スタイル7

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(もう2時間ぐらい経ったかな、) 桐嶋郁弥はニューヨークエリアにあるターミネーターのアトラクションの前にいた。 「誰かーいませんかー」 その郁弥の耳に少年の様な綺麗な声が聞こえる。 「おーい!ここにいるよー!」 郁弥もそれに大声で返す。 「よかった、やっと人がいた、」 そこに赤い髪の若い男、七瀬陸がやってくる、 「俺、七瀬陸って言います、戦いには乗ってないです。」 「僕は桐嶋郁弥、同じく戦いには乗ってないよ、」 2人は近くのベンチに腰掛けて情報交換などを行う。 まずは支給品のことだった、 七瀬陸はナイフと龍騎のカードデッキ、桐嶋郁弥はスタンガンとナイトのカードデッキが配られていた。 続いて参加している知り合いについてだ、七瀬陸は自分のマネージャーの小鳥遊紡、桐嶋郁弥は自分のアメリカ時代からの親友である遠野日和のことを話した。 (日和、、、僕のために人殺しなんてしてないよね、どうか悪い方向にだけは行かないで) 遠野日和のことに関して桐嶋郁弥はスゴい不安であった、 一時期自分の中学時代の親友である七瀬遙が自分に会うのを防ごうとしたりしておた男だ。 郁弥のために人殺しをしていてもおかしくはない、郁弥はそれが不安であった、 「どうしたんですか?」 「親友の日和がちょっと心配でね」 「俺もマネージャーのこと、すごく心配です。」 「日和なら僕のために人を殺しかねない、本当は優しい奴なんだけどね、僕のことになると少し暴走気味になっちゃうんだ、」 「そうなんですか!?」 「うん、僕のことを考えてか僕の中学の時の仲間のハルに会わせないように画策してたこともあってね、今はもう大丈夫だけどこういう状況になっちゃったから心配だよ、」 「それは大変ですね、でも、俺の仲間にも環って奴がいて、スゴいマイペースで、生き別れになった妹に見つけてもらうためにテレビに映ることに執着したりして、トラブルメーカーになっちゃって、大変だったけど、本当は良い奴だったから、今でも仲間として一緒にやれて皆で新人賞取ったりもできたんです、だから思うんです、人は大切な人のためにダメな方向に行くなんて出来ないと思うんです、きっと日和さんも大丈夫だと思います。」 「そう言ってもらえると安心できるよ、ありがとう、」 結果から言うと桐嶋郁弥の悪い予感は当たってしまっていた。 つい、2時間前頃に人を殺していた、 「郁弥さんってなんか俺の兄に似てますね、」 「そうなの?それより陸にもお兄さんがいたんだ」 「そうなんです、俺の憧れの存在で、いつも人を笑顔にしてくれるんです。」 「そうなんだね、僕の兄貴も逞しくて、頼りがいがあって、ずっと僕の憧れだよ、」 「お互い良い兄に恵まれましたね。」 「そうだね、何かの縁かもね」 郁弥が陸に笑顔を見せる。 「兎に角、今はその2人を中心に仲間を集めましょう」 「そうだね、陸、行こう」 状態表  午前2時 現在地ターミネーター前 【七瀬陸@アイドリッシュセブン】   【状態】健康  持病持ち 【時系列】最終回後 【装備】カードデッキ(龍騎) ナイフ 【道具】支給品一式  【思考・状況】   0、対主催 1、小鳥遊紡、遠野日和と合流する 【桐嶋郁弥@free!dive to the fiture】   【状態】健康  【時系列】本編第8話後 【装備】カードデッキ(ナイト) スタンガン 【道具】支給品一式  【思考・状況】   0、対主催 1、日和と合流

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