特殊部隊




マスターキートンでSASの生存術とは、録に武器を持たずに敵地へ侵入し、戦闘,脱出をする特殊技能こととありましたが、この定義は正しいんでしょうか?


多少誤解がある。SASといえども冒険野郎ではないので、ロクに武器を持たず、敵地に侵入することはない。
特殊部隊の活動は軍事目的であるので、必ず達成すべき目的と任務がある。
したがって可能な限り、あらゆる状況を想定して、できるだけ重武装で侵入する。
一人で担ぐ装備だけで50キロを超えるのは当たり前、100キロ近いときもある。

問題は脱出時で、予定通り事態が進行すれば一切装備を残さず撤収するのがセオリーだし、決まりになってる。
しかし敵に発見され、追尾を受ける状況になれば別。
どんどん装備を捨て(といっても埋めたりして発見されにくくする必要はある)最後には体一つになってしまう事態もあり得る。
実際、湾岸戦争ではそういう状況が現実に発生した。それを想定し、訓練しているということ。

どうも特殊部隊っていうと、徒手空拳で何かする人たちだと思われてる節があるけど、
実際には彼らも歩兵だから。
むしろ、一人あたりの武装の重さや数は通常の歩兵を大きく超え、それを運べる、というのが特徴だったりする。
(473:726)

デルタフォースがやるような任務に該当する部隊は日本にはないですよね?


あれは侵攻任務主体だから、法的にあり得ない。


デルタの任務と言っても幅広く、敵地に潜入してスカッド狩りしたり、モガディシオで
敵将を捕えるためにレンジャーと一緒に行動したり、各国のアメリカ大使館でボディガードをやったり、
ハイジャックされた飛行機を制圧するとか色々あります
これだけ幅広い任務をこなせる部隊は日本にはありませんが、それぞれの任務に限ってならあるでしょう
例:ハイジャックならSAT(警察部隊ですが)、シージャックならSST(これは海保ですね)
また、潜入や強襲なら第一空挺師団や西普連がやれます(実際にはまずやりませんが)

あと、特殊部隊には軍事的と非軍事的の2つがあり、基本的に前者は軍で侵攻任務主体、後者は警察組織で防衛任務主体です
GIGN(フランス国家憲兵隊)のように軍所属でも警察的なものがありますが、これは例外
(474:721,724)

パラシュート降下部隊は、降下ポイントは事前に確保しておいてもらうのですか?(480:280)

降下地点に敵兵力がいた場合、地上から狙い撃ちにされる危険もありますか?

  • 正にその降下ポイントを自力確保する為に空挺部隊は存在する。
  • 狙い撃ちにされて大損害を出した例は数多い。
(480:281)

そもそも降下ポイントは敵がいない所を狙うのがたしなみ。
敵勢力圏下に切り込むのが空挺の仕事だから。
どうしてもそこに降りたいのなら、欺瞞とか偽情報とかでどいてもらうか、僅かな隙を突くしかない。
それでも引っ掛からなかったらその通り、悲惨な結果が待ってる。
(480:282)

もちろん状況次第だが、強襲するからパラシュート部隊の価値がある、という場合、
もちろん降下地点なんか確保されてるはずもなく、夜襲、奇襲でカバーするか、
空爆や砲撃に続いて降下するか、気合いで生き残るしかない。

だから空挺部隊には降りてすぐ使える武器や軽車両が必要になる。
(480:283)

誘導隊というのが降下ポイントで先発到着して支援してることもあるし、
敵が展開して無い&発見されにくいポイントを狙って
地上の支援無しで降下することもある。
場合と、降下部隊の規模にもよって多少変わったりもする。
(480:284)

てーか。だからパラシュートいっちょで降りる空挺部隊は時代遅れになって
攻撃ヘリ随伴のヘリボーンがメインになったということ。

落下傘咲いたぱっと散った、ってやつね。
(480:285)

第二次世界大戦の後、小野田さんの件のような日本兵が長期間潜伏していた事がありましたが、他の国の兵士でもそのような事はあったんでしょうか? (480:607)


終戦を知らない兵士がいた例はいくつかあるが、日本のように長期にわたる例はまずない。
(480:609)

いちおう、どこの国でも、「残地諜報者」ってのは、存在する。
太平洋戦争で、日本がフィリピンを攻略後、アメリカ兵がそのようになり、
ゲリラ組織を作ったりしている。
(480:610)

空挺部隊のパラシュートの形は、キノコ型がまだ主流でしょうか?(483:441)




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空挺部隊のパラシュートの形は、①のキノコ型がまだ主流でしょうか?
落下方向を制御するのは②のパラグライダー型に近い方が有利と思いますが。

①がまだあるということは、②が収納面とかで不利になるからですか?

パラグライダー型は確かに落下方向の制御に関しては
有利なんですがスピードの制御という面では不利になっています
(483:412)

両方です。
ただし空挺部隊の性格上、機能的理由により①が主流です。
②のパラグライダー型はある程度の操作が可能で特殊部隊の潜入作戦等
一人ないしは少人数の作戦では好まれますが(それでも場合により①やバルーンを使うケースもありますが)、
大人数で同時に降下する場合はそれが逆にデメリットになります。
また、速度が出やすく制御に高度な技量が必要というのも難点です。
(483:433)

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最終更新:2008年07月19日 09:43
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