オールスタープリキュア!ガールズSSサイト内検索 / 「~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode14:絆」で検索した結果

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  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode14:絆
    四葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode14:絆  まばゆい光を放つ巨大な水晶が、夢のように霧消する。街路樹を片っ端から取り込んで、不気味な大樹となったソレワターセも、一緒に跡形もなく消え失せた。  まだ厳しい顔つきで佇む四人に、誇らしげに駆け寄るタルト。 「よくやったで~、プリキュアの皆はん!」 「キュア~!」  タルトの背中で、シフォンも嬉しそうに両手を上げる。その明るい笑顔に、パッションの顔がゆっくりとほころんだ。 「良かった・・・。」  途端に彼女の姿が淡い光に包まれて、パッションからせつなへと戻る。 「え・・・せつな?」 「せつなちゃん?」  それを見て、ベリーとパインが揃っていぶかしげな声を上げた。  慎重なせつなは、四人の中で決まって最後に変身を解く。それがどうして今日に限って――二人がそう思ったとき、今度はシフォン...
  • 四つ葉になるとき
    ...ょうか? 第10話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに 一六◆6/pMjwqUTk 風雲急を告げる! クローバーボックスに込められた、シフォンへの祈り。あくまでもシフォンとして愛し、護ると誓ったラブたち。願いは一つ。想いよ――届け!! 第11話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode11:ハピネス・エール、プレア・フォロー 一六◆6/pMjwqUTk ハートを一つにすること。それは、自分が弱いままでいいって意味じゃないと思うから。今は、自分を信じる時! 祈里の挑戦が始まる! 第12話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode12:完璧な、彼女。 一六◆6/pMjwqUTk 真っ直ぐに、自分を見て欲しいから。真っ直ぐに、相手を見ていたいから。だからアタシは完璧でありたい。美希の想いは、歌声に乗って少女たちの間に広がっていく。 第13...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに 「この子はインフィニティじゃない。シフォンよ!!!!」  ウエスターとサウラーを睨みつける、プリキュア四人の声が揃う。当のシフォンはキョトンとした表情で、ピーチの腕の中から、去っていく二人の後ろ姿を見送った。 「良かったなぁ、シフォン。一時はどうなることかと思ったで。」  タルトが満面の笑みで駆け寄って来る。その後ろから静かに歩いてくる姿を見て、シフォンがその瞳をキラキラと輝かせた。 「ぱぁぴぃ~!」 「え・・・今、なんて言うたぁ?シフォン。」  タルトが驚いて立ち止まる。ピーチたちも揃って顔を見合わせたとき、ぎゃっ!という小さな悲鳴と、珍しく少し慌てた声が聞こえてきた。 「な、なんじゃ、シフォン。ようその呼び方、お、覚えとったのぉ。」  やって来たティラミ...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode13:幸せのカチャーシー
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode13:幸せのカチャーシー 「ありがとうございました!」  いつもよりも、なお一層張り切ったラブの声に、飛行機の出口で見送る乗務員さんが、ニコリと笑う。 「行ってらっしゃいませ。」  穏やかな声で丁寧なお辞儀をされ、私も慌てて頭を下げて、ラブの後を追った。  飛行機から降りた私たちを、驚くほど暖かな空気が包む。  四つ葉町から遠く離れた南の島に、高速で運ばれた――その実感に、初めてこの世界に降り立ったときの情景がよみがえった。 (異空間ゲートから外に出たら、辺りが眩しくて驚いたっけ。それに空気にも微かに、何だか不思議な匂いを感じた・・・。)  その匂いの正体が、生命力溢れる春の草花の匂いだと知ったのは、しばらく経ってからのこと。「春」も「草花」も、そして溢れんばかりの光も、生まれ故郷のラビリンスに...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode12:完璧な、彼女。
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode12:完璧な、彼女。 ――パン! パン! パン!  乾いた音を立てて、ソレワターセが跡形もなく消失する。  サウラーが歯噛みしながらビルの屋上へと姿を消し、クローバータウン・ストリートは静寂を取り戻した。 「プリキュア~!」  不意に響いた幼い声に、四人は驚いて辺りを見回す。  瓦礫を避けながら、懸命にこちらへ走って来たのは、まだ四、五歳くらいの女の子――さっき、ベンチに座ってクローバーボックスを回していた子だった。キュアベリーに助けられて一旦は逃げたものの、気になって戻って来たらしい。  女の子はベリーの元へと駆け寄ると、少し恥ずかしそうに微笑んだ。 「さっきは、助けてくれてありがとう!」  その言葉に、ベリーも笑顔になる。 「ううん。怪我は無かった?」 「うん! それで……...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode11:ハピネス・エール、プレア・フォロー
    四つ葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode11:ハピネス・エール、プレア・フォロー 冷たいリノリウムの床の上を、ペタペタと歩く。 診察室の横の扉を開ければ、そこは立ち並ぶケージの前。 既に気配を察していたらしい沢山の瞳が、一斉にわたしを見る。 「みんな、おはよう。」 笑顔でそう囁いて、そのひとつに近寄り、扉を開けた。 毎日のように変わる、朝の散歩のパートナー。 今日は、成犬になりたてのシェルティと一緒。 もうすっかり元気になって、走りたくてうずうずしているその子に 手早くリードを取り付け、外に出た。 まだ太陽が昇ったばっかりの、綺麗な薄青の空。 ひんやりとした透明な空気が、わたしたちを出迎える。 いつもの散歩コースじゃなくて、もう少し距離の長いコースを いつものようにペースを抑えず、なるべくこの子のペ...
  • ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode15:星空にあるもの
    四葉になるとき ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode15:星空にあるもの 「うぅ、寒いっ!」  新聞を取りに行ったラブが、そう叫びながらリビングに駆け込む。圭太郎に新聞を手渡し、その足でそろりと台所に侵入。そして、スープをよそっているせつなに後ろから近付くと、その頬を両手で挟んだ。 「うわっ、冷たい!」  せつなが驚きの声を上げる。狙い通りの反応に、ラブは、んふふ~、と得意げに笑った。 「せつなのほっぺた、あったか~い。」 「ちょっと、ラブ!いい加減に手を離してよ。」  両手が塞がっているせつなは、困った顔でラブのされるがままだ。圭太郎は新聞を広げながら、そんな二人の様子を楽しそうに見守っている。 「今朝は特別に寒いなぁ。新聞も、よぉく冷えてるよ。」 「あら、じゃあ今日はみんな、マフラーと手袋、忘れないようにね。ほら、ラブ。ご飯にするわよ。」  あゆ...
  • ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode9:四つ葉町、15時16分発
    ...~終~ ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとにへ続く
  • ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode1:グレーと赤と、赤
    四つ葉になるとき ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode1:グレーと赤と、赤 薄明りの中 寝返りを打って すぐ隣にある横顔を見つめる。 小さなベッドに二人は さすがに距離が近い。 そのせいもあってか 寝付くのにちょっと時間がかかったみたい。 でも やっぱり疲れていたのだろう。 規則正しい寝息と共にあるのは 穏やかで あどけなくさえ見える寝顔だ。 軽く身じろぎしてこちらを向いた 彼女の額にかかる髪を 起こさないように そろりと右手を伸ばして撫でた。 ――ゴメンね。 友達だなんて言いながら この子にしてきてしまった仕打ち。 この子を傷付けたに違いない 数々の言葉たち。 それを思い出して 新たに溢れそうになる涙を ぐっとこらえる。 そのとき 眉間にキュッと皺が寄って わずかに開いた口から 苦しげな息が漏れた。 ...
  • ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode5:笑顔の種
    四つ葉になるとき ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode5:笑顔の種 この世界の人間を見て、最初に驚いたもの――それは、笑顔だった。 お母さんの顔を見上げる、小さな子供の笑顔。 その笑顔にやさしく答える、お母さんの笑顔。 友達同士の賑やかな笑い声や、静かに微笑み合う老夫婦。 ラビリンスでも、人々は感情の表現が皆無だったわけじゃない。 でも、あんな花が咲いたような明るい表情を見たのは、初めてだった。 人はこんな美しい表情ができるのかと、 そこかしこで溢れる笑顔を眺めながら、密かに思った。 やがて驚きが治まると、今度は苛立ちを感じ始めた。 その美しい表情が私に向けられることなど、あろうはずがなかったから。 そして、その笑顔の花を奪い、壊すのが、他ならぬ私の任務だったから。 もっとも、あの頃の私には、どうして笑顔を見ると...
  • ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode4:寄せる波、返す波
    四つ葉になるとき ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode4:寄せる波、返す波 風が出てきたのか、窓ガラスがガタガタと音を立てる。 私はそっと起き上がり、ベッドから抜け出した。 二段ベッドの、私の上の段にはラブ。 隣りのベッドの、上の段には美希。下の段にはブッキー。 昼間の練習で疲れたのだろう。三人とも、ぐっすりと眠っている。 私は静かにガラス戸を開けて、ひとりベランダに出た。 昼間とは違う、少し冷たい感触の木の手摺りから身を乗り出すと、 今は夜と同じ色の私の髪を、不思議な匂いのする風が撫でる。 昼間と違って、黒々とした水を湛える海。 まるでぽっかりと巨大な穴が開いたように、闇は遠くなるほど濃くなって、 空との境界すら、よくわからない。 この世界では、地表の70%は海だと、本で読んだ。 人々は、30%しかない陸地...
  • ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode3:わたしたちの小さな天使
    四つ葉になるとき ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode3:わたしたちの小さな天使 「祈里おねえちゃ~ん!」 小さな影が大きな影を従えて・・・いや、 大きな影と小さな影とが寄り添うように こちらに向かって走ってくる。 弾んだ声と、千切れんばかりに振られるしっぽ。 表現の仕方は違うけど、二人とも喜んでる。 「タケシ君、ラッキー。こんにちは。昨日は大活躍だったわね。」 わたしの言葉に、満面の笑みと、元気な鳴き声が返ってきた。 「うん!おねえちゃんたちのお陰だよ。ありがとう。」 昨日は、ワンちゃんたちの運動会だった。 パッション・キャッチを成功させて、三等賞をもらった張本人が くぅ~ん、と嬉しそうに擦り寄ってくる。 首筋をなでるわたしを見つめる、つぶらな瞳。 この瞳で、かつては彼女を縛っていた闇を見つめ、 今...
  • ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode8:8月31日の絵日記
    四つ葉になるとき ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode8:8月31日の絵日記 「ねえ、せつなぁ!開けてよ~。」  桃園家の二階にある、せつなの部屋の前。固く閉じられたドアを叩いて、ラブは廊下から部屋の中に向かって呼びかける。  ラブの後ろには、きょとんと首を傾げるシフォンと、呆れ顔のタルト。そして部屋の中からは、うんともすんとも、返事は聞こえてこない。 「ねぇ。これからは、どうせ毎日見ることになるんだからさぁ。今見せてくれたっていいじゃん!せつなのケチ。」 「ピーチはん。せやったら、別にどうでも今見んでもええんと違いまっか?」  ため息混じりにそう言うタルトを、ラブは口を尖らせたままで振り返る。 「だって~、早く見てみたいじゃん、せつなの制服姿。きっとかわいいよ!」  新学期まで、あと二日。この前採寸したせつなの制服を、今朝、あゆみが取...
  • ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode2:夕焼けとメロンドーナツ
    四つ葉になるとき ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode2:夕焼けとメロンドーナツ  夏の夜は、なんだか街灯の光までもがあたたかい。こんな夜だから、尚更なのかな。  アタシはシフォンが居なくなって急に寂しくなった両手を、胸の前で組み合わせた。 「ラブちゃんは、やっぱり凄いね、美希ちゃん。」  隣りを歩くブッキーが、ゆっくりとささやくように言う。 「そうね。」  アタシは短くそう答えながら、さっきの光景を思い出していた。 ――もしよかったら、このままうちにおいでよ。  せつなに、そう力強く声をかけたラブ。  そんなラブの言葉を支えるように、穏やかに頷いてみせたおじさん。  戸惑い俯くせつなを、その涙ごとやさしく包み込んだおばさん。  あの三人なら、きっと心から、せつなの家族になっていくだろう。  そして――。 ...
  • 企画書2021
    タイトル:オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021 期間:2021年2月20日(土)~3月14日(日)の23日間 テーマ:「癒し」または「タッチ」 のどか 「ねえ、みんな聞いて。今度のお話し会のテーマは、「癒し」と「タッチ」なんだって。ふわぁ~、楽しみ~!」 アスミ 「お話し会とは、どういう会なのですか?」 ラビリン「プリキュアみ~んなが集まって、テーマを決めてお話しする会ラビ」 ひなた 「何それ。なんかめっちゃ楽しそう!」 ニャトラン「エヘン! そのテーマじゃ、主役って俺たちしか居ないんじゃねーの?」 ペギタン「そんなことないペェ。プリキュアの歴史には、「癒し」の力が満ちてるペェ。ブラック先輩とホワイト先輩の決め技には“プリキュア・レインボー・セラピー”って技もあるし、スマイル先輩たちの決め技には“レインボー・ヒーリング”があ...
  • ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode7:タルト、またまた危機一髪!?(後編)
    四つ葉になるとき ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode7:タルト、またまた危機一髪!?(後編) 「ナケワメーケ!」  淡いグレーの身体に、太くて長い尻尾。何だか刺々しいものに変化している、水色の襟飾り。胸に黄色いダイヤを貼り付けたその怪物は、憎悪に満ちた真っ赤な目で、こちらを睨む。  呆然としたせつなとラブが、思わず一歩、二歩と後ずさったとき。 「ラブ!」 「せつなちゃん!」  足音と共に、二つの声が近付いてきた。 「美希たん!」 「ブッキー!」  駆け付けた美希と祈里も、怪物の姿に息を飲む。 「これって、まさか・・・。」 「タ・・・タルトちゃん・・・なの?」  あっけにとられる四人の前で、怪物は街路樹を踏み倒し、逃げ惑う人々に迫る。それを見て、ラブがぐっと歯を食いしばった。 「みんな、変身よ!タルトを助ける...
  • ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode6:タルト、またまた危機一髪!?(前編)
    四つ葉になるとき ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode6:タルト、またまた危機一髪!?(前編) 「日本を訪れていた、めくるめく王国ご一家が、本日帰国の途に就きました。」  夕食の後片付けをしていたせつなは、テレビから聞こえてきた声に、顔を上げた。画面には、たくさんの見送りの人々に囲まれた国王と王妃、それに二人の間でニコニコと手を振るジェフリー王子の姿が映っている。 「今回の滞在は比較的長く、ご一家は日本を満喫された模様です。  中でもジェフリー王子は、その流暢な日本語のみならず、綿あめや輪投げといった日本の庶民文化にも通じているなど、その日本通ぶりで我々を驚かせ、喜ばせてくれました。  何と言っても、その愛らしい笑顔に魅了された人は、数知れません。」  各地を巡ったときの、ジェフリーの映像が流される。縁日らしき場所で、綿あめを口にする姿。小学校の子供た...
  • あの海から始まる物語
    あの海から始まる物語(全5話・完結)  クリスマスパーティーの夜。ラブの家にお泊りして四人でパジャマパーティーのはずが、祈里の具合が悪くなり・・・。  そう、それが全ての始まり・・・ううん、この物語はあの海から、既に始まっていたのです。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 【良薬口に甘し】 恵千果◆EeRc0idolE 第2話 【穏やかな陽射しの中で】 恵千果◆EeRc0idolE 第3話 【夕涼み】 恵千果◆EeRc0idolE 第4話 【始まりのご褒美】 恵千果◆EeRc0idolE 第5話 【人魚姫の鍵】 恵千果◆EeRc0idolE あの海から始まる物語(外伝:episode.0) レス番号 作品タイトル 作者 備考 外伝 【桃色天使は小悪魔だった~バスルームの誘惑~】 恵千果◆EeRc0idolE R18
  • プリキュア VS ディケイド(VIII)
    プリキュア VS ディケイド(VIII)  …………  ディケイドとキュア・パインは、ナケワメーケ化したアンデッドの王と対峙していた。  手にした“ピーチ・ロッド”を構えるディケイド。 しかしそこに剛剣が振り下ろされて、慌てて横に飛び退く。  体勢を崩したところを再び斬撃が襲う…。 が、前に出たパインが、その剣の根元をがっしりと受け止めていた。 「ディケイドっ!」 「大したパワーだな。 助かるっ」  そう言ったディケイドの手に、何かの“端末”が握られていた。  モニタに並んだアイコンを、指先が順にタップしていく。  “KUUGA”   “AGITO”    “RYUKI”     “FAI S”      “BLADE”       “HIBIKI”        “KABUTO”         “DE...
  • 【蒼い炎】
    Tears of the clover:episode.3 最近せつなに元気がないのよね…。 『ラブと喧嘩でもした?』 アタシは何となく心配で、せつなにメールしてみたんだけれど。 その夜は、いくら待ってても返信は来なかった。 翌日、アタシは学校帰りに偶然見てしまった。 ラブとブッキーがキスしてるところを。 なるほど。せつなの元気のない理由って、これだったのね。 ラブは、昔からブッキーを可愛いがっていたし、ブッキーはいつもラブのお尻を追いかけてたっけ。 一時期、アタシに熱を上げていた時もあったけれど、今思えばあれは、ラブを忘れるためにアタシに逃げていたのね。 ラブはきっと、ブッキーを愛してる自分にも気づいてしまったんだろう。 それは確かにずるい行為だと思う。 でも何となくわかる気がする。 アタシも小さい...
  • 【眠れる恋】
    Tears of the clover:episode.2 小さな頃から、いつもふたりを追いかけていた気がする。 ラブちゃんと美希ちゃん。 私にとって、ふたりは憧れのひとだ。 全くタイプは違うけど、ふたりはいつも私を守ってくれる王子様みたいな存在だった。 けれどいつの頃からか、ラブちゃんにはせつなちゃんという親友が出来て、親友以上の関係になって…。 そんなふたりの姿に触発された訳じゃないけれど、美希ちゃんと私はふたりで会う機会が自然に増えて、いつのまにか私は美希ちゃんに恋心を抱くようになっていた。 先月くらいだろうか。 私は自分の気持ちを、恋の先輩としてラブちゃんに相談してみたんだけれど、その頃くらいから少しずつ、ラブちゃんの態度がおかしくなっていった。 せつなちゃんと付き合い出してからぱったりと途絶えていた...
  • 【花火のあと】
    Tears of the clover:episode.6 何だか…帰りたくない。夕暮れの公園。 ブランコに乗り、秋風に吹かれている少女、東せつながいた。 もうどのくらいこうしているのだろう。 明るかった空は夕闇に染まり、気づけばすっかり薄暗くなっている。 秋とは言えど、風は随分冷たくなっており、指先は冷え切って感覚がなくなっている。 帰らなきゃ…。 重い腰をようやく持ち上げ、せつなはのろのろと歩き出す。 しばらく歩いていたものの、急に何事か思い立った彼女は、桃園家へと続く帰路を横道にそれた。 辿り着いた先は、何度か訪れたことのある家。 寒さに震える指先で、せつなはインターホンを鳴らす。 『…ハーイ』 しばらく間を置いて、聞き慣れた声が迎える。 「あ、美希?…せつなで...
  • 【不器用なキス】
    Tears of the clover:episode.1【不器用なキス】 「ふぅ…」 公園が夕暮れ色に染まるなか、アタシはひとり寂しく、カオルちゃんのドーナツカフェでため息をついた。 「どうしたお嬢ちゃん、ため息ついたら幸せが逃げてくよ、グハ!」 「カオルちゃんは悩み事とかなさそうだよね…」 「オイオイ、これでもオジサン、お嬢ちゃんよりも人生の先輩なワケだ。君たちくらいの頃もあったんだぜ」 めずらしく先輩風を吹かせるカオルちゃんに、アタシは意地悪く尋ねた。 「じゃあ聞くけどさ、好きな子を振り向かせるにはどうすればいいの?」 「ウッ…急に腹が痛みだした…悪いがお嬢ちゃん、店じまいだ」 カオルちゃんはそう言うと、慌ててお店を閉め、帰ってしまった。 何よ。 「ふぅ…」 幸せが逃げてく、か。 今のアタシに、逃げるだ...
  • 【穏やかな陽射しの中で】
    あの海から始まる物語:episode.2  クリスマスが終わり、久々に皆で集まったドーナツカフェ。  時折、美希とラブは視線を絡め、見つめ合い、頬を赤らめる。  微笑み合い、じゃれあい、肩を寄せ合う。  当然のように隣り合わせに座ったテーブルの下では、お互い膝小僧をくっつけ、こっそり手を繋いでいた。 「せつなちゃん……美希ちゃんとラブちゃんって、何だか……」 「ブッキーも気づいた?」 「だって、あまりにも……」 「……そうよねえ?」  せつなと祈里には、どう見ても美希とラブの2人が恋人同士に思えてしまう。  公然といちゃついているのだから、当然と言えば当然の結果だった。  いつの間に、そうなったんだろう。全然知らなかった。祈里は考える。  最近になって、2人が想い合っていることに...
  • 【かくれんぼ】
    Tears of the clover:episode.5 とうとうあたし、祈里を抱いてしまった。 祈里の部屋から帰りながら、さっきの行為を振り返る。 濃密な時間、祈里の喘ぎ声、涙…。 めまいがするくらい強い後悔に襲われるが、それと同じくらい甘美な記憶が身体の中で吹き荒れる。 祈里は何も言わず、あたしを受け入れてくれた。 あたしに応えてくれる祈里は、なんて綺麗だったのだろう。 それに比べてあたしは… せつなという恋人がいながら祈里を抱いた自分に、我ながら情けなくなった。 でも、どうしても欲しかった。 祈里に美希が好きだと聞かされてから、あたしは焦っていた。 彼女をどうしても失いたくない。その思いに支配されてしまった。 くちづけたら満足できると思ったのに、もっと欲しくなって、心も身体も、祈里の全部が欲しく...
  • 【ひと時でいいから】
    Tears of the clover:episode.4 あれから私は、どんどんおかしくなっていく。 考えることと言えば、ラブちゃんに触れてほしい、そのことばかり。 ラブちゃんにまたキスしてほしい。 キス以上のことも… 示し合わせた訳ではないのに、ふたりで過ごす時はなぜだか、せつなちゃんのことは話さなくなっていた。 まるでそれが暗黙の了解のように。 だって、私はずるいから。 せつなちゃんの名前を出せば、私を選んでと言いたくなる。 だけどそれは、終焉を意味するも同然。 ずるい私は、終わりにしないために敢えて沈黙を選んだのだから。 ラブちゃんを困らせたら、ふたりっきりで会ってもらえなくなるのは分かってた。 ラブちゃんにとって、せつなちゃんは永遠の恋人。 別れるなんてありえない。 だから、決めた。 例え...
  • Mission of Lace
    Mission of Lace  あゆみは腕時計を見た。11 時半を過ぎた。間に合うだろうか。 「ごめんね。急いではいるんだけど」  つかまっている腕の力が緩んだのでそう気づいたのだろう、十六夜リコが前を見たまま言った。 「ううん。ありがとう」  箒で飛ぶこと自体は魔法の力によるものだが、ワープするわけではない。確かに、街の景色は足元を高速で流れていき、それは列車などよりは早いのだが、飛行機には遠く及ばない。 (お願い。間に合って)  もう二度とフーちゃんのことを忘れるわけにはいかない。それは、絶対に、だめだ。 「なんか嫌な感じがする」  花海ことはが険しい表情で言った。朝日奈みらいやリコは感じなかったが、すこやか市が近づくにつれて、ことはの不快感は強くなっていく。 「ひょっとしたらもうプリキュアたちが戦ってるのかも」  みらいの箒を握る手に力がこもった。変身し...
  • 【夕涼み】
    あの海から始まる物語:episode.3 「せつなちゃん、今度夕涼みに行かない?」  こう言って、ブッキーが私を誘ったのは、6月に入ってすぐのことだった。  もちろんすぐにOKしたけど、誤解しないで。断る理由なんてないからよ。  別に、ブッキーから誘われて、嬉しかったとかじゃないんだから。  やだ。私、どして自分に言い訳してるのよ……。  けど、よくよく聞いてみると、どうも2人っきりじゃなくて、4人でってことらしいの。  なあんだ……。  あれ?どして?何ガッカリしてるの私……。  一体何だろう、このヘンな気持ち。  ともかく、4人で夕涼み。夕涼みってどういうもの?何をするのかしら。  初めてのことをするのって、何だかとっても楽しみね。  約束の日、私とラブはお母さんに浴衣を着せてもらい、美希とブッキーが来るのを待...
  • 【人魚姫の鍵】
    あの海から始まる物語:episode.5  アカルンを起動したせつなが、祈里を連れて来た場所。  そこは海だった。  優しく打ち寄せる波が、夕焼けに紅く染められていく。水平線には今にも陽が落ちようとしていた。  せつなは心の中で呟く。  美希、疑ぐった上に置き去りにしちゃってごめんなさい。ラブ、私たちのことを考えてくれてあんな嘘を……。ふたりとも、ありがとう。 「ここは……?」  祈里はキョロキョロと廻りを見渡すと、せつなに向き直した。 「覚えてる?一年くらい前に来た場所よ。  私にとって、とてもとても大切なところよ」  せつなは祈里を見つめながら、話し始める。 「あの日、あなたはあたしに優しくしてくれた。笑ってくれた。一緒に踊ってくれた。  あの時から、私の胸の中には……ずっと、あなたがいた」...
  • 【始まりのご褒美】
    あの海から始まる物語:episode.4 「美希ちゃん……わたしって、魅力ないのかな?」  幼なじみの少女、ブッキーこと山吹祈里が急にそんなことを言い出した。  何やら相談があると言って呼び出された公園のベンチに、ふたりで腰をかけて数分後のことだ。  アタシは何だか微笑ましくなって、つい破顔しそうになる。  最近悩んでるみたいだとは感じてたけど、こうまであからさまだと、もう可愛いにも程がある。  けど、ここで笑っちゃブッキーにあまりにも失礼だから、アタシはぐっと我慢してた。  けれども、ふと気づく。  笑いそうになりながらもそれを必死の思いでこらえているアタシを、恨めしげに見ているブッキーの冷たい視線。 「美希ちゃん……今の聞いてた?」 「ももももちろんよ!魅力がないなんてとんでもない。幼なじみって贔屓目を差し引いても、ブッキ...
  • マナとジコチューの女王
    マナとジコチューの女王 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 マナとジコチューの女王・序章 ドキドキ猫キュア 1000年の時を経て、再び世界を襲ったプロトジコチュー。その闇は、プリキュアたちの活躍で打ち払われたはずだった。しかし、再び……? 第2話 一章 蘇る闇 ドキドキ猫キュア ある夜。真っ暗な空間で、再びうごめき出す怪しい影。彼らは一体、何者なの? 第3話 二章 平和な日常 ドキドキ猫キュア プリキュアとしての戦いが終わり、ようやく静かな日常が戻ってきた……と、思ったのは甘かった!六花の悩みの種は、相変わらずプリキュアとして人助けに大忙しな毎日と、そして……。 第4話 三章 寂しさに耐えて ドキドキ猫キュア このままマナにべったりでは、レジーナのためにならないのではないか。だって、レジーナは……。六花の決断に、マナは?レジーナは?そして、それを見ていた亜久里は……。 第5話 ...
  • プリキュア VS ディケイド(VII)
    プリキュア VS ディケイド(VII) 「この子たちの言う通りだ…」  士が前に出る。  擦り傷を作った顔に、土埃で白く汚れたコート。 しかし、その威風堂々とした様は、まさに世界を超越した者の姿だった。 「俺は今まで、いろんな世界を巡り、そこで戦う奴らと出会って来た。 姿も、力も、技も違う奴らだったが、戦う気持ちは皆同じだった」  そしてラブたち3人を見る。 「愛と、希望と、平和への祈り。 …この子たちの事だ」  きょとんとするラブたち。  士は“ディケイドライバー”のバックルを構える。 「そういうの別に嫌いじゃない。 俺も少しだけ、そんなビートにノってみたくなった」 「フン。 くだらない」 「やめておけ」  今度は士が、イースを指差す。 「何だかんだ言っても、お前も悪にはなりきれない奴...
  • 黒ブキシリーズ
    黒ブキシリーズ 祈里の背徳。せつなの痛恨。ラブの自責。美希の憂色。 ――この物語は、”黒”から始まる―― レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 堕天使の罠 黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18 第1期開始 第2話 暗闇の入り口 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第3話 心の距離 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第4話 情事 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第5話 胸にある答え 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第6話 君を離れ 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第7話 祈り 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第8話 ただ、好きだから 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第9話 心まで抱き締めて 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第10話 目隠しの気持ち 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第11話 水底の罪人 黒ブキ◆lg0Ts41PPY 第12話 動き出した時間 黒ブキ◆lg0Ts41...
  • ⇒maple
    カテゴリー名【ラブとせつな】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 旧39 自分を知ることから始めよう maple この世界で知った「おもしろい本」をラブに読み聞かせるせつなと、そんなせつなを実に自然体で受け止めるラブ。読書とホットミルクが似合う、二人の秋の夜のひとコマです。 カテゴリー名【フレッシュ:SSS(小ネタ、独白、掌編等)】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 旧75 重い 軽い maple 手を伸ばそうか、やめようか。本屋の一角で一人逡巡するせつなに、掛けられた声。振り向くと、そこにあったのはどこかで見たことのある顔だった――。26話『4つのハート! 私も踊りたい!!』の、もしかしたらの前日譚。 カテゴリー名【スマイルプリキュア!】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 旧32 くもがくれ maple 昔人の みそひともじに 籠めし心 幼馴染(とも)が呟く ただ切なし...
  • 【月だけがそのすべてを見ていた】
    Tears of the clover:episode.7  美希にお礼と別れを言うと、せつなは桃園家へと歩き出した。  アカルンで帰れば早いのだが、月が綺麗だったので何となく歩きたい気分になり、舗装されたアスファルトの小道を黙々と歩く。歩きながらせつなは考える。  ラブとのこれまでの様々な出来事。イースとして使命を帯び、コードネーム『東せつな』として近づいた出会い。少しずつラブを知っていき、自分が自分で無くなっていく感覚。ラブとメビウス、その両方への相反する想いで心がふたつに裂けてしまいそうだった。  スタジアムのあの日、ラブはそんな自分を抱きしめてくれた。壊れかけた心ごと、強く強く。  美希と話して本当に良かった。ラブへの揺るぎない想いに気づくことが出来て、今、せつなの感情は澄みわたっていた。 「せつな…ちゃん?どうしたの、こんな...
  • 赤い翼の輪舞曲――崩壊の序曲"The Day the World Ended" ――
    赤い翼の輪舞曲 第9話――崩壊の序曲"The Day the World Ended" ―― 「驚いたわ。こんな移動方法があるなんて」  せつなは、響、奏、アコと共に、メイジャーランドに続く鍵盤の上を滑空していた。  この鍵盤は、加音町とメイジャーランドを繋ぐ“通路”であると同時に、不可視の力場で利用者を運ぶ、“乗り物”としての機能を備えている。  不思議なことに、かなりの速度で飛んでいるにも関わらず、風で視界が遮られることもなく、Gで身体が圧迫されることもない。 (パイプラインのようなもの? でも、これは科学技術じゃないわ。スウィーツ王国のような、神秘的な力の働きを感じる) 「こんな方法? わたしには、他の方法があることの方が信じられないけど」 「う~ん、方法がどうこうっていうか……」 「異世界が現実に存在して、実際に移動できる...
  • プリキュア VS ディケイド(IX)
    プリキュア VS ディケイド(IX)  ………… 『アアアア~ンデッドォ!』  “ヒーリング・プレアー・フレッシュ”を破壊し雄叫びをあげるアンデッド・ナケワメーケを見て、パインは腰を抜かしそうになる。  司令塔であるイースを失った事と、パインの決め技で受けた苦痛とで、アンデッド・ナケワメーケは暴走を始めていた。  手にした剛剣をヘリコプターのように高速回転させながら、相撲取りのようにしこを踏んで地響きを起こしている。 「だめっ! 大きすぎて、浄化しきれない!」 「なら、こっちもでっかく行くか」  コンプリート・フォームのディケイドが、腰に位置したディケイドライバーに次なるカードを差す。  “FINAL FORM RIDE ....  PRECURE !!” 「ちょっと、くすぐったいぞ」 「はいっ?」...
  • イエローハートの証明
    イエローハートの証明  せつながラビリンスに帰還して四か月。  四つ葉町に、再びナケワメーケが現れたというニュースが流れる。  駆け付けたラブ、美希、祈里が見たものは・・・。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 ナケワメーケ、再び!? 一六◆6/pMjwqUTk 第2話 四つ葉町に残りしもの 一六◆6/pMjwqUTk 第3話 ホンモノの、不幸の世界 一六◆6/pMjwqUTk 第4話 現れた男 一六◆6/pMjwqUTk 第5話 小さな手がかり(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 第6話 小さな手がかり(後編) 一六◆6/pMjwqUTk 第7話 ダイヤの行方 一六◆6/pMjwqUTk 第8話 御子柴邸へ! 一六◆6/pMjwqUTk 第9話 地下に眠るもの 一六◆6/pMjwqUTk 第10話 不幸の中へ 一六◆6/pMjwqUTk 第11話...
  • 現5-145
    『キラパティ・ウォー!』/Mitchell Carroll 角谷会長「おー、よく来たねー。試合も終わって皆おなかペコペコだからさ、じゃんじゃん頼むよ」 いちか「まっかせといて下さい!さあみんな、レッツ・ラ・クッキ~ング!」 ビブリー「なぁ~にハリキッてんのよ、ダッサ!あたしなんか、この大人数を前にして、おしっこチビっちゃったっていうのに」 シエル「泣きゴト言ってる暇は無いわよ。卵、運んで来て」 ひまり「今日は私、たとえ肘が壊れても、泡立て続けます!!」 あおい「その意気だ、ひまり!」 ゆかり「ウッフ♥」 あきら「ちょ、ちょっとゴメン。作業できないんで、離れてもらっていいかな....?」 阪口桂利奈「困った顔もステキ~」 大野あや「私の人生もデコってもらっていいですか?」 河嶋桃「ほらほら、散った散った」...
  • フレッシュ:複数キャラクター【1】
    フレッシュ:複数キャラクター【1】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 複数1 「告解:Confession」 ◆BVjx9JFTno みんなと一緒にダンスをやってみようと決めた。クローバーの一員に迎えてもらった。でもこのままじゃ、私はあの人のレッスンは受けられない。だから……。26話『4つのハート! 私も躍りたい!!』後日談。 複数2 「Stay Together」 ◆BVjx9JFTno 「素晴らしい幸せが訪れます」あの時の占いはでたらめだったけど、もしも今占ったら、一体何が見えるのだろう? 水晶玉をイメージして集中するせつなに、見えてきた幸せな未来とは? 複数3 「自由ね、貴方たち」 ◆BVjx9JFTno みんなでいろんなところに行くのって楽しい。普段と違う場所だって、モデルとして、立ち居振る舞いは完璧にしてみせるんだから……って! あなたたち、何やってるの!? 唯一の常識人(...
  • 美祈3
    「pieces」/◆BVjx9JFTno ダンスレッスンに、 今日も美希ちゃんは来ていない。 ここのところ、撮影が目白押しで 美希ちゃんは忙しそう。 週末は泊まりがけでロケだって。 先月の雑誌にも、美希ちゃんが たくさん載っていた。 アウトドア特集での爽やかな笑顔。 乗馬体験での、おっかなびっくりな顔。 大人っぽいドレスを着て、すました顔。 どの美希ちゃんも、とても魅力的。 写真を見ていると、ふっと不安になる。 私を好きって言ってくれたけど、 美希ちゃんは、華やかな世界で生きてる人。 雑誌の写真だって、男のモデルさんに ご飯食べさせたり、みんなで肩を組んで にっこり笑っている表情が、とても自然で。 こんな人たちが居るところなら、 出会いだってたく...
  • 赤い翼の輪舞曲
    赤い翼の輪舞曲    このお話は、『フレッシュプリキュア!』と    『スイートプリキュア♪』とのコラボ作品です。    翼をもがれた鳥、幸せの赤い翼に続く同じ世界観で描かれた外伝です。    未読の方は、前2作から先に読まれることをお奨めします。  レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 赤い翼の輪舞曲――ラビリンスからの誘い―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第2話 赤い翼の輪舞曲――新たなる戦い(前編)―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第3話 赤い翼の輪舞曲――新たなる戦い(後編)―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第4話 赤い翼の輪舞曲――ひとつながりの世界―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第5話 赤い翼の輪舞曲――異世界からの来訪者―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第6話 赤い翼の輪舞曲――ようこそ、加音町へ!―― 夏希◆JIBDaXNP.g 第7話 ...
  • Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1-
    Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1-  私はみんなを、助けられるだろうか。  たった一人でも、想いを届ける力で、みんなの希望になれるだろうか――。  春も近づくある日。他のプリキュア全員に異変が……!?  キュアエコー、大活躍です! レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1- 予感 makiray 何かおかしい。きっと何かが起こっている。だったら、私がしっかりしなくちゃ……! もうすぐプリキュア全員でのお花見大会。そのことで、先輩プリキュアたちに連絡を取ろうとしたあゆみだったが……。 第2話 Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1- 巨人 makiray 宇佐美いちかを訪ねて苺坂を訪れたあゆみ。その目の前に、黒い巨人が現れる!...
  • One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (6)
    One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (6) 「すごいね!  すごいよ、エコー!」 「でも、本当に私だったんでしょうか。みなさんの――あっ」  キュアビューティの体が傾く。今のビューティ・ブリザードで力を使ってしまったせいだった。その手をキュアエコーが掴んで支える。  暖かい。いや、それだけではない。体の中の力が蘇ってくる。軽いめまいと、力の入らなかった足が嘘のようだった。体中にみなぎる力に、かすかに頬が染まる。 「これも、あなたの」 「私が?」  キュアエコーは自分の技のことをまったく知らないようだった。それはそうだろう。変身したのはこれで二度目。戦いに参加するのは初めてなのだ。 「エコー、すごい!」  キュアハッピーは同じ言葉を繰り返した。感激してかキュアエコーをハグして喜んでいる。 「私、みなさんのお手伝いができるんですね」 「そうみた...
  • オールスタープリキュア!絆わんだふる!春のSS祭り2024
    オールスタープリキュア!絆わんだふる!春のSS祭り2024 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競作11-1 『絆わんだふる!春のSS祭り2024~開幕~』 夏希◆JIBDaXNP.g 知らない街の通りを、ひとりぼっちで歩くこむぎ。途方に暮れる彼女の前に、一人の少女が現れて……。『オールスタープリキュア!絆わんだふる!春のSS祭り2024』これより開幕です! 競作11-2 『ワンダフルな桃園家』 ギルガメッシュ 転校したばかりなのに、せつなはスポーツも勉強も本当に凄い。あたしはそれが嬉しくて、そしてほんのちょっぴり……。せつなと一緒に学校から帰って来たラブ。ドアを開けると、そこには――! 競作11-3 ふたりの今がわんだふる! 変身、キュアワンディ! りとるぶたー こむぎとの楽しい毎日。でもある朝、急に怖くなってしまった。だって私は何度も見て来たんだもの。繰り返される悲しみの光景を――...
  • 赤い翼の輪舞曲――決戦! 悲しみを刃に変えて!!――
    赤い翼の輪舞曲 第12話――決戦! 悲しみを刃に変えて!!―― (呼吸が、できない)  それは問題ない。  せつなの状態でも五分、イースならその数倍は息を止められる。 (真っ暗で、何も見えない)  それも構わない。  暗闇こそは、自分の本来の住処なのだから。 (身体が、思うように動かせない)  それがどうしたと言うのだろうか?   もがき、苦しむのは自分の宿命。生まれた時から自由なんてなかった。  だけど、 (頭が……割れるように痛い!)  フュージョンの体内の、分解機能が働いているのだろう。  肉体の痛みならば、いくらでも耐えられる。けれど、悲鳴を上げているのは、イースの存在そのものだった。  心も、身体も、全てが砕け散っていくような気がした。まるで荒れ狂う大海に、ボート一艘で挑むような――そんな、絶望的な戦いだ...
  • ドキドキ猫キュアの140文字SS【3】
    ドキドキ猫キュアの140文字SS【3】 1.くしゃぽい/ドキドキ猫キュア ベール「今日でお前らも最後だ、フハハハハ♪」 ボロボロのハート達 ありす「許しません・・・」 ベール「たった一人で何が・・・」 見せられません ボーリング中のイーラ「ベールの気が・・・消えた!?」 2.大切な思い/ドキドキ猫キュア 私はあなたの歌が好きです 王女様にそう言われて嬉しかった。もっと歌を届けたいと 思った。 私が歌を好きになれたのはあなたのおかげです。私はあなたに愛をいっぱい貰いました。 天国の王女様にも届きますように・・・そう思いながらまこぴーはステージに向かった。 3.岡田の活躍/ドキドキ猫キュア 左遷されてる間に国が大変な事になって岡田人間界へ ↓ 女の子に手を出す岡田。そして育児放棄 ↓ 正体ばらしたと思ったら...
  • 帰ってきたせっちゃん
    帰ってきたせっちゃん    TV本編後日談。東せつなの日常を描いたシリーズです。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。素直な気持ち――』 夏希◆JIBDaXNP.g せつなが居ない。この世界のどこにも、せつなは居ない。せつなが自分の夢を見つけたんだから、これでいいって思ってた。だけど――! 本当の気持ちが抑えきれず、駆け出すラブ。その時、ラブの手の中に何かがふわりと舞い降りて……。 第2話 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。幸せを学ぶために――』 夏希◆JIBDaXNP.g 毎日この部屋を掃除する時間は、一日で一番寂しくて、そして大切な時間。あの子がいつ帰って来てもいいように。だって、ここがあの子の家なんだから。そんなある日、玄関から再び幸せが舞い込んで……。あゆみお母さんの、娘への思いを。 第3話 『帰ってきたせ...
  • フレッシュ:SSS(小ネタ、独白、掌編等)
    フレッシュ:SSS(小ネタ、独白、掌編等) レス番号 作品タイトル 作者 備考 SSS1 「出発前夜」 ◆BVjx9JFTno 大好きな部屋。大好きな家族。大好きな仲間――。この目に焼き付けて、ずっと覚えていたい。たとえ命を落とすことになっても、みんなに貰った抱えきれないほどの幸せは、この胸に抱いていくから……。42話『ラビリンスからの招待状!』決戦に赴くせつなの思い。 SSS2 「家路」 ◆BVjx9JFTno 寒くてコートの襟をかき合わせても、カバンの中の包みのことを考えると、自然に頬が緩む。プレゼントの包みは、今年から三つ。幸せと温もりが増えた我が家へ、さぁ帰ろう――。桃園家の心ぽかぽかのクリスマスを、あの人の視点で。 SSS3 「遅い目覚め」 ◆BVjx9JFTno 「一緒に笑い合う時間が無いのが、残念だ……」自分は気付くのが遅過ぎた。でもせっかく気付けたのだから、せめて最期は...
  • One Step Beyond ―キュアエコーの方法―
    One Step Beyond ―キュアエコーの方法―  ――フーちゃん。   フーちゃんがいつも見守ってくれてるから、あたし、今日も少し勇気が出せたよ――。  新しいプリキュアが誕生したとの情報を受けて、みゆきたちの元へポップがやって来た。  「不思議でござる。スマイルパクトは、五つしかないはずなのでござるよ。」  まずは本人に会って話を聞いてみようと、みゆきたちはあゆみの元へ向かったのだが……。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (1) makiray 第2話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (2) makiray 第3話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (3) makiray 第4話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (4)...
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