大切な成人式。
一生に一度のその日を、最高の装いで迎えたい。そんな想いを形にするのが、礼装である留袖と、それを引き立てるヘアアクセサリー(
桃木のかんざし)の選択です。
留袖に合わせる簪は、単なる飾りではなく、その人の品格や美意識を表現する重要なポイント。特に、格式高い場にふさわしい縁起物として、「桃の簪」
は古くから愛用されてきました。
かんざし U字
桃の木は、古事記にも登場する神聖な木。邪気を払い、清らかな気を授けてくれると言われています。まさに新たな門出を祝う成人式にふさわしいモチーフです。そんな桃の木を素材に、日本古来の吉祥文様である花や、神の使いとして知られる霊鹿、そして繁栄のシンボルである兎をあしらった簪(
かんざし
普段使い)は、伝統の美を現代に伝える逸品です。
例えば、髪を結い上げたところに、桃の花と霊鹿の姿をあしらった落ち着いた色合いの簪を挿せば、しとやかでありながらも存在感のある仕上がりに。留袖用としてデザインされたものは、全体のバランスを考え、髪型を美しくキープするように作られています。
「普段使い」の可愛らしさとはまた違う、大人の女性としてのたしなみと気高さを感じさせる桃の簪。
柘植
ブレスレット一生の思い出となる写真のなかで、それはきっと、あなたの美しさを静かに引き立ててくれるでしょう。
格式と縁起を兼ね備えた「桃の簪」で、あなただけの特別な一日を彩ってみてはいかがでしょうか。
最終更新:2025年10月09日 17:33