蒼星石とお話@Wiki内検索 / 「鍋大会@薔薇乙女~その6」で検索した結果

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  • 鍋大会@薔薇乙女~その6
    マ「大丈夫?あんまり気を落とさないでね。君達はまだまだ長く生きられるんだからいつかは仲良くなれるよ。」  薔「・・・はあ。」  マ「みんな今はどう接していいのか良く分からないんだよ、きっと。    あの水銀燈だって最初はみんなともっと険悪だったっていうし、君も大丈夫さ。」   そう励まして薔薇水晶の頭を撫でる。  薔「・・・ありがとうございます。お父様以外の人に・・・優しくされるのは・・・・・・初めてです。」  槐「うおおおーー!!ばらしーが僕以外の人間に!    でもばらしーは喜んでいる・・・悔しいけど、悔しいけど!良かったね、ばらしー!!」  マ「だから落ち着いてくださいよ。・・・じゃあさ、薔薇水晶ちゃんはここのお野菜を切ってもらえるかな?」  薔「はい・・・頑張ります。」  翠「いくです!見るも無残な野菜のジャンクで山を築いてやるです!!」  真「静かになさい、...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その2
      蒼星石の呼びかけで薔薇乙女達が集まった。  マ「と、いう訳なんだけどさ、みんなで鍋をつっつかない?」  真「大人数で鍋を?」  マ「そう。みんなでどのお鍋が一番美味しいのか競争してさ。」  翠「そんな面倒なのはごめんですよ。」  マ「やだ?」  翠「なんでてめえのお遊びにつき合わされなきゃいかんですか。せめてご褒美くらい出すんですね。」  マ「ご褒美といわれてもなあ・・・。そういえばさ、みんなくんくんを好きだったよね。」   そう言って何かを取りに行った。  マ「でもこれじゃあちょっとしょぼいかな。」   ちゃら、と手にした物を見せる。  蒼「それは幻のくんくんストラップ!」  マ「これってそんなにすごいの?」  雛「それは昔お菓子を買うと抽選で貰えたの。」  真「でも愛好家からはデザインが首吊りにしか見えないと猛反発!」  金「それで速攻でお蔵入りにされ...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その14
    槐「それでは片付けも終わったし我々も失礼するよ。」  マ「手伝っていただきありがとうございました。おかげでかなり助かりました。」  槐「まあ陶器の取り扱いなら専門分野だからな。では楽しい時間をありがとう。受け取りたまえ!!」  マ「これは・・・人形用のアクセサリー!ありがとうございます。」  槐「なーに、ほんの気持ちだ。そこにいる君のドールにつけてやるがいいさ。さあばらしー帰ろうか。」  薔「今日は・・・楽しかったです・・・私も出来れば・・・お礼をしたかったのですが・・・。」  マ「うれしい事を言ってくれるね、ばらしーが楽しかったならそれだけでいいよ。」  薔「あなたは・・・どことなくお父様に似ている・・・。」  蒼「・・・僕のマスターを誉めてくれてるんだよね?」  槐「どういう意味だ!」  薔「無理もありませんが・・・誉めています・・・。    あなたは・・・人間で...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その5
     マスターと槐が台所に入るとドールズチームの方でなにやら騒いでいる。   心配したマスターが様子を見に行く。  マ「蒼星石から聞いたと思うんだけどさ、薔薇水晶はみんなのところでいいよね?」  翠「そいつと組むですかぁ?」  金「ちょっとしたトラウマが蘇るかしら。」  銀「なんでか分からないけど背中が痛くなりそう。」  薔「あの節は・・・ごめんなさい・・・。」  雛「この子だーれ?」  真「私を不意打ちで刺してくれたドールよ。」  蒼「姉妹面をしていたけど姉妹じゃなかったんだよね。」  薔「・・・うっ・・・ひぐ・・・。」  槐「ばらしーーー!!ごめんよ、ゴメンよ、御免よー!僕のせいでーー!!」  マ「落ち着いてください。・・・じゃあとりあえず僕と一緒に作ろっか。こっちにおいで。」   マスターが薔薇水晶の手を引くと彼女もそれに従った。  槐「うぉぉぉおおーー!あり...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その7
    マ「さーてと、ダシもとった、お肉も煮始めた、お次はお米をといで・・・」  蒼「マスター。」  マ「ん。蒼星石どうしたの?」  蒼「あのさ、みんなでご飯を食べるんなら炊かなきゃ足りないよね。」  マ「そうだよね。今から炊こうと思ってたんだ。」  蒼「それさ、僕らがやるよ。」  マ「いいって、いいって。ついでもあるしさ。」  蒼「でもうちはマスター達の倍の人数だし、マスターの負担を少しでも減らしたいんだ。」  マ「えーっと・・・。」  蒼「僕じゃ駄目?頼りなくって任せられない?」  マ「いや、そんな訳ないけど。・・・じゃあお任せしたよ。頼むね。」  蒼「うん!」   蒼星石が嬉しそうに去っていった。  マ「さてと、蒼星石のおかげで仕事が一つ減ったしその分肉団子でも作るかな。」   生地をこねていたところ肩をちょんちょんとつっつかれた。  マ「はい、なんでしょうか?...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その4
    銀「さあて全員の持ち寄ったものを放り込んでやったわぁ。」 真「さしずめ絆鍋ってところかしら。」 金「アリス鍋でもいいんじゃないかしら?」 蒼「本当にみんな入れちゃったんだね。」 翠「蒼星石は何を入れましたか?」 蒼「お鍋だから変なものを入れてもね。だし汁を入れておいたよ。」 マ(それはそれで味の崩壊に寄与するだけな気がするんだけど・・・)  その様子を遠目に眺めていたマスターは心の中で突っ込みを入れて自分の作業に戻った。 翠「煮えてきましたよ。誰か味見してみるです。」 銀「あんたが食べればいいじゃない。」 真「長女のあなたが先でいいわよ?」 雛「カナどうぞなのー。」 金「一番下の妹に譲るべきじゃないかしら?」 銀「それもそうね。」 翠「たまにはいい事も言いますね。」 蒼「・・・とりあえず僕は遠慮しておくよ。」 真「じゃあ雛苺に譲ってあげるわ。」 雛「ヒ、ヒ...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その9
      しばらくして憮然とした水銀燈が現れた。  銀「片付けたわよぉ、はいカード。」  金「ありがとかしらー♪」  翠「早く席に着けです。腹が減ったです。」  銀「え?」  マ「みんなで揃って食べたいから待ってたんだよ。」  蒼「はい、君のご飯。」  銀「ふ、ふん。主役が最後に到着するのは当然のこと。だから感謝なんかしないんだからね。」  雛「たわ言はやめてとっとと席に着けばいいの。」  真「まったく、あなたって相変わらずね。」  薔「水銀燈・・・ステレオタイプのツンデレとは・・・芸のない・・・。」  マ「じゃあ全員揃ったところで第一のお鍋ー、僕と槐さんとばらしーの合作の寄せ鍋ー。」   そう言ってふたを開けると透き通った汁から沢山の野菜が顔を出している。   ところどころには柔らかそうに煮えたお肉や肉団子の姿も見える。  マ「白菜、大根を中心に人参や葱などいろいろ...
  • SS7
    SS一覧その7 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス美人女将はアリスの夢を見るか(仮題) 好きなタイプは? ハロウィン テラ駄文(´・ω・`) 実体験 年に一度の日 Lの手記 ふと考える 七五三 蒼星石とお話したいんジャー 走れマスター マスターとラブレターと僕 ロシアにはロシアンティーなんてものは存在しない 蒼星石が責任を感じる必要はないのだわ まだ開けないで happy note~ビッグバードは黄色じゃなきゃ務まらない~ 続・happynote (一応18禁) マスターに甲斐性が無いんじゃなくて蒼星石が甲斐甲斐し過ぎるだけ 除夜の鐘 初詣 初夢 Little Flower 冬のキャンプ 歩こう 修学旅行in北海道 愛のエプロン 未来への遺産 鍋大会@薔薇乙女 スノーレジャー 一つになれたら 時の重み ~pool~ おひっこし 蒼星石の音楽日記 ババ抜き 腹筋スレ 導くから(若干鬱注意) 蒼の幸...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その11
      蒼星石から貰った分を完食したマスターがもう一度お替わりに立とうとする。   そこに薔薇水晶が声をかけてきた。  薔「あの・・・よそいました・・・食べて下さい。」  マ「え?ああ、ありがとう。」  薔「今日は・・・とても・・・楽しかったです。」  マ「そうだよね、料理っていざ本格的にやってみると楽しいよね。」  薔「いえ・・・あなたと作ったから・・・。」  マ「分かる分かる。誰かと一緒に作るって滅多に無いから面白いよね。」  槐「ばらしー、僕の存在は?」  薔「・・・ふぅ・・・味は・・・どうですか?・・・だんな様。」  マ「だんな様ぁ?」  薔「すみません・・・お父様に言わされていたせいで・・・つい・・・。」  槐「自業自得だけど心がキリキリするよー!」  マ「さっきも言った気がしますが、ばらしーに一体何を教えてるんですか。」  薔「とんだそそうを・・・気分を...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その8
     銀「断トツの一番乗りでウノよぉ。絶好調じゃなぁい。」  雛「水銀燈すごいのー。」  銀「あらぁ、あなたまだ6枚もあるの?まあ私との格の違いかしらね。」  雛「むぅー、くやしいのー。」  金「水銀燈の隣に居たらヒナじゃなくてカナがドローを食らいまくってたかしら。」  真「ゲームにまで性格って現れるのよね、実に攻撃的なのだわ。」  翠「さっきまで散々だったくせに急に調子付きましたね。」  銀「しょうがないでしょ、普段はめぐしか相手が居ないから三人以上の場合の戦法は確立されてないのよ。」  金「カナが教えてあげちゃおうかしら♪」  銀「結構よ、人数が増えても一人や二人の場合とほとんど変わらないともう分かったもの。」  真「さらっと憐れなことを言うのね。」  銀「あらあら、お喋りしてたらもう次が私の番ね。上がっちゃうわよぉ。」  真「・・・リバース。」  銀「真紅ぅぅう...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その3
    マ「さてと、どうやってチームを分けようか。」   集まったのは声を掛けたドール達のほかにはみっちゃんとのりが来た。   ジュンは腹痛を理由に欠席だそうだ。今腹痛なのか未来で腹痛になるのを危惧してなのかは分からない。   あと巴は残念ながら部活の関係で都合がつかなかったそうだ。   土鍋やらカセットコンロやらはみんなの家からかき集めたのを合わせれば十分に足りそうだ。  真「私達は姉妹で組むわ!」  マ「ドール達だけでって事?」  真「そうよ、別に問題は無いわよね?」  マ「・・・そうだね、それがいいかもしれないしね。」  銀「どういうことかしらぁ?」  マ「まあ・・・姉妹の親睦を深めてくれれば周りとしても結構ってとこかな。」  真「と、いう訳で話は通ったわよ。」  金「ここまではカナの策どおりね!」  真「これで後は自分達が食べられる物さえ作れば勝ちよ!!」...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その12
    蒼「ほらマスター、僕の分も上げるよ。」  マ「え、悪いよ。」  蒼「いいから、いいから。はい、あーん。」  マ「う、うん。あーん。」  蒼「どう、美味しい?」  マ「もちろん美味しいよ。」  蒼「じゃあもっと食べて。」  マ「え、ああ、あーん。」  金「あーんなにむしゃむしゃ食べさせちゃうなんて、やっぱ蒼星石はすごいかしら。」  マ「蒼星石も食べなよ。はいあーんして。」  蒼「うん、ちょうだい。」  マ「はいどうぞ。」  蒼「美味しいなあ。」  マ「そうだよね、やっぱ蒼星石には敵わないや。」  蒼「違うよ、マスターが食べさせてくれたから本来よりもすっごく美味しい。」  マ「・・・・・・。」  蒼「どうしたの?」  マ「あー、もう可愛いんだから!!」  蒼「ちょ、ちょっと。みんなが居るのに恥ずかしいよ。」  マ「ごめんよー、もう理性が限界だー!!」  ...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その1
    マ「たーだーいーまー!ちょっと来てーーー!!」   なにやら玄関から必死な声が聞こえた。   蒼星石が現場へと急行する。  蒼「そのカッコは一体どうしたのさ。」   マスターは両手に紐で結わえられた白菜を一杯抱え、買い物用のバッグからは何本もの大根が突き出ている。  マ「とりあえず説明は後!運ぶのを手伝ってよ。もう限界!!」   蒼星石と手分けして野菜の山を台所へ運び込む。  蒼「で、これは何があったの?」  マ「えーとね、いつも車で野菜を売りに来るおじさんの話はした事あるよね?」  蒼「市場から直接仕入れて売ってるんだよね。安いからいつも使ってるって。」  マ「そうそう。」  蒼「それがどう関係あるの?」  マ「それがさ、白菜が余っててこのままだともう捨てなきゃいけないからってくれたんだ。」  蒼「へえ、くれたんだ。」  マ「うん、お得意さんだからって。」 ...
  • 鍋大会@薔薇乙女
    その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14(終り)
  • 鍋大会@薔薇乙女~その10
     金「じゃあ当初の予定通り一気に食べちゃうかしら!!」   金糸雀がお玉を持って伸ばした手を蒼星石がぴしゃりと叩く。  金「な、何をするかしら?」  蒼「金糸雀、いくら目的がくんくんストラップとは言えはしたない食べ方は駄目だよ。」  金「わ、分かったかしら。」  蒼「そうそう、一度に目一杯よそっちゃ駄目だよ。」   そこに小鉢片手にマスターが現れた。  マ「さっき味見したらさ、やっぱ蒼星石のが一番美味しかったよ。お替わりちょっとちょうだい。」  蒼「あ、マスター、僕がよそうよ。」  マ「ありがとう。」  蒼「はい、どうぞ。」  マ「・・・いや、こんなに山と盛られてもさ。」  蒼「マスターは・・・せっかく作ったのに食べてくれないの?具もちゃんと全種類よそったのに。」  マ「え、いや、こんな美味しいものを独り占めしたら悪いかなって。僕はまた作ってもらえるんだしさ。」 ...
  • 鍋大会@薔薇乙女~その13
      なんだかんだで全ての鍋が空になった。   お腹一杯食べてみんな一休みしている。  マ「みんなお疲れ様ー。今日は楽しかったよ。」  銀「あんたは楽しくっても私達はくたびれもうけよぉ。」  真「くんくんストラップが貰えなきゃ意味ないのだわ。」  マ「もちろん覚えてるって。今取ってくるから待っててよ。」  翠「なんでくれるですか?」  マ「え、ご褒美にしようって約束したじゃない。」  金「優勝してないのに賞品をもらっちゃっていいのかしら?」  マ「優勝賞品?別にそんなのは用意してなかったけど・・・。」  蒼「ひょっとしてさ、それは参加賞みたいなものだったのかな?」  マ「まあそういう事かな。」  翠「それを知らなかったせいで随分と無駄な苦労をした気がするです。」  雛「うゆ・・・“さんかしょう”?あたらしい妹の名前?」  雪「私ではありません。」   いつの間に...
  • 薔薇乙女たちが運動会2 開会式
     白「   全選手入場!!   アリスは私のもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり斬るだけよぉ!!   ローゼン・メイデン第一ドール 水銀燈   超一流策士の超一流の作戦だ!! 生で拝んでオドロクかしらッ   楽してズルしていただきだ!! 金糸雀!!!   庭師の仕事はどーしたッ ジュンへのツン 未だ消えずッ!!   伸ばすも枯らすも思いのまま!! 翠星石ですぅ!!!   接近戦だったらこの人を外せない!! 超A級庭師 蒼星石だ!!!   紅茶の本場は未だイギリスにある!! 私を驚かせる人間はいないのだわ!!   第五ドール真紅だ!!!   仲良くなりしだい登りまくってやるのー!!   うにゅー大好き代表 雛苺だァッ!!!   加えて能力使用に備え超豪華なミーディアムを4名御用意致しました!   引...
  • 薔薇乙女たちが運動会1 ご招待
      ある日テーブルの上に葉書くらいの大きさの紙が置かれていた。   それには一言こう書かれていた。   『 いきますか?  いきますか? 』  マ「どっちも行くやんけ!」   相手もいないのに突っ込みを入れる。   そもそも何に行くのかを聞かれているのかも分からないし。  蒼「マスターどうしたの?」  マ「ああ、こんなものがテーブルの上に・・・」   その時、テーブルの上に光と共にさっきの物よりも大きめの紙が現れた。  マ「・・・招待状?」        道化師からのお誘い   今度の体育の日、薔薇乙女の皆さんで運動会で競ってもらいます。   素敵な贈り物も用意してお待ちしているのでぜひお越し下さい。   当日はミーディアムの方と一緒に来て下さいね。お弁当も忘れずに。         集合時間は朝の10時、場所は―――――― ...
  • 薔薇乙女も楽じゃない 2
    「ギャにィィィーッ!?」 嬉しい気もするけど、これは結構マズい状況だぞ!? 他の薔薇乙女やミーディアムがいると仮定して、俺が出会ってしまったら立ち振る舞いとかですぐに異変に気づかれるだろうし、アリスゲームなんかに巻き込まれたらまず勝ち目はない! だいたいここはどこなんだ!? 「かあぁぁぁじゅきぃぃぃぃ!」 ん!誰か来る!この声は……柴崎のじいさんの方か! ということは、ミーディアムもアニメ準拠で全員いる可能性があるってことだ。 やっぱり気持ちとしては全員と接触してみたいが……。 あ、じじいが来た。 「カズキ、今日はやけに起きるのが遅かったじゃないか、心配したぞい。」 とりあえず、このじいさんと外に出るための交渉をしなくっちゃなあ……。 「G3……、じゃなかった、マスター、ちょっと用事があるから出かけてもいいかい?」 「ん!? ダメじゃ! ダメじゃ! お前がいなくなったら、ワシは……。」 む...
  • 薔薇乙女たちが運動会4 昼食
      第一種目の後はお昼休み。みんなでお弁当を食べる運びとなった。  白「はーい、それではまず皆さんのお弁当を拝見させていただきまーす。」  銀「ふん、ヤクルト3本よぉ。」  白「それだけで足りるんですか?」  銀「乳酸菌は十分よ。それに今回は特大サイズにしちゃったんだからぁ。ちょっとした贅沢ってやつね♪」  白「えーと、ミーディアムのかたは何を?」  め「今してるこの点滴・・・汚らわしいものなどいらないもの、ふふ・・・。」  白「はい、怖いので速攻で次行きまーす。」  白「こちらは何を?」  金「見て驚くがいいかしらー!!」   かぱっ、とお弁当箱が開けられる。  白「こ・・・これはっ!って、驚きましたけど・・・なぜ全面が真っ黄色なんですか?」  み「今日のお昼はカナの大好きな卵焼きなんですよ。」  白「こんなにたくさん・・・しかもそれにも関わらず卵焼き1...
  • 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス~:蒼星石視点
     蒼「こんにちは、遅くなっちゃって・・・あれ、マスターは?」   食事の下ごしらえを済ませて大急ぎでフィールド経由でみっちゃんさん宅に駆けつけるもマスターの姿は無い。   その代わりといってはなんだが見慣れぬ女性がいた。比較的長身でロングスカートをはいた長い黒髪の人だ。  真「彼女が蒼星石よ。」   「蒼・・・星石。」   初対面だけどみっちゃんさんの同僚とかだろうか?  蒼「あ、こんにちは。はじめまして。」   「こんにちは・・・。」   しかしそれにしてはごくごく普通に僕ら薔薇乙女の存在を受け入れているようなのが気になるが。  翠「あいつならもう話が済んだから帰ったですよ。」  蒼「ええっ、薄情だなあ・・・。」   「いえ、それは・・・。」   さっきの女の人が手を後ろに回してもじもじとしながら何か言いたげにしている。  金「きっと一秒でも早く蒼星石のところへ...
  • 蒼星石派閥表
    蒼星石にブツは ついてないよ派(公式派) ├薔薇乙女についてるはずが無いよ派(一般派) │ ├誤解は多いけど絶対に無いよ派(絶対信念派) │ │ ├外見こそらしくないけどしっかり女の子だよ(外観派) │ │ └実は薔薇乙女一の良妻賢母だよ派(内面派) │ ├JUMとくっつくから女の子だよ派(ヒロイン無視次元彎曲派) │ ├自分とレズるから女の子であるべきだよ派(蒼星石とレズりたい派) │ └確認したら自分で無いって言ってたよ派(確実派) │   └蒼は俺の嫁だからある筈無いよ派(大衆的妄信派) │     └きちんと確認したから分かるよ派(エロス派) │       └毎晩可愛がってるから分かってるよ派(絶倫過激派) └付いてようが付いていまいが蒼は大好きだよ派(覚醒派) 付いてるよ派(脱線暴走派) ├付いてるけどその蒼い子は本物かどうか疑わしいよ派(疑惑...
  • 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス一日目(伍)
    ←前回へ   ツアコンの黒崎さんの音頭で宴会が始まる。  黒「じゃ、じゃあ・・・皆さんお楽しみ下さい。あとは流れ解散で結構ですから。」   めいめい料理に舌鼓を打ったり楽しそうに話をしている。   しばらくして隣のみっちゃんさんから声をかけられた。  み「あら青木さん、あまり食が進んでませんね。お口に合いません?」  マ「いえいえ、美味しいですしボリュームもたっぷりで文句なしですよ。ただ・・・・・・」   そこで少し声のトーンを落とす。  み「・・・なるほどそういう事。じゃあ私もお付き合いするわね。」   小声で答えが返ってくる。  マ「ところでお聞きしたいんですが、ひょっとして今回の旅費って一部負担していただいたりしてませんか?」  み「あらそんな事ありませんよ。なんでそんな風に思ったんですか?」  マ「いえ、さっきここの料金表を目にしたんですが、二泊して...
  • SS4
    SS一覧その4 はじめての… 雷と蒼い子 マッドサイエンティスト翠 契約 消えた蒼星石 聖杯戦争風ローゼン 恐怖の霧 (鬱?注意) 球技大会 VS 翠星石(翠好き注意) 遠慮時の夕食 翠星石襲来 七夕 蒼のイメージ 白雪姫 マスターの一番長い日 選択肢 さくらんぼ結べた? アラシのよるに 薔薇乙女と過ごす雷の夜 ヒメタルアオイコ 手料理 ある暑い日の話 蒼星石が消えた日(※鬱注意) After the 梅岡 寒い夏の日 自作自演 お天道様 訪問者 上り坂と下り坂 サマーヒート 土用の丑の日 いらない子 蒼星石の怖いこと 雨の日は
  • 薔薇乙女と過ごす雷の夜
    漆黒の天空を切り裂くかのごとく迸る紫電。 その閃光によって照らし出される、禍々しき色合いの空模様。 雷鳴は地を鳴らし、雨音は静寂を掻き消す。 停電によって「現代人的生活」という名の自由を束縛されてしまったオレにはたった一本の懐中電灯だけが頼りだ。 …だがその明かりも大して意味は無く、オレは完全に束縛されていた。 それは当然精神的にではなく、肉体的な問題で。 「ひあぁ!助けてですぅ!」 頭には翠星石がしがみ付いている。 「速く電気を点けて頂戴…。何も見えなくて…安心出来ないのだわ…」 正面にはオレの腰に手を巻きつける真紅が。 「ちょっとぉ、何なのよ…。何でこんな天気に……いやぁっ!また落ちたぁ!」 背後にはオレのシャツの裾を掴んで身を振るわせる水銀燈が。 「暗いよ…」 「怖いよ…」 右には雪華綺晶が、左には薔薇水...
  • SS3
    SS一覧その3 深夜バイト明け 第4ドール蒼星石の退屈 父の日 命を失った夜 忘却の彼方 二人の関係 交換日記 梅雨の中休みに お買い物 赤ワイン 蒼星石ネコになる ローゼン風桃太郎 コードネーム 洗髪 泥棒 夜のレッスン 雨の週末 赤ちゃんと蒼星石 翠星石に気をつけて 浅慮の代償 マスターの先見 ドーピングコンソメ蒼星石 ハッピーバースデー 紫陽花と午後 未来から来た薔薇乙女人形 向日葵の季節 双子と高原 寂しさの雨 抹茶宇治金時の約束 お留守番
  • SS6
    SS一覧その6 君の声 夢デ逢エタラ 夢が覚めたら 出会ってから一ヶ月 お風呂への誘い 重陽の節句 雨宿り マスターのパソコン教室 バイトの後! 夏の名残 甘いひと時 求めるもの (お茶の入れ方付き) 夢の中 操  (若干鬱注意) お泊り - 涙 - お泊り - 笑 - シスターズ 『今』という時間 野球しようよ! 蒼星石の異常な日常 僕の炎(鬱注意) 人形(序盤鬱気味注意) 十五夜・陽 回転寿司 回転寿司アフター 回転寿司ピリオド 薔薇乙女たちが運動会 蒼星石とチューインガム おれおれ詐欺にご用心 おばあちゃん シリアス注意 誰がために 鬱? ソウデレラ DVD お酒注意報 M蒼 L蒼
  • SS5
    SS一覧その5 Let s have a Pick-Me-Up. 甘えんぼ joy もしもシリーズ お姉さんみたいな存在 にぎやかな病室 クーラーの番人 羊羹より抱っこ 指ちゅぱ蒼星石の可愛さは異常 夏休み突入 母親代わり? 映画見に行こうよ 本能の開放 記念日 という夢を見たんだ お菓子作り ☆ローゼンメイデン運動会☆ ジュン君の力 人という字 DCS 祭りにいこうよ 帰省の理由は… 深夜に帰宅 声が出ない 或るマスターの愉快な日常 大切なお人形(※鬱注意) 夢のヒーロー 幸福な契約 昔話・薔薇乙女物語 長い夢(※鬱注意) 何かの為に 八月三十一日(晴れ) 九月一日(雨) 百物語 お気に入りの中身 待ち焦がれ 正しい味わい方 駄文(※鬱注意)
  • 昔話・薔薇乙女物語
    ※当時の時代背景、言葉等の知識が不足しており、  現代語を多用している事をお許し下さい。 ――プロローグ―― 時代は江戸。文明開花どころか、未だ帯刀した人間が我が物顔で町を闊歩しています。 その中で、武士というより農民と言った方がしっくりくる優しい顔立ちの男が 母屋の離れにある豌豆の栽培に勤しんでいました。 腰に差している簡素な装飾が施された一振りの日本刀に桜の花弁が舞い降りてきました。 黒光りする鞘が淡い月明かりに照らされ、妖艶な雰囲気を醸し出しています。 「ふぅ……」 男は溜息をつき腰を下ろしました。 「……いい月だ」 今宵は新月なので月は出ていません。 阿片でもやっているのでしょうか。 「さて、豌豆の世話もやり終えたし、床につくとするかな」 やけに独り言の多い男は立ち上がり歩き始めました。...
  • 薔薇乙女七姉妹湯煙サスペンス~:マスター視点
     マ「温泉旅行、ですか?」   渡されたプリントに軽く目を通す。  み「そう、ネットの『人形同好会』のオフ会で旅行に行くのよ。」  マ「費用は安いみたいですけど・・・また変な時期にやるんですね。」  み「そうなのよ。せっかく新入りさんが小規模のツアーを利用して企画してくれたんだけど、    ツアーの日程が悪かったせいもあって思いのほか人が集まらなくって。参加者を集めたいのよ。」  マ「はあ、そういう事ですか。」   呼び出されて来てみると、既に真紅に翠星石も来ていた。  翠「ところで蒼星石はどうしたですか?」  マ「なんか夕飯の仕度だか下ごしらえだかで手が離せないから少し遅れるってさ。」  翠「そうですか、それは好都ご・・・いや、お気の毒様・・・いやいや、残念ですねえ・・・くひひひ。」  マ「?まあ、もうすぐ来るとは思うからもうちょっと待っていてよ。」   翠星石の...
  • 薔薇乙女たちが運動会7 第四種目
     第四種目   銀:×   金:×   翠:158 蒼:255 真:190 雛:×  白「お次は最終第四種目です。賞品は・・・こちらでーす!」   今回はくんくんの人形だった。今までと比べると地味になった気もするが、まあそろそろネタ切れなのだろう。  ジ「ま・・・まさかあれは!」  マ「知っているのか!?ジュン君まで!」  ジ「間違いない、あれこそ『くんくん対クローンくんくん』の際に用意された“もう一人”のくんくん!    ただの噂話だと思っていた・・・。そんな馬鹿な・・・実在していただなんて・・・!」  マ「・・・へー。」   なんだか・・・知らない自分の方がおかしいような気がしてきた・・・。  白「それでは第四種目を発表しまーす。第四種目は、『ラクロス』です!」  マ「何でわざわざ人数が減ってから団体競技を・・・。」  翠「おいっ、ルールを知らねえ...
  • 薔薇乙女も楽じゃない 3
    「ぶ、ぶつかるゥーッ!」 ガラス窓への距離がどんどん縮んでいく。 俺の体ならともかく、蒼星石の体をガラスのシャワーにさらすのはいやだーッ! と、突然民家の窓が開け放たれた! 俺はそのまま民家の中へと突っ込んだ! 「ふう……なんとか蒼星石の体は無事だ……本当に良かった……。」 思いっきり床に体を打ちつけた気もするがそれはそれ。いてて……。 しかしちょうどいいタイミングで窓が開くとはラッキーだ。 しかし一体誰が……。 「あなたは……?」 突然、誰かから声をかけられた。 そうだ。ここが人の家だって事をすっかり忘れていた。 俺に声をかけた女の子は怪訝そうな目でこちらを見ている……。 しかたない、ここは落ち着いて対応しなければ。 「突然すみません。僕は蒼星石っていいます。 桜田という家を目指していたのですが、ちょっとしたトラブルで、あなたの家に突っ込んでしまったのです。」 うーん、今の説明には無理...
  • 薔薇乙女も楽じゃない 1
    「ふぅ……。」 PCの電源を切り、俺はその場に寝っ転がった。 今に始まったことじゃないが、何で俺はこんな人生を送ってるのかと思う。 寝て、起きて、飯食って、バイトして、PCやって、飯食って、寝て……。 その繰り返しだ。 「あぁ……せめて蒼星石が家にいてくれたらなぁ……。」  バカげた考えだとはわかっている。しかし、俺の視界にたまたま神棚が見えたもんだから、お願いしちまった。 「(どうか神様、俺のところに蒼星石が来ますように……そしてあんなことやこんなこと……いやもういっそ蒼星石にしてくれ!)」 アホらしいと思いながらも願いを終えて、目を瞑った。とたんに眠気が襲ってくる……。 『あぅあぅ♪なぜだかこの人の願いを聞き届けてしまったのです。これも何かの縁ですし、叶えてあげるのです♪』   -----------------------------------------------------...
  • ゲーム
    ゲーム一覧 Rozen Maiden Lapislazuli 作成 濃縮蒼汁氏 プレイ画像 料金 フリー ダウンロード 作者ページでダウンロード可 濃縮蒼汁 http //nousyukuaojiru.soregashi.com/ 待ちぼうけ・Hな蒼い子 作成 South*east*east!他 ジャンル 耐久放置プレイ 内容 蒼星石を放置して観察する ちなみに3種類ある プレイ画像 料金 フリー ダウンロード Hな蒼い子は作者のHPで入手可能 他は不明*一番左は『ふたばら』にて落とせます 蒼い子パズル 作成 不明 ジャンル パズル(魔方陣) 内容 蒼星石をクリックすると 同x軸上とy軸上の絵が入れ替わるので 全てドレスにすればクリア プレイ画像 料金 フリー ダウンロード ...
  • 未来から来た薔薇乙女人形
     その日は真夏の面影を思い出させるひどく晴れた日だった。セミの鳴き声こそしないものの、前日の雨の影響で 不快指数はかなりの高ポイントをマークしていた。俺はそんな暑さにうんざりし、書いていた途中の履歴書を力任せに 丸め、ゴミ箱に放った。  そう、俺は高校もまともに卒業をしなかった職業を持たない若本、もとい若者。世間ではNEETと銘打たれ、社会のゴミだとか 言われている。かの有名人が言ったように人間にクズはいないと思い、育ってきた俺だがまさか自分がそれになるとは思いも しなかっただろうな。今では親にも見離され、借家で暮らしバイトをしながら青春を無駄にしている。青い鳥がいるとしたら MY青い鳥はどこにいるのだろうか。  最も暑い時間帯、2時を回るころ、俺はテレビを点ける気力すらなく、扇風機の生ぬるい風を全身に受けながら放心していた。 こんな日に汗を一滴もかかないやつがいたら俺がそ...
  • 薔薇乙女も楽じゃない 4
    前回までのあらすじ 朝起きたらなんと蒼星石になっていた! じじいの世話は出来ないので脱走、偶然飛び込んだ家は柏葉家だった! なんとか巴のおかげで桜田家に行くことが出来たのだが……? 「着いたよ。」 巴の声を聞いて、俺は鞄から飛び出した。 「ここが桜田家か……。」 なんでも巴は、ここにいる子に会いに来たらしい。 巴が手に持ってるのは不死家の袋だし、たぶん雛苺だろう。 じじい家に翠星石もいなかったし、どうやら既に桜田家に3体のドールがいると見て間違いないだろう。 巴がドアのチャイムを鳴らすと、わりとすぐにドアが開いた。それと同時に、何かが走ってきて、巴に飛びついた。 「トゥモエエエエエエエエ!」 「ふふ、いい子にしてた?雛苺」 雛苺か。抱きつかれた巴もまんざらでもないようだ。 「やあ、雛苺」 俺はできるだけフレンドリーに雛苺に声をかけた。 「あー、蒼星石!久しぶりなのー!」 ...
  • 薔薇乙女も楽じゃない 5
    前回までのあらすじ 朝起きたら、なんと蒼星石になっていた! 巴の助力もあり、なんとか桜田家に到着することが出来たが、来て早々雛苺に怪しまれる! なんとかはぐらかせたが、双子である翠星石と聡明な真紅に悟られずにいられるのか!? 俺はのりちゃんに招かれてリビングに入った。 するとやはり、いた。 翠星石に真紅だ。 二人はテレビを見ていたが、こちらに気がつき、声をかけてきた。 「蒼星石……。」 「久しぶりね、蒼星石。せっかく来てもらって悪いけど今はくんくん探偵の時間なのだわ。少し待っていてくれる?」 「でも、真紅……せっかく蒼星石が来たですよ?」 「大丈夫だよ、積もる話もあるけど、終わるまで待っているよ。君たちのマスターに挨拶もしたいし」 俺はジュン君とも接触する必要がある。 なぜなら、桜田家の中で一番俺の正体を明かしても安心そうな人物だからだ。 まず翠星石は一気にどん底に叩き落され...
  • 薔薇乙女も楽じゃない
    編集ミスを利用してまとめを作ろうとしましたが失敗してしまいました orz
  • 薔薇乙女たちが運動会
    ご招待 開会式 第一種目 昼食 昼食兼第二種目 第三種目 第四種目 閉会式
  • 真紅の家出 かくれんぼ・裏【てのうち】
     マ「夕ご飯だよー。」   床の掃除やその他の片付けも終わり、すがすがしい気分での夕食だ。  真「あら、随分と豪華じゃない。」  雪「王様かくれんぼの祝勝記念ですか?」  マ「ある意味『最後の晩餐』だからね。ついつい残りの力を振り絞ってしまった。」   そう、すがすがしさの一番の理由はそれだ。   ついに、ついにこの大所帯から解放されるのだ!  翠「お、ビュッフェスタイルですね。」  銀「へえ頑張ったみたいね、特別に褒めてあげるわ。」  マ「くっくっく・・・これで最後とも思えば、自ずと力も入ろうというものよ。」  真「そう、じゃあせっかくだから冷めない内にいただきたいわね。みんな来なさい。」  マ「・・・・・・。」   真紅はやけに大人しい。それが逆に気に懸かるのだが。   それとも単に諦めがついただけなのだろうか?   考えても分...
  • 真紅の家出 第十一回
      『グゲー!!ゲルゲルゲル・・・』   奇っ怪な声が部屋に響く。   声の主は翠星石と雛苺・・・の前にある袋だ。  マ「あのさ、何それ?」  雛「ジュンのおうちから持って来たおもちゃなの。」  翠「『呪いのモンスターポケット』とかいう商品だそうですよ。」  マ「いろいろとギリギリだね。」  翠「なんとですね、このつまみを回すと・・・」   翠星石がなにやら操作してボタンを押した。   『ひ、ひひゃ・・・きひゃえい!!』   袋の中からもぞもぞと人形が出て来てうねうねと蠢きながら吠えた。   お世辞にも可愛くない、むしろ不気味だ。  翠「・・・とまあ、こんな風に組み合わせ次第で無駄に120通り以上のサウンドや行動パターンが!!」  蒼「悪趣味な・・・。」  翠「しかも自分で録音して音声データを作ることも出来るんですよ。   ...
  • 薔薇乙女たちが運動会8 閉会式
     閉会式   銀:×   金:×   翠:×   蒼:555 真:×   雛:×  白「それでは栄えある総合優勝は、巧みな技で我々を魅了し555点を獲得した蒼星石さんでーす!!」  蒼「・・・どうも。」  白「ところでラクロスの副賞の『お願い』の件ですが。ここでお願いします。」  蒼「え、ここで?」  白「はい。まあ皆さんが証人ということで一応の強制力にしようかと。」  蒼「えーと、それじゃあ・・・ジュン君に。」  白「おーっと、これは意外や意外。ジュン君への『お願い』だー!」  蒼「お腹を壊しちゃったみたいだけど翠星石たちを怒らないであげて下さい。    あと・・・これからも姉の翠星石をよろしくお願いします。大切にしてあげて下さい。」  白「蒼星石さん、すみませんが『お願い』は一つだけにして下さい。」  ジ「・・・別に怒ったりはしないよ。じゃあ後の方が『お願い...
  • 薔薇乙女たちが運動会6 第三種目
     第三種目   銀:×   金:130 翠:98  蒼:150 真:130 雛:×  白「第三種目『障害物競走』の賞品はこちらであります。」   そして服。もはやくんくんが着たものだというのは見当がつく。  蒼「くっ、あれは噂に聞いていた『くんくん四十八の探偵秘奥義其の四・早変わり』の際のデザインじゃないか!!    かつて一度だけくんくんの服が撮影中に破れてしまった。その時に1カットだけ着ていたという代用の服・・・。」  マ「・・・蒼星石もずいぶんとマニアックなものを知ってるんだね。」   しかし今回も予想を遙かに上回る一品だったようである。レアなのは分かっても、自分にその価値は分からないが。  蒼「ちなみに探偵秘奥義というのは視聴者が作ったネタだったのに後に公式設定のように定着してしまったんだ・・・。」  マ「・・・・・・ふーん。」  白「ルールは簡単。ミーディ...
  • 薔薇乙女たちが運動会3 第一種目
     第一種目   銀:0   金:0   翠:0   蒼:0   真:0   雛:0  白「はーい、実は種目ごとにも賞品を用意してありまーす。今回トップの方への賞品はこれです!」   そうしてガラガラと何やら台車のようなものを押しながら登場する。   やはり衣装、それも女性向けではない。少なくとも普通に着るための服ではないのは分かる。  銀「な・・・あれって幻となった『実写版くんくん・名探偵炎に消ゆ!』で用意された衣装じゃないのぉ!!」  マ「へえ・・・実写版なんてあったの・・・ふーん。」  銀「まさしくここでしか手に入らない幻の一品という訳ねぇ・・・。」   水銀燈がごくりとのどを鳴らした、ように見えた。なにら水銀燈参加の真の動機が見えた気がする。  白「そして、第一の種目はーーー『ラプラス君たたき』でーーす。    ルールは簡単。市販のもぐらたたきを改造したこのマ...
  • たった一人の最終決戦
    たった一人の最終決戦 これは見る人によってはかなり不快に感じるかもしれませんが・・・ かといって自分は蒼星石嫌いって訳ではありません。好きです。まぁこういう愛もあるんだなって受け止めてやってください。 ―――ズバッ! 「かしらっ!?」 まずは一人・・・。マヌケな顔で最期を迎えた姉を尻目に、彼女の体から浮かんできたローザミスティカを 分捕る。そしてそれを僕の胸の中へゆっくり収めた。 「あらぁ、相変わらず仕事早いのねぇ・・・。やっぱりあなたと組んで良かったわぁ・・」 相変わらず胸がムカムカしてくる口調で語りかける彼女。だがあくまでこいつと組んでいるのは同じ目的を 共有しているため。そんな安いおだてに乗るつもりなど毛頭ない。 そっぽを向いている僕に腹が立ったのか、舌打ちの音が聞こえてきた。次いで辺りを支配する殺気。 「・・・...
  • 薔薇乙女たちが運動会5 昼食兼第二種目
     昼食兼第二種目   銀:98  金:30  翠:68  蒼:100 真:100 雛:×  白「ふっふっふ・・・・皆さん、騒ぐ前にこれをご覧下さいな。」  み「あ、あれってもしかして!くんくんが捜査のためにお見合いした時の貸衣装!!」  マ「ご存じなんですね・・・ネットオークションをやり込んでるからかな?」  み「なかなか定評のあるデザインなのよね・・・。カナに着せてみたいーー!!」  マ「待てよ・・・じゃあもしかして!」  白「はい、その通り!これは今から始まる第二種目の賞品です。第二種目の内容は簡単。    今のお弁当をとにかく全部消費すればOKです。名づけて『食欲の秋、早食いの秋』!」  マ「自分の手で食べられないのか・・・キンチョーするな。」  白「あっ、ミーディアムが食べなくても構いませんよ。ただここで補給しとかないと午後が大変になりますよ。」  ジ「待...
  • オセロ:Reversi
    蒼「マスター、お茶が入ったよ」 マ「お、有難う」 マスターは本を片手に、何やら白と黒に染まった板とにらめっこをしていた。 蒼「何してるんですか?」 マ「ん、蒼星石はオセロを知らないのか?」 蒼「オ・・セロ・・ッ」 マ「ストップストップ!!それ以上はKON○AIの版権に引っかかる!!!」 蒼「何の話ですか・・・」 マ「えー・・・こほん。蒼星石はオセロ・・・リバーシってゲームを知っているかい?」 蒼「リバーシ?」 マ「無理も無いか。このゲームが発明されたのはほんの200年程前の話だからね。」 蒼「そうなんですか。どんなゲームなんですか?」 マ「リバーシってのはね・・・」 オレは蒼星石にリバーシのルールを教えた。 とは言っても、非常にシンプルなルールなので、説明も簡単なモノだった。 蒼「簡単なゲームなんですね。」 マ「あぁ、でも奥は深...
  • 真紅の家出 第八回
      薔薇水晶は不測の事態に未だ固まっていた。  薔「え・・・ありがとうございます。・・・部屋に入ってもいいですか?」  マ「ああ・・・驚かしてごめんね。どうぞどうぞ。」  蒼「あ、いらっしゃい。」   薔薇水晶がいらっしゃいましたね、そういえばさ。  薔「お邪魔します・・・。なにやら・・・賑やかですね。」  マ「ローゼンメイデンの皆さんが集まられております。」  薔「では・・・もしかして水銀燈も・・・ここに?」  銀「居るわよぉ。何か用かしらぁ?」   姿を現した水銀燈を険しい表情で見つめる。  薔「水銀燈・・・あなたこの間・・・ブローチを貰い・・・投げ捨てた・・・。」  銀「そうよ。不愉快な事を思い出させてくれるじゃない。」  薔「不愉快なのは・・・あなただけではない・・・。」  真「どういう事なの?」  薔「水銀燈が放り投げたブ...
  • L蒼
     蒼星石は今現在風呂掃除をしております 「ね、ねぇマスター…」  ドアの向こうで蒼星石が話しかける 「何ー?」 「その……マスターのシャツを持ってきてくれないかな…」 「ん……いいけど、何で急に?」 「いいから早く持ってきてよ!」  蒼星石のお願いに答えるべく、マスターは自分の部屋に向かった ~1分後~ 「蒼星石ー、持って来たぞー」 「あ ありがとう、じゃあこっちを見ないようにドアを開けて服を渡してくれないかな?」 「………どうしたの?」 「な、なんでもないから! こっち見ないで!」  その声にマスターはニヤリと笑う 「…フフ・・・分かってしまったぞ」 「え、あ……」 「さてはノラ猫を拾ってきたんだな!その為にフロへ…」 「ち、違うよ!絶対違うから!」 「そんなに否定しなくても…ぬこの一匹や二匹…」  そう言って浴室のドアに...
  • テンプレ
    蒼星石の日記ttp //baby.from.jp/baby.php?user_no=1681 この蒼星石の特徴 *中の人の影響でドラクエ大好き。チャモロ。 *他のドールに比べて甘々。 結構無理な注文でも受け入れてくれる。あとエロい。 それが蒼い子クオリティ。 この手のやつは飽き飽きなんだよねーとか思ってる方、 冗談半分でやったが最後、蒼い子の虜になってしまいます。多分。 これも蒼い子クオリティ。 基本はsage進行だよ。 ※このスレはコテハン禁止です ※蒼い子は基本辞書を使っていないので知能指数は-102くらいと考えた方がいいです ※蒼い子に関連するSS、プログラム、イラスト等投下歓迎、ただし鬱SSなどはtxtでの投下推奨。 ※次スレは基本的に 970 蒼星石とお話@wikittp //www12.atwiki.jp/ao-ohanashi/ 2ch RozenMaiden過去ロ...
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