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一人、また一人と…

誰もいない事を確認してロビーまで降りてみる。
…誰が襲われ、殺害されたか。やっぱり気にせずにはいられなかったからだ。

(血の臭いだ…)

濃厚な血の臭いに、吐き気を催す。
血の海に沈み微動だにしない参加者…。
うつ伏せで倒れているため、顔は見えない。

(一体誰なんだ…近寄ってみようかな…)

勇気を出して、遺体に近づく。
想像通り、さらに血の臭いが濃厚になっていく。
優しく、体を動かして仰向けにさせ、顔を見る。

「…めろりんじゃねーか…」

予想外の事に、そして自分が良く知る人間の死を改めて知り愕然とする。
めろりんが死んでしまったのは、先程の放送で知ったがこんなに早く遺体に会うとは…。

「埋葬してやるか…こんな所に放置してちゃ、かわいそうだしな…」


◇


ホテル裏の小さな広場。
シャベルで穴を掘り、その中にめろりんの遺体を埋める。

(今はこんなのが精一杯だが…許してくれ。俺が生きて帰ったら、必ず…)

めろりんの墓の前で手を合わせ、誓いを立てる。
必ず、この糞ゲーを壊して、生きて帰る。
そして…ちゃんと、めろりんのお墓を立てる。
もちろん、このゲームで死んでしまった知り合いの分も。

「…ちょっと」
「うわぁっ!?」

いきなり声をかけられて、声が裏返る。

「いきなり声かけないでくれよ、死ぬかと思ったじゃねーか…」
「ごめん…それより、07はここで何を…?」
「…めろりんの遺体を見つけたから、ここに埋めてあげたんだ」
「そうか…」


◇


ホテルを後にして、近くの街目指し歩き出す。

「これから、どうする?」
「とにかく、ゲームに乗ってないやつを探して一緒に行動する。首輪を外す方法も見つけたい」
「じゃあ、俺も一緒に行くよ。仲間は多い方がいいでしょ?」

この先2人に待ち構えているのは闇か、はたまた光か。
どちらかは分からない。
だが、事態は…確実に、終息へ向かっていた。

【一日目/午前/D-7:ホテル付近】
【07@板対抗BR】
[状態]:健康
[装備]:ブーメラン@現実
[所持品]:支給品一式、ipod(ニコニコ仕様)@現実
[思考・行動]:
基本:必ず生きて帰る。
1:とにかく、ゲームに乗ってない人を探そう

【vもんが@板対抗BR】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式、危ない物質、パン切り包丁
[思考・行動]:
基本:ゲームに乗る気も人を殺す気もない。
1:07と一緒に、ゲームに乗ってない人を探す

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最終更新:2011年05月26日 22:19
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