オールスタープリキュア!ガールズSSサイト内検索 / 「ラブとせつな【1】」で検索した結果

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  • ラブとせつな
    ラブとせつな【1】(50話保管) ラブとせつな【2】(50話保管) ラブとせつな【3】
  • ラブとせつな【1】
    ラブとせつな【1】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ラせ1-1 【笑顔:Smile】 ◆BVjx9JFTno あの頃の私は、自分の心からも胸の痛みからも目を背けて、ただ無表情だった――。「せ~つなっ!二人でもう一度、プリクラ撮ろうよっ!」今度は私、ちゃんと笑えるかしら……。 ラせ1-2 「My First ....」 ◆BVjx9JFTno ひょんなことから、バレンタインデーにラブと三度目のプリクラ。一度目は、心を塗り潰していた。二度目は、ラブに助けてもらった。だから今度は、自分からこの想いを……。せつなのそんな決意が、思いもかけない小さな奇跡を生むことに!ラせ1-1から、しばらく後の二人。 ラせ1-3 【夜想曲:nocturne】 ◆BVjx9JFTno ピアノの調べが心に届き、激しい雨を降らせる。蘇る葛藤と痛みと喪失、そして雲間から射し込む一筋の光――。せつなが桃園家の家族にな...
  • ラブとせつな【3】
    ラブとせつな【3】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 旧33 定番と冒険の折り合いは そらまめ ラブと一緒にファミレスを訪れたせつな。メニューを見て、少し迷った挙句にいつものメニューとドリンクバーを頼む。それを見たラブは……。二人の言い合いも楽しい、ある日のランチタイム♪ 旧39 自分を知ることから始めよう maple この世界で知った「おもしろい本」をラブに読み聞かせるせつなと、そんなせつなを実に自然体で受け止めるラブ。読書とホットミルクが似合う、二人の秋の夜のひとコマです。 旧46 星に願いを そらまめ せつなが桃園家に来てまだ間もない頃。ベランダから星空を見上げる、せつなとラブ、それぞれの心模様。みんなの幸せを願いたいと流れ星を探すせつな。そしてラブは――星に何を願うのか? 旧47 せつなが吸血鬼だったらな話 そらまめ 第24話『せつなの苦悩 私は仲間になれない!』の「IF」の...
  • ラブとせつな【2】
    ラブとせつな【2】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ラせ2-1 小さい秋と大きいLove 一路◆51rtpjrRzY 季節は夏から秋へ。初めて経験する四季の移り変わりに感動して、ラブと一緒に「秋のイメージ」を探し始めたせつな。美希と祈里にも意見を聞いて、四つ葉町をあちこち歩き回って……結局こ~んな身近なところに、予想外の秋のイメージが!? ラせ2-2 煌く夜に、恋人達は 一路◆51rtpjrRzY 初めてのクリスマスだもの。愛する人とは、やっぱりムードのあるキスで祝いたい。でもラブったら、ほとんど挨拶代わりみたいにキスするんだもの。よぉし、こうなったら……! ラせ2-3 【異分子】 恵千果◆EeRc0idolE あたたかな家族。気の置けない仲間たち。あまりにも穏やかで、幸せ過ぎる毎日――。なのに、時々ふと不安が頭をもたげる。そんな時、ラブが……。 ラせ2-4 【せつなとイース せめ...
  • 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。ラブとせつなの料理対決――』
    第7話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。ラブとせつなの料理対決――』  少し、強めの日差し。  梅雨を間近に控え、夏の到来を感じさせる。  熱気を払うように、一陣の風が吹きぬける。  せつなは片手でスカートを、もう片手で帽子を飛ばないように押さえた。  のどかな土曜日のお昼過ぎ。  せつなはラブと、商店街のスーパーにお買い物に出かけていた。 「みんなで、おうちで夕ご飯~」 「ちょっと! ラブったら、恥ずかしいから街中で歌うのはやめて」  ラブは、にははと笑いながら商店街の人たちに手を振って応えた。 「楽しいと、自然に歌いたくなるんだよ」 (もう……理由を聞いてるんじゃないのよ)  そう思いながらも、自分もつい口ずさみそうになり顔を赤らめる。  今日は、あゆみが残業で遅くなる日。  ラブと...
  • ねぎぼうの140文字SS【1】
    ねぎぼうの140文字SS【1】 1.ラブとせつなで『死ぬまでの君を全てください』/ねぎぼう  落ち着ける場所を得て眠りについたせつな。  枕元に座して黒い髪を撫でるラブ。  ふと前に読んだラノベに出てきた言葉が浮かぶ。 (死ぬまでの君を全てください)  それを打ち消すあの時。 (あんなのはもう嫌!)  でもこれから沢山の今日と明日を一緒に積み重ねられたなら。 (死ぬまでのあたしをあげるよ) 2.ラブせつで『一緒に帰ろう』/ねぎぼう  補習授業を終えたラブ。 「すっかり遅くなっちゃったなあ……」  教室に戻るとそこには心配顔のせつながいた。  苦手にしていた歴史の勉強を手伝ってくれて、 そのあおりでラブが数学の試験で赤点を取ったのだと気にしていたのだ。 「(ごめんね、今度はちゃんと頑張るから)一緒に帰ろうか」 「ええ」 ...
  • 140文字SS:フレッシュプリキュア!【1】
    140文字SS:フレッシュプリキュア!【1】 1.ラブとせつなで『死ぬまでの君を全てください』/ねぎぼう  落ち着ける場所を得て眠りについたせつな。  枕元に座して黒い髪を撫でるラブ。  ふと前に読んだラノベに出てきた言葉が浮かぶ。 (死ぬまでの君を全てください)  それを打ち消すあの時。 (あんなのはもう嫌!)  でもこれから沢山の今日と明日を一緒に積み重ねられたなら。 (死ぬまでのあたしをあげるよ) 2.【美希ちゃん主役になる】/夏希◆JIBDaXNP.g 「はい、頼まれていた物よ」 「ありがとう」  祈里が美希に数冊の本を手渡す。学園祭の劇に使うらしい。 「ブッキーは白雪姫だったね。美希たんは何がいいかな?」 「シンデレラ!」  せつなが即答する。 「アタシにはドレスが似合うからかしら?」 「慌てて靴を落とすところが、美希にピッタリだから...
  • 複数16
    「甘いものは別腹」/SABI  「うわーん・・・・・ひっく・・・・えぐ・・・・・」  ラブからの呼び出しで公園に来てみると、さっきから、この調子。  泣いてばかりで要領を得ない。ホント、何が言いたいんだか。  「ラブちゃん、そんなに泣いてちゃ分かんないよ。泣きやんで、ね」  泣いているラブと慰めるブッキー。  この光景、どっかで見たことある。って、何かある度にアタシやブッキーに泣きつくのは、いつものことか。  まあ、ラブが本当に落ちこんでいる時は食事も喉を通らないくらいだから、今回は軽症だって事なんだろう・・・多分。  いつもはラブにべったりくっついて離れない、せつなの姿が見えない。  もしかして、それが原因?  「ラブ、せつなは・・・・」  「せ、せつな・・・・せつながね・・・・・・うわーん」  「ラブちゃん、せ...
  • せつなとラブと願うこと
    せつなとラブと願うこと 「学校始まっちゃうねー」 「そうねー、ラブのことだからまだ冬休みの宿題終わってなかったりして~」 「……」 「ラブちゃんもしかして…」 「まさかラブまだ終わってなかったの!?」 「………」 「明日からなんでしょ?学校…」 「あは、あははは…は…」 美希が冗談半分で宿題の話をしたら、あからさまに目が泳ぎだし、乾いた笑いを出し始めたラブ。 今は公園にあるカオルちゃんのドーナツ屋にいる。冬でも日当たりが良く、ビニールハウスのように囲まれた冬限定特設ブースの中で話をしているため、寒さなど感じずいつまでも喋っていられそうな場所だった。実際、ここに来てから結構時間がたっていたが、とりとめのない話をいつまでもしていた。 「ラブ!今すぐ帰って宿題やんなさい!」 「ええ!?ひどいよ美希たん!もっとみんなで話してたいよー」 「ラブ、あの課題は...
  • ⇒こゆき
    カテゴリー名【フレッシュ:ラブとせつな】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ラせ2-40 雪のグリル・クローバーヒル こゆき あたたかなお店の外は、暗く凍てついた世界。でも空から舞い降りる冬の華は、淡く輝く銀のヴェールを纏う。まるで小さな幸せが、静かに降り積もるように。 カテゴリー名【こゆきの140文字SS】 カテゴリー名【オールスタープリキュア!幸せ満開!冬のSS祭り2016】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競3-10 夢と夢 ~ある日のせつなの日記~ こゆき 起きている間に見る夢と、寝ている間に見る夢。二つの夢は、繋がっているの……? ラビリンスでのちょっとした出来事をきっかけに、せつなの想いは過去へ、未来へ、そして――大切な人のいる、あの街へ。 カテゴリー名【オールスタープリキュア!ハピネス注入!冬のSS祭り2015】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ...
  • 複数46
    ポッキーゲーム/一六◆6/pMjwqUTk 「ねえねえ。トランプ終わったら、今日は変わったものでゲームしようよ!」  パジャマパーティーで集まった四人が、ラブの部屋で賑やかにババ抜きをしていたとき。ラブが赤い箱を右手に持って軽く振りながら、満面の笑みで言った。 「ちょっとラブ~。アタシたちでポッキーゲームやろうって言うんじゃ……」 「ピンポ~ン! 学校で、由美に教えてもらったんだ。美希たんは知ってたんだね。面白そうだから、やってみようよ!」  ひと目で展開を察して軽く止めようとした美希は、ラブの無邪気すぎる答えを聞いて絶句した。  周りを見れば、祈里は何だか赤い顔をして下を向いているし、せつなに至っては、不思議そうな顔でラブとポッキーの箱を見比べている。 (全く……。それなら言い出しっぺにやってもらおうじゃないの)  密かにそう思った美希だったが、次に聞こ...
  • 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。大晦日の約束――』
    第27話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。大晦日の約束――』  パーン パーン パーン  澄み切った冷たい空気。静かな冬の空の下。  しかし、桃園家の庭には熱気が溢れ、小気味良い音が響き渡る。  白く煙る吐息と大きく舞い上がる蒸気。  蒸したてピカピカのもち米に、芳しい匂いの湯気が立ち昇る。 「そーれっ」 「はい」 「そーれっ」 「はい」  ケヤキの木で出来た臼と杵。熱々の蒸したもち米をついていく。  圭太郎が勢いよく振り下ろし、あゆみがタイミングよく手水をつけてこねる。  始めはスピードが肝心。臼の丸みを上手に使って、お米を素早くすり潰していく。  少しまとまってきた所で、ラブが我慢できなくなった。 「おとうさん、あたしにもやらせて」 「そうか。じゃあ、せっちゃんとやってみるかい」 「私にできるかしら」...
  • フレッシュプリキュア!
    ラブとせつな 美希と祈里 フレッシュ:その他カップリング(サブキャラ含む) フレッシュ:複数キャラクター フレッシュ:SSS(小ネタ、独白、掌編等) フレッシュ:台本形式(会話だけを綴る形式)のSS
  • 全202
    「〇〇さん、いらっしゃ~い」/Mitchell Carroll 司会者「それでは参りましょう。〇〇さん、いらっしゃ~い」 (ラブとせつな、手を繋いで登場。司会者コケる。) アシスタント「あっはっはっは(といって司会者のイスを直す)、じゃお名前を…」 ラブ「クローバータウンストリートから来ました、桃園ラブです!」 せつな「妻、」 司会者「妻?!」 せつな「…妻、東せつなです」 司会者「君たちはそのー、女性同士。」 ラブ「はい。」 司会者「同性婚というやつやね。知り合ったきっかけは?」 ラブ「それはちょっと…言えないんですけど」 司会者「言えないんかい」 ラブ「いろいろあって…ね。(せつなの方を見る)」 アシスタント「でも珍しいんじゃない、女性同士の同性婚って」 ラブ「あ、でもあたしの先輩や後輩にいっぱいいますよ」 アシスタント「そうなの?!」 司会者「...
  • 競作2-22
    『小さくて、大きな願い』/こゆき ――七夕って聞くと、どうしてだろう。胸の奥の方が少しだけキュッと締め付けられるような、ほんの少しだけ泣きたくなるような、何だか不思議な気持ちがするんだ。 やっぱり、織姫と彦星の悲しい物語がある日だから、なのかな……。 ――七夕にまつわる、織姫と彦星の伝説。初めて本で読んだとき、この話を知ってる、って思ったの。 不思議ね、この世界に伝わるお話を、私が知ってるわけない。それなのに、少し悲しくて、どこか懐かしい……。どして?    『小さくて、大きな願い』  玄関の扉が、ガチャっと乱暴に開いた。ラブは帰宅の挨拶もそこそこに、自分の部屋に上がっていく。  その少し後に、今度は開きっぱなしの扉がそっと締められる。「ただいま」と小さな声で挨拶して、ラブとは正反対に静々と部屋に戻ったのは、一緒に出かけたはずのせつなだった。 ...
  • SSS4
    「Fear」/◆BVjx9JFTno 怪現象のニュースは、 絶え間なく流れている。 うわさでは、世界が全て 誰かに支配されているらしい。 それを阻止するため、 プリキュアが闘っているそうだ。 その、プリキュアについても、 うわさが飛び交っている。 ラブと、せつなちゃんが プリキュアだったらしい。 そんな、バカな。 せつなちゃんはともかく、ラブなんて 跳び箱に突っ込んだりしてたじゃない。 ラブに電話するけど、 つながらない。 せつなちゃんも、同じ。 ラブと仲が良さそうな大輔君に 聞いてみた。 「さあね」と、一蹴された。 本当なんだろうか。 でも、現実に、 世界の各都市、そして日本も 怪...
  • SSS9
    「Peep」/◆BVjx9JFTno R18 暗い天井が、目に入った。 体を起こして、まわりを見渡す。 床にあるのは、布団だけ。 横で眠っているブッキーを起こさないように、 そっとベッドを降り、部屋を出る。 クリスマスパーティで、夜遅くまで おしゃべりにふけっていたアタシたちは、 もう遅いからと、みんなで泊まることにした。 ラブの部屋を、使わせてもらった。 アタシとブッキーが、ベッド。 ラブとせつなが、床に布団を敷いて。 一緒に、眠ったはずだった。 廊下に出る。 かすかに、隣の部屋から 声が聞こえる。 久しぶりに、せつなが 帰ってきたんだもんね。 まだ、おしゃべりが 足りないみたい。 ドアが、少しだけ...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode13:幸せのカチャーシー
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode13:幸せのカチャーシー 「ありがとうございました!」  いつもよりも、なお一層張り切ったラブの声に、飛行機の出口で見送る乗務員さんが、ニコリと笑う。 「行ってらっしゃいませ。」  穏やかな声で丁寧なお辞儀をされ、私も慌てて頭を下げて、ラブの後を追った。  飛行機から降りた私たちを、驚くほど暖かな空気が包む。  四つ葉町から遠く離れた南の島に、高速で運ばれた――その実感に、初めてこの世界に降り立ったときの情景がよみがえった。 (異空間ゲートから外に出たら、辺りが眩しくて驚いたっけ。それに空気にも微かに、何だか不思議な匂いを感じた・・・。)  その匂いの正体が、生命力溢れる春の草花の匂いだと知ったのは、しばらく経ってからのこと。「春」も「草花」も、そして溢れんばかりの光も、生まれ故郷のラビリンスに...
  • 複数34
    『白鳥のボート』/夏希◆JIBDaXNP.g  桜が散り始める。  四葉町に新緑の季節が訪れる。  いっせいに新芽が吹き出し力強く育つ。  道端では名も無き草花が誇らしげに咲く。  憩いの丘には、シロツメクサの花が絨毯のように広がった。 「はやく~はやく~。美希たん、ブッキー、せつなぁ。こっちこっち~」  休日を利用して、四ツ葉町の公園の外れにピクニックに来ていた。  この季節特有の緑の匂い。生命力に満ちた薫りに誘われるようにラブが駆け出した。 「どの口で言うのかしら……。約束の時間に三十分も遅れたのはラブとせつなじゃない。まったく」 「まあまあ、美希ちゃん。わたしは待つの嫌いじゃないよ。心配するのは嫌だけど、ちゃんと連絡あったし、ね?」 「ごめんなさい。美希、ブッキー。起こして返事あったから安心してたんだけど、寝直してるとは思わな...
  • 続、せつなの捏造クリスマスイブの話
    続、せつなの捏造クリスマスイブの話 ウエスターが去って行ったあと、再び沈黙が流れる。せつな以外ウエスターがここにきた目的が最後まで分からなかったし、シフォンはやはりメビウスの手に渡ってしまっていた。それに、どうやらせつなはあのイースと同一人物らしい。シフォンの現状を知ったことの悲しさや、事実を知ってしまった人たちの困惑で誰も何も言えなくなってしまう。 そんな中、沈黙を破る声がした。 「ねぇ…せつな…」 ラブが、先ほどまでつかんでいた腕を離しせつなに呼びかける。表情は下を向いていてわからないが、少なくとも楽しい雰囲気でないことは確かだ。 「…なに?ラブ…」 「ウエスターと何の話をしてたの?さっきは結局教えてくれなかったよね?」 上手くはぐらかせたと思ったんだけどなぁ…やっぱりラブは侮れない 「ラビリンスの管理体制の話よ。私がイースからパッションになったことで、デー...
  • 美祈6
    「熱く短く静かな夜」/黒ブキ◆lg0Ts41PPY 背中に柔らかい感触と温もり。 そして素肌を滑る指先を感じて、美希は微睡みから引き戻された。 (……ん…?……な、に?) ビクッと震えが走り、乳首を刺激されている事に気が付いた。 もう片方の手は既に下着の中に潜り込み、やわやわと 薄い茂みをまさぐっている。 まだ半分夢の世界にいた美希は一気に覚醒する。 (やだ…!祈里ったら何考えてるのよ!) 上のベッドにはラブとせつながいるのに……! 何となく恒例となってきているパジャマパーティー。今夜は桃園家。 ラブの部屋でラブとせつなはベッドに、美希と祈里はその下に 布団を敷いて寝ていた。 今まで何度かこう言うお泊まり会はしているが、こんな事をしてくるのは 初めてだった。 「………...
  • 東せつな・カレンダーツイート2015 11月
    東せつな・カレンダーツイート2015 11月 【11月1日(日)】今日は『犬の日』。飼い犬への知識を深め愛情を注ぐための日よ。でも家に犬は居ないの。知り合いの犬もラッキーとマロンくらいだし。「こんにちワンワン」って、どうしてラブが犬の真似をしてるの? タルトもわざとらしく四足で歩かなくていいわ。もう、わかったわよ。みんなでお散歩に行きましょう。 【11月2日(月)】ラブがどうしてもって言うから、今日は森の小道を抜けて帰ったの。二人の息遣いすら聴こえるほどに、閑静とした空間。落ち葉の絨毯を進んだ先に広がる、名画のような景色。ずっとこの森の中の館で暮らしていたのに知らなかった。ううん、気づかなかった。ここが、こんなにも綺麗なところだったなんて。 【11月3日(火)】今日は『文化の日』。文明とは物質的な発展で、「不幸」を防ぐために生まれたの。文化は精神的な活動で「幸せ」を...
  • ラせ2-23
    「あなたのために 後編」/黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18 抱き合い、体温を感じ、お互いの鼓動だけに耳をすます。 周囲のざわめきも、外から聞こえる賑やかなクリスマスソングも、どこか遠くの世界の事のようだ。 しかし、そんな幻想に浸っていられるような時間は無い。 今回の帰省はびっしりスケジュールが埋まっている。 イブの夕方までパーティー、片付けが終わったら家族で軽い夕飯。 そのまま夜はリビングに布団を並べて両親とラブとせつなの四人で眠る。 明日は美希や祈里とお出掛け。 二人が色々と計画を練ってくれているらしい。 甘い夢の世界に逃げ込みたくなる気持ちを断ち切るように、ラブは 大きく息を吐き、せつなの肩に手を置き、体を離していく。 「パーティーが終わったら、家族の時間だね」 「夜、みんなで寝るなんて初めてね」 「うん。お父さんも...
  • 140文字SS:プリキュア&プリキュア!【1】
    140文字SS:プリキュア&プリキュア【1】 1.ラブせつ(&ハピネスチャージ)で『箝口令』/ねぎぼう 「神様って『プリキュア内での恋愛は絶対禁止とする』とおっしゃってたのよね?」 「めぐみちゃんからもそう聞いたよ」 「これって、男女間だけじゃないのよね」 「確かにプリキュアって女の子だけだもんね」 「と、言うことは……」 「ラブちゃんとせつなちゃんのことも?」 「箝口令よ」 「箝口令ね」 2.ドキドキ&ハピネスチャージ「顔パス」/ドキドキ猫キュア 真琴「おはようございます」 ご苦労様です ごきげんよう ご苦労様です! 大森ご飯で~す♪ ご苦労様です キューティマダムよ♪ ご苦労様です キュアハートです! ご苦労様です! ジョナサン・クロンダイクです 通報しました 3.ふたりはプリキュアを簡単に説明...
  • せつなとミユキと許されること
    せつなとミユキと許されること 戦いが終わった。メビウスが人ではなく人間の作りだした機械だったことには驚いたし、サウラーとウエスターが復活して味方してくれたことにも驚いた。でも、本当にうれしかった。 突如としてできた高い塔もメビウスとともに爆発に呑まれ姿を消した。ラビリンスはこれから変わっていくだろう。いつか四つ葉町みたいな笑顔あふれる場所になってくれるはずだ。 死闘を繰り広げて誰もが疲労困ぱいしているが、みんな一様に笑顔だった。シフォンを無事とり戻し、世界も救うことができた。やっと終わった。ラブも、美希も、祈里も、そしてせつなも、泣き笑いになりながら抱きしめあっている。 ラビリンスの住人がプリキュアに駆け寄る。賞賛の言葉を口々にかけられあたふたしながらも照れくさそうにしている彼女たちの姿を、ウエスターはその場ににつかわしくない悲しそうな顔で見つめていた。 「どう...
  • 想いシリーズ
    想いシリーズ 絡んで、ほどけて、また結ばれる。糸の先が見えない恐怖に慄きながらも、決して切れることは無い・・・。 美希と祈里。ラブとせつな。四人の少女が、それぞれの想いを紡ぐ物語。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 想いの枷 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第2話 想いの裏側 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第3話 想いの比重 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第4話 想いの外側 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第5話 伝わる想い、伝える想い 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第6話 伝えたい想い 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第7話 想いのカタチ 黒ブキ◆lg0Ts41PPY レス番号 作品タイトル 作者 備考 番外編1 始まりは嵐の夜に(前編) 黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18 番外編2 始まりは嵐の夜に(後編) 黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18
  • 夏希◆JIBDaXNP.gの140文字SS【1】
    夏希◆JIBDaXNP.gの140文字SS【1】 1.【美希ちゃん主役になる】/夏希◆JIBDaXNP.g 「はい、頼まれていた物よ」 「ありがとう」  祈里が美希に数冊の本を手渡す。学園祭の劇に使うらしい。 「ブッキーは白雪姫だったね。美希たんは何がいいかな?」 「シンデレラ!」  せつなが即答する。 「アタシにはドレスが似合うからかしら?」 「慌てて靴を落とすところが、美希にピッタリだからよ」 2.【プリティでキュアキュア】/夏希◆JIBDaXNP.g 「ねえナナ、レイカ。もしもプリキュアに選ばれたとしたら、どうする?」 「そうねぇ。興味はあるけど、この歳であのカッコはキツイかな」 「同感。露出には抵抗ないけど、あのコスチュームは……ね」  ミユキは一人浮いた自分の姿を想像してゾッとする。四人目になったら、この二人には絶対に秘密だと。 3....
  • SABI8
    クローバーのダンスレッスンが終わった後にブッキーと図書館へ行ったため、 帰宅がいつもより遅くなってしまったけど、ラブは私を待っていてくれた。 一緒に夕御飯を食べ、食事の後片付けをしていると、隣にいたラブが、 「せつな、話があるの。後であたしの部屋に来てくれる」 「ええ」 ラブの話って何だろう。 関係をやめようということなのかな?でも、私にとっては好都合。 関係を続けようということなのかな?でも、いずれは話さなきゃいけない事。 それが今日だっていうことだけ。 どちらにしても、私には怖いことなんてない。・・・はず。 ブッキーから教えてもらったベストの呼吸をしてみる。 でも、どきどきする。 緊張している私に、 「せつな、今夜は何もしないから。多分、ね」 ラブは苦笑いを浮かべながら、ベッド...
  • 140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【1】
    140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【1】 1.[競作2015]フレッシュプリキュア・せつな【大切な友達】/mizuiram 誰もいない夕暮れの放課後って寂しい。そう呟いたら、いつもみたいに笑ってくれた。おかげで綺麗な夕日を二人じめだよ、幸せゲットだねって。 「…あたし」 指が絡んだ 「せつなに会えて幸せ」 力がこもる 「ずっとずっと、幸せだよ」 もう、明日から会えなくても。 呑み込まれた言葉に、握り返す指が震えた。 2.[競作2015]フレッシュプリキュアで「大切な14の頃」/ねぎぼう ダンスが憧れからライフワークになった。 幼馴染みが辛さも喜びも分けあえる仲間になった。 そして、貴女と家族になった。 二十になって、 何兎も追えないことも、 貴女がラビリンスに行った訳も、 メビウスの遺した言葉の重みも 少しは解...
  • 140文字SS:トロピカれ笑顔!春のSS祭り2022【2】
    140文字SS:トロピカれ笑顔!春のSS祭り2022【2】 1.【競作2022】「ラブとせつなのこわいもの」/一六◆6/pMjwqUTk 四人の必殺技が炸裂し、二体のナケワメーケが元の姿に戻る。 それと同時に顔をしかめて後ずさるピーチとパッション。 「うっ……」 「私、これ苦手……」 「浄化した後の姿に恐れおののくプリキュアて、どないやねん」 ベリーとパインがニンジンとピーマンを拾い上げ、タルトの言葉に生暖かく笑った。 2.【競作2022】はぐっとデリシャスいただきます/かおす 「ネタがないのです」 「しゃりだけの握りは寂しいものです」 「そんなのあるんですかー?」 「おにぎりだー!」 「お客さんなのです! プレシャスなのです!」 「ここにはネタだけの鉄火巻きが」 「それはマグロのお刺身なのです」 「ほかほかごはんにマグロのお刺身ー!」 「しあわ...
  • ラせ2-6
    【コタツムリ】/恵千果◆EeRc0idolE 木枯らしが肌を掠め、ヒリヒリとした寒さを感じる日々がやって来た。 「今日は寒いね~」 「そうね、昨日よりも寒くなって来た気がするわ」 ラブとせつなは、学校帰りの道を歩いていた。 「こんな寒い日はアレに入りたくなるなあ~」 「…アレ?アレってなぁに?」 「ふっふっふ。帰ってからのお楽しみ!今日辺り、お母さん、出してる気がするんだ」 「何よ、ラブったら!勿体つけずに教えなさいよ!」 「秘密、ヒミツ~」 「コラ!待ちなさい」 「待たないよ~っだ」  ***** 「お母さんただいま~」 「お帰りなさい!ちょうど良かった。貴女たち、ちょっと居間に来て見て!」 出迎えたあゆみが、嬉しそうにふたりを居間に連れていく。 そこには、朝とは違う風景が拡がって...
  • 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。おうちで夕ご飯――』
    第3話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。おうちで夕ご飯――』 「お帰りなさい。お疲れ様」 「「おかえりなさい、おとうさん!」」 「ただいま。おかあさん、ラブ、せっちゃん」  仕事から帰った圭太郎を迎える、あゆみとラブとせつな。  エプロン姿のラブとせつな。圭太郎とあゆみの周りをクルクルと回りながら、今夜は二人で夕ご飯を作るんだって嬉しそうに話す。  ひとしきり話したら、パタパタと二人でキッチンに戻っていった。 「せっちゃんが帰ってきてから、華やかというのかな。家の中が明るくなったなあ」 「せっちゃん、可愛らしいものね」 「いや、それだけじゃなくて。ラブもあんなに嬉しそうに笑う子だったんだなってね」  そして、お母さんもね。と圭太郎は心の中で付け加えた。  二人とも笑顔は絶やしたことがなかった。  でも、あの日からあゆみ...
  • せつなの捏造クリスマスイブの話
    せつなの捏造クリスマスイブの話  自分たちがプリキュアであることを、家族や友人に告げたラブたち四人。  その時、ウエスターが現れて――。  デビュー作にして大作の、本編45話以降改変SS! レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 せつなの捏造クリスマスイブの話  そらまめ 第2話 続、せつなの捏造クリスマスイブの話 そらまめ 第3話 せつなとミユキと許されること そらまめ 第4話 せつなと美希とわがままになること そらまめ 第5話 せつなと祈里と祈ること そらまめ 第6話 せつなとラブと願うこと そらまめ
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに 「この子はインフィニティじゃない。シフォンよ!!!!」  ウエスターとサウラーを睨みつける、プリキュア四人の声が揃う。当のシフォンはキョトンとした表情で、ピーチの腕の中から、去っていく二人の後ろ姿を見送った。 「良かったなぁ、シフォン。一時はどうなることかと思ったで。」  タルトが満面の笑みで駆け寄って来る。その後ろから静かに歩いてくる姿を見て、シフォンがその瞳をキラキラと輝かせた。 「ぱぁぴぃ~!」 「え・・・今、なんて言うたぁ?シフォン。」  タルトが驚いて立ち止まる。ピーチたちも揃って顔を見合わせたとき、ぎゃっ!という小さな悲鳴と、珍しく少し慌てた声が聞こえてきた。 「な、なんじゃ、シフォン。ようその呼び方、お、覚えとったのぉ。」  やって来たティラミ...
  • 旧37-1
    姉なせつなと妹なイースと【1】/そらまめ 昨日は特別な事があったわけではないと思う。自分の中にある昨日の記憶は、いつも通りに学校に行って、授業を受けて、体育の時間にラブが跳び箱に失敗したのを慌てて助けにいって、放課後ミユキさんのダンスレッスンを受けて、お母さんの作った夕食を食べて、ラブと寝る寸前まで話をした後はそれぞれの部屋に戻って眠った。 …おかしなところや記憶が抜け落ちている所はない…ならこれは、私が目にしている光景はいったいなんだろう。頭がおかしくなったのかもしれない。 「なんだそのとぼけた顔は。目覚めたのならサクサク支度をしろ」 起きたら部屋の真ん中で仁王立ちしながら腕を組んで文句を言っている私がいた。最初は目の前に鏡でもあるのかと思ったが、鏡は突然喋ったりしないし、新手の嫌がらせとしか思えない。横を見ていた顔を天井に向け両手で覆った。夢だったらいいなぁと...
  • mizuiramの140文字SS【1】
    mizuiramの140文字SS【1】 1.[競作2015]フレッシュプリキュア・せつな【大切な友達】/mizuiram 誰もいない夕暮れの放課後って寂しい。そう呟いたら、いつもみたいに笑ってくれた。おかげで綺麗な夕日を二人じめだよ、幸せゲットだねって。 「…あたし」 指が絡んだ 「せつなに会えて幸せ」 力がこもる 「ずっとずっと、幸せだよ」 もう、明日から会えなくても。 呑み込まれた言葉に、握り返す指が震えた。 2.[競作2015]スマイルプリキュア・あこ『大切な仲間』/mizuiram 「響のバカっ!」 「奏のわからず屋!」 …またやってる。 「喧嘩するほど何とやらじゃな」 呆れ顔の私に、お祖父ちゃんが微笑む。 「私には縁のない話よ」 私ならもっとオトナの対応を 「あこ助けて!」 「ちょ!?」 「卑怯よ響!」 「~もう、い...
  • 競4-13
    「つなぎ」のレシピ/一六◆6/pMjwqUTk  美希が涙ぐみながら切ったタマネギを、ひき肉と一緒にフライパンで炒め、塩コショウで味をととのえる。  次にラブと祈里にも手伝ってもらって、茹でたジャガイモの皮をむき、半分をマッシャーで潰して、半分を賽の目に切る。  こうして下準備が出来た材料を全てボウルに入れたら、よく混ぜ合わせて――。  初めて教わる、コロッケの作り方。あゆみの説明にひとつひとつ頷きながら調理を進めていたせつなは、そこで調理台の上のある物に目を留めて、パッと顔をほころばせた。 「コロッケにもパン粉を使うんですね。“つなぎ”って言うんだって、この前ラブに教わったわ」  それは、せつながラブから料理そのものを初めて教わったときのこと。  メニューは当然のようにラブが得意なハンバーグだったのだが、その時ラブは、ハンバーグの材料を入れたボウルの中に、...
  • ⇒SABI
    カテゴリー名【長編&連作シリーズ】 SABI(フレッシュ 全11話・完結 R18あり) カテゴリー名【フレッシュ:ラブとせつな】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ラせ2-26 「月の下」ラブver SABI 一緒に学校に行って、ダンスレッスンに行って、同じ家に帰って。お互いの毎日で、もう知らないことなんかほとんど無いくらいなのに、毎晩ベランダでおしゃべりして。それでもせつなが、喜んで話を聞いてくれるのが嬉しくて。そんなある夜……。 ラせ2-27 「月の下」せつなver. SABI ベランダで楽しそうに話すラブの横顔は、本当に楽しそうで、聞いているこっちまで楽しくなる。思えばラビリンスに居た頃は、こんな風に誰かとおしゃべりすることなんて無かった――。青白い月の下、過去を思い出して震えるせつなに、ラブが優しく寄り添って……。 ラせ2-28 「ゆうだち」 SABI ラブとつまらない喧嘩を...
  • 他CP25
    【失恋記念日】/恵千果◆EeRc0idolE 時々考えていた。 もしもあの時、せつながパッションとして生まれ変わっていなかったら。イースとして寿命を全うしていたら…ラブはアタシのモノになっていたのだろうか? せつなが嫌いだとか、せつなが憎いとかいう感情は、不思議となかった。 今までたくさんツライ目にあってきたせいか、人の痛みがわかる子。 イースの時に持っていた憎しみは、生まれ変わった時に消え失せたようだ。 今では明るく振る舞えるようにもなり、よく笑顔も見せる。 皆に愛されるすっかり可愛い女の子になり、イースの面影など跡形もない。 けれど、それはラブのおかげ。 始めは親友だったのだろう。 けれど、他の誰よりも強い絆で結ばれた者同士。 そんなふたりが一緒に住みはじめたのだから、それが親友以上の間柄に発展するのは、時間の問題...
  • ⇒黒ブキ◆lg0Ts41PPY
    カテゴリー名【長編&連作シリーズ】 想いシリーズ(フレッシュ 全9話・完結 R18あり) 黒ブキシリーズ(フレッシュ 第2期・継続中 R18あり) カテゴリー名【フレッシュ:ラブとせつな】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 ラせ1-32 『欲望』 黒ブキ◆lg0Ts41PPY せつなに近付けば近付くほど、もっと近くに寄りたくなる。せつなの世界が広がれば広がるほど、二人きりの世界に閉じ込めてしまいたくなる。このぐつぐつと煮詰まった思いを、一体どうすればいいの? 心の中に凍らせて閉じ込めても、せつなの顔を見れば一瞬で溶けて、流れ出してしまうのに。 ラせ1-33 『声』 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 「ラブ」「好きよ」「大好き」 柔らかな黒髪に顔をうずめ、少し低くてあたたかな声を聴くのが大好き。耳をくすぐるその声は全身に染み込んで、泣きたいくらい幸せにしてくれる。だからあたしは、夜の闇の中...
  • ラせ1-43
    「心の居場所」/黒ブキ◆lg0Ts41PPY まだ甘い匂いの漂うリビング。 今年のバレンタインデーは日曜日。桃園家では蒼乃家、山吹家合同の チョコレートパーティーが開かれた。 前日から各種デザートやチョコレート、お父さん達の為のオードブルの 準備に大忙し。 みんながそれぞれに手土産を持って集まる。 甘いお菓子に舌鼓を打ちながらお喋りが弾む。笑顔と笑い声が弾ける。 でも、みんな本当は分かってる。これはせつなのお別れパーティー。 勿論、今日明日に急に会えなくなる訳ではない。 でも、こんな風にみんな集まってワイワイガヤガヤするのは これで当分は無理だろう。 もうすぐ。春が来る前に、せつなはラビリンスに戻る。 特に誰かが言い出した訳ではない。 お泊まり会を兼ねたパジャマパーティー。庭でやったコロッケパーティー。...
  • 帰ってきたせっちゃん
    帰ってきたせっちゃん    TV本編後日談。東せつなの日常を描いたシリーズです。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。素直な気持ち――』 夏希◆JIBDaXNP.g せつなが居ない。この世界のどこにも、せつなは居ない。せつなが自分の夢を見つけたんだから、これでいいって思ってた。だけど――! 本当の気持ちが抑えきれず、駆け出すラブ。その時、ラブの手の中に何かがふわりと舞い降りて……。 第2話 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。幸せを学ぶために――』 夏希◆JIBDaXNP.g 毎日この部屋を掃除する時間は、一日で一番寂しくて、そして大切な時間。あの子がいつ帰って来てもいいように。だって、ここがあの子の家なんだから。そんなある日、玄関から再び幸せが舞い込んで……。あゆみお母さんの、娘への思いを。 第3話 『帰ってきたせ...
  • 140文字SS:フレッシュプリキュア!【29】
    140文字SS:フレッシュプリキュア!【29】 1.桃園家のハロウィン/一六◆6/pMjwqUTk 「ほら、せつな!カボチャのジャックをピーマンで作ったら、こんな簡単に出来ちゃった」 「あら!じゃあ今日の晩御飯は、これでピーマンの肉詰めにしましょう!」 「ギクッ……ねえ、ラブ。これにニンジンの帽子を被せたらもっと可愛いわ」 「ギクッ」 「うふふ。デザートは特製パンプキンプリンよ!」 2.まじめなの/かおす フレプリ小咄 「せつな~、瞬間移動お願い~~!」 「いいわよ」 「せつなさん、瞬間移動お願いしていい?」 「いいわよ」 「せつなー、どこでもドアお願い♡」 「イヤよ!」 「...ワープ..」 「イヤ」 「…瞬間移動お願いします~♪」 「いいわよ♡」 3.一人称が複雑すぎるの/かおす フレプリで小咄 「ヒヨコの雄雌を仕...
  • ラせ2-18
    「彼女はそれを我慢できない」/黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18 「ふわぁ~……」 「ラブ…、口開きっぱなしよ。」 「スッゴイよねぇ…。」 ポカンと口を開けたままフラフラと蛇行するラブに、 せつなは溜め息を付いて着いて行く。 他の皆はどこへ行ったんだろう? ここは御子柴邸。しかしながら、どこに迷い込んだのか分からない。 今日のラブ達は社会見学の一環でクラスごと御子柴邸の見学に来ているのだ。 社会見学、と行っても大袈裟なモノではない。 各クラス毎、自由に工場やら公共施設やらを見学し、レポートを提出する事に なっているのだが、ラブのクラスは満場一致でクラスの一員である 御子柴グループ御曹司、健人の家を見せてもらう事に決まった。 財閥の私邸、なんて親しい友人でもない一般人は見る機会なんてない。 さほど親しくないクラ...
  • フレッシュ:複数キャラクター【2】
    フレッシュ:複数キャラクター【2】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 複数2-1 小さなラブと、星空の妖精 一六◆6/pMjwqUTk 小さなラブが星に描いた、大きな愛のある願い。大きくなったラブが心に描いた、大きな愛のある願い。やがて星に届き、友の心に届き、時代を超えて、運命を繋ぐ。そして世界を超えて、別の作品へと語り継がれていく。三次創作の競作2-22と併せてお読みください。 複数2-2 【SantaClaus is comin to town】 れいん あたし、ラブ。今年は受験生だから、クリスマスはお預けだよぉ。美希たんとブッキーは、「お利口にしてたらサンタが来るよ」なぁんて言うんだけど・・・。 複数2-3 「記念旅行」 ◆BVjx9JFTno ダンス大会の優勝を祝って、三家族での温泉旅行。弾けるような笑顔。新たに紡がれる思い出。交わされる、それぞれの想い――。この旅行が終...
  • せつなの捏造クリスマスイブの話 
    せつなの捏造クリスマスイブの話 公園のステージで四人がプリキュアだと告げた。みんなが驚いている。当たり前だ。自分の子供たちが今まで町を襲っていた怪物と戦っていたんだから。 呆然とする人たち。引き留められた私たちも何も言えずに立ち尽くしていた。 その時せつなは暗い道の向こうから誰かがあるいてくるのに気付いた。暗くてよく見えないが体格的に男性だろう。ゆっくりと正面から近づいてくる。 そのうち街頭に照らされて、金髪の頭が見えた。黄色のダウンジャケットも着ている。 どうしてここに彼がいるのだろう。どうせなら見間違いであってほしかった。 しばらくするとみんなも人の気配に気づいてそちらを振り返る。ラブたちも気付いたようだが仮の姿では彼だと分からないようで、知らない人がまっすぐにこちらを見ながら近づいてくることに不思議がっていた。 「あれ?あの人よくカオルちゃんのドーナツ...
  • ラせ1-18
    「おうちでゆうごはん」/◆BVjx9JFTno 「タルト、シフォン、おいで!」 「おぉ、うまそうな匂いやなぁ」 タルトが、引き寄せられるように 入ってきた。 今日は、お父さんもお母さんも お仕事先の集まりで、出かけている。 夕ご飯を、ラブと私で作った。 タルトとシフォンも、一緒に食べよう。 食卓から、湯気が 立ち上っている。 「ラブとせつなの、スペシャルシチューだよ!」 「わぁ、こらあったまりそうやな」 「キュアー!」 たまねぎ、にんじん、じゃがいも。 とり肉、ほたて貝、ブロッコリー。 「いただきまーす!」 いっせいにスプーンを口に運んだ。 「わぁ...」 ひと口食べて、私は思わず声をあげた。 すべ...
  • ラせ1-9
    「PM2 00」/◆BVjx9JFTno 四つ葉町のはずれにある、 クローバーの丘。 「この辺でいいよね!」 「ええ、眺めもいいわね」 敷物を拡げ、風で飛ばないように 四隅に荷物を置く。 今日はテスト後なので、 午前中で学校が終わった。 美希とブッキーは午後も学校があるので、 お弁当を作って、ふたりで外で食べることにした。 お弁当の蓋を開ける。 コロッケのサンドイッチ。 ラブのアイデアで、この間のコロッケを 縦半分に切って、刻んだレタスとあわせて サンドイッチにした。 「わあ、見違えるみたい!」 「でしょ!ラブとせつなの合作だよ!」 風に吹かれながら、 サンドイッチを口にする。 パンに薄く塗られた辛子と、ソースの ...
  • 黒ブキ27
    鏡の中の少女はゆったりと微笑んでいる。 少し下がった目尻に丸い頬。いかにも優しげな、おっとりとした雰囲気。 まるで邪気のない、無垢な天使の微笑み。 (でもね、わたしは知ってるの。) あなたは決して天使なんかじゃない。無垢とは駆け離れた汚濁にまみれた存在だと言う事を。 欲しいものの為ならどんな卑怯な真似も出来る。 己の欲望の為なら親友を裏切る事すら厭わない。 それが誰よりも愛している筈の人をズタズタに切り裂く行為だとしても。 (笑いなさい、わたし。) 彼女の望む笑顔を。 それで今更せつなが安らげる訳ではない事は分かっている。 それでも他に出来る事など思い付かない。言われるままに偽りの微笑みで向き合うしかない。 悲しいくらいに無力な子供だ。逃げ出す勇気すら持てないのだから。 鏡を指でなぞる。ど...
  • 黒ブキ21
    美希はぐすっと鼻をすすり上げる。 あれから美希も祈里も無言になり、どちらからともなく公園を後にした。 何か、言うべきだったのかも知れない。 でも、何て? 美希は自分を過信していた、と思った。 ラブは、美希と話してから瞳に光を戻してくれた。少しは役に立てたのかも。 だから、祈里の役にも立てるかも。いい方向に導けるかも知れない。 そう思った。とんだ、思い上がりに過ぎなかったけど。 「………っう…、うっく………」 喉の奥から嗚咽が漏れる。ダメだ、堪えられない。 美希はしゃがみ込み、ひとしきり泣いた。 (なんでよぉ………。なんで、こんなになっちゃったの?) それでも腹筋に力を入れて泣き声を飲み込む。 えいっ、と立ち上がり少し回りを気にする。 こんなところでしゃがみ込んで泣いてしまっ...
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