世界観




20XX年

とある暗殺組織により、各国の要人が大量に暗殺される事件が起こった。

この事件をきっかけに、疑心暗鬼に陥った者たちが複数の暗殺組織に依頼をもちかけ、
再び大量の犠牲者を出してしまう。

やがてこの疑心暗鬼は一般人にまで波及し、
世界中で日常的に暗殺が行われるようになった。


――それから十年後、

ようやく依頼は途絶えた。
依頼する人間がいなくなったのだ。

人口は激減し、もはや司法も行政も形をなさず、街は暗殺者たちのものとなっていた。

そして現在、
中立組織の存在と、暗殺者たちの武力均衡によって、世界はうわべだけの安定を取り戻している。

依頼人を失った暗殺者たちは、

組織に属する者、
離れる者、
平和に暮らそうとする者、
殺人を忘れられずに殺し合う者、

それぞれの道を歩きはじめたのだった。



――――――――――――――
―――――――――
―――――
―――









Billion & Therese by (@smsabure)



そんな世界のどこかに存在するとある街が、 #暗殺街 の舞台です。
住民の6割は暗殺者であり、あなたもその一員です。
インフラを担う中立組織の存在により、公共施設や商店など基本的に問題なく使用できます。

この世界には政府も警察もありません。
あなたは何をしても罪に問われることはありません。
ただし目立つ行為をすれば、他の暗殺者に命を狙われるかもしれません。

街は今も、危うい均衡を保ったまま回っているのです。

最終更新:2016年09月05日 13:51