM@非リレー書き手】 [状態]:健康、血塗れ [装備]:釘打ち機(バッテリー残り98%) [所持品]:支給品一式、バール、釘箱×3 [思考・行動] 基本:ゲームには乗りたくない。 1:…。 ※ホームセンター店内にL85A2と神谷茜、堀川祥太の遺体が置いてあります 【神谷茜@オリジナル 死亡】 死因:失血死 【堀川翔太@オリジナル 死亡】 死因:頭部破損 ≪キャラ紹介≫ 【堀川翔太(ほりかわ しょうた)】 24歳/男/無職 ニート。常に金を欲しがっている。

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