手作業で行っている作業のうち、PCやスマホで行っているものは極力自動化してしまったほうが、当然作業効率はあがる。
また、作業効率だけでなく、忘れずにやる、リマインダとして設定する、という方法もある。
心得
まずはシンプルにする。やめる。
まずは、普段の行動をよく観察する。いきなり実装しない。そもそもその作業はなんのためにやっているのかを問う必要がある。
自分で実装する必要があるのか。
IFTTTのような、webサービスの連携サイトもある。コレ自体も実装といえば実装だが、自分でサーバをたてて、プログラムして、と比べれば極端に工数は減る。
細かく制御したければ、自分でプログラムする必要はあるだろうが、そこは「シンプルにする」原則がある。まず、ムダを排除する。
OUT/INのバランス
正直、ここを問い出すと自分ひとりのための実装はあんまり効果が出ないことは多い。OUT(OUTPUT)は、IN(INPUT)を素人が作った場合に比べると乏しいことが多い。ただ、学び自体もOUTPUTと見るなら、長い目で考えて、少しずつ始める。
ある程度の根気、OUTPUTをすぐには求めない。少し緩めて。
前項の通り、準備期間は必要。環境整備だけで、丸1日かかることもある。環境整備だけなので、OUTPUTはない。そこだけみると、確実に不採算事項。さらに、ここからプログラミングしていく時間がかかる。1分の作業を自動化するのに10時間かけたとして 10*60分、毎日やる作業でも2年弱使わないと元が取れない。そう考えると、ならやらないほうが、、、という考えも当然。
しかし、やらないといつまでもやらない。10%の複利は7回で、1%の複利は70回で2倍になる。もっと低くて、0.1%の効率化かもしれないが、コツコツと。
自動化ツール群
Web連携
トリガと実行先
自動化として、個人的に一番重要な要素と考えるトリガ。何をきっかけとして発火させるか。これが面倒だと使うシステムにならない。
見方を変えて、各システムが何をトリガにできるか?と見ると、そのシステムが時刻のトリガを持っていなくても、つないでいくことで結果的に自動化システムが組めるようになる。
時刻による自動実行
- Google Apps Script : 1時間単位で。
- IFTTT
- Zapier
- Automate
- cron (Linux)
Post
ボタン
- ショートカット(iOS)
- IFTTT(iOS, Android) : Androidなら、ウッジェットとして、任意の場所に設定可能。一方 iOS の場合はウィジェット用画面に並んでしまう。
メール
タスク登録などを取り扱うサイトでは、大概メール登録は行ってくれる。なので、ここではその視点はさておいて、メールを送ることで、もう少し複雑な(自由度のある)タスクをこなすことに使えるか、を考える。
- IFTTT
- Google Apps Script
- 正確にはメールをトリガにするわけでなく、ある時間間隔で特定の条件に対するメールが来ていたら実行する、という形になる。あまりに多くの操作を実行すると、実行回数エラーが出ることになるので、注意が必要。
- メールフィルタを使って、IFTTT(などのサービス)に転送して、そこでさらにトリガを掛ける、ということもできる
RFID
その他
IFTTT, Zapier,
Automate などは自動化のためのツールであり、場所やら天気やら、いろんなものでトリガをかけてくれる。
最終更新:2019年12月31日 18:37