「ハハハハハハ!面白いねークソ野郎が無残にも死にやがったよwwwwwww」
「お前、何笑ってんだよ、」
八乙女宗助の死を見て爆笑するDとそれを見て睨む鈴木正一郎
「さて、こっからがサドンデスゲームだ!」
Dがそう言うとアポロガイストを省く全員の変身が解除される。
「こっからは変身制限なしのどちらかが倒れるまで終わらないサドンデスゲームさ、僕を倒すまでこのウォーターワールドからは出れないよ。」
「そうか、なら俺もここで決着をつけるか、」
「このアポロガイストも協力しよう」
「日和、見ててくれよ、僕の変身」
「城戸真司という男が言っていた、運命は変えられる
なら俺はお前に倒される運命があるならそれを変えよう。」
「俺は、皆のために戦う!行くよ!」
「「「「「変身!!!」」」」」
Dは神々しき黄金の不死鳥の仮面ライダー、オーディンに姿を変えて、七瀬陸は龍騎に、桐嶋郁弥はナイトに、桐山和雄はゾルダに、鈴木正一郎は王蛇に変身する。
「さてと、まずはイレギュラーから倒そうかな、」
一瞬オーディンの姿が消えた
「なんだ!?」
そして一瞬にしてアポロガイストの前に現れた。
SWORD VENT
オーディンの2本の剣ゴルドセイバーが現れ、オーディンが二刀流でアポロガイストに切り掛る。
「威力が、強い!」
シェルディフェンスで防ぐが押されている。
「所詮最弱デッキの力なんかで、最強デッキに勝てるわけないじゃん」
アポロガイストが徐々に押されていく。
SWORD VENT
王蛇がべノサーベルでオーディンを切りつけようとするが、
「無駄だよ、」
ゴルドセイバーのうち1本がそれを防ぐ。
「畳み掛けるよ」
STRIKE VENT SHOOT VENT NASTY VENT
ギガランチャーの砲弾、ドラグクローの炎、ダークウィングの超音波がオーディンを襲う。
その時だったオーディンのデッキから1枚のカードが現れて浮遊し近くに立ててあったゴルドバイザーに挿入される。
GURD VENT
ゴルドシールドが出現しそれらを防ぐ。
「僕は手を使わずにカードを使えるんだ。」
ADVENT
今度はゴルドフェニックスが現れてナイト、ゾルダ、龍騎を襲う。
「だが俺達は負けん!」
王蛇が回し蹴りでゴルドセイバーの勢いを殺し、べノサーベルをオーディンの胸部に叩きつける。
「いいねえ、流石は正義執行人君だよ、でもねえ、」
アポロガイストもシザースピンチで切りつけようとするが
「烈火!疾風!」
ゴルドセイバーから発生した炎と風がアポロガイストと王蛇を襲う。
「君たちじゃ僕に勝てないよ、」
オーディンの振るう剣が一撃、二戟と着実に王蛇にダメージを与える。
「王蛇!!」
そこにアポロガイストが助けにはいるが、
「疾風!」
片方の剣から放たれた強風によって吹き飛ばされながらその風に切られていく。
「はああああああああああ!」
後ろから王蛇が切りつけようとするが
「烈火!」
燃えさかる炎によって焼かれてしまう。
「何度も同じ手を使わせないでよ、」
FINAL VENT
「じゃあもうこれで終わりだね。」
突如龍騎たちと交戦していたゴルトフェニックスがオーディンの上に飛んでいきオーディンと合体し、アポロガイストの方を向く。
「耐え切ってみせる!」
「アポロガイスト!危ない!」
FINAL VENT
王蛇がその一直線に立ちFINAL VENTを発動する。
ゴルトフェニックスと合体したオーディンが突進してくる技であるエターナルカオスと王蛇が発動したハイドロべノン、2つの技が激突するがその差は歴然としていた。
「うわあああああああああああ!」
王蛇は大きく吹き飛ばされ、体から火花を散らしながら座席に激突する。
「うおおおおおおおおおおおお!」
アポロガイストもそれに耐えようとシェルディフェンスで防ごうとするが
「なんだ!」
シェルディフェンスは無残に砕かれエターナルカオスは直接無防備なアポロガイストの体を襲い、
(我の命、ここで燃え尽きるか、、、)
その体を爆発四散させ、命を奪った。
「その程度?流石最弱のデッキだよ。」
オーディンは王蛇の方を向く。
「はぁ、はぁ、」
王蛇の息は荒く、かなりダメージを受けているのがわかる。
「みんな、俺の正義を、頼んだぞ、、、」
これが、王蛇の最後の言葉だった。
鈴木正一郎の意識はとてつもないスピードで失われ、体も倒れ、もう起きることはなかった。
「鈴木さん!」
その様子を、ゴルトフェニックスと先程まで戦っていた龍騎達も見ていた。
「絶対に敵を打つよ!陸!桐山も、」
「ああ、わかってる」
「へー面白いじゃん、じゃあさっさと行こうか、ゴルトフェニックス」
鈴木正一郎死亡残り4人
シザーアポロガイスト死亡
最終更新:2018年12月31日 21:16