よく現実ではモビルスーツのような人型兵器はデカイだけで動く的といわれていますが
ならコードギアスのナイトメアくらいの大きさのロボットなら戦車よりは活躍できそうですか?(486:210)
どんなサイズでもヒト型にメリットがない。
というか人間自体合理的な形をしていない。
進化の上で手を使って道具を操るという偉業を達成する最短距離にあっただけ
昔、米軍がガンタンクみたいなのを開発してました。
戦車に、ぐいぐい稼動する砲塔を付けたやつ。
予算削られてパアになったみたいデス。
横からだが、指摘に加えて、「巨大」というほどのサイズになってしまうと、
サイズゆえの投影面積が大きくなるので人型の(人型以外のどんな形も)意味を成さず、
また、足などにかかる負荷や、接地圧の問題から、そのまま人間と同じ形では
直立さえ難しくなる関係上、厳密な人型から変更しないとならなくなる、
(歪んだ奇形の人型っぽくなる)という意味だろう。
昔、巨大人型兵器スレで、50mの巨大ロボットだが、ピラミッド型にしないとならないって
意見が出たことがあった。
『二乗三乗の法則』というのがある
あるサイズでは効率的なメカニズムが、一定サイズを超えると破綻してしまうという法則。
このせいで巨大航空機や巨大ホバークラフトなども実現不能。
たとえば人型を高さ・幅・奥行きを各10倍にすると、重さは1000倍になるが、「足の裏」の
面積は100倍にしかならない。
同じ面積あたりにかかる重量は10倍になるので、巨大人型兵器を作っても、生身の
人間がハイヒールで戦闘行動するみたいな悲惨なことになる。
100m,走や反復横跳びで命がけの勝負挑するときに、ハイヒール履いていきたか?
しかも、これは「非装甲」の人間を等倍しただけ。
防弾能力を追加したら、ハイヒールなんてレベルじゃ済まない。
主力戦車が例外なく無限軌道なのは、重装甲をささえて戦闘機動するために必要な
接地面積を、タイヤでは稼げないから。6輪や8輪でも全く不足。
まして2足歩行なんて問題外。
ガンタンクっぽいのなら可能かもしれんが、それならギリチョンまで「背」だけを低くして、
その分小さくなった前面に装甲を集約して極厚にして、砲撃ユニットのサイズを最低に、
運動効率を最高にまで高めたら、もっと強くなれる。
でもそれってどっかで見たようなMBTだよね。
敵からの銃砲撃が乱れ飛ぶ中で、仁王立ちしてライフルで戦うのが巨大人型兵器。
地面に低く伏せて、前面に極厚の盾を置いて、銃火砲で戦うのがMBT。
しかも前者はハイヒール、後者は伏せたままで動き回れる魔法の絨毯。
人型兵器へのロマンに共感できないでもないが、軍ヲタとしては萎えざるをえない。
猫、虎、獅子、犬、野牛、亀のような四足歩行兵器、昆虫のような六足歩行兵器、蜘蛛のような八足歩行兵器など、将来、この種の脚戦車が戦場で活躍することはありますか?
また、地上兵器の主力の座を、装軌戦車から奪うことが可能ですか?
無い。
というか、そんなものが作れるのならもっと凄い戦車を作ってるだろ。
等、デメリットあってメリット無し
今のところ装軌式が最強。
装脚式の参入の余地はない。
イニシャルコスト、ランニングコストを見ても、
装軌式の方が圧倒的に有利。
最終更新:2008年08月03日 10:10