《九位》(ノーヴェ)

【作品名】円環少女
【ジャンル】ライトノベル
【共通設定・世界観】
魔法世界:魔法使い達が住んでいる世界。どの世界も自然秩序に何らかの歪みが存在する。
       そのままだと、その歪みによって世界が崩壊してしまうため、各世界には自然秩序の
       歪みを調整して正常な自然秩序を保ってくれる《神》というものが存在している。
       数百億個の魔法世界が存在する。惑星や公転が存在するため、それぞれ単一宇宙であると思われる。
       《地獄》以外の世界ならば、自由に相互で行き来ができるようだ。


《地獄》:作中の舞台の世界。この世界の住人は魔法を使えず、知覚できない代わりにそれを消去する(後述)。
     日本などがあり、コト座のベガとわし座のアルタイルは15光年離れているという授業があったため単一宇宙。


魔法:魔法世界の住人たる魔法使い達が使う、観測する事を起点に自然秩序を意志に従わせる技術の総称。
    魔法使いは観測する事で故郷の自然秩序を世界に上書きするため、異世界でも魔法を用いる事が可能。
    基本的に、観測者である人間に直接作用することはできない(術者除く)。
    例えば、完全大系の魔導師が「相手が消えたイメージ」を持っても、それで相手を消すことはできない。
    ただし、《原型の化身》などのように術者と他者の境界を曖昧にするものなら例外的に可能である。


魔法使い:魔法世界の住人。基本的な体の構造は普通の人間と変わらず、交配もできる。
       基本的にこの作品における「人間」には魔法使いも含まれている。
       ただし、ある種の魔法大系では、身体を魔法そのものに変換したり、ほぼ全てを機械の体に換えたり
       しているため、作中では人間限定の技であっても、多少人間離れしている程度なら有効と思われる。
       高位魔導師の3人に1人は変態らしい。


魔法消去:《地獄》は自然秩序が安定しており、《地獄》の住人(悪鬼と呼ばれる)は観測することで
       自然秩序を安定な状態にしてしまうため、悪鬼の前では魔法が消去されてしまう。
       そのため、悪鬼は魔法を知覚できない。魔法は一瞬で全てが消去されるわけではなく、
       徐々に消去されていくので、消去しきる前に魔法を見るようとすると、その部分は認識できず知覚の空白となる。
       人間の五感全てで発動するため、距離が近いほど、感じる知覚が多いほどに魔法消去は強くなる。
       魔法消去は、写真やテレビ、スピーカー越し、空気・水の振動を介してさえ発動し、時間まで遡って効果を及ぼす。
       例えば魔法を使っているところを写真に撮った場合、未来のある時点で悪鬼がその写真を見る運命ならば、
       写真を撮った瞬間に魔法が消去されて写真には映らなくなる。
       また、魔法に《地獄》の自然秩序が混ざっていると消去がされにくくなる。これを遡行抵抗と言う。
       例えば魔法で石を投げたとき、その魔法を消去しても石の動きは《地獄》の秩序(慣性)に従って放物線を描く。
       恐らく、他作品の異能に対しては効果がないと思われる。


概念魔術:通常、現象は《原因》から《結果》の順に流れるが、高等な魔術においては《結果》を自然に押し付けることで
       《原因》を逆に生成する事もできる。例えば、概念魔術で固められた水は『水滴である』という結果が魔法的に
       先に決まっているためなにをしても形が変わらない。圧力を受けても一切変形しない。電子を取れるだけ取っても
       イオンにならず、周りから電子をくみあげる。


円環大系:振動や回転のように周期のある運動や自然現象が安定しない世界で発達した魔法大系。
       周期運動するものに《魔力》を見出し、それを支配して自由に操ることができる。
       電子などは《魔力》としてよく使用されるが、光や概念上の円環まで様々なものを操ることができる。
       周期運動の不安定性は、《神》によって円環をなして元に戻るような自然秩序に調整されている。
       しかし、実は上記の説明は間違っており、本当は自然秩序が螺旋を描くように徐々に
       変質するのが正しい自然秩序であり、《神》は円環世界がそうなるように秩序を調整している。
       時間の移ろいによる変質も《神》が調整しているため、《神》が消失すると時間の連続性も失われ、
       円環世界の時間は停止する。この停止は《神》が再生するまでの13年間続いた。
       なお、当然ながらこの13年間は他の魔法世界で経った時間のことである。


人口稲妻:手元に膨大な電子を収束し、相手に正電荷を帯びさせることにより、相手に向って落雷を発生させる。
       電気そのものは自然現象であると地の文で言われており、先駆放電(ステップリーダー)と主雷撃が存在し、
       「空気抵抗を破壊しながら雷が奔る速度」と言われているため、速度は自然雷並と思われる。


生命の円環:人間が生きている間、回り続ける概念上の円環。
        死にかけると千切れかけたりしているため、これが千切れると死ぬと思われる。
        これを強化して切れにくくする生命維持魔術も存在する。




【名前】《九位》
【属性】円環大系最高位魔導師 サイボーグ
【大きさ】成人女性並
【魔法大系】円環大系:共通設定参照
【攻撃力】
科学レーザー:円環魔術ではなく、科学技術で作られているレーザー銃を腕に仕込んでいる。
         威力は人間の胴体に大穴をあけるほどで、傷口の周囲が炭化する程度の熱量をもつ。
         射程は無限大とのこと(作中では数m)。


レーザー:地面に当たると、大地が膨張して爆発し、キノコ雲を噴き上げ、
        着弾で巻き上がった気流が成層圏まで到達して巨大な土柱を作った。
        数発の着弾で80万都市が完全に崩壊し、あらゆるものが超高熱でガス化する程の威力・熱量。
        射程は少なくとも1000km以上。


自由電子レーザー:《破滅の化身》で増えた《九位》が2人1組で1条を撃つ自由電子レーザー。
            前述のレーザーは1人で1条撃てるため、単発威力はこちらの方が高いと思われる。
            分かる限りで、射程は少なくとも5km以上。


プラズマ弾:破損しているとは言えイリーズの機械の体を貫通できるほどの威力。射程は1000km以上。
          人口稲妻じゃ遅すぎて使えないと言われている戦闘で使用されているため、それより速いと思われる。


《無限回牢》:無限に自己を展開して内部を広げる空間に閉じ込めて封印する。
        外部とは完全に隔絶しており、転移魔術でも脱出できない。
        《化身》で増えた《九位》256人で協力して行う。タメは数十秒ほど。
        少なくとも人間大までなら封印できる。射程は少なくとも5km以上。


【防御力】イリーズの体より性能が良い機械の体を持つ。
        (イリーズが「最強の体」と言って造り、重装甲にしたとも言っていたので、
      少なくともこの体の防御力はイリーズのものを上回るだろう)


生命の円環の強化:生命の円環を強化する、生命維持魔術。頭部を破壊されない限り行動を停止しない。
              周囲の酸素を抜き取られても平然としていた(高位の円環魔導師は呼吸を必要としないらしい)。


【素早さ】1000kmの距離でイリーズとレーザーの撃ち合いができ、
      光速近くまで加速された彗星がイリーズに直撃する瞬間を狙って、横から魔法で撃つことができる程の反応。
      亜光速反応くらいか。移動速度は生身の成人女性以上はあるだろう。
      成層圏以上の高度でも飛行戦闘可能。速度は、まあ時速100kmくらいはあるだろう。
【特殊能力】
《サジタリウスの矢》:攻撃を相手の“生命の円環”にのみ反応するようにして防御魔術を無効化する照準魔術。
                これを使用すると、攻撃魔術は物理的、魔術的な防御、障壁を透過して相手の肉体にのみ干渉し、
                その際に生じる衝撃波や熱、風なども完璧に相手の肉体だけに与えられ、外部には干渉しない。
                つまり、生物以外は全部すり抜けるようになる(途中にある空気やまとっている鎧なんかも透過する)。
                ただし、特定の“生命の円環”を指定することはできないため、相手以外の生命にも当たってしまう。
                物質的な攻撃にも適用でき、作中では落ちてくる彗星に対して使用した(不完全だったが)。


《破滅の化身》:“魔法使い自身がここにいる”という、それ自体閉じた円環になっている現象を
          あやとり糸のように無理やり変形させ、その円環自体を理論上無限に増やす。つまり、分身する。
          その分身の全てが自分自身であるために、戦力も倍々になっていく(手数を増やす、役割分担、複雑な魔術の分業など)。
          分身は倍々で増え、発動は一瞬。少なくとも512人以上に増えることができる。
          また、使用中に術者が少しでも傷つく(変質する)と、分身同士の同一性が崩れるため、全個体が消滅する。
          ただし、鎧や装飾物、武器などが傷ついても平気なため、《九位》の場合は生身の部分以外
          ならばどこに傷がついても消滅することはない。


転移魔術:“魔法使い自身がここにいる”という、それ自体閉じた円環を無理やり開き、
       “そこにいるかもしれない”場所へ術者を再結像させる。
       自分が過去に行ったことのある場所か、視界内ならば一瞬で転移できる。
       《破滅の化身》の応用であるため、転移の瞬間に傷がつくと術者が消滅してしまう。


《再帰迷宮》:転移魔法の着点と出発点を円環につなげて、同じところに戻ってこさせる魔術。
        これがある間は自分も転移魔術を使用できないと思われる。


電磁攪乱:魔力(電子)の嵐を起こして、周囲の電子機器を破壊する。
       単に戦っただけでも魔力(電子)がまき散らされて、似たような効果を発揮する。


【長所】俗物
【短所】俗物
【戦法】初手で転移魔術で距離を離して《化身》で分身、《サジタリウスの矢》を使用して
      射程ぎりぎりからレーザー(最大で同時に512条)を撃ちまくる。
      レーザーが効かなかったら接近して自由電子レーザー(最大で同時に256条)も試す。
      それも効かなかったら、半分がレーザーを撃ち続け、残りの256人が《無限回牢》を狙う。
      魔法無効かとかそういう奴がいたら腕の内蔵レーザーで撃ってみる。
【備考】機械化の程度は不明だが、少なくとも脳以外は完全に機械化されており、脳にも多少の手は加えられているようだ。
【備考2】http://www41.atwiki.jp/goronka/pages/1383.html
http://www41.atwiki.jp/goronka/pages/777.html


vol.5参戦
857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 01:17:52 ID:neAMKyPl
【作品名】円環少女
【ジャンル】ラノベ
【名前】九位・イリーズ(別参戦)
http://www41.atwiki.jp/goronka/pages/1383.html
http://www41.atwiki.jp/goronka/pages/777.html

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最終更新:2009年10月13日 01:24
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