都市祭一日目が終わった夜、暴徒治安の為に単独で行動していた
タカマチ講師が、
刃よりも鋭利な傷で幾重にも切り裂かれた重体で徒士に発見。
犯行に至った人物が教会裏の開かずの蔵に居るという情報を頼りに、
周囲の指示も仰がないまま、幾つかの徒士達が乗り込んでしまう。
相変わらず相手の情報がつかめない事、蔵の地下へ落とされた者の抗戦、
事態は悪戯に膠着していたが、突然蔵が竜巻で崩壊。
現れたのは、ニジューラ学園の元生徒であり、過去、
ユーノを重症に追い込んだ
ゼッカであった。
竜巻、カマイタチ、真空、等の、強大な魔法を使いニジューラ側の勢力を圧倒。
捕獲に乗り出すもそれすら幻であり、最後まで掌の上で踊らされた形で逃亡される。
被害はタカマチ講師を始め大きかったが、事件自体は、情報規制が敷かれる見込み。
だが、事が事なだけに露見は免れないと思われる。少なくとも学園の一部では。
最終更新:2008年05月04日 04:11