Break Card 阿羅耶識 3F/3C ゴースト/アンデッド 5/(4)/5 ≪キャラクター全て≫に、エフェクト「0:このキャラクターを捨て札する。この効果でこのキャラクターが捨て札になる場合、≪あなた≫は1ドローする。」を与える。 1:メインフェイズ終了時まで、あなたの任意のキャラクター1人が捨て札になった場合、≪そのキャラクターのオーナー≫は、自分のダメージ置き場のカード1枚を手札に戻すことが可能。 No.3155/3169 Rarity:R/SP Illustrator:[[COMTA>COM]] Expansion:[[冥約の少女]] **カード考察 マヤ神話の自殺の女神。 全ての[[キャラクター]]に対し、そのキャラクターを捨て札して各キャラクターのオーナーが1ドローする[[エフェクト]]を与える[[アビリティ]]と、キャラクターの捨て札をトリガーに、捨て札となったキャラクターのオーナーのダメージ置き場のカードを手札に戻すエフェクトを持つ。 出典からしても非常に「らしい」能力ではあるが、かなりクセの強い部類に入るので、扱いには工夫が必要。 [[アビリティ]]によって、エフェクトを利用する機会に困ることはほぼ無いが、「ダメージ置き場のカードを回収しつつ1ドローする」だけに終始するのなら、もっと安定して使い勝手の良いカードで似たような立ち回りができるだろう。 全てのキャラクターに与えられる自殺効果のエフェクトを有効に利用できて初めて、このカードを使う価値が見出せると言っても過言ではないだろう。 そのために重要なのは、敵味方問わずエフェクトを与える点と、その効果が「使用したキャラクターを捨て札させる」ものであるという2点だろう。 例えば、 ・[[ロイヤルトライ・オブ・ムー“ラユュー・アルビレオ”]]がバトルで負けることがなくなる。 ・[[デビルズ・ウィスパー]]がコスト0の、無条件捨て札カードになる。 ・精神力4以上の[[枢機卿“オギュスティーヌ・マザラン”]]が居る場合、3番目のエフェクトが万能な焼きエフェクトになる。 ・自分の支配エリアにあるキャラクターが居ることで何らかの不都合が起こる場合、そのキャラクターを能動的に捨て札出来る。 こんなところだろうか。 最後の例は、バトルで負けそうになったネームレベルキャラクターを、ダメージ置き場ではなく捨て札置き場に送ることができたり、月光浴の目標になったキャラクターを捨て札することで、日照りデッキの魔手を逃れることができることなどが該当する。 しかし上の例を見れば分かるとおり、エフェクトを与える効果を利用できるカードは軒並み赤以外の勢力にあり、ファクター面で実現に難がある。 この辺りを解決できてしまえば、なかなか面白いコンボデッキが組めそうなだけに残念でもある。 ----