吉野屋先生
よしのやせんせい

ひだまりスケッチ』の登場人物の一人。

やまぶき高校で美術の授業を担当する女性教師。身長158cm。ゆのと宮子の1年と2年の時の学級担任で、ゆのと宮子が入学前のヒロと沙英が1年の時の学級担任。やまぶき高校の卒業生でゆのたちの先輩(OG)に当たるやまぶき高校の美術の先生。
ちなみに牛丼の吉野家と名前を間違えられて、吉野家先生と呼ばれることもある。
TVアニメでは立場上、ほぼ毎回登場する。役得であ。

まだ30才前後と教師としては若く、お嬢様結びをした緑色の長い髪がチャームポイント。
良く言えば天真爛漫、悪く言うと非常識で破天荒な性格。
良い教師を目指してはいるものの、公序良俗の知識が欠落しており、
一人でに常識外れの早合点を始めて生徒を困惑させることが日常茶飯事。
そのため騒動を起こし、その度に校長先生に引っ張られて行く、登場人物の中で一番の問題児である。先生なのに…。

なにかにつけてコスプレをしたがり、自らヌードモデルを希望し、人前でも躊躇なく脱ぎだすなど露出癖の傾向がある。
またエロい妄想をする時は大概自身が対象で、天然誘い受けの性格。
加えて、巨乳である。
男子生徒諸君はいつもモンモンとさせられているに違いない。


美人だが年齢は不詳(本人曰く「永遠の17歳」)。「おばさん」と呼ばれることを嫌い、「おひめさま」と呼ばせる。ひだまり荘の近くで両親と共に暮らしている。弟や甥、姪らがいる。髪はモスグリーン[22]のロングヘアーを黄色のリボンでまとめていて、瞳もモスグリーン。
おっとりした雰囲気だが子供のような性格で、暴走してはその度に校長から説教を受けている。授業に対する姿勢はかなりいい加減で、生徒からもやまぶき高校の名物教師として認定されている。しかし、「将来向かっていくべき場所に後押しできることが幸せ」と言うほど生徒のことを真摯に考えており、また「教師」という職業に対する自己認識も強い。配慮に欠ける言動をとることもあるが、桑原など周りの教師からは「(たまにだけど)いい先生」と評され、普段手を焼いている校長も美術への取り組みや生徒に対する真摯な態度に関しては高く評価している[23]。
フリルなどが付いたひらひらした服、あるいは露出度の高い服を好む。授業の際はコスプレをして行うことが多く(本人曰く「コスプレではなく身だしなみ」)、そのための衣装はすべて自分で作っている。その創作意欲は留まるところを知らず、益子と共有している職員室はほぼ彼女の衣装置き場になっている。美術教師になった理由は、「一人で衣装を作っててもつまらないから」。また卒業生、在校生を問わず、担当した生徒全員に自分のコスプレ写真を印刷した年賀状、暑中見舞いを毎年送っている。
またとても教師とは思えないようなかなり際どいセクハラ的発言をすることもあるが、コミックス3巻およびアニメ第2期での発言からすると男性経験はない模様。あまりのセクハラ発言の多さからゆのを諭すような言動をしたつもりが、いつものセクハラと受け取られたことがある。
絵画や彫刻などの創作技術は美術教師らしく非常に高いものがあるほか、裁縫も得意。しかしその技術はモナ・リザの顔を自分風に描いたり、ブルータスの石膏像を自分の顔にしたり、年賀状用の背景絵、コスプレ衣装の製作など専ら趣味に使われる。
沙英からは「よっしー」というあだ名で呼ばれている。
単行本の表紙裏では、吉野屋主役のイラストや短編漫画が描かれていることが多い。読みが同じである牛丼チェーンの「吉野家」にちなんで、作者は「牛丼先生」と呼ぶことがある。

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最終更新:2012年08月16日 15:22