事の発端は
図書委員の腐たり組みこと
コレネ、ヤオが絵の資料としてリートの(自主規制)を見ようと彼を追いかけ回したことに由来する。
リートは専用ゴーレムの搭乗席へと逃げ込み難を逃れようとするが、なおも執拗に迫る二人に対し堪忍袋の緒が切れたのか、突如ゴーレムを起動。
図書館を壁を破壊し、さらには外に居た無関係の徒士に対しても攻撃を始める。
突然の出来事に混乱が起こるが、
レオや一部徒士などがゴーレムを止めようと果敢に挑みかかる。
騒動の原因となったコレネ、ヤオを囮とした誘導作戦により、魔力供給元である図書館からの引き離しには成功するものの、ゴーレムはますます激しく暴れまわる結果となってしまう。
なんとか
ルトラによって左足、弓使いの徒士によって右足を機能停止へ追いやり機動力と魔力供給を奪うが、底抜けの内蔵魔力のためゴーレムの暴走を止めるには至らず。
しかし次第に
タカマチ教員、災害対策部などの援軍が到着。水圧銃などでゴーレムを徐々に消耗させていく。
そして場にザワークラフトを持った徒士が現れた時、レオによってゴーレムの外装ハッチが、「缶詰を開ける」特殊能力を持つ徒士によって内部ハッチがこじ開けられる。
そのショックによりゴーレムは機能を停止、リートは気を失った状態でゴーレム内から救助された。
なぜゴーレム操縦を苦手とするリートの操作で大きな被害が出たのか、そもそも暴走は本当にリートの操縦によるものなのか。
それを知るはずのリート本人は騒動前後の記憶を失っており、事実は闇の中である。
科学部によって投入され、ボロボロになりながらもゴーレムに追いすがったゴーレム「ティエレン28」、
一喝によってゴーレムの動きを僅かだが止めた
エルなど、活躍した者は多い。
その一方で、要請があったにも関わらず結局出動しなかった
ユーノ、
氷徒士とゴーレム「炎帝」、
騒動そっちのけで情事に没頭していた
マユラと
イルナ、
そもそも顔すら出さなかった
リアら生徒会三人娘には、新たに「ヤクタターズ」という不名誉な称号が贈られたようである。
また、「訓練、足りなかったかな?」ということで、その日戦魔科ではタカマチ教官による地獄のシゴキが行われたというのはまた別の話
最終更新:2008年01月20日 00:58