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超高校級の希望が残した希望

33話 超高校級の希望が残した希望


「行こう、戦場ヶ原サン」
「……分かったわ」

放送が終わって、教会を調べた二人は希望ヶ峰学園に向かう事にした。
若干空の色が明るくなっていた。
外の空気は冷たく、心地が良かった。
こんなときは、何もない訳が無い。
こんな感じの時はいやな事が起こる。そんな考えがあった。

「あら、また会ったわね」

その声とともに僕は叫んだ。
逃げろ、と。
彼女も驚いてはいた。僕がこんな風に怒鳴ったのは初めてだから。
しかし、彼女も分かったと言わんばかりに、走り去って行った。

「あら、そんなことで私が見逃すと思ってるの?」
「うん、無理だろうね…でも」

僕は口を開く。

「時間稼ぎくらいは、出来るんだよ」

超高校生の希望と言われてようが、頭は並、力はない。
ちょっと前向きなのが取り柄の僕がやれる唯一の手が、時間を稼ぐことだ。

「まずは…」

僕は走り出した。
B-4の方向に……。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「……」

少年、ひろしはこの世に絶望した。
一時間ただ空だけを見ていた。
友達は二人とも死んで、頼りになった人は殺されて。
もう、なにも希望はなかった。
デイパックの中に入っていた、カッターナイフに手が伸びた。
それを、自分の首にあて、そして、少年は



この世から、姿を消した。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「あら、もう手詰まり?」
「………」

そこは、B-3とB-4の間。
もう苗木に、逃げるという選択肢はなかった。
霊夢は、手にグラディウスを持っていた。
さきほど、一人の少年の心臓を刺した剣である。

「じゃあ、死になさい」

霊夢は走って苗木を刺そうとする。
苗木は動かない。
そして、苗木が刺されそうになる寸前。

彼は動いた。

その突進をよけて、首をつかんでB-4エリアに倒れこむ。
B-4エリアに入りこむ…という事は。



『首輪、爆発10秒前』



「くそ!あんた!どきなさい!」
「どく訳ないだろう?」
「くそ……!」

状況は、簡単に言うとマウントポジションという奴だ。
手を足で動かないようにして、首を右手でつかんでいた。

『5』

「……ごめんね、霧切さん……僕は希望にはなれなかったよ」
「でも、僕は…」

『3』
『2』
『1』

「これで、よかったんだよね?」

『0』


その場には、二つの爆発音が響いた。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「!!」

戦場ヶ原ひたぎは足を止めた。
元いた場所から聞こえた爆発音に。
その音を聞いて、若干悲しそうな顔をしたが、彼女は走り始めた。

『希望』が残した、希望として。

【ひろし@青鬼 死亡】
【博麗霊夢@東方project 死亡】
【苗木誠@ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 死亡】
【残り 10人】

【一日目/早朝/C-3】
【戦場ヶ原ひたぎ@化物語】
[状態]走ったことによる疲労(中)
[装備]果物ナイフ
[所持品]基本支給品 不明支給品(0~2)
[思考・行動]
基本:阿良々木暦、神原駿河と合流して脱出する。
0:苗木君…ごめんね…。
1:苗木君と決めたとうり、希望ヶ峰学園に向かう。
[備考]
※つばさキャット終了後からの参戦です。

とある悪魔の一方通行 時系列準 終わる希望と絶望の種
とある悪魔の一方通行 投下順 終わる希望と絶望の種

あくまで仮定の話である ひろし 死亡
あくまで仮定の話である 博麗霊夢 死亡
それは幸運か不運か 苗木誠 死亡
それは幸運か不運か 戦場ヶ原ひたぎ 終われ、全て

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最終更新:2011年04月29日 13:46
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