「アルテミスの定め」とは『アカネイア王家では炎の紋章(
ファイアーエムブレム)を行使する者、その全てを王家に捧げるべし』との言い伝えより「愛するものを失う」というもの。
100年前(暗黒戦争がアカネイア歴600年〜605年)のマムクートと人間の戦争の際、滅ぼされたアカネイア王家で生き残ったアルテミス王女が、当時辺境の地だったアリティアに匿われ、彼女を愛する勇者アンリが暗黒竜
メディウスを倒しアリティア初代国王となった。
互いに愛し合っていながらも、平民出身のアンリとアカネイア王女アルテミスが結ばれることはなく、アカネイア貴族たちは覇者の証「ファイアーエムブレム」を託され、解放軍を率いたカルタス伯との婚礼を余儀なくされ王子を出産後、アルテミスは亡くなった。
この事柄は、平和の代償として愛する人と決して結ばれない悲しい運命の伝説として『アルテミスの定め』と比喩されており、暗黒戦争では、ニーナとカミュは互いに愛し合いながらも悲劇的な結末を迎えニーナが結ばれなかったことに対して使っていたが、どちらかというと一番の犠牲者は英雄戦争のハーディンであろう。
ちなみに「暗黒竜と光の剣」でもエンディング前にシーダが死亡するとアルテミスの定めが発生する。
最終更新:2013年01月10日 15:25