歩く心霊スポット

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「Tさん…Tさんはどこ…?」

友人のKを操り、フラフラと道を進む。
目は虚ろで焦点が合っていない。
その時、前方に1人の女を発見する。

(…あれは…ただの女…Tさんじゃないなら…)

しかし、ワンピースの女には分からなかった。
その女が、こっちに殺意を剥き出しにしている事が。

「…!」
「死ねっ!!」

間一髪、女の攻撃をかわす。
少し反応が遅れていたら、頭が叩き潰されていた。

「何するの?」

Kの声を使い、話す。

「何って、貴方を殺して優勝するのよ!じゃないと私が死んじゃうじゃない!」
「Tさんとその関係者以外は傷つけたくないけど…仕方無いわ、死んで貰うしかないわね」

一気に跳躍し、女に襲い掛かる…はずだった。
Kの体がその動きに付いてこれないのだ。

「人間の体は使いづらいわね」
「無駄口叩く暇があったら自分の心配したら!?」

大振りのハンマーが再度襲い掛かる。
体をひねりかわそうとしたが…かわしきれなかった。
頭にハンマーが激突し、血が飛び散る。

「酷いことするわね。まあ、私は痛くないけど」
「…何で?」
「この体は私の物じゃないからよ。体がいくら傷付こうと、私にダメージは無い」

たしかにワンピースの女は友人のKの体を借りているだけ。
憑依相手が死にさえしなければ、自分には関係無い。

「…流石にこの男が死ぬと私も危ないんだけどね」
「じゃあ男ごと殺してあげる」
「無駄よ。この体を捨てて誰かに乗り移ればいいだけなんだから」

そう言い終わった後、男が崩れ落ちた。
少しの間痙攣していたが、やがて動かなくなった。

「ど、どこにいるのよ!出てきなさい!」
『…次は貴方にするわ』

すぅっと女の体内に入り込んでいく。
言葉にし難い悪寒が、体中を包む。

「…出て行きなさいよ…早く…!」
『精神力は…。少しはあるみたいね。でも諦めた方がずっと楽よ?』
「……。」

意識がどんどん薄れていく。
自分が、失われる。
もう、駄目だ。
逆らえない。

――だから、諦めた方がいいって言ったじゃない。変に逆らうと苦しいだけなんだから。

完全に乗っ取られる前に、あの忌わしい女の声が聞こえた気がした。




「…ようやく折れてくれたみたいね…。さっきの男よりは良さそうじゃない。」

宿主の記憶を探り、名前を探す。。
…遠山純子。
それが、この女の名前らしい。
もしも素性を聞かれた時に、名前が答えられなかったら怪しまれる。

「ついでにいい武器も探したいわね。あのTさんを殺すんだから」

普通に襲えば、また「破ぁ!」されるのは目に見えている。
無害を装って近づいて不意打ちも考えたが、やめた。
やはり相手はTさんなのだ。
ちゃんと作戦を立てないと勝てない。

「…どこかで落ち着いて考えないと」

しかし、ワンピースの女は気づいていなかった。
ゆっくり作戦を練る程余裕が無いと言うことに。

【一日目・朝/B-1】
【遠山純子@オリジナル】
[状態]:健康、憑依、返り血
[装備]:ネイルハンマー
[所持品]:デイパック
[思考・行動]
基本:この女の肉体を利用し、Tさんを殺害する。
1:作戦を立てないと…。武器も欲しいわね。
2:Tさんを探して殺害する。
※B-1に友人のKの遺体とバタフライナイフが落ちています。

【友人のK@Tさんシリーズ 死亡】
死因:撲殺
最終更新:2011年06月21日 22:44
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。