魔法を0にする

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智代と大賀の鬼ごっこは今、終わろうとしている。

 ◇

ダンジョン最下層。
智代は行き止まりに立ち入ってしまった。
もちろん

「■■■■■■!
「■■■■■■■!
「■■■■■■■■!
「■■■■■■■■■!
「■■■■■■■■■■!

咆哮を上げる大賀。
そして――――――。

「■■■■■!
「―――――うぉお」

大賀は智代に魔の手を加える。
しかしそれは、智代にとっては簡単にかわせる程度のものだった。
騎士化した、坂上智代にとっては。
そんな時、

≪プレートに使用可能なポイントがあります≫
≪使用しますか?≫

という声が智代の頭に響いた。

「―――――え?」

≪使用しますか?≫

「な、な何?どういうことだ!?―――良く分からんが使ってみる」

その瞬間、目の前が光に包まれた。
――――そして、もう二度と、「The World」の景色は返ってこなかった。

 ◇

元々騎士化薬は劇薬である。
もちろんこれのみ原因で『あの計画』が中止になったわけではない。
むしろこれは『委員会』にとっては些細な問題なわけだが。
しかしそれでも劇薬という事実には変わりない。
騎士化というものは身体の真の力を解き放つ物。
その分身体に負担がかかり過ぎるのだ。
それこそ騎士化という状態でなければ。
だからこそ騎士化するというものは恐ろしいのだ。
しかしながら、普通はその心配はしなくてもいいのだ。
何故かというと、別に騎士化から通常の姿に戻る必要などないから。
特に取り上げるほどの欠点は騎士化になれた後からだと割と少ない。
………。
さて、何故こんな話をしているかというと、
坂上智代という人の死に大いに関係あるからだ。
何故彼女が死んだか。
もう話の流れから予想がついた人もいるかと思うが一応言っておこう。
それは、坂上智代の騎士化が解けたから。
原因はエムゼロという魔法のようなじゃないような効果を出だすものである。
魔法。
確かに騎士化は魔法のものであろう。
まるでどっかの魔法少女みたいに光に包まれ変身するのだから。
しかし、一度解放されたもの回収するのは案外難しい。
力も同じ。
解放された力が前の姿で耐えられたかと言えば、耐えられなかった。
だから坂上智代は、死んだのだ。
肉を撒き散らし…。

 ◇

九澄大賀は目を覚ます。

「―――――」

それは丁度、坂上智代の肉片と化した『物体』を、転送装置が運んでいるところだった。

「――――――――――――――――――――――――」

さて、
九澄大賀は確かに願った。
人を皆殺せと。
そして、目の前には、肉片。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

九澄大賀はまた狂う。
しかし今度は身を任せる手立てがない。
だから、

モンスターに身を投げた。

そして――――死んだ。

 ◇

もう言わなくてもいいのかもしれないが、
九澄大賀が自我を取り戻せたのは、悪魔の手が消え去ったから。
またしても、エムゼロによって。
怪異。
これほどまでに魔法の様なものはいないだろう。
あの世界では、幽霊は魔法で作れるのだから。
エムゼロ。
それは、黄金の輝き。
そして、鉛の様な煌き。


【坂上智代@CLANNAD:ログアウト(死亡)】
【九澄大賀@エムゼロ:ログアウト(死亡)】
【残り5人+α】


勇者は決意しAIは戸惑う 投下順 今日という一日は
悪魔と聖者 坂上智代 GAMEOVER
悪魔と聖者 九澄大賀 GAMEOVER
最終更新:2011年06月16日 16:43
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