Break Card WIZ-DOM 2F/2C イレイザー/スカラー 3/(3)/3 キャパシティ+1/シールド/ドロー+1 ≪ダメージ置き場と捨て札置き場にあるカード全て≫のテキストを無効化する。 ≪このカード以外の、ダメージ置き場と捨て札置き場にあるカードに対して発揮されるテキスト全て≫を無効化する。 ≪ダメージ置き場の枚数を参照するテキスト全て≫を無効化する。 メインフェイズの間、≪デッキにあるカードに対して発揮されるテキスト全て≫を無効化する。 No.2448/2453 Rarity:R/SP Illustrator:[[きみづか葵]] Expansion:[[正義の鼓動]] **カード考察 非常に広範囲にわたり様々なテキストを無効化するため、扱いの難しいカードである。 ここでは個別に「どの[[アビリティ]]がどのようなテキストを無効化するのか」の解説に留めたい。 「≪ダメージ置き場と捨て札置き場にあるカード全て≫のテキストを無効化する。」の解説。 アクエリアンエイジには[[ダメージ置き場]]から使用宣言するカードや、[[ダメージ置き場]]にある事で効果を発揮するカードがある。 主にそういったカードのテキストを無効化する[[アビリティ]]である。 [[フェニックスナイト“リュディヴィーヌ・アンカ”]]の[[ダメージ置き場]]からのセット宣言や、[[皇帝の威光]]の[[ダメージ置き場]]からの使用宣言がこれにあたる。 「≪このカード以外の、ダメージ置き場と捨て札置き場にあるカードに対して発揮されるテキスト全て≫を無効化する。」の解説。 1.ダメージ置き場や捨て札置き場を目標に効果を発揮するテキストを無効化する。 [[反魂の術]]や[[イースター]]、[[桜吹雪]]等がこれにあたる。 また、[[ECB]]も無効化される点に注意。 これは「1:≪このエフェクトのコスト≫をオーナーの手札に戻す。」というテキストが、支払ったコストが一旦[[捨て札置き場]]に置かれ、その[[捨て札置き場]]にあるカードを目標に効果を発揮するテキストだからである。 2.ダメージ置き場や捨て札置き場にまで効果が及ぶテキストを無効化する。 [[払巫女“諏訪 里奈子”]] の[[ファクター]]を増加させる[[アビリティ]]は[[ダメージ置き場]]や[[捨て札置き場]]にあるカードに対しても効果を発揮するため、これを無効化する。 同様の理由で[[ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”]]の[[コスト]]を増加させる[[アビリティ]]も無効化される。 「≪ダメージ置き場の枚数を参照するテキスト全て≫を無効化する。」の解説。 [[トルネード・ライダー“ウィンディ・ゼファー”]]や[[アブソリュート・ヴァニッシュ]]の持つ、「Xはあなたのダメージ置き場のカード枚数に等しい。」という[[アビリティ]]等を無効化する。 [[トルネード・ライダー“ウィンディ・ゼファー”]]のスキルそのものが無効化される訳ではないが、Xを決定するテキストを無効化されるため、ブーストX、チャージXは効果を発揮しない。 「メインフェイズの間、≪デッキにあるカードに対して発揮されるテキスト全て≫を無効化する。」の解説。 [[教皇“ヨハンナ・ウァレンティヌス”]]のデッキから特定のカードをサーチする[[エフェクト]]や、[[電脳巫女“宮村林檎”]]の「≪あなたのデッキの上から10枚≫を公開」する[[アビリティ]]等を無効化する。 この[[アビリティ]]のみ、[[メインフェイズ]]中に効果を発揮する点に注意。 [[ドローフェイズ]]、[[勢力フェイズ]]、[[パワーカードフェイズ]]、[[ディスカードフェイズ]]中にデッキにあるカードに対して発揮されるテキストは無効化する事ができない。 [[ドロー]]や[[チャージX]]は問題無く使用でき、[[悪魔“パイモン”]]の[[ディスカードフェイズ]]中にデッキにあるカードに対して効果を発揮する[[アビリティ]]も無効化されない。 「このカードに無効化されないテキスト」について。 オフェンシブ、ディフェンシブ、インフィニティを持つキャラクターから支払われたアタックコスト、ガードコストは、捨て札置き場に置かれずに手札に戻るため、このカードの[[アビリティ]]によっては無効化されない。(QA-1983参照) また、[[リムーブX]]、[[バインドX]]のコストの支払いもこのカードによっては無効化されない。