蒼星石とお話@Wiki内検索 / 「スノーレジャー その7」で検索した結果

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  • スノーレジャー その7
    ...         「スノーレジャー その8」に続く
  • スノーレジャー
    スノーレジャー その1 スノーレジャー その2 スノーレジャー その3 スノーレジャー その4 スノーレジャー その5 スノーレジャー その6 スノーレジャー その7
  • スノーレジャー その6
    ...         「スノーレジャーその7」に続く
  • スノーレジャー その2
    ...た。    絶好のスノーレジャー日和だ。    ふっふっふ。    この瞬間を楽しむために、わざわざこんな遠出までしたのだ。 マ:「うし、遊ぶぜぇ…!」 雛:「遊ぶの~!」 金:「かしら~!」 蒼:「ふふ」 翠:「ひっひっひっ」    この後、俺は死にかけることになる。                                      「スノーレジャー その3」に続く
  • スノーレジャー その4
    ...         「スノーレジャー その5」に続く
  • スノーレジャー その5
    ...         「スノーレジャー その6」に続く 
  • スノーレジャー その1
    ...         「スノーレジャー その2」に続く
  • スノーレジャー その3
    マ:「うし、遊ぶぜぇ…!」 雛:「遊ぶの~!」 金:「かしら~!」 蒼:「ふふ」 翠:「ひっひっひっ」    雛苺と金糸雀が我先にと雪原に駆けていった。    蒼星石はそんな無邪気な二人を眩しそうに見つめている。 蒼:「あ、マスター」    俺はひょいっと蒼星石を持ち上げて肩車した。 マ:「いくぜ」    有無を言わさずそのまま走り出す。    が、    ズボッ    足が雪に埋まる。    ズボッ ズボッ マ:「おお?」    思うように走れない。    なんてことだ。さすが豪雪地帯。    一方体重の軽い雛苺と金糸雀は足が埋まることもなく走り回っている。    ズボッ ズボッ    歩を進めるたびにどんどん脚が雪に埋まっていく。 マ:「う、動けん……」    そしてついに腰まで埋まってしまった。    まさかこんなに積もっていたとは。 ...
  • SS7
    ... 鍋大会@薔薇乙女 スノーレジャー 一つになれたら 時の重み ~pool~ おひっこし 蒼星石の音楽日記 ババ抜き 腹筋スレ 導くから(若干鬱注意) 蒼の幸せ論 穴
  • 蒼星石とお話したいんジャーオーベルテューレ 前編
    『作戦草稿』 作成者(蒼星石とお話したいんだぜカンパニー社長) 懸命な諸君らはすでにローゼンメイデンオーベルテューレを視聴しただろう。そして蒼星石への処遇に憤ったことだろう。私もその一人である。 本来、蒼星石とお話したいんジャー(以下 レンジャー)は蒼星石の死亡フラグ回避への誘導を旨とする任務を受け持ってきた。今回の事態は死亡フラグ自体は立たないものの、蒼星石の立場を著しく侵害することに間違いは無いだろう。 一度解散したものをもう一度組み立てることが不恰好だということは百も承知である。しかし、社長として、いや一人の蒼星石ジャンキーとしてこの事態を放っておくわけにはいかない。諸君らも同意見だということを私は願っている。 前置きが長くなった。特例的措置として、レンジャーを再結集する。目的は『侵害された蒼星石の立場復権』。および『中心人物の特定、撃破』。 諸君らの健闘を祈ってい...
  • 第4ドール蒼星石の退屈(4)
     梅雨入りの入り口の6月上旬。このころはまだ梅雨のじめじめさを感じさせない天気が続いている。 このまま天気が維持されたら、と俺は窓の外の遥か遠くにある空を眺めながら空想、もとい妄想を張り巡らす。 隣の席では蒼星石がいつもどおり生真面目に先生の話を聞き、それをノートにまとめている。ベクトルがなんだって 言うんだ。そして逆に考えるんだ。数学の代わりに得意科目を勉強すればそれでいい。  俺には時空跳躍能力でもあるのか、妄想している間にチャイムが授業の終了を告げた。休憩時間に入ったクラスは 静寂を打ち破り一気に騒がしくなった。同性同士で会話に華を咲かせたり、宿題忘れた奴が必死でペンを走らせたりしている。 ふいに後ろでガタンッ、と音がする。ああ、なんだっけ。自己紹介で電波を飛ばしまくってた奴だな。そいつは男子生徒の 首根っこを掴んでどこかへ強引へ拉致っていった。なんなんだ。  さて、...
  • 蒼星石とお話したいんジャー 3話
    ?「よく集まってくれた、三人とも……」 レッド・ブルー・イエロー「はっ!」 ?「君たち三人は、数多くの【蒼星石とお話したいんだぜカンパニー】社員の中でも群を抜いて蒼星石への愛情が厚い。だからこそ君たちに特殊スーツを与え、3S(蒼星石の 死亡フラグを避けたいんだぜ)作戦を任せた」 ブルー「光栄です、社長」 レッド「(蒼星石と俺が結婚したらどうなるんだろう。蒼星石はもうお父さんとお母さんの娘みたいなものだし、息子×娘の禁断の兄妹愛になってしまうような……はっ! 今度からちゃんと翠星石を義姉さんと呼ばなくては!)」 イエロー「(ちょっとレッド! 真面目に話を聞いたほうがいいよ!)」 社長「うむ。そして君たちは既に二つの死亡フラグを消し去ってくれた。原作21話、トロイメント8話……。君たちの活躍はめざましい。給料弾むから楽しみにしとけよ」 レッド「ドラマCD購入が楽しみであります、社...
  • 蒼星石とお話したいんジャー 4話
    社長「本当によくやってくれた、三人とも……これで蒼星石は八割がた救われたも同然だ」 レッド・ブルー・イエロー「正 直 や ば か っ た で す」 社長「う、うむ……」 イエロー「エロは卑怯ですよ、あいつら」 ブルー「18禁攻撃なんかしやがって」 レッド「(サーセンwww俺もしましたwww)俺なんか蒼星石に完全に嫌われちゃってさ……一日中柴崎時計店前で土下座してようやく許してもらえたよ……」 イエロー「よく助かったよね、レッドは。真っ二つにされてたのに」 レッド「ほら、俺たち蒼星石の前では基本的に無敵だから。ましてや本人が俺を切ってくるなんて、快感以外のなにものでもないぜ」 ブルー「それにしても社長、あいつらが襲ってくるって予想してたんなら、もっと強力な装備をくれたってよかったじゃないですか」 社長「い、いや……し、しかし、三人とも本人ともよくやってくれたぞ! ほれ、これ...
  • 上り坂と下り坂
     すごい事なんてない。ただ当たり前のことしか起こらない。 by某アニメ主人公  名前なんて便宜上些細なものである。 by真紅 「今日も蒼星石の可愛さは以上、と。」 最後の“と”の音と同時に俺はレス送信ボタンをマウスという媒体を通じ、クリックした。その時は誤字には気づかなかったが 送信したレスを更新し、確認してから自分の些細な過ちに気がついた。しかし、それをどうこうして編集できるわけでもないの で、清く諦める。  俺が書き込んだスレッドは某板の“蒼星石とお話しないかい?”というスレッドだ。ここはまるで閉鎖空間のようにVIPからの 因果を断ち切られているかのように物静かなスレである。それゆえにdat落ちやスクリプトによる容量落とし、なんてことも日常 茶飯事だった。  同じ日の昼頃。ついに夏の照りが激しくなる時間帯だが、今日は分厚い雲が天をサランラップの如く覆っていた...
  • 水銀燈は俺の嫁!?ー4th stageー
    「いやぁ快晴だ。」 「良い天気だね。」 「雲ひとつ無いな。」 「そうだね。」 「というか何のイベントも無いな。」 「・・・・。」 「なんで銀様はさっぱり現れないんだよぉおおおおおおおおおお!」 (マスターが居るからじゃ・・) ー水銀燈は俺の嫁!? 4th stage ー なんだかんだで俺と蒼は出会ってから一ヶ月以上・・二ヶ月になるかな?ぐらい経った気がする そりゃもう一人だった頃より楽しく幸せな生活を送れている 仕事から帰ってきて、玄関をあけるとぱたぱたと可愛い足音を立て 待ち侘びた様に満面の笑みを浮かべて「おかえり」とこんなに可愛い娘が声をかけてくれて 食卓には美味しいご飯の数々、「美味しいよ」と言うとテレながらも喜んでくれる きっと現代成人男性の8割はこんな幸せを経験して無いと言えよう ...
  • 真紅の家出 第十一回
      『グゲー!!ゲルゲルゲル・・・』   奇っ怪な声が部屋に響く。   声の主は翠星石と雛苺・・・の前にある袋だ。  マ「あのさ、何それ?」  雛「ジュンのおうちから持って来たおもちゃなの。」  翠「『呪いのモンスターポケット』とかいう商品だそうですよ。」  マ「いろいろとギリギリだね。」  翠「なんとですね、このつまみを回すと・・・」   翠星石がなにやら操作してボタンを押した。   『ひ、ひひゃ・・・きひゃえい!!』   袋の中からもぞもぞと人形が出て来てうねうねと蠢きながら吠えた。   お世辞にも可愛くない、むしろ不気味だ。  翠「・・・とまあ、こんな風に組み合わせ次第で無駄に120通り以上のサウンドや行動パターンが!!」  蒼「悪趣味な・・・。」  翠「しかも自分で録音して音声データを作ることも出来るんですよ。   ...
  • 拷問マニア
    「マスター、中世のヨーロッパで実際あった拷問しってる?」 と蒼星石が聞いてくる。 「さぁ・・・。内部に針がある棺おけぐらいしか知らないな。」 鉄の処女。もっとも残酷だと言われた拷問器具。・・・と蒼星石が言ってた。 「ちょっと股開いて。僕が実演してあげるよ。」 実演・・・ですか、姐さん。・・・実演!? 「マスター、動いたら死んじゃうよ?」 蒼星石が庭師の鋏を出す。刃を開いて俺の腹の上をまたぐように床に刺した。 そうこうしているうちに蒼星石が俺のチャックを開け、イチモツを取り出す。 俺のイチモツはなぜか勃起しており熱を帯びていた。 蒼星石は線香を一本持ってきた。 「な・・・何を?」 「これをね・・・。こうやって男性器の尿道にギリギリまで・・・」 と蒼星石が説明しながら俺のイチモツに・・・入れた。 「ッ・・・・・・!!!」 俺は声になら...
  • カレー事件簿
    マ「ふぅ…やっと課題が終わったぜ…」   学校の課題を終え床に倒れこむ   辺りを見回すともう辺り一面が橙色で包まれていた マ「もうこんな時間か…課題に力入れすぎて全然気が付かなかった…」   橙色の景色を眺め物思いに耽っていると   鼻をツンと刺激するカレーの独特の香ばしい香りが台所から漂って来た。   その香ばしい香りに釣られ台所に顔を出す俺 マ「おっ今夜はカレーか」 蒼「うん、それよりマスター、学校の課題は終わったのですか?」 マ「おかげさまでバッチリと、それより何か手伝える事はある?」 蒼「そうだね…じゃあお皿を出しておいてもらえるかな?」 マ「そんな事で良いの?」 蒼「もうカレー自体は出来上がってるからね、後は弱火で煮込むだけだよ」 マ「そっか、じゃあ皿を並べて待っておくね」   そして俺は蒼星石に指示された場所に皿を置き...
  • A.翠星石は僕の膝に座ること!
     A. 翠星石は僕の膝に座ること!  翠「な、なんでてめえなんぞの膝の上で・・・!」   案の定、翠星石は異を唱える。  マ「はっきり言って無茶な取り方しそうだから監視できるように。あと、これ以上騒ぐのなら・・・。」  翠「了解です。寿司のために我慢してやるです。」   現金にも翠星石はすぐに言うことを受け入れた。  翠「あ、あれ取れです。」  マ「はいはい。」  翠「お次はあれも逃がすなです。」  マ「ほいほい。」  翠「あれもうまそうですよ。」  マ「ラジャー。」  翠「む、あれはぜひ食べてみたいです。」  マ「アイアイサー。」  蒼「マスター・・・結局ほとんど翠星石の言いなりになって取ってるじゃないかあ。」  翠「ご苦労です。半分ずつ分けてやるから食えです。」  マ「あ、そう?じゃあ一貫もらうね。」  翠「ふふふ、これでより多くの寿...
  • 我ら蒼星石とお話したいんジャー
    原作四巻21話の、蒼星石のローザミスティカが水銀燈に奪われるシーンに、このスレの住人が乗り込んできたら 水「貰っちゃった貰っちゃったぁ……蒼星石のローザミスティカ……」 翠「水銀燈、そいつを返すですぅ!」 ???「待てぇーーーーーーーーい!!!!」 水・翠「!?」 赤い変な人「マスターレッド!」 青い変な人「マスターブルー!」 黄色い変な人「マスターイエロー!」 赤・青・黄「三人揃って!」 赤・青・黄「蒼 星 石 と お 話 し た い ん ジ ャ ー !」 翠「な、なんですかこいつらは……」 レッド「ヘイ! そこの真っ黒な羽根を生やした第一ドール!」 水「な、なぁによあなたたちは……」 レッド「今しがたお前が蒼星石から奪ったローザミスティカ……我々が奪い返させてもらう!」 ブルー「レッド貴様! その台詞は私が喋る算段だったのではな...
  • 冬のキャンプ
       俺は車に蒼星石を乗せ、雑木林が辺りに広がる道路を延々と走っていた。    さて    助手席に座ってる蒼星石に声を掛ける。 マ:「やっとこさ着いたぞ。ほら、あの湖だ」    たった今、視界に入ってきた湖を指差す。 蒼:「大きな湖だね」    今日は蒼星石に、日本の冬の自然を楽しんでもらおうと、はるばる山奥の湖まで遠出したのだ。    山奥の湖といっても、地元の観光名所として機能させるためか、駐車場やトイレなどの    必要最低限の設備は揃っている。    駐車場に進入したが、俺らの他に車は見当たらなかった。    車を停め、俺と蒼星石は降車する。 蒼:「うう~ん、空気が美味しいや」    地に足を付けるなり、さっそく胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込む蒼星石。    俺はトランクからキャンプ用具一式を取り出していた。 蒼:「僕は何を持っていったらいいかな?」 ...
  • 双子のマスター:筋トレ
     マ「女子棒高跳びはロシアがメダル独占か。金メダルのは飾りが紅いけど、銀は蒼で銅は翠なんだね。    我ながら単純だけどなんだか二人を連想しちゃうな。」  翠「む!翠星石達は一位が似つかわしくないとでも?」  マ「いや、そんなつもりは・・・貰えるなら一位のメダルよりも二位三位の方が欲しいよ?」  翠「またまたそんな事を言って、お上手ですね。」  マ「いやいや、冗談じゃないって。もっともとてもじゃないけどあんな記録を出す能力は無いけどね。」  蒼「時代とともに着実に記録も伸びてるものね。まさに人間の努力の結晶だよね。」  翠「まあ翠星石ならあの位の高さは鞄で一っ飛びですよ。」  蒼「それじゃあ意味無いだろ・・・でも凄いよね、選手達は尊敬に値するよ。」  マ「ほんとほんと、イシンバエワとか名前からしてかっこいいよね、維新志士みたいで。    それに加えてあの筋肉・・・うっと...
  • 走れマスター
      ある日の朝、いくら声をかけても起きてこないマスターに業を煮やした蒼星石が直接起こしに行く。  蒼「マスター、まだ寝てるんですか?」  マ「いや、起きてるよ。前からこの時間には起きてたでしょ?」  蒼「それでも布団にこもりきりじゃ意味ないですよ。」  マ「うーん、きちんと目は開くんだよ。今もそう。」   布団の中から頼りなげな声が聞こえてくる。  蒼「それじゃあちゃっちゃと起きて下さいよ。」  マ「それがさ、なんかしんどくって布団の中で横になりながらその日のスケジュールでも考えよっかな~と思ってると    気がついたら二度寝、三度寝してるんだよね。」  蒼「やっぱり全然起きられていないじゃないですか!最近マスターたるんでますよ?」  マ「ううっ!!・・・自分でも薄々はそう思っていたが、やっぱり?」  蒼「まあ、あえてはっきりと言うと運動不足で食べる量は現状維持、睡眠...
  • とくと味わって
      翠星石が泊まりにきた翌朝、食事の後に双子は庭の手入れをしていた。   二人が一仕事終えて部屋に上がったとき、家の中には誰もいなかった。  翠「おや、あいつの姿が見えねえですね?」  蒼「これが置いてあった・・・。」   『     翠星石&蒼星石へ      二人がお庭のお手入れをしてくれている間にちょっと買出しに行ってきます。     お昼ごはんにはきっと美味しいものを食べさせてあげられると思うので、     楽しみにしていてください。      じゃあ仲良くお留守番よろしく。       P.S 蒼星石へ、数千円使っちゃうけれど勘弁してください。                                          』  翠「これは!高級食材の買出しですか!?大奮発ですね。」  蒼「まったく、食べたらなくなっちゃ...
  • 夢のヒーロー
        ふと気がつくと自分は怪物に取り囲まれていた。     見るからに凶暴で、敵意むき出しの化け物どもが二本足で立ってこちらを睨みつけている。     絶体絶命を悟ったその時、自分が手に何かを握り締めていることに気がついた。     それは楕円形の非常に薄っぺらいシルクハットに、閉じた鋏をくっつけたようなデザインの何かだった。    マ「なんだこりゃ?」     自分で持っていたものだが、正体がさっぱり分からない。     しかし、この怪物に取り囲まれた非現実的かつ危機的状況のせいなのか     非常識かつ希望的な考えが生まれる。    マ「まさかっ!!」     自分の腰を見ると、予想通り奇妙な形状のベルトが締められていた。     やはりアレだとしか考えられない。だが、そんなものが本当にあったとしてもなんで自分が?     悩んでいるうちに怪物たちはすぐそばまで...
  • happy note~ビッグバードは黄色じゃなきゃ務まらない~
    デスノ読んでて思いついた   このノートに名前を書かれた者は幸せになる  「~The human whose written in this note shall happy.~」 「蒼星石。お茶にしないか?」 「お茶?そろそろ三時だね。そうしようか。じゃあ僕淹れてくるよ」 「いや、今日は俺が淹れてくるよ。昨日テレビでおいしいお茶の淹れ方をみたんだ」 「そうなの?でも悪いよ、やっぱり僕が・・・」 「・・・蒼星石は俺の淹れたお茶が飲みたくないのか・・そうなのか・・マスター悲しい!!」 その場でしょげてみせる。無論演技だが。 「いや!そ、そんなことないよ!マスターの淹れたお茶、僕飲みたいなぁ!!」 「そうか!!じゃあ淹れてくるぜ!少し待ってろよ!!」 ククク・・まんまと騙されたな。蒼星石。今日こそお...
  • ロシアにはロシアンティーなんてものは存在しない
       ある日の早朝。    チュンチュンチュン・・・ マ:「ふあ・・・。」    窓から聞こえてくる雀達の鳴き声に起こされて、俺は目覚めた。    部屋の隅に片付けられた鞄を見やる。蒼星石はもうすでに起きてるようだ。    俺は寝巻から服に着替え、顔を洗うために廊下に出た。 マ:「む?」    廊下に仄かに甘い香りが漂っている。なんの匂いだろう。    俺は洗顔その他を済ませると、リビングの方へ向かった。    リビングの扉を開けると、より一層甘い香りが馨ってきた。 蒼:「おはよう、マスター。」 マ:「おはようさん、蒼星石。」    頭に三角巾を巻き、エプロン姿の蒼星石がキッチンから出てきた。 マ:「何か作ってるのか?」    もう、この時点で香りの正体はだいたい掴めていた。苺の匂いだ。 蒼:「うん、おととい、おじいさんのところからたくさん頂いた苺...
  • 双子と俺の生活 ~高校時代~
    翠「到着ですぅ」 金「ここはどこかしら?」 蒼「ここはマスターの高校時代だよ」 翠「今とたいして変わってねーですねぇ」 蒼「そういえばマスターが僕らの知らない人と話してるところなんてはじめて見るよね」 翠「そういわれるとそうですねぇ・・・でも男としかつるんでねぇですねwwもしかしてホモなんじゃねえですかね?ww」 蒼「そんなことはないと思うけどww」 金(ふぅ・・・二人とも安心したみたいかしら) 男友「お~い男、お前さノート移動教室のときに忘れてきたろ?」 男「ん~・・・お、やべっ」 男友「やっぱりな。先生が預かってるとさ。取りにこいだってさ」 男「おお。悪いな」 男は友人グループから抜けノートを取りに向かう 翠「アホですねぇww」 蒼「いつものマスターとかわらないやww」 金「・・・二人とも酷いかしら」 そこへ向こうから歩いて...
  • 翠星石襲来
      今日は休日だ。しかも天気がすこぶる良い。   こんな日には、蒼星石が家事をしてくれている間にベランダで外を眺めるのが半ば習慣となっていた。   蒼星石が世話している植物、青い空、春の日に浮かれてか思わず意味も無いことをつぶやきたくなった。 マ「あるっ 晴れ~た 日~のこ~と~♪」   そこでふと空を見上げてあるモノに気付く。   何かが高速で飛んで来ていた。   なんだこれは?宇宙人?未来人?異世界人?   ひょっとして超能力者やマホ…うげらっ!   ソレは見事に脳天に直撃していた。   ……少なくともユカイなものではなかったようだ。   目を開けた。だんだんとぼやけた視界がはっきりしてくる。   そこには心配そうな蒼星石の顔があった。   どうやら膝枕で介抱してくれていたらしい。 マ「ありがとう……。一体何があったんだろう?」   とりあえず身を...
  • 買えないスマイル
    何かストーカーみたいになってしまったwww モノレールって山登りのあれじゃないですよ。一応補足 スマイル99個下さい タイトル「買えないスマイル」 「それじゃ先帰るわ」 「お疲れ様です」 サークルの後輩に一足先に別れの挨拶を告げると、俺は大学を後にした。 厳しいサッカーの練習で棒になった足には普段はなんともない駅までの距離がとても負担に感じる。 こういう時に限ってエスカレーターいつもが故障中なので、誰かが意図的にやっているのではと疑いたくなる。 重い足を動かして階段を上り、モノレールの到着を待つ。今日は幸運にもジャストタイミングで来た。 迷わず家に帰りたいところだが、最近はよく寄り道して腹ごしらえをする。それもいつも同じ店で。 高架線の上を行くモノレールの窓際に体を寄りかけ外の景色を眺める。そして降りるまでのたった二駅間の間決まって「あ...
  • みっちゃんとマスター、ちぐはぐなデート その2
    マ「しかたないなぁ、はい」   マスターはスプーンでパフェを一口分掬うと、みっちゃんの口元へ運んであげた。   あまりに飄々とマスターがそう応じたものだからか、少々みっちゃんは肩透かしをくらった   ような顔になった。 マ「(いつまでも草笛さんに、いいように手玉にはとられんぜ)」 み「あ、ありがと」   みっちゃんは大人しくパフェを頬張った。 マ「どうだい?」 み「ん、美味しい」 翠「!! ダメ人間のやつ、みっちゃんにパフェ食べさせてるですぅ!」 蒼「!!」   目を見張る双子。 み「あたしだけ貰っちゃ悪いわね・・・はい」   みっちゃんは自分のスプーンでプリンパフェを一口掬い、マスターの方へ運んだ。 俺は rァ1.「お、サンキュー」ありがたく頂戴した。  2.「い、いや、いいよ」何となく恋人のふりに...
  • 映画でドッキリ
    今夜は一昔前に人気を呼んだ米国のホラー映画が放送される。 そこで俺はある事を思いつき、帰り道の途中にあるグッズショップで その映画に登場するキャラクターのマスクを購入してから帰宅し、 夕飯を食べ、風呂に入り、放送時間を待った。 9時、いよいよ放送時刻がやって来た。 「よし、一緒に見るぞ蒼星石。」 「マスター・・・・これって怖いやつだよね?」 蒼星石は本編前の宣伝ですでに怯えているようだ。 「心配すんな、俺が付いててやるから。」 そう言って俺は蒼星石を膝に乗せた。 「きゃぁっ!!」 悲鳴を上げて蒼星石は俺にしがみ付いてくる。 「おいおい、震えてるぞ?そんなに怖いのか?」 「だって・・・・怖いものは怖いよ・・・・」 それから蒼星石はほとんど画面を見なかった。 そろそろ1時間が経つ、ここで俺は作戦を実行する事にした。 「...
  • 第4ドール蒼星石の退屈(3)
     一日がサプライズの塊だった日の夜。改まって俺は蒼星石を問い詰めることにした。 「なんでいきなり学校に来たんだ?つーか手続きはどうした?」 「何を言ってるんだいマスター?」 蒼星石はあくまでもとぼける。じゃあ今日のはどう説明すると言うんだ。まさか義姉さんの変装 じゃあないよな?このままでは埒があきそうにないので俺は蒼星石の後ろにすばやく回りこむ。 「とぼけるならこちらにも手がある。」 そう言うと俺は蒼星石の横腹を指でくすぐる。つい最近知ったことだが蒼星石は体中がすごく 敏感で、首筋・脇・脇腹のどこをくすぐっても弱いらしい。詳しくは知らないがこれを性感帯と言うのだろう。 「答えろよ。尋問はすでに・・・拷問にかわってるんだ。」 我ながらどこかで聞いたこともあるがかっこいいセリフを吐いたなと思った。このまま蒼星石の頬を舐めようと 検討したが脳内各部首脳会議の結果廃案された。 ...
  • 泥棒3
    「…じゃあ先輩また後で」 「あぁ…じゃあな…」 はぁ…もう泥棒もこりごりだ… あの蒼星石とかいう子にはもう… しばらく泥棒家業は止めよう… ん?そういや冷蔵庫に食料品無かったな。さてスーパーに買い物に行かなきゃな。 「いらっしゃいませ~」 和やかな店員が俺を出迎える。 さて…何を買おうかな… まずは肉かな… さて…安くて綺麗でうまそうなのは… 「すいません。これどこから採れたものですか?」 子供の声が聞こえた。 最近の子供は元気だなぁ… ふと後ろを振り向いた。 …!!!… あの娘じゃないか… 「ちょっとおばさん分からないなぁ…」 「そうですか…」 やばい。逃げなきゃまた鋏でズタズタにされる。 「…?」 急げ。急ぐんだ。さっさとレジを済ませて帰えるんだ。 早く早く。 レシート?いらないから早く! バタン ふう…なんとか無事出てこれた。まさかこんなとこにいるなんて…次から気をつけなきゃな… ...
  • ゲーム第一弾
    ゲーム第一弾 「なぁ蒼星石、ゲームしないか?」 「ゲーム?」 「まずあっちむいてホイで勝負をして、負けた方は勝った方の言う事を聞く、どうだ?」 「うん、分かった。負けないよマスター。」 そして俺達は立ち上がり、構えに入る。 「せーの、ジャンケンポン!」 「あっちむいてホイ!よぉっし!!」 勝ったのは俺だった。そして何をさせようかと考えていた時、 ふと目線をテレビに向けると、ちょうどインリンが映っていた 「よし、じゃあ蒼星石、M字開脚やって。」 「えぇぇぇぇ!?そ、そんなの無理だよマスター!!」 予想外の要求を受けた蒼星石は良い反応を見せてくれた。 「約束だぞ、言う事は聞いてくれよ?」 「うぅ・・・・」 そして蒼星石は腰を下ろし、ぎこちない動きで脚を広げる。 「こ・・・・これでいいの・・・?」 「そうそう、その照れた表情も可...
  • もしもシリーズ 番外編
      もしも蒼星石のマスターが○○○○だったら    ※この物語はフィクションです。実際のキャラ・性格などとは一部異なる場合がございます。※    ※この物語には不快感を与える表現が含まれているかもしれません。ピュアな方はスルーを。※     夕方、双子は自分たちのマスターの家の和室でまったりとしていた。    翠「こうして二人水入らずでいると和むですねえ。」    蒼「こういった生活はこういった生活でいいもんだね。」     二人でテレビを見ていると突然画面が黒く膨れ上がる。    銀「はぁい、突然だけどあなた達二人のローザミスティカをいただくわぁ。」  翠・蒼「水銀燈!!」    銀「二人がかりでいらっしゃぁい。アリスゲームの始まりよぉ。」     そのままお得意の羽根飛ばしで攻撃してくる。     双子はそれをかわすばかりでなぜか反撃してこない。    銀...
  • 梅雨
    休日の朝、蒼星石のマスターが遅く起きてやって来た。 「おはよう。」 「あ、おはようマスター、起きたんだ。」 うつ伏せで窓側を向いていた蒼星石が振り向く。 「何してるんだ?」 マスターは蒼星石に近寄り、虫かごが二つある事に気付く。 中にいるのはカエルとカタツムリ、どちらも梅雨の風物詩だ。 その二つの虫かごを交互に、面白そうに蒼星石は覗きこんでいる。 そんな蒼星石の様子を見た後、マスターは朝食を取って一度居間を出た。 マスターが着替えを終えて再び今に来た時も、蒼星石はかごを見続けていた。 その後ふと立ち上がり、台所へと向かって行った。 しかし戻ってきてまた虫かごの前に座ると、今度は餌やりを始めた。 どうやら今は虫かごの中以外の事は眼中に無いらしい。 その後蒼星石はカタツムリの目をつついて遊んだり。 鳴いているカエルに対抗して頬を膨らませて...
  • 蒼星石が責任を感じる必要はないのだわ
        場面は「ロシアにはロシアンティーなんてものは存在しない」の直後から。    うう、まだ舌、ヒリヒリするや・・・ マ:「俺の味見の時はジャムちゃんと冷ましたのに、なんで自分の番だと冷ますの忘れるんだ?」    マスターは呆れ顔と笑い顔が半々の顔で僕を見ながらジャムパンを食べてる・・・。 蒼:「うう・・・、マスターが朝から変なことしてくるから・・・その、調子狂っちゃって・・・。」 マ:「俺のせいかよ。」    マスターはより一層顔をニヤニヤさせた・・・。なんだか悔しい。 蒼:「むう。」    マスターが悪いんだよ。朝からあんなことされたら、誰だって調子狂っちゃうよ。    あんなこと・・・・。 蒼:「・・・・・。」    冷静に思い出してみたら、なんだか無性に恥ずかしくなってきた・・・。    ぴちゃぴちゃ・・・    なるべく思い出さない...
  • 真夏のキッチン
    真夏のキッチン ある休日のお話 今日は休みだったので、昼食を食べたのち蒼星石に留守番を頼んで買い物へ行くことにした。 夕飯の材料の買い物も請け負い、夕方までには帰ると一言付け加え家を出た。 まず自分の目的であった趣味の雑誌を手に取り、続けて書店で料理の本を探す。 最近熱心に料理番組を見ているようで、どうやら新しい料理に挑戦してみたいらしい。 何か手伝えることはないかと聞いたが、マスターの心遣いだけでも有り難いです、と笑顔で言った。 健気な娘よの、と一人呟きながらわかりやすそうで種類も豊富な物を選び、まとめてレジに向かう。 ぶあつめの本だったのでちょっぴり財布に痛手を被ったのはここだけの内緒だ。 早めに家に帰ると蒼星石がさっきまで見ていたという料理番組の話をする。 いつもながらいろいろ考えているうちにレシピが追いつかなくなってしまったという。 ...
  • 蒼星石とゴーイングテューキョート!!(前編)
    カワイイデスーネ!! この話のマスターは日本文化に興味のあるアメリカ人ってことでお願いします。 タイトル「蒼星石とゴーイングテューキョート!!(前編)」 ハイ、日本のエブリワン。今私は日本文化に非常に興味津々インキンデス。それで今度の休みを利用して日本に行きマスオサン。 取り寄せた色々なパンフレットを見て何処に行こうか迷ってます。クサツ、ザオウ、キヌガワ、キョート。色々あって迷うネ。 この日の為に日本の食べ物にも慣れましたYO。ウメボシ、ベリグーね。NATTOはスメルがバッドで今一ネ。ウニューオイチイ。 「トーテーテキ、何処にイルノかね。トーテーテキ」 「蒼星石ですよ。マスター。無理せずラピスラズリって呼んでください」 彼女、トーテーテキ。何でも私と契約する前までは日本で暮らしていたらしいです。時折日本の話をしてくれますよ。 でも私のイメ...
  • 第4ドール蒼星石の退屈(7)
    「なんだって?」 「前マスターの時もお互いにすごく仲がすごくよかったです。  あの子がマスターに対してあんなに愛情を感じたことはなかったんですぅ」 つまり蒼星石の俺に対する愛情がジェノサイドの発現を促しているのか。 「じゃあ蒼星石に幻滅させろって事か!?」 「そういう手もいいかも知れないですぅ」 翠星石はさらっと答える。もちろん蒼星石とは離れたくないしこのまま蒼星石を放っておくわけにもいかない。 「どうすればいいか困ってるっていう顔ですぅ」 「しかたないだろ。どうしようもないんだから。」 「なら方法を教えてやるです。これも予想ですが・・・」 翠星石が説明を始める前にドア付近で何かが破壊される音がした。俺たちはドアの方を振り向く。 そこには蒼星石・・・いや、ジェノサイドに冒されてしまった蒼星石が居た。 「マスター・・・マスター・・・?」 蒼星石は俺を探しているのか、...
  • 蒼星石とお話したいんジャー 1話
    原作四巻21話の、蒼星石のローザミスティカが水銀燈に奪われるシーンに、このスレの住人が乗り込んできたら 水「貰っちゃった貰っちゃったぁ……蒼星石のローザミスティカ……」 翠「水銀燈、そいつを返すですぅ!」 ???「待てぇーーーーーーーーい!!!!」 水・翠「!?」 赤い変な人「マスターレッド!」 青い変な人「マスターブルー!」 黄色い変な人「マスターイエロー!」 赤・青・黄「三人揃って!」 赤・青・黄「蒼 星 石 と お 話 し た い ん ジ ャ ー !」 翠「な、なんですかこいつらは……」 レッド「ヘイ! そこの真っ黒な羽根を生やした第一ドール!」 水「な、なぁによあなたたちは……」 レッド「今しがたお前が蒼星石から奪ったローザミスティカ……我々が奪い返させてもらう!」 ブルー「レッド貴様! その台詞は私が喋る算段だったのではな...
  • ドS蒼
    「ねぇマスター…」 「なんだ蒼?いきなりあらたまって。」 「お金何に使ったの?」 「!!!…へっ?な、なんのこと?」 「とぼけたって無駄だよ。僕、マスターとは繋がってるんだよ?ちゃんと。」 「うぅ…で、でもほんとになんでもない」 「絶対?」 「あ、ああ!絶対!」 「…ならいいよ。今回は見逃してあげる。」 蒼はゆっくりとドアを開け外へ出ていった。 「ふぅ…危なかった…まさかへそくりにしてあるなんて言えないよな。その使い道も…」 チーンジャラジャラ 「お、大当たり!やっぱり久々にやると当たるんだな。」 そこは一店のパチンコ店だった。朝だからなのか、人はあまりいない。一つのパチンコ台の隣りに、銀玉入りの箱が数個積み重なっていた。 「今日は儲けたな~またへそくり行きだな。あー楽しい♪」 今日はかなりツキが良いみたいだ。 「よしそろ...
  • マスターとラブレターと僕
     夕食を終え、心地よい満腹感に満たされながら食器の後片付けをしている時だった。 マ「時に蒼星石よ」 蒼「なんでしょうマスター」  マスターが子供服店で買ってきた小児用エプロンで濡れた手を拭きながら、テーブルの前で渋い顔をするマスターに顔を向ける。 マ「鞄にこんな物が入っていたのだが」  そう言ってマスターが僕に向けて手で仰いだのは、ピンク色の可愛らしい装飾が施された封筒だった。 蒼「……それは、手紙ですか?」 マ「そう手紙。英語で言うとレターだね」 蒼「知ってますよそのくらい」 マ「そう、誰でも知ってる。しかし、こうなるとレターは何になるでしょう」  マスターが封筒を裏返した。よく見えなかったので近づいて見ると、封筒の留めとしてハートマークのシールが貼り付けられている。瞬間、眩暈に似た感覚が僕の頭を襲った。 蒼「ラブ……レター?」 マ「正解。レターはラブレターへと変...
  • DVD
     マ「ただいま。」  蒼「おかえりなさい。今日はなんか遅かったね、ちょっと心配しちゃったよ。」  マ「そう?ごめんね。ちょっと用事が入っちゃって。」  蒼「だったら連絡をくれれば良かったのに。」  マ「ごめん。今度からはそうするから。」   とはいえ、今日の場合は正直に連絡するわけにもいかない。   まさか寄り道してDVD借りるのに、レジの前で30分も躊躇してましたとも言えまい。   第一、こんな物を見ようとしているのを蒼星石には知られたくない。   理解があるほうだと思うから、それで蔑まれたりはしないだろうが、やはり恥ずかしい。  蒼「・・・どうしたのぼーっとして。ご飯の仕度は出来てるからもう食べようよ。」  マ「あ、そうだね。ありがとう。」   さて、いつもならそろそろ寝る時間だ。   だが今日はこれからが本番だ。まずは蒼星石に寝てもらおう。  マ「...
  • エピソードファイナル
     蒼「!!」   足元で成長した植物に蒼星石の体が天高く持ち上げられた。   同時に数多の植物が壁を成し、雛苺を包み込む。  蒼「もうさっきまでのようにはいかない。一気に距離を詰めさせてもらう!!」   蒼星石は水銀燈譲りの翼を広げ大きく飛び上がった。   そして荒れ狂う植物を次々と切断し、囲いの中に隠れた雛苺を狙う。   少しずつ、植物の壁の中の様子が見えてきた。  マ「!?蒼星石、向かっては駄目だ!!」   開かれた視界で目にしたもの、それは巨大な竜巻の中に身を置いてバイオリンを奏でる雛苺の姿だった。   植物を盾にする事で時間を稼いで竜巻を成長させ、蒼星石が現れたところにぶつけるつもりなのだ。  蒼「忘れたのかい?僕の中には水銀燈も居る。彼女がやられた手は通用しない!」   どうやらこれが水銀燈に深手を負わせた戦法らしい...
  • 絆創膏
    「むにゃむにゃ・・・あれ?マスター?・・・いないの?」 俺のいないベットで目覚めたパジャマ姿の蒼星石は姿の見えない俺を探している 「マスター!・・・いないのかな?・・・あ、これは」 蒼星石は枕元にあったチラシの裏に汚い字で書かれた手紙を見付け読み始める 『 蒼星石へ お前が全然起きないから俺一人で買い物に行ってくる。 お土産買ってくるからちゃんといい子でお留守番するように』 「・・・僕がなかなか起きないからなんて言ってマスターったらきっと・・・ きっと・・・また僕に言えないようなエッチな本とか買ってるんだ・・・ マスターったらいつも僕に隠れてあんな本を読んで・・・ … …あれ?まだ手紙になんか書いてある」 『追伸、あんなことしても起きないなんて蒼星石の熟睡度は異常』 「えっ!?」 蒼星石は何がなんだかわからず辺りを見渡す。 すると横...
  • Sの目覚め
    後ろから、 「そーうー!」 「きゃっ!」 夕飯の支度をしている蒼星石の胸をセクハラタッチする俺。 「はぅ~蒼可愛いよぉ。持ち帰って食べちゃいたい~」 頭撫で撫で、ほっぺ擦り擦り。 「ダメ、台所でなんてダメだよ……」 とか言いつつもまんざらではなさそうな蒼星石。 互いの気持ちを確かめ合ったあの日から、俺達は毎晩の様に体を重ねていた。 初めのころはお互いぎこちないモノだったが今となっては慣れたもので、蒼星石の方から求めてくることもある。稀に。 どうみてもバカップルです。本当にありがとうございました。 「今日も・・・さ?」 「まったくもう・・・嫌だと言っても無理矢理ベッドに引き込むくせに・・・」 頬を染めて俺を横目に見る蒼星石。 「じゃ、じゃあ・・・いつもの時間に・・マスターの部屋に行くから・・・」 「把握した」 その日、夕食には何回目とも付か...
  • 球技大会
     今日は土曜日。学生の誰もが休日の入り口だと喜び、そしてはしゃぐと思われる曜日だ。しかし俺は いや、俺の通う学校の生徒はそんな気にはならなかっただろう。 あるものは明日への希望と興奮、またある者は異常な倦怠感を感じられることだろう。ちなみに俺は後者だ。  大して気にしてないだろうが発表しよう。明日は第50回校内球技大会が開催される。競うスポーツは 毎年飽きずにソフトバレーボールだ。サッカーをやっている俺には10年に一度ぐらいはサッカーを提案して欲しいものだ。蒼星石を抱きしめるようにゴールを守ってやるのに。  その日の夜。俺は蒼星石に日曜は家に居ることができないとだけ言う。球技大会だとは言わない。 なぜなら冷静な性格のくせに好奇心が異常に旺盛だからだ。ワガママを言われてついて来られるのも・・・悪くないな。 「というわけだ。だから明日は家でおとなしく留守を・・」 と、俺が脳内で...
  • 惨劇との戦い 第1章 第6話 不死身の絆
    ようやくその姿を現した、蒼星石のマスター、川口高史。 しかし、彼が蒼星石に言った言葉は、予想外のものだった。 高史「マスターって呼んでんじゃねぇよ。    俺はもうお前のマスターじゃねぇんだよ。」 蒼「えっ・・・・」 翠「お前、何言ってやがるですか!!」 高史「事実。」 翠「お前、ちゃんと頭冷やしてきたんですか!?」 高史「いやー、あいつに奇襲されてさー、それどころじゃなかったわ。」 蒼「じゃあ・・・なんでここに・・・?」 高史「あいつを潰すために決まってんだろ。」 司「ところで、蒼星石のマスターよ。」 高史「マスターじゃねぇっつってんだろうが。」 司「そろそろ会話にも飽きてこないか?」 高史「それもそうだな。    時間もないし。    とりあえず宣言しとくわ。    いまから一時間以内にてめーを潰す!!」 司「できるのか?貴様ごときに。」 高史「出...
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