43話 失踪する善意と到来する悪意
C-2の市役所で死体を一通り埋葬してやった相川とめだかの二人は聞こえてきた声に驚いていた。
「あれ……まだ6時までには時間ありますよね?」
「何かあるのだろう…嫌な予感しかない」
『えー…悪いな、俺だ。緊急放送を始める』
「緊急放送って、なんでしょうね」
「………」
「めだかさん?」
「いや、大丈夫だ……」
隣で顔を真っ青にしているのに大丈夫と言われても。
そう思いながら放送を聞き始めた。
三枝由貴
仲村ゆり
花卉久家子
川田章吾
………
青木林
「……、林が?」
あの時も死んでしまっていた。
自分がなにかをしていれば変わっていたかもしれない。
それだから、悔しさが時出てくる。
「めだかさん?」
「……」
そして、場面転換
◆ ◇
三枝由貴
仲村ゆり
花卉久家子
川田章吾
日向秀樹
山崎退
鈴木とおこ
佐々木いちろ
◆6LQfwU/9.M
古川正人
これだけの名前は既に覚えた。
でも、次が聞きたくはなかった。
誰の名前が出るかなんて分からないのに。
分かるはずかないのに。
それでも、時は残酷に過ぎてしまう。
人吉善吉
その時、彼女の理性は吹き飛んでいった。
◆ ◇
「うわあああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ」
吠える、吠える、吠える、咆哮、耳が痛いような叫びだった。
彼女に一体何が起きたのか、僕には理解できなかった。
「善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉
善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉
善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉、善吉」
彼女は何かを言っている。
僕には理解できない。
しかし、彼女は泣いている。
「うわああああああああああああああああああああああああ!!!」
彼女は、僕の方に近寄ってきた。
でも、僕は動けない。
拳を握っているのが見えた。
でも、僕は動けない。
僕はきっと殺されるのだろう。
でも、僕は動けない。
でも、僕は動けない。
僕は、僕は―――――――――――――
◆ ◇
彼女はあの時から変わっていない。
人吉善吉が死んでしまい、乱心モードになり、人を傷つける。
彼女は決して、善意の塊の天使などではない。
悪意を持った悪魔でもあるということなのだ。
【相川友@オリキャラ 死亡】
【??/C-2市役所】
【黒神めだか】
[状態]乱心モード
[装備]なし
[所持品]なし
[思考・行動]
基本:――――――。
1:――――――――。
2:――――――――――。
3:――――――善吉。
[備考]
※願いは不明です。
※生徒会戦挙編終了後からの参戦です。
※支給品を捨てて走り出しました。
最終更新:2011年07月26日 19:25