蒼星石とお話@Wiki内検索 / 「一人にしないで」で検索した結果

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  • 一人にしないで
    一人にしないで 休日の4時頃は面白い番組も特にないので、いつも時間を持て余す。 「くんくんのビデオでも見るか?」 時間潰しにはなるだろうと思い、蒼星石に聞くと、 うんと頷いてくれたので、早速ビデオを再生した。 それからしばらく観ていると、くんくんが閉じ込められ、 「あなたはここで・・・・死ぬのよ!!」 和風の人形がそう言い放った時、蒼星石が 「きゃぁっ!!!」 と悲鳴を上げて俺にしがみついてきた。 「蒼星石・・・怖いのか?」 「うん・・・・」 それから少しして、蒼星石も落ち着いたようなので、 トイレに行こうと立ち上がった時、 「ちょっとマスター、どこ行くの?」 「どこって、トイレに行くだけ。」 「一人にしないで!僕もついてく!」 「ついてくって・・・じゃあ外で待ってろよ。」 「分かった・・・・早くしてね。」 ...
  • 個人的SS集
    ...外出 PCとメイド 一人にしないで 映画でドッキリ 縁日
  • 映画でドッキリ
    ... 「えぇっ!?僕を一人にしないでよマスター!」 「大丈夫、すぐ戻るから。チャンネルは変えるなよ。」 しかし俺は部屋を出た後トイレには行かず、さっきのマスクを取り出した。 そしてマスクを被り、部屋の入口で蒼星石の様子を伺う。 チャンネルを変えるなと言っておいたが、蒼星石はリモコンを手に取り、 チャンネルを変えて他の番組に回した、今だ! ノーマルルート バッドルート(作者は別人)
  • お絵かきコーナー/お絵かき掲示板ログ/57
    中地半端ですいません;;時間が○| ̄|_ 「マスター、もぅ僕を一人にしないって約束して」 見たいな感じで(´・ω・`) いやーなれない塗りはめんどくさいですね(´・ω・`) -- maimai (2007-06-29 01 02 00) 俺が落ちた -- 名無しさん (2007-06-29 01 24 54) グレート! -- 名無しさん (2007-06-29 01 35 43) 上手すぎて卒倒した -- 名無しさん (2007-06-29 01 55 13) 泣かないで>< -- 名無しさん (2007-06-29 02 18 09) 上手すぎ萌え死んだ -- 名無しさん (2007-06-30 04 51 03) 俺はお前を1人にしない -- 名無しさん (2007-06-30 12 34 09) 俺たちも翠星石もいるぞ!蒼星石!! -- ...
  • まだ開けないで
      ある日の朝食時。  蒼「ねえマスター、最近寒くなってきたよね?」  マ「そう?まあ冬めいてはきたと思うけど。」  蒼「マスターは寒くないの?」  マ「今のところは平気かな。もともと暑さ寒さには強い方だし、寒くてもコートとか着ればいいし。」  蒼「でもさ、首回りや手がスースーしたりするよね?」  マ「あれ、蒼星石って寒がりだっけ?」  蒼「違うよ。そうじゃないけどさ。」  マ「まあ風邪なんて引かないように冬の支度はしなくちゃなあ。」  蒼「だよね、僕も準備をしてるんだよ。」  マ「へえ、さすがだね。で、どんな?」  蒼「それはまだ秘密。・・・ところでさ、タンスの三段目の引き出しは開けないでね。」  マ「うん分かった。」  蒼「本当に?開けちゃ駄目だからね。」  マ「はいはい、約束したよ。大丈夫、大丈夫。」  蒼「なんか軽いなあ。」  マ「もう、嘘なんて吐か...
  • お絵かきコーナー/お絵かき掲示板ログ/115
    疲れたぁ…マウスつらい… -- ゆう (2009-04-30 01 14 57) 佐藤君ではないかね -- よ (2009-05-01 18 10 19) 一人にしないさ、絶対に迎えに来る。 -- マスターハンド (2009-05-04 00 15 47) 名前 コメント
  • bad
    ...・・!マスター、僕を一人にしないで!僕を・・置いてかないで!」 増えていく木が、ドールの主人を覆い隠してゆく。 もうその目は主人を捉えることはできなかった。 「ますたぁ・・・っ!」 声はもう、届かない END
  • 選択肢
    ...くる。」 蒼「え、一人にしないで。」 マ「すぐ戻ってくるから、ね?」 蒼「……マスター、ボクもついていっていい?」 マ「えと、電気は点けててくれていいから。」 蒼「それでも怖いよ。自分が…ってのもあるけれど、なんかマスターが帰ってこないような気がして。」   我が家に殺人鬼が潜んでいるはずはないのだが、確かにこの手のものを体験したあとは物陰に何かが潜んでいるような、   そういった疑心暗鬼に襲われてしまうというのは自分も経験があるから良く分かる。   だが、そこでこちらの身を案じてくれるというのがいかにも蒼星石らしい。 マ「じゃあお願いするかな。」   二人で手をつないでお手洗いへ行く。当たり前だがこんな事をするのは初めてなのでなんか新鮮だ。 マ「お待たせ。」   不安そうにしながら待っていた蒼星石が話しかけてきた。 蒼「マスター、ボクの事うっとうし...
  • 声が出ない
    朝起きたら思ったように声が出せなくなっていた 蒼「…はふれはほ…(何でだろ)」 ーそんな元にー マ「おはよー☆今日も蒼も変わらず可愛いねー」 蒼星石のマスターである○○が蒼星石に声をかけたが、蒼星石は思い通り言葉を発せられない為、答えられない。 疑問に思う○○は マ「あれ、もしかして体の調子が悪いの?」 と聞いてみるが 蒼「(フルフル)」 蒼星石は首を横に動かして否定している マ「ん?ならどうしたんだ??」 蒼「……(上手く喋れないしなぁ。。)」 マ「もしかして俺嫌われたかなぁ…」 ○○は悲しい表情で蒼星石を見つめる 蒼「!? ひ、ひがふほ!!」 蒼星石は○○のことが大好きだ 今までのマスターの中で一番自分に優しく接してくれて、時間があればトランプとかして構ってくれる… そんな○○が嫌いな訳...
  • おれおれ詐欺にご用心
    ... 「お願い、わたしを一人にしないで!カズキがいないと・・・わたし、もう・・・。」   ちょっとばかり泣き真似なんぞもしてやろう。  『あのね、だからね、お金が・・・。とにかく泣かないで、ね?』   どうやらこちらの予想外の慌てぶりに相手の方が動揺しているようだ。   さて、ではこれからが本番だ。  「・・・・・・・・・。」  『あの、急に黙っちゃったけど、落ち着いて聞いてくれる?』  「あなた一体どういうつもり?」  『え!?』  「わたしとカズキの関係・・・分かってるでしょ?」  『・・・・・・・・・。』   今度は電話の向こうの相手が黙ってしまう。   当然ながらマスターと僕との関係が分かるわけがない。  「カズキ、あなたご主人様にお願いするってのにその態度はないでしょ?」  『ご、ご主人様ぁ!?』  「そうよ。あなたはわたしの下僕でしょ?   そ...
  • 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス二日目(壱)
    ←前回(マスター視点)へ ←前回(蒼星石視点)へ   目を覚ました瞬間、まだ腕の中にいた蒼星石と目が合う。   どうやら自分は寝ている間も離そうとはしなかったらしい。  マ「あ、おはよう。もう起きてたんだね。」  蒼「おはよう、マスター。」   そこで時計に目をやるといつもよりも一時間ほど遅い時間だった。   疲労のせいか飲酒のせいか、少し寝過ごしたようだ。  マ「蒼星石はいつ起きたの?」  蒼「大体いつも通りかな。」  マ「それでずっとこうしてたの?」  蒼「だってこんなにがっしりと抱きすくめられてたら抜け出せないよ、」  マ「ごめんね。起こしてくれれば良かったのに。」  蒼「疲れてるのを起こすのも悪いと思ってさ・・・それに楽しかったから。」  マ「え?」  蒼「マスターのね、寝顔を見てたんだ。」   その言葉に胸がドキリと高鳴る。   まだ抱い...
  • 曇り
      そんな今夜の天気はどんよりと曇っていた。雨こそ降らなそうなものの、天の川を拝む事は絶望的だろう。   夜になって蒼星石とベランダに出ては見たものの、やっぱり空には星一つ見えない。 蒼「あーあ、マスターと一緒に天の川を見たかったのになあ。」   仕方ないので諦めて部屋に戻る。 マ「僕も残念だよ。でも、織姫と彦星は喜んでいるかもね。」 蒼「え、どうして?せっかく会えるのなら晴れていた方が良いと思うよ?」 マ「だってさ、下界の人々の目を気にしないですむじゃん。」 蒼「どういうこと?」   窓を閉めながら蒼星石が聞いてくる。 マ「他人の目を気にしなくて良い状況なら存分にイチャイチャしたいよね、ってこと。」   カーテンを閉めかけていた蒼星石の手が止まる。 蒼「イ、イチャイチャって……。」 マ「一年ぶりの再会だったらきっと凄いんだろうね。」   僕はすっとぼけて言う。 ...
  • お泊り - 涙 -
      マスターが一日に疲れて帰宅する。  マ「ただいまー・・・。」   ドアを開けたら玄関に翠星石がいた。  翠「あ、もう帰ってきやがったですか。」    パタン・・・   もう一度ドアをそっと開けてみる。  翠「お前、何やってるですか?」  マ「・・・お義姉さん、こんばんは。」   マスターが予想外の出迎えに面食らっていると奥から蒼星石が現れた。  蒼「お帰りなさい、マスター。今日も一日お疲れ様です。」  マ「あ、ただいま。今日もありがとう。」   いつもの笑顔に迎えられて、マスターの顔から自然と笑みがこぼれた。  翠「ふん、露骨に反応を変えやがってやらしい野郎ですね。」   そもそも出迎えられ方からして全然違っていた気がするが、マスターも絡まれるのはいつもの事なので特に気にしない。  翠「今日はお前のところに泊まるですよ!」  マ「はあ、それで蒼...
  • 手料理
    Side M:マスター  最近にしては珍しく目覚ましが鳴る前に目が覚めた。  時計を見るとまだ5時前、右腕の上の蒼星石もまだ眠りについている。  昨日は二人して遅くまで起きていたし、寝かせておいて方がいいだろう。  その寝顔は安心しきった、まさに天使のような寝顔だった。 マ「そうだな、たまには替わりに朝食の準備ぐらいするかな。」  蒼星石の寝顔をしばし堪能してから、目を覚ましてしまわないように気をつけてそっと腕を抜いた。  それから目覚ましのセットを解除して洗面所に向かった。 マ「さて!」  顔を洗って気合を入れ、眠気を追い払ったところで台所にやってくる。  炊飯器や冷蔵庫の中を確認する。ご飯は蒼星石が前夜のうちにセットしてあるので問題ない。  あとはおかずだ。せっかくだから何か一品くらいはきちんと作る事にした。  冷蔵庫には納豆や豆腐、もずくといった健...
  • 卵とうにゅー 前篇
    秋が深まり、うすら寒い風が吹き始めるころ……ここは桜田家のリビング。昼食を終えたドールたちはくんくん DVD『悪魔の双生児が棲む八つ墓村の首くくりの家 ~くんくん絶体絶命~ 第一巻』を鑑賞していた。 もちろんみんなで見るはずだったのだが…… 真紅「きょ、今日は本を読みたい気分なの。残念だけどまたの機会にするわ」 翠星石「さ、さーてたまにはスコーンでも作りましょうかね。腕がなまっちゃいけませんしね」 タイトルを見たとたんに二人は態度を変え、目を泳がせながらそう言うとすたこら出て行ってしまった。 ジュンは図書館へ勉強しに行ってるし、のりは学校。一人になった雛苺は不満で頬をふくらませたが、庭に いた金糸雀を捕まえて鑑賞を共にすることにした。923回の失敗を生かして侵入を成し遂げるつもりが 野良猫に襲われ、死闘を演じていたところを見つかったのだった。 雛苺「怖そ...
  • ソウデレラ その3
    ←「ソウデレラ その2」へ マ:「出発するぞ、いざ行かん! 城へ!」 蒼:「はいっ、マスター!」    パカラッパカラッパカラッ・・・    馬車が走り出してから間もなく、夕闇が辺りを包み始めました。    疾走する馬車の中から猛スピードで流れる外の景色を眺めていると、あることに気付きました。       さすが魔法使いの拵えた馬車だからでしょうか、どんなあぜ道を通ってもまったく振動がありません。    蒼デレラは御者台に一番近い座席に移動し、御者台に通じる小窓を開けました。 マ:「退屈かい?」    蒼デレラが口を開くより早く、御者台のマスターが振り向かず前方を向いたまま訊いてきました。 蒼:「いえっ・・・。」    馬三頭が引く巨大な馬車。綺麗なドレスに身を包んだ自分。夜間外出。    いずれも自分には経験したどころか想像すらしていな...
  • 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス一日目(伍)
    ←前回へ   ツアコンの黒崎さんの音頭で宴会が始まる。  黒「じゃ、じゃあ・・・皆さんお楽しみ下さい。あとは流れ解散で結構ですから。」   めいめい料理に舌鼓を打ったり楽しそうに話をしている。   しばらくして隣のみっちゃんさんから声をかけられた。  み「あら青木さん、あまり食が進んでませんね。お口に合いません?」  マ「いえいえ、美味しいですしボリュームもたっぷりで文句なしですよ。ただ・・・・・・」   そこで少し声のトーンを落とす。  み「・・・なるほどそういう事。じゃあ私もお付き合いするわね。」   小声で答えが返ってくる。  マ「ところでお聞きしたいんですが、ひょっとして今回の旅費って一部負担していただいたりしてませんか?」  み「あらそんな事ありませんよ。なんでそんな風に思ったんですか?」  マ「いえ、さっきここの料金表を目にしたんですが、二泊して...
  • 羊羹より抱っこ
    蒼「マスター、もう10時だよ。起きて。マスター。」 マ「ねむ~い。嫌だ~・・。」 蒼「いつも休みの時は夜更かしばっかりして・・・・、マスター!」 マ「分かった、起きます・・、起きま・・・ぐぅぐぅ・・。」 蒼「マスター、また眠らないでよ!(タオルケットを剥ぎ取る)」 マ「ふぁぁぁ・・・、眠い・・・、ふぁぁぁ・・。おはよう蒼。」 蒼「おはようって・・・、もう10時だよ。マスター。」 マ「まだ10時じゃないか。やっぱりもうもうひと寝いり・・・・」 蒼「駄目!マスターっ!。それじゃあ、僕が起こした意味ないでしょう!」 マ「ごめん、ごめん。じゃあとりあえずシャワー浴びてくる。」 蒼「うん、わかった。僕はその間朝ごはん作っておくね。」 マ「ん・・・、あれ?蒼星石、まだ食ってなかったの?」 蒼「そうだよ。おかげでお腹が鳴りそうだよ。マスターがいつまでも起きないから・・・、...
  • 双子のマスター:姉風呂(翠メイン注意、未成年注意表現有)
    注意: この項目には未成年者の閲覧にふさわしくない記述・表現が含まれている可能性があります。     不快に感じる方は閲覧をご遠慮ください。 (翠メインかつエロいので純粋に蒼星石だけが好きな人は閲覧しない方がいいかも  それに承知していただければどうぞ↓ by編集人)  双子のマスター:逆襲の姉妹風呂の続編  「姉風呂」  蒼「ねえマスター、今夜も三人でお風呂に入ろうか。」  マ「え?でもさ、二人は別に頻繁に洗わなくても良いんだよね?」  蒼「今度は翠星石を先に洗ってくれるんだって言ってたよね?」  翠「嘘をついたんですかぁ?」  マ「い、いや・・・分かったよ。そうしようか。」   あの日以来、いつもいつもこんな感じで二人に押し切られてしまう。   毎日というわけではないものの、既に何度か同じような事を繰り返...
  • 双子と俺の生活 ~準備~
    男(答え・・・か・・・) 男は布団の中、一人で考えていた。 自分は女のことがいまだに忘れられずにいる。連絡だってちょくちょくするし、女に彼氏ができたとは まだ聞いていない。行動をおこすなら今しかない。しかし、双子のことも好きだし、なによりドールズに 対して恋愛感情を抱いても問題はない。少なくとも迷惑がられはしないらしい。別に一生独身でもそばにいてくれれば それでよかった。でも女が気になるし・・・ 出てくる答えは同じものがループするだけで、全く進展はなかった。 男(どうすりゃいいんだよ・・・) 男(女に告白して振られてから・・・いやいやいや、そんなのは二人に失礼極まりない!!) 男(・・・二人・・・?) 男(そうだった・・・双子じゃねえか・・・どっちか選ぶのか・・・) 男(・・・悩みがまたひとつ増えてしまった・・・) 男(あ~!!だめだ!!混乱...
  • はじめての…
    蒼星石とそのマスターが出会ったばかりの頃のお話。 とある日曜日の事だった。朝食が済み、後片付けも終って蒼星石は人心地ついていた。 玄関の方から彼女を呼ぶ声がする。 「ちょっと、蒼星石さん、蒼星石さん。」 行ってみると彼女の主人がちょいちょいと手を振って呼んできた。 リュックを背負っているところを見ると、これからどこかに出かけるようだ。 「何ですかマスター?」 「今時間ある?」 「特に急用はありませんが。」 「じゃあさ、買い物についてきてくれない?」 「荷物持ちでもすれば良いんですか?」 「いやさ、一緒にいてくれるだけでいいんだ。」 「?」 「無理強いはしないけれど…。少し出歩いてみない?」 「そうですね、この辺についてはまだ知らない事も多いですし、  色々と教えていただきがてらお供させていただきます。」 「見事にぐちゃぐちゃだね…。」 「ぐ...
  • 七五三
     マ「ええ、はいはい、分かりました。それでは十五日に。ええ。こちらこそお願いします。」  蒼「ただいま。」   マスターが電話で話をしているところに蒼星石が帰ってくる。   それに気づいたマスターが電話したまま目線だけ向けると首を縦に振って迎えの意思を表す。  マ「いえ、それではよろしくお願いします。はい、失礼します。」   手短に話を終わらせると電話を切る。  マ「おかえりなさい、蒼星石。」  蒼「ただいま帰りました、マスター。」  マ「ところでさ、急な話で悪いんだけど今度の十五日にお出かけしない?」  蒼「えっ、どうしてですか?」  マ「ちょっとしたイベントがある日なんだ。こっちはもうその日は休んじゃうことにはなったんだけど。」  蒼「あの、ごめんなさい。」  マ「あらら、無理?」  蒼「その日は、おじいさん達と七五三に行くことになって。」  マ「先約がある...
  • 想い
    ――想い―― 桜田家にて。 「改めて思いますけど、蒼星石のミーディアムは落ち着いてるですよね」 「うん。一緒にいて凄く気が休まるんだよね」 「みっちゃんみたいな行動はしないのかしら?」 「そんなこと全くしないよ。そんな感じの人には見えないだろう?」 手を軽く振って否定する。 「逆にそれってどうなのかしら?」 金糸雀が含みのある発言をした。 「どういうことです?」 「蒼星石はマスターに愛されてないかもしれないってことかしら!」 「そ、そんなことないよ……嫌われてたらとっくに契約解除なりしてるよ……」 「ここで言っているのは嫌われてるかどうかじゃなくて、愛されているかどうかです」 かなり真剣に詰め寄る翠星石 「そりゃああの男が金糸雀のミーディアムみたいなやつだったら許さんですが、逆に愛されていなければ翠星石のところに来た方が幸せですぅ!」 「善は急げかしら!...
  • L蒼
     蒼星石は今現在風呂掃除をしております 「ね、ねぇマスター…」  ドアの向こうで蒼星石が話しかける 「何ー?」 「その……マスターのシャツを持ってきてくれないかな…」 「ん……いいけど、何で急に?」 「いいから早く持ってきてよ!」  蒼星石のお願いに答えるべく、マスターは自分の部屋に向かった ~1分後~ 「蒼星石ー、持って来たぞー」 「あ ありがとう、じゃあこっちを見ないようにドアを開けて服を渡してくれないかな?」 「………どうしたの?」 「な、なんでもないから! こっち見ないで!」  その声にマスターはニヤリと笑う 「…フフ・・・分かってしまったぞ」 「え、あ……」 「さてはノラ猫を拾ってきたんだな!その為にフロへ…」 「ち、違うよ!絶対違うから!」 「そんなに否定しなくても…ぬこの一匹や二匹…」  そう言って浴室のドアに...
  • あなたにさよならを 第四話
    アパートの庭部分にアマランサスやダリア、薔薇からキキョウまで様々な花が咲き乱れていた。 蒼星石が甲斐甲斐しく花に手を加えている。 季節に関係なく咲き乱れる花々。まさしく百花繚乱、桃源郷。 中央を海外種と思われる巨大なヒマワリが占拠しているのはご愛嬌か。 「綺麗なのはいいけどさ、なんか無秩序だな」 「僕は好きだね。庭師としてこれほど腕の振るい甲斐がある場所はないよ」 「ふーん……ここが俺たちが想像した、俺たちの街、かぁ」 「マスターが後から来たから、大半は僕がイメージした世界になっちゃったみたい」 俺は部屋にデカくて速くて黒光りする虫の殺虫剤が置いていないことを思い出した。 蒼星石が考える『理想の世界』にはデカくて速くて黒光りする虫なんて痕跡も残したくないのだろう。 「しかし凄い種類の花だな……」 「えへへ。実は全部手入れした経験があるんだ。僕に任せて...
  • 野球しようよ!
    マ「皆でパワプロやろう!」 蒼「突然何を言い出すのさマスター!」 マ「いいじゃないか、せっかく皆揃ってるんだから…」 翠「べっ、べつに翠星石はやりたくもねぇですが、アホ人間がそこまで言うならやってもいいですぅ」 マ「じゃあやろう!最初はチーム決めな」 真「私は……この赤いチーム……カープでいいのだわ」 銀「もちろんヤクルトよぉ♪」 金「阪神で勝つかしらー!」 雛「雛はピンク色がいいのー」 マ「んー、じゃあロッテな。」 雛「うゆー?何でなのー?」 マ「昔のロッテのユニフォームはピンク色だったらしいからな」 雛「じゃあ雛ロッテにするのー」 薔薇「……わたしはどうしよう…」 マ「横浜なんかいいんじゃないか?昔、「ローズ」なんて外人がいたし」 蒼「マスターそれは強引過ぎるよ」 マ「そうか?まぁ気にしない気にしない」 蒼「もうっ…僕...
  • クリーム大福
    マ「ただいまー」 蒼「お帰りなさいマスター」 マ「はい、おみやげ」 蒼「…また大福を買ってきたんですか?ほどほどにしないと体を壊しますよ」 マ「そんなこと言うなよ、今日のは新商品だ」 蒼「えっ新商品!?」 マ「食べたいだろう?」 蒼「う…そう言ってまた買ってくるつもりでしょう」 マ「いらないなら俺が全部たべちゃうぞ?」 蒼「あっだめ!」 マ「食 べ た い ん だ ろ ?」 蒼「ぅぅ…はい」 マ「素直でよろしい。じゃあいっしょに食べよう」 蒼「あ、小さい。これなら僕でも食べやすいな」 マ&蒼「いただきまーす」 マ「んむ、これは…」 蒼「真ん中に生クリームが入ってる」 マ「まるで蒼星石だな」 蒼「え?僕とこの大福、どこか似ていますか?」 マ「見た目は小さくてぱっとしなくても中身はとっても甘くて魅力的なところ」 蒼「み魅力なんて僕には無いですっそれに食べ...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その6
    マ「大丈夫?あんまり気を落とさないでね。君達はまだまだ長く生きられるんだからいつかは仲良くなれるよ。」  薔「・・・はあ。」  マ「みんな今はどう接していいのか良く分からないんだよ、きっと。    あの水銀燈だって最初はみんなともっと険悪だったっていうし、君も大丈夫さ。」   そう励まして薔薇水晶の頭を撫でる。  薔「・・・ありがとうございます。お父様以外の人に・・・優しくされるのは・・・・・・初めてです。」  槐「うおおおーー!!ばらしーが僕以外の人間に!    でもばらしーは喜んでいる・・・悔しいけど、悔しいけど!良かったね、ばらしー!!」  マ「だから落ち着いてくださいよ。・・・じゃあさ、薔薇水晶ちゃんはここのお野菜を切ってもらえるかな?」  薔「はい・・・頑張ります。」  翠「いくです!見るも無残な野菜のジャンクで山を築いてやるです!!」  真「静かになさい、...
  • DCS
    今日は仕事も休みで、久々に二人で昼食がとれる。 ここ最近は土日も休み無しで忙しく、蒼星石に淋しい思いをさせてしまっていた。 蒼星石も嬉しさのあまりか鼻歌を歌いながら台所に立っている。 「マスター、もう少しで出来るからちょっと待っててね」 「了解ー。何か手伝うことはないか?」 「ん、いいよ。あと少しだからマスターは休んでていいよ。」 「わかった、それじゃあ俺は部屋に居るから」 「はーい。」 その時、二階の方からガラスの割れる音が聞こえた。 「!? なんだ? ・・・まさか」 急いで二階に駆け上がり、音のした部屋のドアを開ける。 「誰だ!!」 そこには見覚えのある形の鞄があった。 鞄からは緑色のスカートの端が見える。 「ね、義姉さん!」 『義姉さん』と呼ばれたその人形は怒りの表情でこちらを見る。 「その呼び方はやめろと何度言えばわかるですか!」 「す...
  • 第四話(3) Ave Maris Stella
    翠星石との邂逅が結果的にアリスゲームの扉を開いたことになったのだが、覚悟という点においては、 アリスゲームの当事者である蒼星石と傍観者にすぎない俺との間では微妙なズレがあった。 だからこそ、俺は蒼星石に対して辛辣にアリスゲームの開戦を迫ることができたのであるし、 蒼星石の勝利を疑わなかったのである。さらに言うのであれば、家族というものに対して 微塵も価値を見いだせない俺にとっては、姉妹同士の凄惨な闘いであろうと、主人公であるローゼンメイデンたちの 美しさばかりに目が奪われ、殴り合いの果てに流れる血や飛び散る肉片などに意識が及ぶべくもなかった。 だからこそ、アリスゲームの決意を決めた日の夜に翠星石が再び俺の前に現れたとき、 俺は暴漢に出会ってしまったときのように恐怖に凍り付いてしまった。 結局、あの小柄な翠星石の姿に対して凍り付いてしまうほど俺の心は臆病であり闘いの覚悟などつ...
  • 蒼星石が責任を感じる必要はないのだわ
        場面は「ロシアにはロシアンティーなんてものは存在しない」の直後から。    うう、まだ舌、ヒリヒリするや・・・ マ:「俺の味見の時はジャムちゃんと冷ましたのに、なんで自分の番だと冷ますの忘れるんだ?」    マスターは呆れ顔と笑い顔が半々の顔で僕を見ながらジャムパンを食べてる・・・。 蒼:「うう・・・、マスターが朝から変なことしてくるから・・・その、調子狂っちゃって・・・。」 マ:「俺のせいかよ。」    マスターはより一層顔をニヤニヤさせた・・・。なんだか悔しい。 蒼:「むう。」    マスターが悪いんだよ。朝からあんなことされたら、誰だって調子狂っちゃうよ。    あんなこと・・・・。 蒼:「・・・・・。」    冷静に思い出してみたら、なんだか無性に恥ずかしくなってきた・・・。    ぴちゃぴちゃ・・・    なるべく思い出さない...
  • 惨劇との戦い 第1章 第4話 襲撃
    高史が失踪して一週間後・・・・・・・・・・ 皆心配し始めていた。 春花「あいつ、一体どこで何やってるのよ・・・」 浩司「・・・敵の襲撃を受けた、と考えるべきでしょうか・・・?」 剣汰「・・・だろうな。」 雛「さすがに心配なのー・・・」 翠「ど、どこかで頭を冷やしているに決まってるです!」 真「・・・剣汰と浩司の話をちゃんと聞いていたの・・・?」 蒼「マスター・・・・・」 そのとき、剣汰の携帯がなった。 春花「剣汰、電話だよ。」 剣汰「ああ・・・」 ピッ 剣汰「もしもし。」 高史「剣汰・・・兄ちゃん・・・」 剣汰「やっと連絡していたか高史・・・今どこだ・・・?」 蒼「・・・!?」 高史「わかんね・・・ここどこだっけ・・・?」 剣汰「それより・・・誰かに襲撃されたようだな・・・」 高史は相当なダメージを受けているらしく、とても苦しそうだった。 ...
  • 遊園地へ行こう3
       今まで蒼星石と喧嘩をしたことはあった。だが今回のは何か違う。    なにか、言いようの無い不安に俺は押し潰されそうだった。    場面は前回の直後。 金:「これとっても美味しいかしら~♪」 雛:「うにゅ~みたいに美味しいの~♪」 の:「うふふ、『きんつば』っていうのよ。焼きたては特に美味しいでしょ~?。」 翠:「翠星石が下ごしらえ手伝ったですぅ!褒めても罰はあたらないですよ?」 巴:「これの作り方教えてくださいません?」 の:「あら、これ作るのとっても簡単よ~。」 み:「ああ~~、お菓子食べてるところも可愛い~~!」 金:「みっちゃん、食べてるところを写真に取るのは、さすがにやめて欲しいかしら~。」 真:「さすがにこれだけいると騒がしいわね。」    まったくだな。俺は真紅の意見に同意した。    いつもなら心地よく感じる喧騒も、今の俺にはそう感じる...
  • 蒼星石とJUM 1
    この前うちに蒼星石が来てたときの話なんだけど 真紅も翠星石も雛苺も下にいってたし、蒼星石ほとりなら静かだからいいかなと思って油断してたら ベッドの下に隠してあった本が蒼星石に見つかったんだよね。 「へぇ…JUM君もやっぱりこういうのに興味があるんだ…」とか言いながら ページをペラペラめくっては顔赤くしてたんだよ。 その光景が妙にかわいかったから、次の瞬間には僕が蒼星石を押し倒してた。 しかも真っ赤な顔のまま「…っ JUM君…… 何するの…?」って言ったりするもんだから 僕ももう理性が飛んじゃっていつ真紅達が上がってくるかとかも気にしないで 服の上から蒼星石の胸とかを揉んだりしてたんだよ。 これが思いの他柔らかくて触るたびに「あっ…やめてよ…」とか言って (JUMだけに美味しい思いはさせたくないので省略しました。  JUMだけを木っ端微塵にするには『蒼星石の可愛さは異常...
  • 土用の丑の日
      起きたらもう朝食の時間だった。   最近は睡眠が不規則だったり、風邪気味だったりしたせいか、食欲もあまりなく、だるい。 蒼「おはよう、マスター。最近体調が良くなかったから朝食はさっぱりとした食べやすいものにしたよ。」   メニューは納豆、山かけ、温泉卵、味噌汁、もずく、焼き海苔。   なるほど、食べやすくかつ栄養は十分そうだ。   流石だな、蒼星石。心から感謝しつついただく。なんか元気が出てきたかもしれない。   レポート等の作業をしていたらもう昼食の時間だ。朝よりも幾分か食欲はある。 蒼「お昼はね、スパゲティーにしたよ。    ちょっとニンニクが多めになっちゃったかも知れないけれど、元気になってもらえればと思って。」   昼食は和風の梅おかかスパゲティー。   麺だから軽く食べられる上に味付けが梅干しでされているので酸味も食欲をそそる。   それが鰹節と...
  • みっちゃんとマスター、ちぐはぐなデート その2
    マ「しかたないなぁ、はい」   マスターはスプーンでパフェを一口分掬うと、みっちゃんの口元へ運んであげた。   あまりに飄々とマスターがそう応じたものだからか、少々みっちゃんは肩透かしをくらった   ような顔になった。 マ「(いつまでも草笛さんに、いいように手玉にはとられんぜ)」 み「あ、ありがと」   みっちゃんは大人しくパフェを頬張った。 マ「どうだい?」 み「ん、美味しい」 翠「!! ダメ人間のやつ、みっちゃんにパフェ食べさせてるですぅ!」 蒼「!!」   目を見張る双子。 み「あたしだけ貰っちゃ悪いわね・・・はい」   みっちゃんは自分のスプーンでプリンパフェを一口掬い、マスターの方へ運んだ。 俺は rァ1.「お、サンキュー」ありがたく頂戴した。  2.「い、いや、いいよ」何となく恋人のふりに...
  • みっちゃんとマスター、ちぐはぐなデート その6
    マ「あ・・。いやぁ、悪い悪い。その、蒼星石のおなかがとてもとても魅力的だからさ、つい」     俺はばつが悪そうに蒼星石に謝った。   あくまで取り繕うと食い下がるマスターだったが。 蒼「知りませんっ」   ぷいっと蒼星石はそっぽを向いてしまった。 マ「あ~~、ほんとごめん。機嫌直しておくれよ~」 乙「おねえちゃんなんでおこってるの?」 マ「さ、さぁ、なんでだろうね。はは」   困り顔と笑い顔半々のマスター。   乙レデスは蒼星石とマスターのやりとりに、ただただ首を傾げるばかりだった。   そこで回想が終わり、マスターの意識がクレープ大食い大会の現場に戻った。 マ「ふぅ、つまりだ。この回想から導き出される、俺がとるべき行動は・・・」   マスターは目の前山盛りのクレープをキッと見据えた。 rァ1.乙レデスと蒼星石のため、俺は絶対賞金を獲得してみせる! 決死の覚悟で臨んだ。  2.満腹中枢を...
  • 七夕 -双子編-
     マ「今年は晴れたね。天の川もばっちりだ。」  翠「短冊吊るしたいです。」  マ「まだあったの?じゃあ貸して。」  翠「マスターでも乙女の願い事を覗き見するのは許せません!    自分で付けますから笹飾りを下ろしてくれです。」  マ「せめてもっと早くに・・・・・・はいよ。」   マスターは一度結わえたのを一苦労して解き、翠星石の前に持ってってやる。  マ「蒼星石もあるのなら一緒に付けちゃってね。」  蒼「はーい、分かったよ。」   蒼星石も何か残ってたようで、二人の短冊が笹に付けられた。  マ「じゃあもう戻しちゃうよ。」  翠「見たら駄目ですからね!」  マ「大丈夫だよ。」  翠「本当ですね?いくらマスターとはいえ絶対に見てはいけませんからね!」  マ「そんなに念を押さなくても分かってるよ。その代わり処分する時も自分で外してね。」  翠...
  • 二人の蒼星石in無意識の海
    あっ!こりゃたまらん!(性的な意味で)ヨダレずびっ!! 「あなたの名前」の所は自分の名前に置き換えてください。 タイトル「二人の蒼星石in無意識の海」 1 夏真っ盛りの八月、何処に行く予定も無かった俺は家でテレビを見ていた。 冷蔵庫から取り出したアイスを食べながらソファに腰掛けて忙しなくチャンネルを回す。 どのチャンネルも夏の特集ばかりであまり面白くない。 しかしそんな中で一つだけ興味を引くチャンネルがあった。 「夏と言えば海、と言うわけで私は今とある海水浴場に来ています・・・」 テレビに多くの客で賑わう海の様子が写される。海辺で水を掛け合う子供や浜辺で寛ぐ男女。 遠くには沖まで泳ぎに行く人も見える。レポーターのインタビューに威勢よく答える若者もいる。 皆夫々の楽しみ方で海を楽しんでいるようだ。混んでいる場所は嫌いなのでプールなどは行かないが...
  • 第一話 Miserere Mei
    この時まだ俺は15歳の中学生であった。 たった15年しか生きていない、ただの無力で生意気なガキでしかなかった。 だからこそ目の前で無言で抗議する小さなドールに対して何も言えないでいた。 「蒼星石と言ったね、黙っていられても俺には何も分からないんだ」 沈黙に耐えきれなくなって俺が先に口を開いた。 「すみません、気が回らなくてごめんなさい」 「いや…謝って欲しい訳じゃないんだ。俺も悪かったしさ」 蒼星石の暗い表情を見て余計に俺はたじろいでしまう。 幾分、落ち着きを取り戻したとはいえやはり蒼星石のオッドアイには威圧されてしまっていたし、 表情の読めないこの小さなドールの言動がそれは恐ろしくみえた。 そして実は何よりもこの純真無垢な表情をしたドールに、非難の目を向けられることに良心が痛んだ。 「ごめんよ、蒼星石。俺はこういうときどうしたらいいか分...
  • 腹筋スレ
     マ「うっぎゃああぁぁーー!!」  蒼「ディスプレイの前で何を頭なんて抱えてるんです?」  マ「腹筋スレを踏んでしまった。」  蒼「腹筋スレ?」  マ「ちょっとしたお遊びでさ。興味を引くようなスレッドタイトルがついていて開いたら腹筋するように書いてあるの。」  蒼「また2ちゃんねるってやつですか。それにしても実に下らない遊びですね。」  マ「だよね。IDに含まれている数字で回数が決まるんだけどさ、256回もやってたら大変だよ。」  蒼「そんな暇があるなら読書でもして教養を増やした方がよっぽどいい・・・」   何気なくディスプレイに目をやった蒼星石の言葉が止まる。  蒼「スレッドタイトル・・・『この画像で巨乳の良さを啓蒙しようぜwww』・・・へぇ。」  マ「あ、いや、それは・・・」  蒼「ふぅん、これがマスターにとって興味の引かれる内容だったわけですね。」  マ「違う...
  • 十五夜・陽
     マ「ただいま。」   最近にしては珍しく、夜になっての帰宅だった。  蒼「お帰りなさい。今日は遅くまでお疲れ様でした。」   暗くした部屋の中、窓辺で夜空を見上げていた蒼星石が出迎えの挨拶をしてくれた。   月光を浴びながら振り向いた彼女は、普段にはない妖しげな美しさを醸し出しているようにも見えた。  マ「そうか、今日って中秋の名月ってやつだっけか。」   そう言えば周りの連中もなんか落ち着かないというか、やけにうきうきとした感じだった。   窓辺には月見団子のみならず、ススキやら水差しやらも置かれている。   すでにお月見のセッティングが万端に整えられているようだ。  マ「ずいぶんと本格的だね。ススキも用意してあるし、お団子もちゃんとこの台・・・・・・えーと・・・。」  蒼「三方(さんぼう)、でしょ。」  マ「そうそう、それそれ!」   三方の上には少し大きめの...
  • 遊園地へ行こう1
       なんでこんなことになったんだっけか。    今、ジュン君の部屋の床に胡坐をかきながら俺は、    ベッドの上にて紅茶を優雅に味わっている真紅を見据えている。    部屋に真紅と俺二人っきり、なかなか珍しい取り合わせだ。    しかし・・なんか空気が重いな。こころなしか真紅からピリピリした雰囲気が伝わってくる。    怒ってるのか? だとすると誰に対して? まさか俺じゃあないだろな? 真:「よくきたわね。」    真紅はティーカップに注がれてた紅茶の液面を見つめながら、こう切り出した。 マ:「あ、ああ。」    事態が良く飲み込めず間の抜けた返事をする俺。    俺は早朝、真紅直々に電話で呼び出され、やってきたのだ。 真:「蒼星石とは仲良くやっているようね。」 マ:「はぁ、おかげさんで。」    ???     なんだ? 真紅は他愛無い世間話をするために俺を...
  • 真紅の家出 第十一回
      『グゲー!!ゲルゲルゲル・・・』   奇っ怪な声が部屋に響く。   声の主は翠星石と雛苺・・・の前にある袋だ。  マ「あのさ、何それ?」  雛「ジュンのおうちから持って来たおもちゃなの。」  翠「『呪いのモンスターポケット』とかいう商品だそうですよ。」  マ「いろいろとギリギリだね。」  翠「なんとですね、このつまみを回すと・・・」   翠星石がなにやら操作してボタンを押した。   『ひ、ひひゃ・・・きひゃえい!!』   袋の中からもぞもぞと人形が出て来てうねうねと蠢きながら吠えた。   お世辞にも可愛くない、むしろ不気味だ。  翠「・・・とまあ、こんな風に組み合わせ次第で無駄に120通り以上のサウンドや行動パターンが!!」  蒼「悪趣味な・・・。」  翠「しかも自分で録音して音声データを作ることも出来るんですよ。   ...
  • 双子のマスター:筋トレ
     マ「女子棒高跳びはロシアがメダル独占か。金メダルのは飾りが紅いけど、銀は蒼で銅は翠なんだね。    我ながら単純だけどなんだか二人を連想しちゃうな。」  翠「む!翠星石達は一位が似つかわしくないとでも?」  マ「いや、そんなつもりは・・・貰えるなら一位のメダルよりも二位三位の方が欲しいよ?」  翠「またまたそんな事を言って、お上手ですね。」  マ「いやいや、冗談じゃないって。もっともとてもじゃないけどあんな記録を出す能力は無いけどね。」  蒼「時代とともに着実に記録も伸びてるものね。まさに人間の努力の結晶だよね。」  翠「まあ翠星石ならあの位の高さは鞄で一っ飛びですよ。」  蒼「それじゃあ意味無いだろ・・・でも凄いよね、選手達は尊敬に値するよ。」  マ「ほんとほんと、イシンバエワとか名前からしてかっこいいよね、維新志士みたいで。    それに加えてあの筋肉・・・うっと...
  • ババ抜き
     マ「蒼星石、ババ抜きやらない?」  蒼「構いませんが、二人でやってもつまらなくないですか?」  マ「んー、二人は二人で楽しいと思うよ。」  蒼「マスターがそう言うなら喜んでお付き合いしますよ。」   早速カードを切って配る。   二人でやると当然ながらペースが速い。   引くたびに互いの手札が減っていく。  蒼「やっぱり二人だとすぐですよね。」  マ「これで最後な訳だ。」   言いながら二枚になった手札の一方に手をかける。  蒼「あれ、もう勝ったつもりですか?」  マ「ふふん、まあね。」   手をもう一枚のカードに移動させた。   しばらく二枚の札の間を手が行き来する。  マ「・・・こっちだ!」  蒼「ありゃ、負けてしまいましたね。」  マ「へへ、二人だとこういう緊迫感があって...
  • 双子のマスター:逆襲の姉妹風呂
    注意: この項目には未成年者の閲覧にふさわしくない記述・表現が含まれている可能性があります。     不快に感じる方は閲覧をご遠慮ください。 ○間が空いたので一応簡単なあらすじ● マスターと契約した翠星石らが話のタネに心理テストを使う  ↓ 「マスターはお風呂でどこから洗うの?」「うーんと、髪の毛かな。」などの会話を経て全裸に。  ↓ マスターと一緒にお風呂に入り、「きれいな髪だなあ」などと褒められる  ↓ マスターの手洗いで「くすぐったい」と悶える  ↓ アイマスクで目隠ししながら2人のドールの体を洗う。 「危ない!」と叫びながら危うく後ろに転びかける。 このあと、マスターがアイマスクをつけたまま、双子を背後から洗う。 「アッ、アッ、アッ、アッ!」と双子は悶えながら声をあげる。  ↓ 双子は一通り洗い終わりマスター洗いが始ま...
  • 蒼星石の反応(信頼度別)まとめ 2
    蒼星石の反応(信頼度別)まとめ ☆蒼星石の頭をなでなでしちゃおう! 信頼度微 「何か御用ですか? マスター」        クールな表情は崩さず、淡々と。さして意に介さない様子。     小 「な、なんでしょうか…マスター…あぅ…」        ちょっと困ったように呟き、赤くなってもじもじと俯いてしまう。     中 「えへへ…マスターの手、あったかい…。        このときがすっごく幸せなんだ…ずっとこうしていたいな…」        恥ずかしそうにはにかみながら、上目遣いで微笑む。     大 「そ、そんな風に優しくなでなでされたら…はふぅ…        …ますたぁ…ぼく、切なくなっちゃうよぉ…」        ポッと頬を紅潮させ、目にはうっすらと涙を溜め、身を切なそうに捩って        無意識のうちにキスと抱擁を...
  • 背中流しとセクハラ
    背中流しとセクハラ 「マスター、入るよ。」 その声に振り返ると、蒼星石が風呂場のドアを開けて入ってきた。 「あんまり見ないでマスター・・・・恥ずかしいよ・・・。」 「いつも見せてるのに何恥ずかしがってんだよ。」 「でも・・・・それとは別っていうか・・・・」 何が別なのだろうか、やっぱり女心は分からない。 「とにかく背中流すからそっち向いてね。」 蒼星石の体をもう少し眺めていたいとも思ったが、 機嫌を損ねる前にまず背中を流してもらう事にした。 「あの・・・・マスター・・・・。」 蒼星石は俺の背中をこすりながら恥ずかしそうに話しかけてきた。 「何?」 「その・・・前の・・・鏡が・・・」 俺は鏡に向かって座っているのだが、その鏡が気になるようだ。 蒼星石の意図は分かったが、俺はいつものようにとぼけた。 「鏡がどうかしたか?汚れ...
  • 背中を流して
    「マスター、入るよ。」 その声に振り返ると、蒼星石が風呂場のドアを開けて入ってきた。 「あんまり見ないでマスター・・・・恥ずかしいよ・・・。」 「いつも見せてるのに何恥ずかしがってんだよ。」 「でも・・・・それとは別っていうか・・・・」 何が別なのだろうか、やっぱり女心は分からない。 「とにかく背中流すからそっち向いてね。」 蒼星石の体をもう少し眺めていたいとも思ったが、 機嫌を損ねる前にまず背中を流してもらう事にした。 「あの・・・・マスター・・・・。」 蒼星石は俺の背中をこすりながら恥ずかしそうに話しかけてきた。 「何?」 「その・・・前の・・・鏡が・・・」 俺は鏡に向かって座っているのだが、その鏡が気になるようだ。 蒼星石の意図は分かったが、俺はいつものようにとぼけた。 「鏡がどうかしたか?汚れてるんならキレイにするぞ...
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