| キャラクター名 |
飽海 妙蛇(あくみ みょうじゃ) |
カヴァー |
無職 |
| 年齢 |
22歳 |
性別 |
女 |
星座 |
魚座 |
消費経験点 |
| 身長 |
169cm |
体重 |
65kg |
血液型 |
O |
12600 |
| 髪 |
黒 |
瞳 |
黒 |
肌 |
淡桃 |
| シャード |
| 色彩:赤 |
形状:直方体 |
場所:服の袖に縫いつけられている |
| クエスターLV |
クラスLV |
| 40 |
サモナー |
アルケミスト |
ホワイトメイジ |
上級: |
OVL: |
| 19 |
10 |
11 |
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| 加護 |
対象 |
タイミング |
効果 |
| ブラギ |
キャラひとり |
いつでも |
対象のキャラクターが持つ加護をうち、1つを使用可能。 |
| ヘル |
シーン内の任意キャラ |
ダメージロール |
攻撃のダメージ属性を<神>に変更、ダメージ+4D6、複数への攻撃時効果は全対象 |
| イドゥン |
キャラひとり |
いつでも |
キャラクターを完全に回復させる。死亡からの復活も可能。 |
| ライフパス |
| 出自 |
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| 経験 |
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| 境遇 |
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| 邂逅 |
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| 登場判定 |
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コネがある場合 |
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| ライフスタイル |
常備化P |
| 中流家庭 |
開始時財産ポイント100点取得 |
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| 住宅 |
小型施設 |
HPとMPの両方1D6点回復 |
3 |
| 住宅オプション |
一般住宅 |
住宅の効果に加え情報集判定+1 |
1 |
| 住宅オプション |
パーソナルコンピュータ |
あらゆる情報収集の達成値に+1 |
5 |
| 合計常備化P |
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|ある古代豪族の一つに属していた少女が、政争に破れた父と共に斬り殺された。少女は、その恨みから自分を斬った剣に宿るようになった。神力を持っていた少女の恨みは死してなお凄まじく、剣の持ち主には様々な不幸が訪れるようになり、氏族の族長はそれを恐れて海の彼方より訪れた商人に二束三文で売り払った。
商人は、馴染みの名高い武将にその剣を高値で売った。武将はその剣に惚れ込み、戦場に赴いて祖国を略奪する騎馬の民を蹴散らした。剣を振るうと、敵の首はまるで木の葉のように呆気なく落ちていった。大量の死骸を積み上げ、騎馬の民を屈服させた頃には、武将もまた老いからくる衰えを感じ、剣を手放した。大いなる感謝と共に。そして、剣を売った一年後に、武将は皇帝から死を賜った。平和な時代に、武の力など不要であったからだ。武将は恨み言一つ言わず、毒をあおって見事に死んでみせた。
剣は遥かな道を辿り、豪華絢爛な王国の中で、国王の命によって咎人を裁く処刑人の手に渡った。処刑人は給金も易く、町人からも煙たがれる職であり、彼は寂しさを感じる自らの心を、美しい刃を眺めることで慰めていた。剣は、まさにそんな彼を慰める十分に慰める美しさを持っていた。やがて、彼は疑問に思いもせず、その剣を処刑に使用するようになった。中には涙ながらに無実を訴える者も多かったが、処刑人に彼らを助ける権限など無く、哀れみと共に刃を首に走らせた。やがて、王国は無能な国王に嫌気が差した勇気ある貴族たちによって幽閉され、処刑人は新たな主人である貴族の命で、国王の首を撥ねた後、行方知れずとなった。
時が流れ、剣は一人の聖職者の手に渡った。聖職者は、愛が何よりも大切だと説く新興宗教に魅せられた優しい男だった。しかし、彼の言うことに耳をかたむける者は少なく、次第に優しく弱い彼は心を荒ませていく。剣は同じ信仰を持つ友人の騎士から、売って金にでもしろと貰ったものだったが、その剣を持った時から聖職者は自らの話に耳を傾けない市民たちを殊の外、憎むようになった。なぜ、この素晴らしい教えが理解出来ないのか。気がついた時、彼は喚きながら剣を振り回し、老若男女の別なく殺しまわっていた。男は、剣を与えてくれた友人の騎士によって殺された。騎士もまた、聖職者の突き出した剣によって負った傷が元で、次の日に命を失った。
殺した者は数知れず。持ち主もまた不幸となった。そんな剣は、殺された者の怨念を存分に受け、全く多くの人の魂がこびりつくようになった。やがて剣は、故郷の街に舞い戻ってきた。最初に殺した少女の姿を伴って。|
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最終更新:2012年02月04日 21:37