クレイズ 第2話

クレイズ 第2話 活動記録


ここは酒場、冒険者には見慣れた風景が広がっていた
クレイズも例外なく冒険者の一人としてそこにあった
一つ変わった事があるとすれば、それはクレイズの目の前の料理には
ありったけの種類の調味料が胃が壊れそうなほどにかけられている事ぐらいだった・・・

  • レヴィンに依頼達成の報告
→報酬を受けとる ルニアと半分ずつに

  • キミは食べられる人間?
ルニアの仕事、バウンティハンターに興味を持ったクレイズはルニアと共に掲示板を見に行くことにした
ちょうど距離も近く、そこそこの賞金であるモンスターに目を付けるルニア
クレイズも特に問題はないのでそいつを狩りに行く事を同意する

  • あたいったら最強ね!
近くの湖まで行くと既に戦闘は始まっていた
敵は巨大なカエル、対するは妖精の少女だった
妖精の少女は数ターンもしないうちに巨大なカエルに吹っ飛ばされ湖に浮かぶ事になる
不憫になったクレイズはルニアに巨大なカエルを任せ、妖精の少女を回収する
妖精の少女を肩に担ぎながらではあったが、とくに危なげもなく
巨大なカエルを撃破したクレイズとルニアであった、撃破するとほぼ同時に妖精の少女は目を覚ます
妖精の少女は自分が巨大なカエルを倒したのだと勘違いする
「やっぱりあたいったら最強ね!」
と、やたらと喋る妖精の少女をよそにクレイズとルニアは戦利品の回収を始める
「ちょっと、無視すんなー!」
とれたのはガマの油であった、何も取れないよりはマシである
「あ、あたいったら妖精の中でも特別な妖精なのさ!」
しかしクレイズ達は、多少なりに興味をもったものの、その妖精の少女の名前もとくに聞く事もなく
足早に町へと戻っていった・・・

  • このジャムうめぇええええええ!!!!!
町に戻り、報酬をもらった二人
クレイズの要望でフランスパンを買う事になった
ルニアに連れられクレイズは少し洒落たパン屋へと到着する
そこで鈴蘭ジャムと言われる物と出会う
毒性があり一般人はちょっと口にしないものなので大量に在庫が余っていたそれだったが
クレイズは、それを試食した瞬間に口の中ではじけるシビレ、もとい麻痺ともいうがその味を美味いと解釈
人気商品だから大量に入荷してるんだな!という結論に達した
クレイズは鈴蘭ジャムを大量に買うと満足気に店を出るのであった


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最終更新:2008年06月17日 01:36