<p class="MsoNormal" style= "MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan" align= "left"><span style= "FONT-SIZE: 9pt; COLOR: black; FONT-FAMILY: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt"> 蒼星石が夕飯の材料を買いに外に出てから大分経っていた・・・そろそろ帰ってくる頃だろう。 <span lang="EN-US"><br> 貴方は蒼星石が出かけてからという物ずーっと考えこんでいた・・・。<br> 貴方『何か・・・こう・・・美味く卑猥な言葉を言わせる方法は無いかな・・・。』<br> ガチャッ ギィーッ バタンッ<br> 玄関の鍵が開けられ誰かが入ってくる音が聞こえた<br> 貴方『よしっ、あの手で行くか・・・。』<br> 決心をし、玄関に向かう貴方<br> 玄関では蒼星石が座り込んで靴を脱いでいた。<br> 貴方「蒼星石。おかえりんこ。」<br> 蒼星石「ただいまんk………ってなに言わせるのさぁ!!」<br> 貴方『ちぃっ 気付かれたか・・・。でもこれくらいは計算のうちさっ!!』<br> 貴方は蒼星石が買って来た物に目を移した。<br> 白いビニール袋の中には野菜や肉、魚等一杯入っていた。<br> 貴方「それにしても一杯買ってきたな・・・。」<br> 蒼星石「うんっ マスターに美味しい手料理沢山食べて欲しいからね。」<br> 貴方「所で・・・一杯の"い"を"お"に変えて言ってみて。」<br> 蒼星石「おっぱ・・・お?」<br> 貴方「あれっ?」<br> 蒼星石「もーっ マスター・・・変な事言ってないで、一緒に買ってきた物台所に運ぼうよっ」<br> 貴方「嗚呼・・・そうだな・・・。」<br> <br> こうして貴方の作戦は全て失敗に終ったのであった・・・。 <?xml:namespace prefix = o ns = "urn:schemas-microsoft-com:office:office" /> </span></span></p> <span lang="EN-US" style= "FONT-SIZE: 9pt; COLOR: black; FONT-FAMILY: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA"><br> <br> 早速失敗した『蒼星石に卑猥な言葉を言わせる作戦』。だがそれしきのことでは諦めない。<br> 台所では蒼星石がこちらに背を向け、トントンとリズム良く包丁を振るっている。<br> 貴方は夕刊を読みながら、おもむろに切り出した。<br> <br> 「なあ蒼星石」<br> 「なあに?マスター」<br> 蒼星石は料理の手を休めることなく、背中を向けたまま返す。<br> 「日本の女の子の名前ってさ、『○○子』ってつくものが多いんだよな」<br> 「そうなんだ。それがどうかしたの?」<br> 「じゃあさ、ウルトラマンが女の子だったらどういう名前になるんだろうな」<br> 「えっと…ウルトラマn…、ウルトラウーマン、じゃないかな?」<br> 「あ…ああ、そうだな…(また失敗か…orz)」<br> 「…ねえマスター?」<br> 「ん?何だ蒼せうわっ!?」<br> いつの間にか蒼星石は料理の手を止め、こちらに向き直っていた。<br> 「…いい加減にしないと、僕も怒るよ?」<br> 「わ、分かった!俺が悪かったから蒼星石!とりあえずその包丁を下ろそう!な!」<br> <br> 「…マスターのばか…」</span>