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YM2151 - (2012/05/26 (土) 17:44:19) の編集履歴(バックアップ)


== 概要 ==
 YM2151 FM OPERATOR TYPE M(OPM)はヤマハ製FM音源LSI。多数のアーケードゲーム基板に採用されている。

初期のYM2151
シボ(皺、表面荒さ加工)がなく、捺印文字もシンプル
中期のYM2151
皺あり
画像出典:ウィキメディアコモンズ

== 仕様 ==
  • 同時8音(音色別々)、Sin波のみでは同時32音発音可能
  • 音色の時系変化(デチューン)可能
  • ステレオ出力可
  • 2基のタイマー内蔵
  • 電源電圧 +5V単一電源
  • 音声出力はデジタルシリアルデータ出力。
 サウンド用DACとしては同社製YM3012(ステレオ出力)またはYM3014(モノラル出力)などがある。


== 外観とピンアサイン ==

端子番号 端子名称(仮名称) I/O 端子機能
1 VSS
(GND)
- 0V端子
2 iRQ Interrupt ReQuest
割込み要求出力端子。内蔵タイマー2つのうちどちらかのキャリーアウトによりLowレベルとなる。
3 IC I Initial Clear
RESET信号入力端子
4 A0 I Address0
アドレス選択信号入力
5 WR I Write
ライト信号入力
6 RD I Read
リード信号入力
7 CS I Chip Select
チップセレクト信号入力
8 CT2 O ConTrol2
外部機器のコントロールを行う。初期状態はLowレベル。
9 CT1 O ConTrol1
外部機器のコントロールを行う。初期状態はLowレベル。
10 D0 I/O Data BusD0
3ステートデータバス
11 VSS
(GND)
- 0V基準電圧端子
12 D1 I/O Data BusD1
3ステートデータバス
13 D2 I/O Data BusD2
3ステートデータバス
14 D3 I/O Data BusD3
3ステートデータバス
15 D4 I/O Data BusD4
3ステートデータバス
16 D5 I/O Data BusD5
3ステートデータバス
17 D6 I/O Data BusD6
3ステートデータバス
18 D7 I/O Data BusD7
3ステートデータバス
19 SH2 - Sample and Hold2
20 SH1 - Sample and Hold1
21 SO - Serial Output
22 VDD
(+5V)
- +5V電源入力端子
23 φ1 O Clock for D/A
D/Aコンバータ用クロック出力端子および各種同期信号基準。
φ1のネガティブエッジをトリガーとして、iRQ,CT1,CT2,TO(内部接続のコントロール信号、外部には出力されていない),SH1,SH2,SOの状態が変化する。
24 φM I System Clock
システムクロック入力端子。内部で2分周し使用される。発音の基準周波数。


== 非公式 正誤表 ==
資料:YM2151 CATALOG No.LSI-1121510 1987.08 日本語版
ページ
2 ■ブロックダイヤグラム

EGユニット中のEG(SIRIAL)


EG(SERIAL)
2 ■ブロックダイヤグラム

ACCユニット中のDO(SIRIAL)


Do(SERIAL)
2 ■ブロックダイヤグラム

IRQ


iRQ
3 ●アドレスマップ(1);WRITE MORE WRITE MODE
5 ●CONECTION=(FS) CONNECTION=(FS)
9 ■ピン機能

●D0~D7 …マルチプレソクス双方向性


マルチプレクス双方向性
10 Vss:Grand(input) Ground(input)
11 7.〔IRQ iRQ
12 10.〔IRQ、〕 iRQ
12 ●READ TIMING

OPM
<注>TDS、TDHNは



TDS、TDHWは
12 ●READ TIMING


A0
13 ●SYSTEM BLOCK DIAGRAM

OPM
(YM2151) SAMPL & MOLD



SAMPLE & HOLD
14 ●DAC INTERFACE

OPM
(YM2151) iC 3



IC 3
== リンク ==

== 外部リンク ==