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M-Tea*6_17-青空のリスタート(一)富田倫生 - (2013/12/05 (木) 16:56:12) の編集履歴(バックアップ)


M-Tea*6_17-青空のリスタート(一)富田倫生

2013.11.16 第六巻 第一七号

青空のリスタート(一)
富田倫生

 本書の履歴
 まえがきにかえて 鬼っ子を生んだもの
 松田優作の霊前にぬかずいて役者バカFM TOWNSの大成を祈る
 台頭する低価格ソフトは「パーソナル・コンピューターを一億人の必需品に変える」と吼えた
 革命児ダイナブックの背後にひそむ目玉パワーの真実

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定価:100円(税込) p.132 / *99 出版
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。

※ PDF 形式、六インチ判。Windows 7 およびソニー Reader にて確認済み。
※ オリジナル作品は青空文庫にて公開中です。同作品は、クリエイティブ・コモンズ「表示 2.1 日本」でライセンスされています。利用条件は、http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/を参照してください。

PDF マガジン 週刊ミルクティー*

 パーソナル・コンピューターとは、つくづくコンピューター界の鬼っ子に思えてならない。そしてこの鬼っ子を生み出したのは、「体制」(これもずいぶんなつかしい言葉になった)に異を唱える時代の精神なのではなかろうか。
 役所や大学のデータベースに、パーソナル・コンピューターを使って不法にアクセスを試みるコンピューター犯罪。わたしはこうしたニュースを聞くと、なにかしらそれが一面で社会の健全さを示しているような気がして、不謹慎にもホッとする。

 とオレが書いてから、もう八年がたった。
 東海大学出版会にいた西田光男さんの仕切りで、同会の『科学サロン』という小冊子に載せてもらったこの原稿が、「パーソナル・コンピューターについて書いた」と記憶に残っているものの中では一番古い。
 そしてこれがきっかけになって、オレは『パソコン創世記』という小さな本を初めて出した。後押ししてくれたのは、旺文社の椛田敏彦さんだった。(「まえがきにかえて 鬼っ子を生んだもの」より)

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(朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx)
※ お休みしまーす。

富田倫生 とみた みちお
1952-2013(昭和27-平成25.8.)
広島市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、ライターに。ノンフィクションのさまざまな分野を取材対象としてきたが、次第にパーソナルコンピューターの比重が高まる。ボイジャーのエキスパンドブックを見て電子出版の可能性を本気で信じ込むようになり、「パソコン創世記」と名付けたタイトルを、コンピューターで読むことを前提に制作。このブック上の記述を、インターネット上のさまざまなホームページにリンクさせていくという作業を体験してからは、電子本への確信をさらに深めている。
紙で出してきた著書に、「パソコン創世記」(旺文社文庫版、TBSブリタニカ版)、「宇宙回廊 日本の挑戦」(旺文社)、「電脳王 日電の行方」(ソフトバンク)、「青空のリスタート」(ソフトバンク)、「本の未来」(アスキー)がある。

◇参照:Wikipedia 富田倫生、青空文庫「作家別作品リスト:No.55」。

底本

底本:「青空のリスタート」ソフトバンク出版事業部
   1992(平成4)年9月30日初版発行
初出:「パソコン・マガジン」ソフトバンク出版事業部
   1990(平成2)年1月号から1992(平成4)年3月号
http://www.aozora.gr.jp/cards/000055/card698.html

NDC 分類:007(総記 / 情報科学)
http://yozora.kazumi386.org/0/0/ndc007.html
NDC 分類:548(電気工学 / 情報工学)
http://yozora.kazumi386.org/5/4/ndc548.html

難字、求めよ

COMPO-BS/80
ウェイト
ギメロン星人
PC XT
上手名人
相変化 そうへんか
アシストワード
アシストカルク
アシストカード
ザ・ブック マイクロシステムズ製。小型ラップトップの走り。(本文)
ビジ・コンポ クレオ製。五種類のアプリケーションのセットで四万円。(本文)
イージーライト エルゴソフト製の日本語ワープロソフト。七〇〇〇円。(本文)
マイコン・キット
西田光男 にしだ みつお? 東海大学出版会。
椛田敏彦 かばた としひこ? 旺文社。
稲葉俊夫 いなば としお? ソフトバンク。
関澤義 せきざわ? 〓 当時、富士通専務取締役。一九九〇年六月に富士通の社長。(本文)
デーブクラーク・ファイブ
SDC社 大型コンピューター用ソフトの受託開発をおこなっていた。(本文)
溝口哲也 みぞぐち てつや? 東芝パソコン・ワークステーション事業部の部長。
高千穂バローズ(現ユニシス)研究所
鶴岡雄二 イカレタ小説家。訳書に『コンピュータ・ウォリアーズ』『ワークステーション原典』。(本文)
『パソコン・マガジン』 ソフトバンク刊。
『科学サロン』 小冊子。東海大学出版会。


むしとりホイホイ

一九六○ → 一九六〇 【〇】
呼んだ後 → 読んだ後 【読】

以上2件。定本未確認。

スリーパーズ日記*

書きかえメモ。
タケシ軍団 → たけし軍団 【たけし】
ベーシック → BASIC

11/9 快晴
銭湯へ。67.5kg。こんなところか。
12:30発の電車で山形へ。白くなった月山・朝日連峰見える。葉山はまだ白くない。
深夜、DVD『坂の上の雲』「子規、逝く」……富田さん、堀辰雄、菜穂子らと重なる。

11/10 雨。
13:30、ほぼ満員の市民会館。1000人近いか。山形大学のナスカ地上絵研究発表会。
15:30、雨あがる。桜の街路樹が赤く色づく。なめて舞鶴山が濡れる。ふたたびコーヒーブレイク。0.051μ、やや高い。
DVD『坂の上の雲』日露開戦。

11/11 雨。午後みぞれから雪へ。
0.058μ。たぶんこれまでで最高値。雪のせい?
NHKニュース。山形、平年より1週間はやい初雪。肘折15cmの積雪。
フィリピン台風被害。

ドラマ『坂の上の雲』のタイトルバックを見ていて、映画『風立ちぬ』は司馬さんのへのオマージュがこめられていたことに気がつく。
  • 主人公の母親役がどちらも竹下景子。
  • 音楽担当がどちらも久石譲。

 宮崎さんの危惧はおそらく、堀越二郎や秋山真之・好古兄弟たちが今の時代によみがえること、もしくは、すでに同じ立場の若者が生まれつつあるかもしれないこと……に対する懸念か。



2013.11.16 公開
目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99
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