ルージュ=モアザンディーノ

カリナン公国における軍事を任する一族の一人。
ロンはを弟。

能力「シンデレラタイム=テンミニッツ」は彼女の境遇そのもの。
満月の晩にだけ全てを下僕にできる、傲慢で、虚栄な力。

『シンデレラタイム=テンミニッツ』 初出83話
上述の能力。
その力は他者の想像力=能力すらも凌駕するため、一時的にではあるが、他者の能力を無効化することができる。
37話にて、ツバメの能力を打ち破り、秘密の箱庭の中に侵入できたのは、この能力によるものだ。

『シンデレラタイム=テンミニッツ×シャイニーマジック=ホエーブス』 初出 外伝SIDE:X
彼女の能力は、本来は満月の夜しか発現できない。しかし、その満月が紛い物であったことを認識したこと、そして輝鉱石の力を借りて、この能力は変化を遂げた。
自身の傲慢さと虚栄の姿は、他者への愛情の裏返し。
他人のわがままを、他人に押し付ける。
誰かの願いを、誰かに届け、そして叶える。
彼女がロードの系譜に巻き込まれなかったら、闘いの中に身を置かなかったら、彼女が手にしていただろう能力のかたち。

ルージュが聞き入れた誰かの願い=能力を、誰かに与えることができる。

これにより、ルージュはスライから借りたシャイニーマジック=ホエーブスを、トニーにあたえたのだ。ホエーブスは電磁致死圏内において、すべての電磁力を地面に受け流すことによって、本人へのダメージを最小限にするというもの。そのかわり、周囲に他の電導体へ強力な電磁誘導が生じ、この時にはそれがルージュとルクレに生じたのだ。

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最終更新:2020年02月27日 18:43