蒼星石とお話@Wiki内検索 / 「ババ抜き」で検索した結果

検索 :
  • ババ抜き
     マ「蒼星石、ババ抜きやらない?」  蒼「構いませんが、二人でやってもつまらなくないですか?」  マ「んー、二人は二人で楽しいと思うよ。」  蒼「マスターがそう言うなら喜んでお付き合いしますよ。」   早速カードを切って配る。   二人でやると当然ながらペースが速い。   引くたびに互いの手札が減っていく。  蒼「やっぱり二人だとすぐですよね。」  マ「これで最後な訳だ。」   言いながら二枚になった手札の一方に手をかける。  蒼「あれ、もう勝ったつもりですか?」  マ「ふふん、まあね。」   手をもう一枚のカードに移動させた。   しばらく二枚の札の間を手が行き来する。  マ「・・・こっちだ!」  蒼「ありゃ、負けてしまいましたね。」  マ「へへ、二人だとこういう緊迫感があって...
  • Amor vittorioso4
    「さて、二人ともババ抜きのルールは分かるな?」 俺は双子にトランプを配りながら聞いた。 「もちろんですよ。もう私たちもこの時代に来て長いですからね。チビ人間に教わって、蒼星石や真紅やチビ苺とやったこともあるですぅ」 「それならば、手加減することもないんだな」 俺はわざとらしく口元を緩めた表情を翠星石に向けた。 翠星石は俺の不敵な表情を見て、キリッと眉をつり上げる。 「やい、カビ人間。翠星石を見くびるんじゃねーです。手加減なんかしたら猿ぐつわして町内を全裸で引きづり回してやるですぅ!」 「それはそれは、乙女らしくない拷問がお好きなようで…」 「それはそれ、これはこれですぅ。とにかくこの翠星石様に対して手を抜くような真似をしたらただじゃおかねーですよ」 「翠星石…僕が思うにそれは完全に悪者が負ける前に言うセリフだと思うんだどな…」 「そ…蒼星石…、ひ...
  • SS7
    ... 蒼星石の音楽日記 ババ抜き 腹筋スレ 導くから(若干鬱注意) 蒼の幸せ論 穴
  • Amor vittorioso3
    ... 「よし、じゃあ、ババ抜きでもしようか」 俺はトランプを三人分均等に配りながら蒼星石を見た。 まだ、彼女の顔は少し紅い。出逢った頃にはこんな豊かな表情を見られるとは思っていなかった。 いや、そんなことを言えば、こうして旅行に出てくることも考えられなかったように思う。 昔は蒼星石の話に興味だって無かった。彼女の表情も自分が見たくない表情以外に興味はなかった。 不本意ながら翠星石とつばぜり合いを愉しむようなこともなかった。 自分の中で何が変わったというのだろう。心の樹のカビは確かに無くなった。 しかし、それは結果であって原因ではない。 俺も蒼星石もこんなにも変わってしまった。時に流されながら生きているのだろうと思う。 「蒼星石」 「なに?マスター」 「旅行に来て良かったと思うよ、翠星石もありがとうな」 「うん?僕が感謝するのが普通じゃないかな?」 ...
  • Amor vittorioso1
    ...ですから翠星石たちとババ抜きをするですぅ」 俺は窓際でうたた寝をしているのにも関わらず、翠星石がたたき起こさんばかりに俺のことを呼ぶ。 「翠星石…少しくらいは俺を寝かしてやろうという心遣いはできないのか」 この旅行のために前日までに多少無理をして仕事を片付けていた。開店休業しているような仕事ではあるが休むとなるとそれなりにやることはある。 「翠星石、マスターはぼくらのために仕事を無理していたんだ、だから電車の中くらい休ませてあげよう?」 さすがに蒼星石は優しいなと思ったが、翠星石が俺の向こうずねを蹴り続けるものだから、うたた寝もすっかり覚めてしまった。 「やれやれ……」 俺は体を起こすと翠星石と蒼星石の二人とババ抜きを始めた。 なぜここに翠星石がいるかって? それはまた今度にお話しさせてもらおう。 とりあえず、今言えることは、この旅行が翠星石のためにめ...
  • Amor vittorioso2
    ...うやって双子とともにババ抜きをして遊んでいる。どうだ、羨ましいだろ? しかしね…俺がこんな冗談をいうのは、何となくだが、翠星石がやらかしてくれそうな気がしてならないからに他ならない。 翠星石にばれてからの数日、彼女元来のやかましさはあったものの、それ以外に悪さをしなかったことが、 嵐の前の静けさのように思えて、俺に戦慄を感じさせるには十分だった。 頼むから、義姉さん…大人しくしていてくれよ…。
  • お絵かきコーナー/お絵かき掲示板ログ/25
    練習中の息抜き -- 名無しさん (2006-06-13 01 31 18) 名前 コメント
  • 帽子のひみつ
    夕方頃に… 「あーあ暇だな、家事も一通り終わっちゃったし、テレビもおもしろくないしなあ。」 「マスター早く帰って来ないかなあ…。今日も遅くなるって言ってたけど…」 「そうだ!こういうときは…」  そう言って蒼星石は帽子を取って内側にあるポケットから写真を取り出した。 「マスター…。いつもありがとうございます…。」 「えへへ…。マスター…。」  写真を見ながら、そう微笑みながらつぶいている。 「でも、僕がいつもマスターの写真をいつも隠し持ってるなんてマスターに知られたら   恥ずかしいな…。絶対ばれないようにしなきゃ!」 そのとき… 「ただいまー!蒼ー!」 「ママママママママスター?!%&?#」 「思ったより早く帰れた…ってどうした蒼?何隠したんだ?」 「な、なんでもない!、何も隠してないよっ!」 「嘘つけー、何か...
  • かゆうま(梅岡注意)
    May 9, 1998 夜、嫁の蒼星石と翠星石義姉さん、義姉さんのミーディアムのJUMとポーカーをやった。 JUMの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。 俺たちをばかにしやがって。 May 10, 1998 今日、義姉さんから化け物の世話を頼まれた。 笑顔が薄気味悪い教師のような男だ。 若い男がいいってんで、一人投げこんだら、奴、押し倒したり舐め回したり 陵辱したあげくやっと(性的な意味で)食いやがる。 May 11, 1998 今朝5時頃、学校の制服みてえなブレザーを着たJUMに突然たたき起こされて俺も制服を 着せられた。なんでも、JUMが行っていた学校で事件があったらしい。 学校の連中ときたら、変な奴ばかり教師にするからこんな事になるんだ May 12, 1998 昨日からこのきっちりしたブレザーを着たままなんで、尻がむれ...
  • 聖杯戦争風ローゼン 1
    もしもアリスゲームが聖杯戦争風になったら  6月。梅雨前線という憎い奴が俺の心にまで雨を降らせているかのようだ。その日、学校で遅くまで補習を受けていた俺は帰り支度を終え、玄関へ向かっているところだった。  げた箱付近にある傘立てから自分の傘を抜き、俺は玄関から出た。本来ならすぐ帰路に着くのだが今回は違った。 なぜならグラウンドの方で何かと何かがぶつかり合うような音を感じ取ったからだ。好奇心旺盛な俺は校舎の影からグラウンドを眺める。 「なんだ・・・ありゃ・・・?」 そこには人間、いや、それよりもはるかに小さい者が身を空中に躍らせながら戦っているように見えた。実際にそうだった。 一方は真っ赤な服装でヘッドドレスをかぶっている。もう一方は黒いドレスを着ていた。気になることといえば背中から黒いカラスのような翼が生えていることだ。 とにかく、ここは俺の居場所ではなかった。そう感...
  • 雨の週末
    一週間において土曜日が最も明日への希望が溢れている曜日だと確信している男、俺。 そういうわけで今日明日にかけて蒼星石と遠出を決め込んでいたのだが、週末のこの雷混じりの大雨。残念ながらそれは延期となってしまった。 俺が天気にも気を掛けていればなぁ・・ せめて軽いドライブにでも、と思ったが時間を追うごとに強くなる雨。外出するのはあまりよろしくは無い。 しかも日曜日も大雨と来た。 突如俺と蒼星石の前に落ちてきた『暇をもてあます』という状況。 で、俺達は何をしているかというと 「ロイヤルフラッシュ。マスターは?」 「・・・ツーペアです」 大人しく家でトランプと洒落込んでいた。 「もう・・マスターってば本当にポーカー弱いんだね・・飽きてきちゃったよ、僕」 ぬ。何だか言葉が刺々しく聞こえてくる。 やはり蒼星石も出掛けられなくて不機嫌なのかな。 と言うか十戦位して蒼星石...
  • 再開
    周瑜のマスターとなった蒼星石は、周瑜の行軍に常に付き従った。 最初は驚いていた群臣も、じきに普通に蒼星石を見るようになっていった。 特に孫策は、周瑜との仲もあり、時に二人で話をする事もあった。 孫策「蒼星石、俺はいずれこの江東だけでなく、中国全土を支配してみせる」 蒼「しかし、それには多くの人の命が失われてしまいますね・・・」 孫策「ああ、しかし今、漢の権威は地に堕ち、群雄が各地に散り、賊が暴れ、疫病が流行り、民の苦しみは想像に堪えないだろう」 蒼「そうですね・・・」 孫策「だから今必要なのは統一国家だ。俺はそれを作ってみせる」 蒼「・・・」 孫策「蒼星石、お前は周瑜を助け、守ってやってくれ」 蒼「はい!」 蒼星石は、周瑜と共に孫策の覇道を助けた。 また、周瑜からも音楽や学問を教わったりもし、慌しいながらも幸せな日常を送っていた・・・ しか...
  • ハロウィン
       ベタではないのです王道なのです。    投げっ放しではないのです余韻を醸し出しているのです。    そんな寛大な気持ちで読むのが吉。    あとなぜかこの世界の10月31日は休日です。何年の事かは知りませんが休日なのです。  雛「とりっく・おあ・とりーと!なのー♪」  マ「ああ、今日ってハロウィンか、いらっしゃい。」  雛「お菓子ちょうだいなのー。」  蒼「悪いけど、今はお菓子を切らしてるんだ。」  マ「雛苺か、それじゃあお菓子は苺大福でいいんだよね?買って来るから待っててね。    じゃあ蒼星石、ちょっとの間任せるから。」  蒼「はーい、行ってらっしゃい。」   買ってきた苺大福やその他のお菓子ででお茶を楽しむ。雛苺も満足しているようだ。  マ「そう言えば一人で来たの?他のみんなは?ジュン君家でも何かやってるとか?」  雛「...
  • ドールズと蜀漢の名将
    劉備「曹操の相手すんのは、骨が折れそうだな……」 諸葛亮「確かに兵馬は向こうの方が圧倒的に多いのは事実です」 関羽「ですが兄者、これに勝てねば漢王朝の復興は成りますまい」 張飛「そうだぜ兄者、曹操なんて俺たちでぶっ潰してやろうぜ!」 趙雲「そう簡単に行くのなら、劉備殿もここまで悩みませんよ張飛殿」 黄忠「とは言え、このまま手をこまねいている訳にもいきませんがのぅ」 馬超「しかし、ここにこうして我らが揃っているというのは理由があるのだろう」 劉「その通りだ孟起。これから孔明にこれからの策を話してもらう」 諸「それではお話しましょry ガターン! 雛「うわーん、漢升助けてなのー!」 翠「待ちやがれですぅ!」 関「……やれやれ」 馬「また、か……」 諸「今日は話せそうにないみたいですねぇ……」 趙「この話はまた後日と言うことで」 張「まぁ賑やかで良いじ...
  • 君の声
      今日は翠星石と話し込んでいたためにお夕飯の準備が少し遅くなってしまった。  蒼「マスターお待たせー、ご飯だよー。」   しかし普段のように返事も無ければやってくる気配も無い。  蒼「マスター?」   様子を見に部屋に行く。  蒼「マスター、ご飯できたよ。」   しかし反応は無い。    コン コン   そっとノックしてみた。やはり反応が無い。  蒼「マスター・・・中に入るよ。」   そっとドアを開けて中の様子をうかがう。   マスターがこちらに背を向けて机に座っている。   ヘッドホンをしているところを見ると音楽でも聴いて夕食までの時間をつぶしていたのだろう。  蒼「マ・ス・タ・ー、ご・は・ん・で・す・よ!」   ドアのところからちょっと大きな声で呼んでみる。   やはりなんの反応も無い。   多少ためらいながらも無断で部屋に入る。  蒼「ねえ、マスタ...
  • その3
    「そーせーせきっ!」ガバッ マスターは蒼星石を抱き締める 「マ、マスター急になにするの!?」 「うふふ、照れてる蒼星石も可愛い」ぎゅうっ そのマスターと呼ばれる女性は自分の胸に蒼星石の顔をうずめる 「ま、ますt むぎゅう・・・ん゛ーん゛ーぷはっ・・・もう、ますたぁ!」 「なに?悔しかったらやり返してみなさいw」 「ひ、酷いよマスター・・・僕の胸でそんなこと出来ないの知ってて・・・」 「そうかな?じゃあ・・・」 そう言ってマスターは蒼星石の胸に顔を押し付ける 「マ、マ、マ、マスター!?」 蒼星石は顔を真っ赤にしてマスターの顔を離す 「もう、せっかく蒼星石の胸に顔をうずめて遊んでたのに」 その言葉に蒼星石はさらに真っ赤になり下を向く 「でも、僕の胸小さいし・・・マスターみたいに大きかったら・・・もっとマスターも気持ちよく・・・」 「そ...
  • 紫陽花と午後
    時刻は午後二時前、その日で一番気温が高くなる時間帯に俺は仕事を早退して家に戻った。 普通ならクーラーガンガンの職場で働いているはずの俺。だがその所為か、どうにも体調を崩してしまっていたようだ。 昼は雨のち雲りだとか天気予報では言ってたのに。 蝉もまだ鳴き始めてはいないが、太陽は夏の如きハッスルで家路につく俺を照らしに照らしている。 そのくせ汗がだらだら出るくせに俺の鼻はしっかり風邪の症状を示している。 ちくしょ、鼻水か汗か、どっちかを垂れ流しにするかちゃんと決めろ俺の体。 「ただいまー」 流石にこの時間に蒼星石の出迎えはなかった。 部屋で汗にまみれた服を着替えると俺は居間に向かう。 ここにも蒼星石の姿は見当たらない。 「蒼ー?蒼星石さーん?」 ティッシュで鼻栓をしたままざっと家の中を探し回るも、どこにもいない。 おそらく買い物にでも行ってるのだろう、心...
  • VS 翠星石(翠好き注意)
    おとといの大雨・洪水警報が嘘のように今日は実に晴れ晴れとした日だった。こんなピクニック日和に出かけないのは人生における最大のシミとなり、一生引きずってしまう羽目になるかもしれない。ちょっとばかり大げさだが。 しかし心のそこから湧き出してくる感情を抑えるほど俺は器用ではない。まず、この感情の高ぶりを蒼星石にぶつけるべく洗濯物を干しているはずの蒼星石の元へ行くことにした。 俺が庭へ出て、物干し台を眺めるも蒼星石の姿は・・・いた。蒼星石は台をつかって小さい体をフルに使い洗濯物を干していた。 俺は後ろから抜き足差し足忍び足の容量で近づいていく。そして蒼星石のすぐ後ろに立つと、俺は抱き上げるように蒼星石の両脇を持つ。 蒼星石の体は俺に重さを感じさせることなく、宙に浮かんでいく。はとが豆鉄砲を食らったように蒼星石はきょとんとした後、状況を少しずつ理解し、手足をじたばたさせた。 「ま...
  • 蒼い子は魔王
     台所で今日も蒼星石が夕飯を作っている。  しかし、今日は何故か毎日聞こえる軽快な包丁の音は聞こえない。 蒼星石「フフフフフ」  蒼星石は不敵な笑みを浮かべている。  買い物から帰ってきてからずーっとこの調子だ。 貴方『夕飯の時にでも何があったか聞いてみるか・・・。』  そう思いつつリモコンに手を伸ばしニュースを見る事にした。  ニュースを見初めて数分経つと台所から"ピーッ"って音がした。  どうやらヤカンで湯を沸かしていたらしい。 蒼星石「マスター 夕飯で来たよー」 貴方「嗚呼、今行く」  蒼星石に言われるままテーブルに移動する貴方。  夕飯としておかれている物は何処かで見た事あるインスタントラーメンだった。 貴方『まぁ、毎日家事頑張ってくれてるし、たまにはこういうので息抜きもありだよな。』 貴方「頂きます。」 ...
  • 惨劇との戦い 第1章 第5話 再会
    蒼星石と翠星石の前に現れた策士風の男、司馬懿 仲達。 翠「何者ですか!お前は!!」 司「蒼星石と真紅のローザミスティカを狙うもの、とでも言っておこう。」 翠「お前なんかに、蒼星石のローザミスティカはわたさねぇです!!」 司「邪魔をするなら、容赦はせん!!」 そういうと司馬懿は、指先を翠星石に向けた。 その瞬間、翠星石は何かに巻きつかれた。 翠「きゃっ!?」 蒼「翠星石!?」 司「うせろ・・・愚か者めが!!」 司馬懿は翠星石に向けていた指先を翠星石の近くの木に向けた。 その瞬間、翠星石はその木に叩きつけられた。 翠「きゃぁっ!!」 司「そこでくたばっていろ、愚か者めが。」 蒼「一体・・・どういう・・・」 司「ふん、冥土の土産に教えてやろう。」 そういうと司馬懿は、指先を近くの木に向けた。 よく見ると、木と指の間に何かが光って見えた。 蒼「あれ...
  • 好きなタイプは?
     今日は休日、蒼星石の入れてくれた紅茶を飲みながら、ソファーの上でくつろぐ自分。  そんな折、蒼星石が話しかけてきてくれた。 「ねぇマスター」 「何?」 「マスターって好きな人っているの?」 「ぶっ」  予想外な質問に、思わず紅茶を噴出す俺。 「ど、どうしたの?急に…」 「答えてよマスター」  蒼星石がまっすぐな目で見つめてくる。 「………コホン」 「俺は蒼星石の事が世界で一番好き…」 「そうじゃなくて、人間の方で」  めっちゃ恥ずかしい。 「マスターって今まで女の人と付き合ったことあるの?」 「ん、も もちろん、恋人の一人や二人……」  蒼星石は目線をそらさず聞いている。 「ふぅん……ねぇ、マスターはその人達の何処が好きだったの?」 「へ?」 「だーかーら、マスターはどうしてその人たちの事が好きだったの!?」  やや怒ったように繰り返す蒼星石...
  • 狂蒼パート2
    1へ 「ねぇ貴方、翠星石が何処に行ったかしらない?」 「あぁ、翠星石なら僕の家にいるよ、でも…それがどうかしたのかい?」 「いえ別に…でもあんまり長い間ミーディアムと離れているのは危険だわ、一回注意しないと…」  真紅が読んでいた本をパタンと閉じた。 「なんなら今から僕の家に来るかい?」 「…そうね」 「雛もいくのー!」 「うん、それじゃあ一緒に行こうか、大勢の方が僕も嬉しいよ」  蒼星石の家に着くと、リビングに通された。  紅茶のカップをテーブルの上に置き、真紅達をソファーに促す。 「じゃあここで待ってて、今翠星石を連れてくるから」 「わかったわ」 「はいなのー」  二人がソファーに腰をかける。  そこで雛苺があるものを発見した。 「あー!くんくんのDVDがあるのー!」  嬉しそうにテレビ台の中に目を向ける。  それに...
  • ローゼン風桃太郎
       『ローゼン風桃太郎』はじまり、はじまり。     あるところに蒼星石お爺さんと翠星石お婆さんがいました。     翠星石お婆さんが憤慨しています。 翠:「納得いかねぇです! なんで翠星石がおばばで蒼星石がおじじなんですか!」 蒼:「しょうがないよ。そう配役で決まってるんだし。」 翠:「断固抗議するですぅ!」 蒼:「話進まなくなっちゃうよ。」 翠:「ふん!」 蒼:「もう、僕は山に芝刈りに行っちゃうからね。ちゃんと川に洗濯に行くんだよ。」     蒼星石お爺さんは自前の鋏を持って行ってしまいました。 翠:「川なんか行かなくても『庭師の如雨露』があれば水には困らないですぅ。」     川に行くのをサボろうとする翠星石お婆さん。 蒼:「ズルは駄目だよ、翠星石。桃を拾ってこなきゃ。     話終わらないとずっと僕たちお爺さんとお婆さんのままだよ。」     心...
  • Sな蒼星石との幸せな日常【4.雨の月曜】
    □Sな蒼星石との幸せな日常 【1.目覚めた蒼星石】 【2.マスターの誕生日】 【3.マスターの誕生日・夜】に続く。 【4.雨の月曜】 さて…仕事に行かねばな。俺の朝は早い。 通勤には二時間近くかかるものの、乗り換えが一度なのが大きい。 ほぼ確実に座れ、寝ていくことが出来るわけだ。 今日は昨日の夜のせい、いやお陰で調子が良い。 かといって毎晩は遠慮したいところである。 …断り切れればの話だが。はっきり言って自信を喪失しかけている。 しかし、月曜日から雨が降っていると何ともやる気が出ないものだ… 俺「それじゃあ行ってくる、戸締りだけは気をつけてな。」 何かと物騒なので電話等には出なくても良いと言ってあるし、 俺も帰りが遅いので桜田家に遊びに行く許可も勿論してある。 蒼星石が迷惑をかける事など恐らく無いだろう。 蒼「行ってらっしゃい、マスター。大変だ...
  • スノーレジャー その4
    マ:「じゃあ、俺が捕虜役やるよ」    そう無茶はしまい。 翠:「そうこなくちゃですぅ!」    こうして俺は翠星石チーム(なぜか自然に翠星石がリーダーになってた)に捕虜として引き入れられた。    かわりにジュン君が蒼星石チーム(こっちもいつの間にか蒼星石がリーダーになってた)に出向する。 蒼:「ぜったい助け出すからね! マスター」    マ:「ああ、はやいとこ頼むぞ」 翠:「ふっふっふ、そう簡単にはいかねぇですぅ…」    雪合戦ルール    ただっ広い敷地内の東西の端にそれぞれのチームが陣取り、    自チームにいる捕虜をガードしつつ敵チームにいる自チームの捕虜を解放すれば勝利。    なお、相手チームに雪玉を三回当てられたらリタイア。全員リタイアすると負け。    ザッザッザッ…… マ:「………」    俺は翠星石チームの陣地まで連...
  • シスターズ
    マ:「たらいまー。」    今日は病み上がりということで半休使って早々に帰宅。 蒼:「マスター、おかえりなさい。」 雛:「おかえりなさ~い。」 マ:「お?」    これは珍しいお客さんというか。蒼星石と共に雛苺が玄関に出迎えにきてくれた。 マ:「これはいらっしゃい。雛苺。」 雛:「おじゃましてま~す。」    俺が靴を脱ぎ床に上がると二人が笑顔を浮かべながらそれぞれ俺の脇に寄り添ってきた。    ううーむ。状況がよくわからんが、とりあえず二人を伴い、玄関からリビングへ移動する。    リビングを見渡したが他の子達は来てないようだな。 マ:「雛苺だけ来たのかい?」 雛:「うん。ヒナだけよー。」 マ:「ほうほう。」    俺は蒼星石に鞄を渡しながら訊く。 マ:「雛苺だけとは珍しいね。なんかあったの?」 蒼:「うんとねぇ・・・、雛苺ったら真紅と喧嘩してね。しばらく...
  • 恐怖の霧 (鬱?注意)
    「はぁっ・・・はぁっ・・・。何がどうなってる?」 俺は体力が限界に達していても走っている。走らないと死ぬかもしれなかったからだ。 「わからない・・。でも逃げなくちゃ・・・」 と、傍らで一緒に走り逃げていた蒼星石が律儀に俺の質問に答えを返す。俺の家から逃げ始めてからもう1時間も経ったかのような錯覚に襲われる。腕時計に目をやるとまだ4,5分ほどしか経っていなかった。  俺たちは近所にある公園でまず考えを整理することにする。現状を説明すると、空は地獄のような紫煙で覆われていて、光は差し込まず真夜中のように暗かった。道にある街灯という街灯も点灯されずに沈黙を守っている。 ここまでくるのにたくさんの逃げ惑う人々を目の当たりにした。俺は逃げ遅れた人が背後から迫ってくる黒い霧のようなものに飲み込まれ、それ以降ずっと出てこない現象も垣間見た。 今、公園の周りには人の影さえも見当たらない。いや、...
  • もしもシリーズ 美容師編
     もしも蒼星石のマスターが美容師だったら    蒼星石はいつものように朝一番の大仕事にやってきた。    彼女のマスターはとにかくねぼすけなのだ。   蒼「マスター、早く起きて!このままじゃ今日も遅刻だよ!」   マ「うにゃ、遅刻はしないよ。」   蒼「もう、時計を見てよ!このままじゃご飯抜きでも間に合わないよ。」   マ「だーいじょうぶだって・・・。」   蒼「マスターはいつもだらしなさ過ぎるよ!もっとしゃんとしてよ。」   マ「えっとね・・、俺今日非番。」   蒼「・・・・・。」   マ「アンダスタン?」   蒼「え、と、ごめんなさい!」    そう言って蒼星石は勢いよく頭を下げた。   マ「ま、早く起きたほうがいいのは確かだからさ。別に気にせんといて。」    早く、といっても時間はすでに九時近い。   マ「朝ごはん用意してくれてあるの?」  ...
  • 土用の丑の日
      起きたらもう朝食の時間だった。   最近は睡眠が不規則だったり、風邪気味だったりしたせいか、食欲もあまりなく、だるい。 蒼「おはよう、マスター。最近体調が良くなかったから朝食はさっぱりとした食べやすいものにしたよ。」   メニューは納豆、山かけ、温泉卵、味噌汁、もずく、焼き海苔。   なるほど、食べやすくかつ栄養は十分そうだ。   流石だな、蒼星石。心から感謝しつついただく。なんか元気が出てきたかもしれない。   レポート等の作業をしていたらもう昼食の時間だ。朝よりも幾分か食欲はある。 蒼「お昼はね、スパゲティーにしたよ。    ちょっとニンニクが多めになっちゃったかも知れないけれど、元気になってもらえればと思って。」   昼食は和風の梅おかかスパゲティー。   麺だから軽く食べられる上に味付けが梅干しでされているので酸味も食欲をそそる。   それが鰹節と...
  • スノーレジャー その2
    マ:「さぁ、みんな乗った乗った」    降車駅近くのレンタカー屋からファミリーワゴンを借り、俺は駅前で待ってる皆の前に乗りつけた。    もちろんレンタカーは予め予約しておいたものだが、オプションに    チャイルドシートを五つも頼むというのはなんというか。    車を受け渡しする従業員に「もしかして五つ子さんですか?」と好奇の目で訊かれちまった。    さて。    俺は蒼星石を助手席に乗せるため、一旦ワゴン車から降りて反対側に廻った。 マ:「ん?」    助手席の扉前では蒼星石ではなく、なぜか翠星石が待ち構えていた。 マ:「あれ?」    車中に視線を移すと、蒼星石は後部座席のチャイルドシートに収まっている。 蒼:「翠星石、助手席がいいんだって」 マ:「へ?」 翠:「ほら、ボケっと突っ立ってないでさっさと乗せるです!」 マ:「あ、ああ」    先程の列車内...
  • Sな蒼星石との幸せな日常【8.お買い物(1)】
    □Sな蒼星石との幸せな日常 【1.目覚めた蒼星石】 【2.マスターの誕生日】 【3.マスターの誕生日・夜】に続く。 【4.雨の月曜】 【5.雨の月曜・夜】 【6.突然の訪問者】 【7.突然の訪問者・夜】 【8.お買い物(1)】 翠星石に行為を見られた翌日、つまり昨日は仕事があまり手につかなかった。 まだ若いとは言え、限界まですれば相当体力を使う。 それに最近の蒼星石がどうにも気になる。 良くは分からないが、思い詰めている様な時がある気がする… 俺に迫ってくるのも無理しているんじゃないかとも思う。 気のせいであれば良いのだけれども。 人間不信なのがいけないのだろうか…最低だな、俺は。 そんな事を考え、もやもやとした気持のまま一日が過ぎる。 そして昨晩は俺の疲れを察してか、蒼星石が俺を求めてくることも無かった。 …… ……… 蒼「マスター、まーすーた...
  • お酒を飲もう
       俺が仕事場に行ってる間、蒼星石は家事を一通り済ますと俺の帰宅時間まで    桜田家か時計屋の爺さん婆さんとこで過ごしている。    今日は桜田家の方に行くと言ってたが、今頃何やってんだろな。    俺は書類の束に目を通しながら、ふとそう思った。    一方ここは桜田家のリビングルーム。    双子のドール、蒼星石と翠星石がソファの上で談笑していた。だが、 翠:「で、いったいあのアホ人間のどこがいいですか?」    唐突に翠星石はそう切り出した。 蒼:「僕のマスターのことをアホ人間なんて呼ぶのはやめてよ、翠星石。」 翠:「ふん、アホ人間はアホだからアホ人間ですぅ~。    そんなことより、質問に答えるですよ、蒼星石。    いったいあのアホ人間のどこがいいですか?」 蒼:「もう、いきなりどうしてそんなこと訊くのさ。」 翠:「さっきから蒼星石はアホ人間の...
  • 修学旅行
    ※一人称と三人称で語っている部分あるので気をつけて読んで下さい。 「それでは来週の月曜日から四日間沖縄へ行き、日本の過去を学んできましょう」 担任の先生がそう告げ、金曜日最後のHRが終わった。 「修学旅行」という言葉を聞いて少し胸が締め付けられた感覚に陥った。 修学旅行では彼女に会えなくなるという不安からくるものだった。 教室を出て玄関口で旧友と軽いおしゃべりを交わして校門を出る。 空を見るとまだ太陽が顔を出していた。夏に入ったから当然だろう。 学校から徒歩で10分の位置に俺の借りているアパートが立っている。 10分というのは長いようで短い。 今日は彼女にどんなことをしてやろうかと考えているだけで、あっという間に家の前ということもしばしばある。 そして、家に帰ってから学校の話を聞かせてやる。 それが毎日の習慣である。 蒼星石。俺が...
  • 穴(HANTAI)
     蒼「ねえマスター、ずっとこうしていられたらいいのにね。」   こちらを振り返った蒼星石が笑顔を見せながら言った。  マ「うーん、まあね。」  蒼「何さ、気の無い返事!」  マ「あはは。そりゃあ出来るならずうっとこうしていたいさ。」   理想はそうなのだが現実にはそうもいかなそうなのである。   うーん・・・実に困った事になった。   さっきはああ言ったが大至急手錠を外さなくてはいけなくなったのだ。  蒼「どうしたの、そわそわして。」  マ「いや、ちょっと用事がね。」  蒼「大事な用?」  マ「まあ・・・大事かな。どっちかって言うと小さい方なんだけどさ。」  蒼「え、どういうこと?とにかくなんとかしないとだね。」   蒼星石が膝から降りた。  マ「じゃあ鍵か代わりになる物を探してくる!」 ...
  • 雑談室ログ6
    雑談室ログ6 翠星石は今、沖縄旅行中なわけだが。 -- 翠星石のミーディアム (2007-07-04 20 01 29) 蒼星石のマスターの、希望の光が、復活しかけている・・・そんな気がする・・・ -- 雛苺のミーディアム (2007-07-04 22 07 24) 何かが聞こえる・・・誰かの声が聞こえる・・・二度と聞けないはずの声・・・二度と会えないはずの人の声・・・会いたい・・・その声の主に・・・誰なんだ・・・姿を・・・見せてくれ・・・ -- 蒼星石のマスター (2007-07-04 22 27 14) 蒼星石のマスター、これが最後の説得だ。ローゼンメイデンは、生きてはいるが、人間じゃない。動物でも、植物でもない。ローゼンメイデンは、魂を入れられた人形だ。その魂を抜き取ることが出来るなら、それを取り返し、再び入れることも可能なはずだ。お前と蒼星石の心は、いつも一緒...
  • 新婚の蒼星石とマスター、そこに乙レデス
    蒼「ます・・・じゃなかった。あ、あなた、朝です。起きてください」 マ「やっとあなたって言えるようになってきたな。おはよう」 蒼「おはようございます。朝ご飯できてますよ」 マ「いただきます」 蒼「いただきます」 マ「もぐもぐ、いやしかし」 蒼「なんです?」 マ「やはり夫婦茶碗はいいな。『夫婦』って感じがする」 蒼「そ、そうですね・・・///」 蒼「あ、あ、マスター」 マ「?」 蒼「袖にご飯粒ついちゃってます」 マ「あら」 マスター、袖についたご飯粒を取る マ「ところで蒼星石」 蒼「はい」 マ「また、マスターって言っちゃったな?」 蒼「あ、ごめんなさい。つい習慣が抜けなくて」 マ「謝らなくていいけど。やっぱり夫婦なんだからマスターじゃなくて『あなた』の方が嬉しいなぁ」 蒼「は、はい。マスター ・・・あ!」 マ「可愛いやつめ」 マ「ずず・・・・ん。 これは・・・ダシがいつもと違う。 もしか...
  • @wiki全体から「ババ抜き」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索