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平和な柴崎時計店 - (2006/08/31 (木) 01:20:33) のソース

(設定:アニメ1期が終わった後ぐらい) 
うららかな日差しの中の、ある日の柴崎時計店にて。 
おじじと蒼星石が、居間で仲良くほうじ茶を飲んでいます。 
すると、ふと思い出したように、おじじが蒼星石に言いました。 
「のう、蒼星石。久しぶりにあれを着てくれんか」 
「えっ、…あ、あれですか…おじいさん。…わ、わかりました…」 
蒼星石はちょっと困ったように、うなずきました。 
おじじはニコニコしながら、古びた男の子用の服を持って来ました。 
「そ、それじゃあ、着替えてきますね…」 
苦笑いしながら、蒼星石は奥の部屋へ行き、ふすまを閉めました。 
衣擦れの音がして、しばらくして… 
「お、お待たせしました…」 
ふすまが開いて出てきたのは、カズキ君の服を着た蒼星石。 
「…お、おぉ、おぉぉぉぉぉ!! カァズキィィィィィイイイイイ!!!!」 
涙を滝のように流しながら、ぐわしっという勢いで蒼星石に抱きつくおじじ。 
完全に我を忘れているようで、蒼星石は苦笑しっぱなしです。 
「こんにちは~ですぅ、遊びにきたですよ~……って、人の妹に何してるですぅ! この変態おじじ!」 
「カズキィィィィ~~~~」 
そこへ翠星石がやってきて、大声で文句を言っても、もはやおじじには届かない様子。 
「マスターを悪く言わないで、翠星石。月一回はこうしないと、元気が出ないんだって」 
「蒼星石はおじじに甘すぎですぅ! やっぱり連れて帰るですぅぅ!!」 
今日も柴崎時計店は平和なのでした。 

おしまい。 



次回、「ドキッ! おじじと蒼星石のト・キ・メ・キ☆契約シーン」をお送りいたします。お楽しみに♪