プラスチックという素材の性質
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プラスチックを加熱すると溶けるし燃える、という事はよく知られているが、
その溶け具合を調節すると、自由自在に形を作れるという事はあまり知られていないようだ。
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射出成形とは、まさにその溶け具合を調節して形を作る技術で、
仲間に押し出し成形(パイプ)、ブロー成形(ボトル)、フロー成形(ビニール袋)などがある。
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色々なプラスチック加工方法の中での射出成形の特徴は、
溶かしたプラスチックを金型に押し込んで形を作るというところにある。
射出成形は、注射器のようなシリンダーという部分でプラスチックを溶かして、
ピストンで押し出すようにして、金型内の隙間に注入し、冷やして固めて製品を作る。
最終更新:2009年07月15日 15:17