―― 物心ついた時から私は寒いのが苦手だった。
とは言え、子どもの頃は夏でも厚着していなければ出歩けないほど極端じゃなかった。
夏生まれは暑さに強く寒さに弱いと言うけれど、夏は人並みに薄着だったし、玄ちゃんともお外で頻繁に遊んでいたのである。
それが明らかに異常と言われるほどに酷くなったのはあの日 ―― おかーさんが死んでしまってからだ。
―― いや…より正確に言うならおかーさんが火葬場に消えた瞬間だったんだろう。
勿論、それより前の段階で、私はおかーさんが死んでしまった事を分かっていた。
幼心ながらにおとーさんや従業員の人たちが浮かべる悲痛な表情から、私はそれをはっきりと感じ取っていたのである。
だけど、お葬式の最中で眠るおかーさんの姿はとても綺麗で…まるで今にも起き上がってきそうだった。
おとーさんがまるで子どものように泣いていなければ、寝ているだけだと思ってしまいそうなくらいに。
だからこそ…私はおかーさんの死を分かってはいても、本当の意味で理解は出来ていなかった。
―― そして…理解した瞬間、私は悲しすぎて…どうしたら良いのか分からなくなってしまった。
もうあの優しい手で撫でてくれない事も、優しい笑顔で笑いかけてくれない事も、たまに厳しく叱ってくれる事も、とっても暖かいマフラーを編んでくれる事も。
これからもう二度と…あり得ない。
どんな事があっても、おかーさんは私達に笑いかけてくれないし、手を引いてはくれない。
それを理解した瞬間、私は急に世界が冷え込んでいくのを感じた。
まるで世界が私に向かって、いきなり牙を剥いたようなその感覚に私は怯え、そして凍えていたのである。
―― そんな私を癒してくれたのは玄ちゃんだった。
私よりも小さいのに、妹なのに…玄ちゃんはその場で必死に涙を堪えていた。
ううん、ただ、堪えていただけじゃなく、私の震えに気づき、抱きしめてくれたのである。
あたしが火葬場に目を向けなくても良いように、優しく背中を包み込むその手はまるで…おかーさんみたいだった。
だからこそ、凍える心がスゥっと暖かくなり、私はようやく涙を零す事が出来たんだろう。
―― だけど…それは決して根本的な治療にはならなかった。
それは決して玄ちゃんが悪い訳じゃない。
私にとって失われたものは…おかーさんはそれだけ大きなものだったんだから。
その心の欠落は、幾ら玄ちゃんでも埋められる訳がない。
玄ちゃんは私にとって妹で、私にとってはもう既に『あって当然の物』なんだから。
おかーさんが死んでしまった分を補う事はあれど、欠落を完全に補填するものじゃない。
―― だからこそ…私の異常はそこから始まった。
最初は普段よりも寒くなったって程度にしか思っていなかった。
けれど、肌に染み込むような寒さは少しずつその勢いを増していったのである。
結果、春先を迎えても、私は厚着する事を止められず…ようやく異常に気づいたおとーさんがお医者様へと連れて行ってくれた。
―― お医者様はそれを心因性のものだって診断した。
それはきっと間違いじゃないんだろう。
赤い牌を見て暖かくなるなんて、普通じゃありえないんだから。
そもそも子どもの頃はこんなにおかしくなかった事を思えばそれは私の心の弱さが生み出したものとしか思えない。
だけど、その弱さは身体的にもはっきりとした影響を及ぼし、私の身体までもを弱らせていく。
今でこそ大分、マシにはなかったけれど、当時はいきなり崩れた身体のバランスに追いつけず、良く風邪を引いていたものだった。
―― そんな私に代わって頑張ってくれたのは玄ちゃんで…。
おかーさんがいなくなってから、玄ちゃんは色んな事を頑張るようになった。
元々、頑張り屋さんではあったけれど、それでも殆ど毎日、旅館のお手伝いをする事なんてなかったのである。
それはきっとおかーさんがいなくなった分の欠落を玄ちゃんなりに補おうとしてくれていたのだろう。
そんな玄ちゃんをベッドの中から見ながら…私は何も出来なかった。
寧ろ、そうやって頑張る玄ちゃんの足ばかりを引っ張っていたのである。
―― …だから、私はきっと玄ちゃんに色々なものを譲るべきなんだ。
玄ちゃんは私なんかとは比べ物にならないくらい良い子で…そして頑張り屋さんなんだから。
これまでも一杯、助けられてきた玄ちゃんに、私は色んな物を返してあげないといけない。
そんな事は…私にだって分かってる。
だけど…私にもどうしても譲れないものくらいあって… ――
京太郎「…大丈夫か?」
宥「…あっ…」
瞬間、私の視界に映り込んだのは心配そうなきょーくんの顔だった。
私にとって唯一と言っても良い男友達のその表情に、私の意識が現実へと引き戻される。
しかし、その瞬間、私に襲いかかってきたのは、決して抑えきれない寒気であった。
もう春先になっているとは到底、信じられないそれは私が今、何時もとは比べ物にならないくらい薄着だからだろう。
京太郎「…姉さん。ごめんな…」
私の事を姉さんと呼びながら謝罪する彼も、殆ど全裸に近い状態だ。
突如として降りだした雨から逃げるようにして阿知賀学院へと逃げ込んだものの、散歩に出かけた私達が着替えなんて持っているはずもないんだから。
何とか阿知賀学院に逃げ込んだとは言え、シャワー室でシャワーを浴び、ドライヤーで水気を飛ばす事くらいしか出来ない。
だけど、そんな応急処置くらいではびしょ濡れになった服を乾かす事なんて出来るはずもなく、私達はこうして麻雀部室で身を寄せ合って震えていた。
宥「(…やっぱりきょーくんって凄い…)」
そんな私の身体とは違って、きょーくんの身体はガッチリと引き締まっていた
今も尚、穏乃ちゃんと一緒に山を駆けまわったり、バイトを頑張ったりしているからだろうか。
マッチョと言うほどではないけれど、腕や胸に浮かぶ筋肉の存在感は決して無視出来るものじゃなかった。
顔立ちは女の子かと思うくらいに綺麗なのに、身体だけは見て分かるくらいに男の子している。
そんなきょーくんに私は… ――
宥「(な、何を考えてるの…っ!)」
一瞬、沸き上がってきた自分の思考を、私は首を降って否定した。
だって、それはあんまりにも淫らで破廉恥な思考だったんだから。
きょーくんが私の事を誘っているだなんて…そんな事あるはずない。
優しい彼はただ私の事を気遣って…ドライヤーで服を乾かすのを止めて、こうして声を掛けてくれたんだから。
京太郎「…姉さん?」
宥「あ…う、ううん。大丈夫…だよ」
きょーくんの言葉に私は首を振りながら、ようやくそう答えた。
しかし、その声はやっぱり震えて、不安定なものになっている。
それは今も私の唇が寒さに震えているということと無関係ではないのだろう。
お互いにシャワーを浴びた後、こうして部室に戻ってきたけれど、しかし、暖を取る手段はないんだから。
春先ともなればストーブを使う為の燃料も使いきっていて…ただ震えているしかない。
宥「(…でも…きょーくんも…寒そう…)」
それはきっと私だけではないんだろう。
私よりも二回り以上、大きなきょーくんもその身体を小さく震えさせていた。
どうやら異常なほど寒がりな私だけではなく、きょーくんも寒がっているらしい。
それを押し隠して普通の振りをしているのは、きっと私を慮っての事だろう。
人一倍寒がりな私が少しでも暖かくなるようにカーテンを外して簡易の防寒具にしてくれているんだから。
その外にいる彼が必死で我慢しようとするのも、この防寒具を私に独占させる為なんだろう。
宥「(…でも、そんなの…やっぱり寂しいよ)」
勿論、私は決して出来た子じゃない。
おねーちゃんとは名ばかりで何時も玄ちゃんやきょーくんに迷惑をかけっぱなしだ。
最近はやえちゃんっていう新しいお友達が出来たけれど、その子にも色々とお世話して貰っている。
しかし、だからと言って、こうやって震えるきょーくんを見て、何もしないでいられるはずがない。
宥「…えいっ」
京太郎「うわっ」
だからこそ、私はきょーくんを自分の方へと引き寄せた。
まさか私がそうするとは思っていなかったのか、前屈みになっていたきょーくんはあっさり自身のバランスを崩す。
そのまま私の胸元へと飛び込んでくる彼の頭を私はそっと抱き込んだ。
それに、彼が胸の中で小さくうめき声をあげるのを無視しながら、私は自身が纏ったカーテンを開く。
宥「…ぅ」
瞬間、私の肌を凍えるような寒さが撫でていく。
まるで雪を固めたようなその寒さに私の肌の震えが強くなり、不快感を訴える。
すぐさまそれを遮断しろと命じる本能に、けれど、私の理性はストップを掛けた。
京太郎「ちょ…ね、ねーさん…」
そこでようやくきょーくんは正気に戻ったのだろう。
私を困ったように見つめながら、身体をモジモジさせている。
そんな彼に少しだけ拘束を緩めれば、きょーくんがこれ幸いと離れようとした。
けれど、私はそれを許さず、カーテンが緩んで出来た新しいスペースに彼を誘い入れる。
京太郎「んぎゅ」
宥「ふふ…♪」
瞬間、露出した私の谷間に触れた彼がまるで潰れるような声をあげた。
そのまま何とも落ち着かなさそうに視線を彷徨わせるきょーくんに、悪いとは思いながらも笑みが溢れてしまう。
だって、そうやって困っているような顔をしながらも、きょーくんの顔はとっても赤いんだから。
まるで熟したリンゴのようなその色はまるで子どもみたいに素直で、出会った頃の彼を彷彿とさせる。
京太郎「お、俺は大丈夫だって。それより姉さんの方が心配だから」
宥「…さっき震えていたのに?」
京太郎「ぅ…そ、それは…」
勿論、彼はもう中学にあがる直前のような子どもではない。
その心も身体ももう熟し、大人の階段を順調に登りつつあるんだ。
そんな事は私も分かっているし…ちゃんと理解もしている。
それでも、私はこの件に関しては譲るつもりはまったくなかった。
宥「ほら…もうちょっとこっち寄ってくれないと…スペース出来ちゃって寒いよ?」
京太郎「だ、だけど…」
宥「…もう諦めちゃいなさい。それに…二人でくっついていた方が暖かいから」
京太郎「……分かった」
私の言葉にきょーくんはため息を漏らすようにしてそう応えてくれた。
そんな彼に一つ笑みを浮かべながら、私はより強く彼の身体を引っ張る。
それに渋々と言った具合に引かれながらも、きょーくんの顔は微かに期待の色を見せていた。
きっとなんだかんだ言いながらも、こうやって私を触れ合う事をきょーくんも期待してくれていたんだろう。
宥「(…だったらその期待に応えてあげないと…)」
だって、私はおねーちゃんなんだから。
勿論、きょーくんとはまったく血は繋がってはいないけど、本当の弟のように思ってる。
そして彼もまた私を本当の姉として受け入れ、そしてお世話してくれるんだから。
そんな彼の期待に応えるのに恥ずかしさはあれど、忌避感なんてあろうはずもなかった。
京太郎「…だけど、姉さん、流石にこのままだと…」
宥「…え?」
そんな私は今、きょーくんを真正面から迎え入れるように座り直していた。
けれど、その身体の間にはまだスペースが残り、僅かながらとは言え、外の空気が入り混んできている。
お陰で私の身体はまた大きく震えだし、早く密着したいと訴えていた。
だけど、幾らカーテンが大きめだと言っても人二人を包み込こんだまま大きく姿勢を変えられるはずがない。
これ以外の姿勢を取ろうと思ったら、再びカーテンの扉を開かなければいけないだろう。
宥「…ダメ?」
京太郎「い、いや…ダメっていうか…あの…」
勿論、私はそんな事したくない。
きょーくんを招き入れた時でさえ私の身体は我慢出来ないくらいの寒気を覚えたんだから。
今だって声が震えそうになっている私にとって、きょーくんと抱き合う事は緊急と言っても良いものだった。
宥「…はぅ」
そうやってきょーくんが逡巡している間にも外の空気はどんどんと私達のシェルターの中へと入ってくる。
それをむき出しになった肌で感じながら、私はギュッと手に力を込めた。
けれど、きょーくんはこれ以上、私に近寄るつもりはないらしく、私に近づいてはくれない。
赤くなった顔を明後日の方向へと向けながら、ずっと距離をとり続けている。
宥「ほら、遠慮しないでもっとこっち来て…」
京太郎「い、いや、俺はこの距離で良いから…」
宥「…むぅ」
そんな彼を誘うけれども、きょーくんは頑なに私に近寄ってはくれない。
しかし、きょーくんはともかく、私はこの程度の暖じゃ決して満たされないんだ。
もっともっと…心の中から満たされるような暖かさが欲しい。
そして、その暖がすぐ目の前に置かれているともなれば、我慢なんて出来るはずなかった。
宥「…じゃあ良いよ。こっちからいっちゃうから」
京太郎「…え?」
驚くようなきょーくんの言葉を無視しながら、私の身体は前進する。
腰を下ろした状態から手で移動するそれはきっとすぐさま窘められるようなはしたない動きだろう。
だけど、そんな自嘲が意味ないくらいに私の身体はきょーくんに飢えていた。
宥「ふぁぁ…♥」
そんな私の身体がきょーくんの作ったあぐらの上に腰を下ろした瞬間、沸き上がってきたのは蕩けるような熱だった。
私の冷たい身体とは違うはっきりとしたその熱に思わず口から暖かい息が漏れてしまう。
だって、私の胸の中まで…とっても暖かいので満たされているんだから。
そうやって幸せそうな吐息を漏らしちゃうのも仕方のない事だろう。
宥「(あぁ…♪身体の中…ポカポカになっていくよぉ…♥)」
実際、私の身体は今、例えようもない幸福感で満たされていた。
身体の奥まで満たされるその感覚は中々、味わう事が出来ない。
いや、そこまで私を心地よくしてくれたのは今まできょーくんしかいなかった。
玄ちゃんに暖めて貰った時だってこんな風に暖かくならなかったんだから。
宥「(やっぱり…きょーくんって素敵…ぃ♥)」
数年前、私は今日のように土砂降りに見舞われ、きょーくんのお家に急遽、お邪魔する事になった。
その時も今のように身体の奥まで満たされ、全身がホカホカと火照っていくのを感じたのである。
その時から私を虜にしているその暖かさに私はもう我慢出来なかった。
ようやく手に入れた優しい熱に引かれるようにして、私は全身をすり寄せてしまう。
京太郎「ぅ…ね、姉さん…」
宥「…えへへ、ごめんね…♪」
そんな私を咎めるように呼ぶけれど、きょーくんの口からは明確な拒絶は出ない。
なんだかんだ言いながら、きょーくんは私に甘いんだから。
心からお願いしたら、多少の我儘はちゃんと叶えてくれる。
特に今回はお互いが凍えているというのもあって、イケナイと分かっていても拒めないんだろう。
宥「でも、緊急避難だから…ね…♥」
京太郎「…ぅ…いや、確かにこういう時は人肌で温め合うものらしいけど…」
こうやって抱き合うと触れた肌からあの優しい熱がじっとりと伝わってくる。
今や私の前面に広がったそれは思わず笑みが蕩けてしまいそうなほど心地良い。
本来なら寒くて仕方がないはずなのに…今にも微睡みに堕ちてしまいそうなんだから。
正直、こんなに暖かいものが世の中にあるなんて想像していなかったくらいだ。
宥「(…でも、これ以上の暖かいのも…)」
瞬間、浮かぶ自分の想像に、私は自分の頬がスゥっと朱が差していくのを感じる。
今までの心地良さではなく羞恥心に染まる身体に私は少しだけ身動ぎした。
モゾモゾと落ち着かないそれは決してきょーくんと半裸でくっついているのが恥ずかしくなった訳じゃない。
自分の脳裏に浮かんできた想像…ううん、妄想がきょーくんのエッチな部分をクローズアップするものだったからだ。
宥「(…アレ凄かったよね…)」
きょーくんはある手違いで松実館の男湯と間違え、女湯の方へと入ってしまったのである。
そんな事も露知らず実家の自慢の温泉に入った私は、岩陰で申し訳なさそうに隠れるきょーくんを見つけたんだ。
その瞬間、悲鳴をあげそうになったけど、お客様もいる場所でそんな声をあげる訳にはいかない。
従業員が覗きをしていたなんて不名誉な噂になったら、今まで安心して松実館を利用してくれていた人たちを裏切る事になるのだから。
それにきょーくんが進んで覗きをするなんて到底、思えなかった私は彼を庇う為に一緒に混浴する事になったのである。
宥「(その時…あ、アレ…アレが私の身体に…)」
きょーくんを隠す為に抱き合うような姿勢になった私の身体。
それがきょーくんに性的な興奮を与えたのか私の太ももにあの硬くて熱いものを押し付ける事になったんだ。
その時の感覚は…正直、今でも忘れられないくらいに鮮烈で…そして激しかったのである。
こうして触れ合っている時の蕩けそうなそれではなく、ジリジリと肌が焼けるそうな激しい熱。
何処か真夏の太陽を彷彿とさせるその力強さに…私はちょっとだけ…ほんのちょっとだけ道を踏み外しそうになった。
宥「(でも…今はもう大丈夫…だよね)」
あの力強さを夢に見て…時折…そ、その…一人でエッチな事もしちゃったけど…でも、もう大丈夫。
だって、夢の中の私はもうその熱と一杯、触れ合っているんだから。
それは勿論、自分でしたかった訳じゃないけど…ふ、不可抗力だけど、イメージトレーニングはばっちりである。
例え、あの熱が再び私に触れたとしても…簡単に我を忘れたりなんかしない。
そう…きょーくんのオチンチンになんて絶対に、負けたりなんか… ――
宥「…はぅ…っ♪」
瞬間、私のお腹にドロドロとした熱の塊が触れた。
まるで鋼鉄のように硬いそれはグイグイと私のお腹を押しあげ、自己主張を始めている。
今にもはちきれそうなそれに私は思わず声をあげてしまった。
けれど、それは驚きと言うよりも、念願叶った達成感の方が強いものだったのである。
宥「(ふぁ…ぁ♪肌に染みこんできて…こんなの…ダメ…ぇ♥)」
ジリジリと肌を焦がすようなその激しい熱は、心地良い感覚の中でも自己主張を止めなかった。
いや、寧ろ、その他の部分が幸せで堪らないからこそ、よりはっきりとその暴力性を私に伝えてくるのである。
まるでこの優しいきょーくんも一皮剥けばケダモノなのだと言わんばかりのその激しさに私は微かに首を振るった。
しかし、それを拒絶しようとする意思とは裏腹に、身体はそれを求めるようにして動き始める。
宥「(ダメ…♪こんなはしたない事しちゃ…嫌われちゃうよ…っ♪)」
スリスリとお腹をきょーくんへと押し付けるようなその動き。
それをはしたないという感情は私の中にもあった。
けれど、身体は私の言葉を無視して動き続け、きょーくんの前で身動ぎを強くする。
まるで身体全体できょーくんを誘惑するようなそれに彼の吐息が荒くなるのを感じた。
宥「(べ、別に…お、襲って欲しいとかそういう訳じゃ…♪)」
そう心は言い訳するけれど…私の身体の動きはそう言われてもおかしくないものだった。
だって…私は今、それがきょーくんの恥ずかしいトコロだって理解しながら…身体を押し付けてるんだから。
幾ら寒いのが苦手と言っても、こんな痴女みたいな真似したら言い訳なんて出来ない。
少なくとも幻滅されるのは間違いないだろう。
宥「(襲われちゃう…♪こんな恥ずかしい真似したら…きょーくんだって我慢出来なくなっちゃうよ…ぉ♥)」
それを恐ろしいと思う一方で、私の心に艶のある言葉が浮かんでしまう。
まるでそうやって襲われる事を期待しているような自分の言葉に背筋がゾクリと寒気を訴えた。
だけど、その寒気は今までのように私に不快感だけを与えるものじゃない。
寧ろ、背筋をピリピリとさせるそれは興奮混じりの心地良いものだと言っても良いくらいだった。
宥「(あぁ…♪私…興奮しちゃってる…♥きょーくんの上に跨って…エッチな女の人みたいに興奮しちゃってるぅ…♥)」
そんな自分をさらに追い詰める言葉に私の口からハァハァと吐息が漏れる。
さっきまであんなに寒がっていたとは思えないほど熱く粘ついたその吐息。
自分自身でも殆ど聞いたことのないそれに私の心がさらに興奮を高めていく。
ううん…そうやって興奮しているのは私だけじゃない。
きょーくんもまた私の吐息に合わせて、ハァハァと息を荒くしてくれているんだから。
京太郎「ね、姉さん…ちょ…流石にやば…」
宥「ん…ぅ♪」
だけど、それでもきょーくんは未だ理性というものを保ってくれているらしい。
何とかギリギリのところで堪えようと私を制止する言葉を放つ。
勿論、今にもキス出来ちゃいそうな距離まで近づいている私がそれを聞き逃すはずがない。
しかし、私はそれに返事を返さず、ただ吐息の粘っこさを強めるだけだった。
宥「(きょーくんが…きょーくんが悪いんだからね…♥)」
私だって好きでこんなエッチな事してる訳じゃない。
本当ならもっと軽いスキンシップをするだけで満足していたはずなんだから。
少なくとも…私はお散歩の時に手を繋いで貰えるだけで十二分に幸せだった。
だけど、それが崩れちゃったのはきょーくんが余りにも心地良すぎるからだろう。
宥「(まるで冬のお布団みたいに暖かくて…離れられないよぉ…♥)」
私はもうきょーくんの心地良さを知ってしまった。
今まで知りながらも目を反らし続けていたそれからもう目を反らせなくなってしまったのである。
お陰で私は悪いと、はしたないと思いながらも、彼から離れる事が出来ない。
だから…そんなになるまで私を暖かくしてくれるきょーくんが悪いんだ。
京太郎「お願い…姉さん、もう離れてくれ…このままじゃ…俺…」
宥「はぁ…♪ん…ふぅ…♪」
そんな私の前できょーくんがまるで弱音のような言葉を放つ。
私のお腹に触れるあ、アレはどんどん大きくなってきてるから…きょーくんも性的に興奮してくれてるんだろう。
以前、私の身体でも興奮するって言ってくれたのはどうやら嘘じゃないみたい。
それが嬉しくなった私はよりお腹を突き出すような姿勢になりながら、やらしい身動ぎを続ける。
京太郎「く……っ!もう…我慢の限界なんだ。俺…本当に…」
宥「ふふ…ぅ♪ふぁぁ…♥」
そんな風に言いながらも、きょーくんは私のことを突き飛ばしたりしない。
それはきっときょーくんが私の事を想ってくれている証だろう。
本当に私で興奮するのが嫌なら…突き飛ばすだけで何もかもが解決するんだから。
それをしないという事はきょーくんもまた私を受け入れてくれているんだ。
宥「(きょーくんもそうだよね…♥一緒に暖かくなりたいんだよ…ね…♥)」
私にだって性的な知識くらいある。
こうなった男の人が出さないと満足出来ない事くらい理解しているんだ。
トラブルで混浴しちゃった時はそれどころじゃなかったけれど…でも、今は周りに私達以外誰もいない。
今も外は豪雨が続いているし、休日の校舎には殆ど無人に近い状態だ。
きっと大きな声をあげても誰も気づかないだろう。
だから…前とは違って今回は…きょーくんと一緒に暖かくなっても…問題ないんだ。
京太郎「姉さん…!俺…マジで襲いそうだから…我慢出来なくなるから…!」
だけど、きょーくんんはまだ私のその気持ちに気づいてはくれない。
きっと私が暖かいの欲しさにこうして身体をすり寄せていると思っているんだろう。
勿論、その気持ちがまったくないとは言わないけど、でも、だからってそれだけでこんな事をしたりはしない。
私もまたきょーくんが好きだからこそ…こうして誘惑するような真似が出来ているんだ。
宥「(そう…その気持ちは…穏乃ちゃんにだって…憧ちゃんにだって負けてない…)」
内心、そう対抗心を滾らせながら、私はそっときょーくんの背中に手を回した。
そのままギュッと彼が逃げないように閉じ込めるその手に、彼の瞳が微かに揺らぐ。
興奮と理性に板挟みになっているきょーくんはきっと今、とても辛くて仕方がないのだろう。
なら…それを解してあげるのが仮にも姉と呼ばれている私の役目だ。
宥「…ちゅぅっ♪」
京太郎「んん…っ」
そのまま鈍感な弟の唇に触れれば、彼の身体がピシリと硬直したのを感じる。
まるで全身を緊張させるようなそれは…私がきょーくんに触れさせたのが唇だったからだろう。
スキンシップの中でも最上位 ―― お互いに親愛を伝えるそのキスに彼が驚くのも無理は無い。
私自身…そうやってきょーくんとキスを交わしてる自分に微かな驚きを感じているんだから。
宥「(…でも、全然…嫌じゃない…♥)」
雰囲気に流されている所為か、ドンドンと積極的になっていく自分。
普段の奥手で引っ込み思案な性格からは想像も出来ない私の姿に驚きは禁じ得ない。
だけど、そうやってきょーくんとキスする感覚は驚きとは比べ物にならないほど心地良いものだった。
唇同士が触れ合っただけで胸の中がトロンって蕩けて…頭の中がフワッってしちゃうんだから。
宥「(キスってこんなに気持ち良いものだったんだ…♪)」
たった一回の接触で私はもうその感覚の虜になってしまった。
身体が求めるままに二度三度ときょーくんに顔を寄せ、キスを繰り返してしまう。
それにきょーくんは身体を強張らせたまま、何の反応もしてくれない。
そのクリクリとした綺麗な瞳を唖然に染めて、私を見つめるだけなんだ。
京太郎「…ね、姉さん…」
宥「…今は何も言わないで…ね♥」
数秒後、ようやく私を呼んでくれたきょーくんに微笑みを返した。
勿論、私だってここまでしたんだから好きとか愛してるとか…そんな事を言いたい。
だけど、ここで何かを言ったところできょーくんがそれを認識してくれないのは今までの事で分かっている。
どれだけ好きだって大好きだって言っても曲解されちゃうなら…身体で示した方がきっと早いはず。
宥「ふぁっ♪」
そう思った瞬間、きょーくんの手が私の背中に回った。
そのままぎゅっと抱き寄せる手は私なんかとは比べ物にならないほど力強い。
否応なしにきょーくんが男の子である事を感じさせるそれに私は驚きの声をあげてしまう。
しかし、その手は私をがっちりと抱き込んだまま、決して緩む事はない。
京太郎「…言っただろ、もう…我慢出来ないって」
宥「ふぁぁ…♥」
そんな私の耳元で小さく囁かれる声に背筋がゾクリとしてしまう。
吐息の粘っこさをそのままに囁かれるそれは、今にも襲われちゃいそうなんだから。
内心、それを期待…う、ううん…期待なんかしてなかったけど…でも、それでも良いと思っていた私にとってそれはとても興奮するものだった。
京太郎「男は怖いんだぞ、姉さん」
宥「んぅ…っ♪」
そう言いながら、私の首筋や鎖骨にキスを落とすきょーくん。
露出した私の身体を味わおうとするそれに肌がピクピクって震えちゃう。
特に首筋のキスは執着を意味するだけあって、とってもドキドキした。
私の弱い部分をきょーくんに晒している感覚に、吐息も自然と熱くなってしまう。
宥「(だけど…それだけ…なんだね…♪)」
きょーくんはそうやって私の色んな所にキスをする。
親愛の頬も、誘惑の耳も、憧憬の瞼も、思慕の髪も、祝福の額も、愛玩の鼻筋も。
だけど、それ以外の場所 ―― 私の唇には一切、触れてはくれない。
さっきからハァハァっと誘うように呼吸してるのに、もう唇疼いて仕方ないのに。
私を動けないように拘束しながら、そうやって私を焦らして…ううん、追い詰めようとしている。
宥「(…確かに玄ちゃんなら…それでも十分、止められるかもしれない)」
玄ちゃんは頑張り屋だけど、その分、恥ずかしがり屋だ。
衝動のまま自分がやろうとしている事を理解したら、きっと恥ずかしすぎて動けなくなるだろう。
勿論…私だって恥ずかしいし…衝動のまま動こうとしているのは決して否定出来ない。
でも、それだけではないとそう思えるのは、こうして私が衝動に身を任せてしまっているのが二回目だからなんだろう。
以前よりも冷静に自己分析する余地を残している私は、もうここまでやって止まれないとそう言っていた。
宥「(…だから…そんな気遣い…必要ないんだよ…♥)」
京太郎「…ぅ」
我慢出来ないと言いながら、明確な一線を超えてくれないきょーくんは、きっと私のことを想ってくれているんだろう。
私がただ寒さに凍えてこんな事をしているんだって…そう思って、後悔しないようにしてくれているんだ。
勿論、そうやって私の事を考えてくれるのは嬉しいけど、私にはもうそんな気遣いは必要なかったのである。
それよりも…もっともっとケダモノさんになって…私のことを求めてくれた方が嬉しい。
宥「きょーくんの胸…とっても硬くて暖かいね…♥」
京太郎「ね…姉さん…っ」
だからこそ、私の手はきょーくんの背中ではなく、彼の胸板へと回った。
そのままスベスベと確かめるようなその手つきはきょーくんにとってエッチに感じられるんだろう。
肩にキスしていたその顔をあげて、訴えるように私を呼んだ。
だけど、そんな風に呼ばれても、私にはもう止まるつもりなんてない。
宥「(…だって、我慢は毒…だもんね…♥)」
私にとってきょーくんはとても大事な男の子だ。
唯一と言っても良い男友達で、私を姉と呼んでくれる義理の弟で、実家で働いてくれてる大事な従業員の一人で、麻雀部の仲間で。
そして何より…私にとって大好きで大好きで堪らない男の子なんだから。
そんな子がこの期に及んで我慢しようとしているのを感じて、遠慮なんてしていられない。
私に出来る事全てを使ってでも、彼を理性という邪魔なものから解き放ってあげるのが姉としての責務だろう。
宥「ね…きょーくん気持ち良い…?私は暖かくて気持ち良いよ…♪」
京太郎「いや…あの…」
宥「…気持ち…良い…?」
京太郎「あ、あぁ…」
宥「ふふ…っ♥」
そんな私の言葉にきょーくんはぎこちないながらも頷いてくれる。
カクカクとブリキの人形のようなそれに私は思わず笑みを浮かべてしまった。
さっきはあんなに男らしかったのに…ちょっと反撃されるだけですぐ固まっちゃうんだから。
宥「(…可愛い…♪)」
勿論、私は灼ちゃんじゃないから、その言葉を口には出さない。
きょーくんが灼ちゃん以外にそう言われる事をあんまり快く思っている事を知っているから。
だけど、それでもその気持ちが沸き上がってくるのはどうしても否定する事が出来ないものだった。
さっきに比べれば刺激なんてほんの少しだけなのに、ピクンって反応しちゃうきょーくんは、子どもの頃からまるで変わっていないように思える。
宥「でも…きょーくんはこれじゃ足りないよね…?」
京太郎「ぅ…」
だけど…身体の方は…もう私の手に負えないくらいに大きくなっていた。
その象徴とも言える…えっと…硬いトコロに私はお腹を擦り付ける。
勿論、ついさっきまでは殆どそんな事も出来ないくらいにガッチリと捕まえられていた。
でも、私に反撃されて驚いたのか、力を緩めた彼の腕の中で動くのはそう難しい事じゃない。
スリスリと身体を左右に揺さぶるそれはさっきに比べれば弱々しいけれども、それでも気持ち良いんだろう。
宥「…良いんだよ♪我慢なんてしないで…ね…♥」
明らかに欲望が大きくなっていくきょーくんの瞳。
元々、限界一杯であったそのバランスが私の言葉で崩壊していく。
そんな中で媚びるように私を見つめるのは…きっともっと気持ち良くして欲しいからなんだろう。
それを言葉にするほど理性がなくなった訳ではないだろうけれど、彼は少しずつ私が望んでいる状態へと近づいていってくれていた。
宥「気持ち良くなりたいって言うのは…決して悪い事じゃないんだから…♪」
そんな彼の耳元で囁きながら、私のお腹の動きは激しくなっていく。
それは勿論、きょーくんの手が少しずつ拘束を緩めていってくれたからだ。
私の言葉に抵抗の意思が萎えていくように少しずつ…ほんの少しずつ縋るようなものへと変わっていく。
そんなきょーくんの手に堪え切れない笑みを浮かべながら、私は彼の背中に手を回し、再び身体を押し付けた。
宥「ほぉら…♪スリスリ…スリスリ…ぃ♥」
けれど、それはさっきとは違い、私が暖かくなる事を主目的としていない。
声に合わせて強弱をつけるその動きは、きょーくんを興奮させる事を第一義としていた。
それはきっと私がこうして触れ合う事を到達点と考えなくなったからだろう。
今の私にとってこうやって暖まる事はただの通過点であり、もっともっと先の事を夢見ているのだ。
宥「ふふ…♥私たちのお腹でサンドイッチになりながらピクピクしてるよ…♪」
そんな私の口からエッチな言葉が休まず飛び出していく。
まるで少女漫画に出てくる悪い女の子になりきったようなその言葉にもう私は驚く事はなかった。
寧ろ、次から次へと湧き上がるその言葉に、私は微かな興奮すら得ている。
私の中にこんな自分がいたんだって思う目新しさと共にその興奮は私の背筋を駆け上がっていった。
宥「(お腹の奥…トロトロになっていっちゃう…♥)」
寒気にも似た感覚と共に背筋を這い上がる興奮とは違い、私のお腹の奥へと残る興奮もあった。
きょーくんの下着越しに触れる部分からジィンと響いていくそれは私の一番大事な部分をトロトロにさせていく。
そしてその熱はゆっくりと私の中を滴り落ちて、女の子の部分へと広がっていくんだ。
ジワァと滲み出るそれは興奮の所為か、とても熱く、私の身体を心地良くしてくれる。
宥「(一人でするときは…こんな事なかったのに…♪)」
わ、私だって回数は少ない…う、ううん…ち、ちょっと人並みより多いかもしれないけど…でも、一人で身体を弄った事はある。
だけど、どんな時を思い返してみても、こんな風にトロトロになる自分を意識した事はなかった。
どちらかと言えば触れている間にいつの間にか濡れていくくらいで、こんな風に濡れる自分をはっきりと自覚したりはしない。
しかし、まるで二人で気持ち良くなりたいと言わんばかりに…今の私はそれを意識させられてしまう。
宥「(私…やっぱり欲しいんだ…♥きょーくんの事…欲しくて堪らないんだ…ぁ♥)」
それはきっと私がきょーくんの事が大好きで…そしてエッチだからだろう。
普通は大きくて熱いトコロがお腹に触れたって、こんな風に女の子の部分が濡れたりはしない。
ましてやそれが何とも思ってない相手だったら、嫌悪感しか感じないだろう。
だけど、今の私はそうやって準備を始める自分を何処か誇らしく、そして嬉しく感じていた。
宥「きょーくんのもう…下着からはちきれちゃいそうなくらいバキバキ…♪とってもドキドキしちゃう…♥」
だから…もっとエッチになりたい。
他の誰にも負けないくらいエッチになって…きょーくんと気持ち良くなりたい。
玄ちゃんがきょーくんとエッチするときに導いてあげられるように…先にきょーくんと…エッチしたい。
そんな気持ちからエスカレートしていく私の言葉はもう痴女そのものと言っても良かった。
だけど、私はもうそれを理解していても、止まらない。
ううん…その程度じゃ満足できないって…そう言った方がきっと正しいんだと思う。
宥「窮屈でしょ…?脱がしてあげるね…♥」
京太郎「う…い、いや…」
私の言葉にきょーくんは微かに逡巡を見せた。
幾ら理性の色が薄れていると言っても、裸になるのはやっぱり抵抗があるんだろう。
その口からは拒絶にも近い言葉が放たれ、視線を彷徨わせていた。
だけど、決してそれだけではないのはおねーちゃんである私にはお見通しである。
宥「直接、スリスリした方が絶対に気持ち良いよ…♪」
京太郎「…っ…」
私の囁きにきょーくんがゴクリと生唾を飲み込んだ音が聞こえた。
吐息の中でもはっきりと聞こえるそれはとても粘っこい。
まるで興奮をそのまま飲み下そうとしているようなそれは、しかし、あまり効果がなかったんだろう。
それは私から目を逸らしたきょーくんの頬が興奮の色を強める事からもすぐに分かった。
宥「満足したら…きょーくんは冷静になれるよね…?そうしたら私の事だって止められるでしょ…?」
勿論、私は止めるつもりなんてない。
そもそもここできょーくんに満足してもらうつもりなんて欠片もなかった。
それでもきょーくんにそうやって囁いたのは、未だ逡巡の色を浮かべ続ける彼に言い訳を与える為である。
普段の冷静な彼にはそんな詭弁なんて見抜かれてしまうだろうけれど…幸いにして今のきょーくんのバランスはもう崩れているんだ。
私の言葉に数秒ほど沈黙を返した後、小さく ―― ほんの小さくだけれども、頷いてくれる。
宥「ふふ…♥じゃあ……腰浮かせて…♪うん、良い子…♥」
そのまま私の言葉に従って腰を浮かせてくれるきょーくんが本当に愛おしい。
まるで赤ちゃんみたいに素直で従順なその様子に思わずギュッと抱きしめたくなる。
だけど、そうやって抱きしめるよりも先に私にはするべき事が沢山あるんだ。
その気持ちが私をきょーくんから引き剥がして…ゆっくりと彼の下着をズリ下ろしていく。
宥「ん…っ♪」
瞬間、私達を包むカーテンの中で熱気がムワリと増すのを感じた。
まるでコタツがその電源を入れたような変化は、きょーくんのエッチなトコロが表に出てきちゃったからだろう。
お互いの身体をカーテンで包んでいる所為で見えないけれど、下着越しでもはっきりと分かるその熱をより身近に感じるんだから。
それに自分のしている事がどれだけはしたない事かを自覚しながら、私は再びきょーくんへと身体を近づけていく。
宥「んはぁ…っ♥」
そんな私の肌に伝わってくるのはさっきよりももっと激しい熱だった。
まるで太陽がすぐ側に降りてきたようなその熱量は私の想像を遥かに超えている。
ジリジリと肌を焼くのではなく、焦がされるようなそれは身悶えするくらいに強い。
寒がりの私じゃなかったら、もしかしたら火傷しちゃうんじゃないだろうか。
宥「ふぅ…ん…♪」
でも、私ならそんな事はない。
きょーくんの事暖か過ぎるくらいに暖かいトコロだって受け入れてあげる事が出来るんだ。
そう思った身体がゾクゾクとした寒気を沸き上がらせるけれど、それは決してお腹から伝わってくる熱と相反するものじゃない。
寧ろ、その2つはお互いに手を取り合って、私の身体を熱く、そして蕩けさせていく。
宥「はぁ…っ♪ん…ぅぅ…♪」
それが最も現れるのは私の身体の動きだった。
スリスリと身体を揺するそれはさっきよりも遥かに情熱的で…そしてやらしくなっている。
それは勿論、私が意図的にしようとしているのではなくて…身体が勝手に動いてしまうんだ。
宥「(私…フリフリって…犬みたいに…♥)」
お腹だけではなく大きめのお尻までフリフリって揺らす自分。
まるでワンちゃんがご飯欲しくてオネダリしているような仕草に頬がカァっと赤くなる。
そんな自分が恥ずかしいと思えども、否定出来ないのは、私はきょーくんが欲しいからなんだろう。
私が欲しいのはご飯じゃなくて熱だけれど…私はそれを一杯くれるきょーくんにオネダリしちゃってるんだ。
宥「(そして…きょーくんはそれに一杯応えてくれて…♪)」
きょーくんの硬いトコロはやっぱりとても敏感さんだったみたい。
私がほんの小さく動くだけでピクピクって簡単に反応してくれる。
それだけじゃなく、中の熱をジリジリと高め、私をもっと暖かくしてくれるんだ。
しかも、それは私のお腹の奥にまでジワジワと入り込んで蕩けさせるとなれば…もうエスカレートしていくしかない。
宥「(中までポカポカにされちゃうの…素敵…♥)」
暖房器具によって得られる一時的な暖かさではなく、じっとりと身体に残ってくれる心地良さ。
身体がトロトロになっていくのをはっきりと感じるそれはいっそ快感と言っても良いのかもしれない。
少なくともそうやって直接触れ合う時間は、私の人生の中でもトップクラスに幸福だと断言出来るものだった。
宥「ん…ふ♪」
その気持ちをきょーくんも共有してくれているのかは分からない。
しかし、私の目の前で呼吸を荒くする彼の表情には快感が強く浮かんでいた。
もう誤魔化せないくらいに広がっているそれはきょーくんがそれだけ私で気持ち良くなってくれている証だろう。
そう思っただけで私のお腹の奥はキュゥゥンと震え、またエッチなお汁を零しちゃう。
宥「(それに…お腹の方も少しずつクチュクチュ鳴ってるよ…♥)」
恥ずかしくて保健体育の授業も殆ど聞いていなかった私にだってそれが男の子が気持ち良い時に出るものだって知っている。
確かきゃうぱーとか…そんな難しそうな名前だったと思うけど…とにかくきょーくんが気持ち良くなってくれているのは確かだ。
だからこそ、きょーくんがもっともっと気持ち良くなれる為にも、私はここで頑張らないといけない。
宥「(…でも、どうしたら良いのかな…?)」
私だってこの熱いトコロを触ってあげたら男の子が気持ちよくなる事くらいは知っている。
でも、だからと言って、これ以上どうしたらきょーくんが気持ち良くなってくれるのかなんてまったく思いつかなかった。
流石にこのまま本当に最後までしちゃうのはまだ決心がつかないし…もうワンクッションくらい欲しい。
そう思いながらも何も思いつかない私の中でジリジリともどかしさが強くなっていく。
宥「(私…これじゃ足りない…♪)」
そう思うのは私の中で欲情が欲求に近づきつつある証なのだろう。
暖かさを求めるのと同じくらいに、私は今、快感を求め始めている。
一人で色々やっちゃう時のムラムラとした感覚に、しかし、私は答えを出す事が出来ない。
暖かいのが欲しくて、きょーくんも気持ち良くしてあげたくて、でも、私自身も気持ち良くなりたくて。
そんな全部を一度に満たす方法なんてあるはず… ――
宥「…あ…ぁ♪」
瞬間、私の脳裏にとてもエッチな考えが浮かんでしまう。
それは私の欲求全部を同時に満たす名案と言っても良いものだった。
だけど、それをすぐさま実行に移すには…あんまりにも…そうあんまりにも恥ずかしすぎる。
幾ら興奮で足を踏み外した私でも中々選べないくらいに…それはエッチなんだから。
宥「(でも…♪あぁ…でも…っ♥)」
しかし、私にそれ以上の考えが思い浮かばないのも事実だった。
元々、私はあまり頭の良い方ではないし、ましてや今や冷静ですら無いのだから。
心の中に浮かぶ躊躇いも少しずつその勢いを弱め、興奮の中に飲まれていってしまう。
結果、私はきょーくんの前でゆっくりと身体を持ち上げ、その位置を補正していった。
宥「(この辺り…だよね…♪)」
京太郎「ぅ…」
男の子の中でも長身な方に入るきょーくんに対して、私の身体は平均的である。
だから…その位置を望んだ部分に持ってくるのにはほんの少しの試行錯誤が必要だ。
そうやって試す度にきょーくんが物足りなさそうな声をあげながら、私に視線を戻す。
まるで『どうしてそんな意地悪するの?』と顔全体で訴えるような可愛い仕草に胸をキュンと唸らせてしまう。
そんな彼に『意地悪じゃないよ、もっと気持ち良くなる為なんだから』と説明してあげたいけれど…それで拒絶されたらきっと私は立ち直れない。
だからこそ、その誘惑を堪えながら四回目…私はようやく望んだ通りに…太ももの間に彼の敏感な部分を挟む事が出来た。
宥「(あぁ…♪これ…このままでも凄いドキドキしちゃう…)」
ジンジンと太ももに伝わるその熱はお腹とは比べ物にならなかった。
きょーくんから与えられた暖かさの所為か普段よりも遥かに敏感になっている太ももはそのジリジリとした熱をダイレクトに伝えてくるんだから。
お腹の奥へと這い上がっていくその感覚は歩みを止めず、私の胸までもドキドキとさせた。
それだけでもお腹で触れるよりも遥かに幸せで暖かい。
宥「は…ぅん…♪」
けれど私の目的は自分だけが暖かくなる事じゃない。
きょーくんもまた満足させてあげられなければ、私の全ては満たされたと言えないんだ。
だからこそ、私はゆっくりと身体を動かしていく。
きょーくんに向かって前後に身体を揺するその動きはまさにピストン運動だ。
だけど、きょーくんの熱いトコロは私の中には入っておらず、太ももで挟んでいるだけである。
だから、これはエッチじゃなくて…えっと…なんて言うんだろう?
宥「(詳しい事は分からないけど…でも、これ…良い…っ♥)」
これを思いついたのは温泉できょーくんの大きいトコロを私の太ももで隠した経験からだ。
あの時、きょーくんは確かに気持ち良さそうな顔をしてくれていたのを思い出したからである。
そしてそれは私の思いつきそのままに…いや、それ以上に私の事を熱く、そして満足させてくれた。
きょーくんは私の前で荒く吐息を漏らし、熱に浮かされたように潤む瞳を逸そうともしなくなっているし…何より… ――
宥「(これ…気持ち良いトコロに擦れちゃう…♥)」
そう。
そうやって太ももに… ―― 正確にはその付け根に擦り付けるとビリリって気持ち良いのが私の中に走ってしまう。
自分で弄る時よりも遥かに強いそれは、私を昂奮とはまた違う意味で昂らせてくれた。
お腹で得るもどかしさとはまったく無縁のそれに私はすぐさま夢中になり、腰をやらしく揺すってしまう。
宥「(大丈夫…だよね…♪これ…エッチじゃない…♥ちゃんとショーツ履いてるから…♪)」
カクカクとまるで本当にエッチしているように動いてしまう自分の腰。
しかし、一番大事な部分を覆うショーツは未だ私の身体を覆っているままだった。
なんだかんだ言いながらも臆病な私はそれなしではこんな大胆な事は出来ない。
何より…それを脱ぐ時間すら惜しかったという事もあって…私はこうしてショーツをきょーくんに押し付けるように動いてしまう。
宥「(またニチャって言って…♥これ…絶対バレちゃってる…♪)」
そんな私の動きに合わせて、カーテンの中から微かにニチャニチャと粘っこい水音が聞こえてくる。
それは最初、お互いの吐息にかき消されるような小さなものだったけれど、今はもうはっきりと私の耳に届いていた。
それだけでバレちゃってもおかしくないのに…その音の源であるショーツときょーくんはべったりと絡み合っているんだから。
敏感になっているであろうアソコで私がこんなに濡れているのを感じていないはずがない。
宥「(私…♪今、恥ずかしいお汁できょーくんの事穢して…っ♥)」
それをきょーくんがどう思っているのかは分からない。
ただ興奮に流されているのか、もしくは内心、嫌だと思っているのか。
前者であればまだ救われるけど…でも、何の取り柄もない私相手だから後者の可能性は決して否定出来ない。
だけど、そう不安に思いながら私の腰は止まるどころか激しくなっていき…水音もまた激しさを増した。。
宥「(あぁ…♪私、きょーくんを無理矢理、犯しちゃってる…♪)」
その動きはまるで私がきょーくんをレイプしているような激しいものだった。
カクカクフリフリって気持ち良さを求めて揺するそこには理性の色なんて欠片もない。
まるで猫ちゃんやワンちゃんが交尾する時のようなそれにお腹の底から恥ずかしさが湧き上がる。
だけど、私の身体はもうそれを興奮と熱としか受け取らず、彼の前で情けない姿を晒し続けた。
京太郎「はぁ…姉さん…っ」
宥「ん…ふぅ…♥」
そんな私をきょーくんがまるで愛しいもののように呼んでくれる。
熱っぽく、優しく、子どものように、心から。
言葉に出来ない多数のものを私に求めるようなその言葉に私の中にあった不安が溶けていく。
その感覚に心地良い吐息を漏らした瞬間、彼の目が私の胸辺りをじっと見つめているのに気づいた。
宥「…おっぱい触りたいの?」
京太郎「…ぅ」
私の言葉にきょーくんは小さく声をあげる。
それ自体は否定でも肯定でもないけれど…でも、私の目には肯定にしか映らない。
それはきっときょーくんの目が一瞬で、私から離れていったからなんだろう。
今まで私のはしたない姿を我慢出来ないように見つめてくれていた彼の突然の変化は、私の言葉が無関係であれば起こりえないはずだ。
勿論、図星とまで行くかは分からないけれど、玄ちゃんとも仲の良い彼がおっぱいにまったく興味が無いとは思えない。
宥「(…だって、玄ちゃんが仲間認定するくらいだし…)」
おもちマイスターとか言う訳の分からない玄ちゃんの自称。
でも、その仲間として認められたのは今まできょーくんだけであった。
私とは違って男の人とも接する機会のある玄ちゃんに認められるという事は、それだけおもち ―― おっぱいを彼が好きだという事だろう。
実際、散歩の時には私のおっぱいをチラっと見てくれてる事もあって、私はその度に暖かく…ってそれは今は関係ないよね。
ともかく…彼もまた玄ちゃんほどオープンじゃないけれど、でも、そういうのが好きなのは間違いないんだ。
宥「大丈夫だよ…♪きょーくんのしたい事全部しても良いんだからね…♥」
そして私もきょーくんの欲求を全部、叶えてあげたい。
だって私はこんなに一杯、彼に暖かいものを貰って、気持ち良くまでして貰っているんだから。
おっぱいくらいなら ―― ま、まぁ…恥ずかしいけど… ―― 触られても良いと思えるくらいに。
勿論、それは相手がきょーくんだからなんだけど…彼はそれに気づいてくれているだろうか?
京太郎「…姉さん…っ」
宥「ふきゅ…っ♪」
そんな私の気持ちをきっと弟は気づいてくれていないんだろう。
私の許しに我慢出来なくなったように抱きつく彼の目は私の顔ではなく、おっぱいの方へと向けられていた。
その瞬間、きょーくんが玄ちゃんのお仲間だという事を理解した私は、何処か微笑ましい気持ちになってしまう。
好意に気づいて欲しかったし肩透かしめいたものはあるけれど、でも、それ以上に今の私にとって彼のその様子は暖かいものだった。
宥「ふあ…ぁっ♥」
でも、その微笑ましさは数秒ほどで私の中から消え去り、興奮が再び私の中で強まっていく。
それはきょーくんの手が私の背中をゆっくりと撫でていったからだ。
背中の外周部分を包み込むような手つきで撫であげるそれは、思わず吐息が漏れてしまうくらい官能的に思える。
ゾクゾクって冷たい感覚が走りながらも、きょーくんの手によって暖かくされる私の背中。
だけど、その矛盾とは裏腹に、それはとても心地よく、身体を揺するのを一瞬、止めてしまう。
宥「…ふぇ?…んくぅ…♪」
そのほんの僅かな間に私のブラのホックは外されてしまった。
まるで手馴れているようなその手つきに私の口から疑問の声が漏れる。
しかし、それを言葉にするよりも先に彼の手は私のおっぱいを外からそっと持ち上げた。
外周部分から支えるようなそれに胸にひっかかっていたカップ部分が取れ、カーテンの中で私の肌が顕になってしまう。
京太郎「姉さん…姉さん…っ」
宥「きょー…くぅん…♥」
そんな私の肌をきょーくんの手が覆っていく。
ブラの代わりに私のおっぱいを支えるようなその手は、しかし、ブラとは違ってやらしく動いていた。
おっぱいの形や柔らかさを確かめようとするようなそれは、しかし、何処か遠慮しがちに思える。
少なくとも私のブラを一瞬で脱がせたような技巧の持ち主とは到底思えず、指先にはぎこちなさが残っていた。
宥「(私のおっぱい…きょーくんが触ってくれてる…♥)」
だけど、それが気持ち良くないかと言えば、決してそうではない。
寧ろ、そうやって彼にエッチな部分を触れられているというだけでその奥にある心臓がキュンキュンってしちゃう。
玄ちゃんの所為で他人に触られる事には慣れているけど、でも、相手は同性で妹な玄ちゃんじゃなくって、異性で気になるきょーくんなんだから。
その手がどれだけぎこちないものでも、私の肌は快感を沸き上がらせ、興奮を強めてしまう。
宥「(あぁ…♪きょーくん…ぅ♥)」
その興奮が今までとまったく違うように思えるのは、彼からはっきりと求められているからだろう。
今までのような受容のスタイルではなく、明確に私を求めてくれている彼に興奮が胸から染みだしていった。
一方通行なものではなく、お互いに気持ちを通わせ合うその手に思わず身を委ねたくなってしまう。
どれだけエッチな事をしても私も女の子で…好きな人に、きょーくんに求められるのが一番、好きなんだ。
宥「(だけど…このままで良いはずないよね…)」
ようやく本当の意味で私を求め始めてくれた愛しいきょーくん。
だけど、彼は今、私のおっぱいに夢中で、それ以外の事にはまるで目がいっていない。
そんな彼を気持ち良くしてあげられるのは、きょーくんのエッチなトコロを挟んでいる私の太ももだけだろう。
ならば、私が彼を気持ち良くしてあげなくて一体、どうすると言うのか。
宥「はぁ…ぁん…♪」
その気持ちのままに私の身体が再び前後へと動き出す。
きょーくんに胸を触られてからようやく再開したその動きに、太ももの間でピクピクと何かが揺れるのを感じた。
その瞬間、私の口がキュっと閉じて、ブルリと寒気が肩まで這い上がっていく。
今までのものよりも遥かに強いその快感は私のお股 ―― そのほんの少し上にぷっくりと浮き上がった敏感なトコロが原因なんだろう。
宥「(この角度…クリトリスに…擦れ…ちゃうぅ…♥)」
きょーくんが身体を沈め、そして私が腰をあげた影響だろう。
さっきまで私の太ももに通っていた彼の太いトコロはその角度を変えて、私の敏感な豆を擦っていた。
ぷっくり膨らんだ球体のような熱いトコロでショーツごとグリグリされるとそれだけで腰がぎこちなさを増していく。
それだけでも気持ち良すぎて腰がピクピクって跳ねちゃうのに…その上、私のおっぱいは今も彼に責められているままだ。
宥「(…これすっごいエッチだよぉ…♥)」
おっぱいを彼にイジられながら、腰を揺する感覚はとてもエッチで…そして気持ち良いものだった。
不器用ながらもおっぱいを揉んでくれている指先からも、そして濡れたショーツ越しに触れ合うエッチな部分からも。
どっちも快感が伝わってきて…私の身体を熱く興奮させてくれるんだから。
単純で二倍 ―― けど、体感では二乗に感じられるその心地良さに私はもう虜になってしまっていた。
宥「(裸なのにとっても暖かくて…♪)」
勿論、裸と言っても、一応、まだショーツは脱いでいない。
だけど、そこはもう私のエッチなお汁でベトベトになって到底、防寒具としては機能していなかった。
寧ろ、染み付いた粘液が気化していく度に私の貴重な熱を奪っていってもおかしくはない。
しかし、実際は私の身体は今まで類を見ないほどに火照り、寒さなんて感じる部分なんて何処にもなかった。
宥「(それに…とっても気持ち良くって…幸せぇ…♥)」
まるで今すぐこのカーテンを投げ捨てられちゃいそうなくらい心地良い暖かさ。
しかし、それに負けないくらいに私の中の快感は大きく、激しいものだった。
おっぱいもアソコも…一人で弄っているのとはもう比べ物にならないくらいに敏感になっちゃってるんだから。
そんな部分を大好きなきょーくんに弄られ、そして擦りつけあっていると思うとそれだけでビリビリがお腹へと這い上がっちゃう。
そしてその奥からもう休みなしにドロドロのお汁が漏れちゃって…私が動く度にクチュクチュってやらしい音をさせるんだ。
宥「(また音が大きくなっていっちゃってる…♥)」
そしてその音がゆっくりと…だけど、確実に大きくなっていく。
それはきっと私のアソコから漏れる粘液が増えているだけではないんだろう。
私の腰そのものも止まってしまう前の速度へと近づき、カクカクとみっともない動きになっているからなんだ。
普段、寒くて活動的でないとは到底思えないその激しさに私がどれだけ興奮しているのかを思い知らされてしまう。
宥「はひゅぅ…♪」
それはきっときょーくんも同じなんだろう。
その音が大きくなるにつれて、彼の手の動きは少しずつスムーズになっていく。
遠慮がなくなっていくと言っても良いそれは、私のおっぱいに慣れてくれた証なのか、それとも遠慮していられないくらい興奮してくれているのか。
どちらかは分からないけれど、でも、嬉しい事に変わりはない。
宥「(それにそうやってグニグニされるの気持ち良い…っ♥)」
きょーくんの手はスムーズになった分、刺激が幾分、増していた。
お陰で私のおっぱいはさっきからどんどん気持ち良くさせられていってしまう。
思わず口から吐息混じりの声が漏れちゃって、もっともっとときょーくんに触って欲しくなるくらいに。
そしてそんな私のいやらしい希望を彼の手は叶えてくれて… ――
宥「(でも…これ上手過ぎ…るぅ…♪)」
躊躇いをなくした彼の手は、私のおっぱいを優しく包むように撫でてくれた。
さっきまでのおっぱいを揉みしだく動きとはまったく違ったそれに身体の火照りが強くなる。
だけど、それは優しすぎて何処かもどかしく、焦らされているように感じるくらいだった。
そんな私のおっぱいをきょーくんは時折、ギュって激しく揉んでくれる。
その度に私の奥がジュンってして…また奥からドロドロとした熱いものが滴りおちてきちゃう。
宥「(これ…分かってる…♪女の子を感じさせる方法…分かってる…触り方…っ♥)」
ただ自分がおっぱいの柔らかさを味わうのではなく、私が気持ち良くなる準備を整えようとするその手つき。
それは私が自分を慰めている時の何倍もエッチで…そして効果的だった。
疼きと充足を何度も繰り返すうちに…私の身体はドンドン敏感に、そして快感に弱くなっていくんだから。
まるで何度もこうして女の子のおっぱいを揉んでいるような愛撫の仕方は、初めてなんて到底、思えない。
宥「(…もしかして…きょーくんもう他の人と…)」
きょーくんの側にいるのは私と玄ちゃんだけじゃない。
彼の周りには魅力的な女の子が沢山居て、そしてきょーくんを好きでいるんだから。
その内の誰かとこうして身体を重ねていても、決して不思議じゃないだろう。
そう思っただけで胸の奥が冷たくなって…不安に気持ちが揺らぐのが分かった。
宥「(でも…そうじゃないよね…?だって…きょーくんにそんな素振りなかったし…)」
確かにきょーくんは鈍感だけれど、基本的にはとっても素直な子だ。
隠し事は苦手で、すぐさま顔に現れちゃうタイプである。
少なくとも私にとってはそうで…だからこそ、そんな重要な事を隠し通せるとは到底、思えない。
幾らきょーくんが好意に気づけない異常な状態でも、誰かと関係を持ってしまった以上、はっきりと恋人と宣言するはずだ。
外見こそ軽そうに見えるけれど、そういう重大な事をなあなあで済ませるような軽薄さはきょーくんには無縁のものなんだから。
宥「ひぅ…♪」
だけど、そんな私の感情とは裏腹に、きょーくんの手はドンドンエッチになっていく。
私のおっぱいを焦らすように撫でながら、時折、ツツツと爪を立ててくるんだ。
微かに肌をひっかくようなそれは痒みにも似た感覚を残し、早く触って欲しいとばかりに疼く。
そんな部分を撫でまわし、時折、グニグニと揉みしだくきょーくんの手つきは手馴れている以外の何物でもない。
宥「ふぁ…あぁ…♪」
最早、最初の緊張なんて何処にも見当たらないきょーくんの指先を、私はどう判断すれば良いのかまったく分からない。
まったく経験がないならこんなに上手なのは不自然だし、かと言って経験があるなら最初のぎこちなさはあり得ないものだろう。
まるでどちらも重なっているようなその気持ち悪さに、私の肌は昂ぶりながらも困惑を強めていった。
しかし、そんな中で…一つ確かなのは、例えどちらであろうとも私はもう止まる事なんて出来ないという事だけだ。
宥「(だって、私…もうトロトロになっちゃって…♥)」
確かに彼の性経験の有無は凄い気になるし…正直、今すぐ聞き出したいくらいだ。
だけど、例え、どちらであっても、私の身体がきょーくんを求めるのを止められるはずがない。
私の身体はもうきょーくんの暖かさと気持ち良さを知って…そしてお腹の奥からそれを欲しているんだから。
その為にこうしておっぱいまで曝け出すような真似をしている私が止まれるはずなんてなかった。
宥「(だから…だから今だけは…私の事を見て…♥)」
そんな私の気持ちに応えるようにして、きょーくんの指先が私の乳輪へと触れる。
玄ちゃんのものよりも大きめのそれは私にとってコンプレックスに近い部分だった。
そこに触れられていない事に内心、安堵していたくらいの部分に彼の指先がクリクリと這って行く。
まるでここからはここもたっぷり触っていくからな、と教えるようなそれに私は思わず身体を固めてしまった。
京太郎「…あれ?」
宥「…ぅ」
その瞬間、きょーくんの口から疑問の声が漏れ出した。
それは私が身体を固めてしまって動きがぎこちなくなっているのとはまた別件なんだろう。
だって、彼の指先は何かを探すようにして私の乳輪を撫でまわしているんだから。
それはずっと触れてもらえなくて内心、疼いていた乳輪にとっては嬉しいけれど、でも、何だか申し訳ない気持ちになってしまう。
そんな私の顔にきょーくんが視線を向けて数秒後…何処か気まずそうにその口を開いて… ――
京太郎「…あの、姉さん…もしかして…陥没…」
宥「…はぅ…」
数多ある私のコンプレックスの中でも、一番、大きなそれ。
まるで私の寒がりを象徴するように隠れる乳首をきょーくんは言い当てた。
その恥ずかしさに顔が熱く火照るものの、でも、だからと言ってずっと黙ってる訳にはいかない。
そもそもシャワー室での突然の邂逅で私のそこはもうきょーくんに見られてしまっているんだから。
何よりこのまま私が黙っていたら気まずいままだし…努めて明るく返事を返さなきゃいけないだろう。
宥「…やっぱり…ダメかな?」
京太郎「え?」
宥「そ、そういうの…きょーくんはダメ?やっぱり気持ち悪い…かな?」
しかし、そうは思いながらも私の口から漏れる言葉はネガティブなものばっかりだった。
それはやっぱり私自身、そこが人とどれだけ違ってはしたない形をしているか理解しているからだろう。
玄ちゃんはそれも個性だって言ってくれたけど、やっぱり私にはそうは思えない。
どうしても格好悪いとか恥ずかしいってそう思っちゃうんだ。
京太郎「そんな事ねぇよ」
宥「…え?」
京太郎「…寧ろ、俺、今、すげーエロくて…興奮してる」
だけど、そんな部分をきょーくんは褒めてくれる。
玄ちゃんのように受け止めてくれるんじゃなくって、心から褒めて…そして興奮してくれているんだ。
最初はそれを信じられなかったけれど、でも、きょーくんの熱に浮かされたような瞳は決して嘘をついていない。
いや、それどころか…さっきからきょーくんのエッチな部分はぴくんぴくんって揺れて…今にも暴れだしちゃいそうになっていた。
宥「…本当…?」
京太郎「…ここで嘘言えるはずないだろ。一番、正直な部分、捕まえられてるんだからさ」
それでも私がそう尋ねてしまうのは、それだけコンプレックスが私の中で大きかったからだろう。
きょーくんの身体の反応からそれがないと分かっていながらも信じきる事が出来ないくらい私は自分のそこが嫌いだったんだ。
けれど、その不信感をきょーくんはとても端的で、そして恥ずかしい言葉で晴らしてくれる。
自分の反応が決して嘘でも演技でもないのだと伝えるそれに私の胸はブワリと花開くように暖かいものを広げた。
宥「(嬉し…ぃ…♥)」
私の恥ずかしい部分を嫌がるどころか、きょーくんはとっても興奮してくれている。
嘘偽りなくそれを伝える言葉と様子に心臓がトクンと跳ねちゃうのは、私の中でコンプレックスが少しずつ溶けていっているからだろう。
勿論、コンプレックスである事に変わりはないけど…でも、心はさっきまでのように恐怖に震えてはいない。
寧ろ、心の中は歓喜に満たされ、恐怖に冷めていた身体が再び熱く火照るのが分かる。
京太郎「な…見ても良い…か?」
宥「…はぅ♪」
だからこそ、私はきょーくんのその言葉を拒む事が出来なかった。
だって、きょーくんは私のコンプレックスを溶かすような暖かくて素敵な言葉をくれるんだから。
言葉一つで私を変えてしまうくらいに大好きな彼を拒めるはずなんてない。
まだ嫌われるんじゃないかって怖い気持ちはあるけれど、でも、私はそれ以上にきょーくんを気持ち良くしてあげたいんだ。
宥「…ちょっとだけ…だよ…♪」
そう言いながら、私はゆっくりとカーテンの口をちょっとだけ解いていく。
そして、お互いの身体を覆うようにして巻かれていたそれを身体と共に少しずつ上にあげていくんだ。
それに合わせて頭を下げるきょーくんの顔がカーテンの内側へと潜り込んでいく。
それをドキドキしながら見つめていた私のおっぱいに再びきょーくんの手がそっと触れた。
宥「ふぅ…ん♪」
まるで私を焦らすような優しい手つき。
それに肌がピリピリとするんのを感じるけれど、私はそれに集中する事が出来ない。
だって、私は今、身体の中でも一番、コンプレックスな部分をきょーくんに晒しているんだから。
彼の反応があるまで心から安心して、その気持ち良さに身を任せる事なんて出来るはずなかった。
京太郎「…すっげ。姉さんのここ…こうなってるんだ…」
そんな私のおっぱいを見ながら、きょーくんは感嘆の言葉を漏らす。
そこにはマイナスの感情なんて何処にも見当たらず、見惚れるような色さえあった。
信じていた通りの反応をくれる彼に私は胸中で一つ安堵の感情を浮かべる。
しかし、それと同時に欲望を留めていた楔が砕け、また再びエッチな私が表に出てきちゃうんだ。
宥「…ね、私のおっぱい…どうかな…?」
京太郎「想像してた通り…凄いエロいよ。むしゃぶりつきたいくらいだ」
宥「んふ…ぅっ♪」
きょーくんも吹っ切れたんだろうか。
私に抱いたその欲情を素直に言葉に変えてくれる彼の姿に思わず頬が緩んでしまう。
ニマニマと隠し切れないその表情は、しかし、カーテンの内側に隠れたきょーくんには見えない。
そう思うと…私はドンドン大胆になって口が勝手にエッチな言葉を放っちゃう。
宥「…吸って…みる?」
京太郎「…良いのか?」
宥「…ぅ…ん♪」
勿論、そこを触れられるのは恥ずかしい。
幾分、マシになったとは言え、そこが私にとってコンプレックスである事には変わりないんだから。
何よりそこにはまだもう一つ…玄ちゃん以外は知らない秘密があるとなれば…正直、他人には触って欲しくない。
けれど、私にとってきょーくんは決して他人ではなくて…家族に近い暖かい人なんだから。
一番、コンプレックスであった部分を受け入れてくれたきょーくんなら、きっともう一つの秘密だって受け入れてくれる。
宥「(…それに…私、もう我慢出来ない…よ…♥)」
きょーくんの愛撫はわざとか或いはたまたまなのか私を焦らすようなエッチなものばっかりなんだから。
一端は中断されたとは言え、再び私のおっぱいをサワサワと撫でるその手つきに乳首の疼きが私の中で蘇る。
それは一番大きな不安が解消された所為か、さっきとは比べ物にならないほど大きく私の心を揺さぶっていた。
その影響は身体にも現れて…おっぱいの中に隠れてる乳首はもうさっきから触って触ってって言うみたいに中でピクピクしている。
京太郎「…じゃ、触る…ぞ」
宥「きゅう…ぅ♪」
カーテンの中でそう宣言しながら、きょーくんの指先が私のおっぱいにぐっと入り込んでくる。
ものぐさな私を象徴するように奥へと引っ込んだ乳首を掘り出そうとするそれに首の後ろがジクンと甘く震えるのが分かった。
おっぱいを揉まれている時の何倍も強いその甘さに私の喉は小さな鳴き声を漏らす。
何処か発情期の猫を彷彿とさせるその声は間違いなく期待の証だろう。
宥「(早く…触って…♪私の一番、エッチなところ…きょーくんの指で…掘り起こして…っ♥)」
だけど、そんな私の想いとは裏腹に、きょーくんの指は中々、私の乳首を解放してはくれなかった。
それはきっと、きょーくんがそうやって乳首を掘り起こすのが不慣れなだけじゃない。
今までにないくらいピンピンに硬くなっちゃった乳首が彼の動きを阻害してるんだろう。
しかし、そうと分かっていても硬くなった乳首をどうにかするなんて私には出来ない。
私に出来る事と言えば、ただ、心の中できょーくんに対してオネダリの言葉を漏らす事くらいだ。
宥「んあぁ…っ♪♪」
それが十数回目になった頃、ようやく私の乳首はピンと外へと飛び出した。
まるで我慢出来ないと言わんばかりに勢い良く跳ねたそれは外に出てからもピクピクと震えているのを感じる。
そんなエッチな部分をきょーくんに見られていると思うと恥ずかしくて堪らない。
だけど、今更、隠すような事も出来ないし… ――
宥「いひぃ…っ♥」
瞬間、乳首から湧き上がるビリビリとした感覚は今までと比べても異質なものだった。
まるで電流そのもののように私の身体を駆けまわり、身体中のお肉をピクピクさせる。
いっそ意地悪と言っても良いその激しさに私の口から悲鳴のような声が漏れた。
けれど、きょーくんはそんな私に容赦せず、私の乳首をクリクリって虐めてくる。
京太郎「姉さんの乳首ってかなり大きいんだな…」
宥「や…あぁ…♪」
確かに私の乳首はかなり大きめだ。
玄ちゃんのと比べると一センチくらい長くて、太さも親指とそう変わらない。
その上、今はきょーくんに一杯イジメられて普段よりも大きくなっているんだから大きくないはずがないだろう。
でも、だからと言って、大好きなきょーくんにそう言われて何も感じないはずがない。
まるでからかうようなその言葉に胸に恥ずかしさが湧き上がり、背筋にゾクリとしたものが這い上がる。
京太郎「大分、吸い応えがありそうだ」
宥「あ…あぁっ♪」
しかし、そう言いながら、きょーくんは私の乳首を吸ってはくれない。
折角、掘り出したそのピンク色の部分を指先で挟み、クリクリってしてくるんだ。
たまに先っぽを上から押しこむようにして爪を立てられるとそれだけで口から気持ち言い声が漏れちゃう。
だけど、私がして欲しいのは決してそれじゃないんだ。
宥「(意地悪…っ♥きょーくんの…意地悪…ぅ♥)」
まるで私の乳首で遊ぶようなきょーくんの愛撫。
それは勿論、自分で弄るよりも遥かに気持ち良く、そして上手なものだった。
だけど、私が欲しいのはそうやって指で弄られる刺激じゃない。
まるで赤ちゃんのようにきょーくんに乳首を吸われる事なんだから。
そして、きょーくんはきっとそれを理解している。
しているからこそ…私を言葉で辱め、焦らそうとしているんだ。
宥「(気持ち良くしたら…してくれる?きょーくんの事暖かくしたら…してくれる…の…?)」
心の中でそう疑問を浮かべながら、私は再び腰を揺すり始めた。
ニチュニチュクチュクチュと鳴るそれはきっとカーテンの中のきょーくんにはより強く聞こえる事だろう。
動き始めた私に合わさるようにして彼の一番、熱いトコロもピクピクして喜んでくれていた。
けれど、きょーくんの口は未だ私の乳首には届かず、それどころか彼の愛撫は激しさを増していく。
宥「(乳輪クリクリしちゃダメ…ぇ♥)」
ただ乳首を弄るのではなく、乳輪にも爪を這わせるその愛撫に私の心は拒絶を浮かべる。
勿論、そうやって焦らすように乳輪を弄られると乳首がより敏感になって私は気持ち良くなれた。
乳首の疼きが充足し、身体がより熱く、そして淫らに蕩けていくのを感じる。
けれど、身体はともかく私の心が求めている愛撫とは大きくかけ離れていて、思わず拒絶を浮かばせてしまうんだ。
宥「んひぃっ♪」
だけど、そんな心の拒絶とは裏腹に身体はより敏感になっていく。
私のおっぱいから突き出た乳首は最初の疼きから解放されたものの、もっともっとと快感を求めるようにピクピクしていた。
そんな乳首を根本からコスコスと扱かれると、それだけで腰まで震えてエッチなお汁が止まらない。
心はともかく身体が喜んでいる事を示すような自分の反応に、少しだけ情けなくなってしまう。
宥「(もう…もう良いでしょ…♥もう焦らさなくたって…私、準備出来てる…からぁ♪)」
そのエッチなお汁の量は今までの私からすれば考えられないような量だった。
まるで洪水のように溢れたそれは今や私の太もも中にべったりと広がり、床にまで垂れていくほどの勢いである。
お漏らししたと言った方がまだ説得力のあるそれは、私の身体がもう完全にエッチな状態になっている証だろう。
そんな状態で焦らす必要なんて… ――
宥「ふゅぅぅんっ♪♪」
そう思った瞬間、きょーくんの手が私のおっぱいを鷲掴みにする。
人差し指と中指の骨でグッと乳首を捕まえながらのそれに背筋が微かに反り返った。
だけど、きょーくんはそれだけで容赦してくれるほど優しくはない。
まるでこの程度では容赦しないと言わんばかりにその指をそれぞれ別の動きをさせてくるんだから。
宥「(あ…ぁっ♪それ…ダメ…ぇ♥ダメ…だよっ♥)」
日頃から玄ちゃん曰く『開発』されている私の乳房はかなり敏感だ。
それだけでもお腹の奥がジュンって潤んじゃったのはきょーくんが上手というだけではないんだろう。
そんな部分を大好きな人に鷲掴みにされているだけならまだしも…今は乳首を骨の間で抑えこまれているんだから。
指が動く度にグリグリと潰される乳首がさっきから被虐的なビリビリばかりを頭へと伝える。
宥「(来ちゃう…アレ…来ちゃう…ぅ♥)」
勿論、その刺激はきょーくんの指でクリクリされている時と比べれば大分、不器用だ。
だけど、乳房と乳首の両方から与えられる快感は今までの私にはないものだった。
明らかに性質の異なるその刺激に胸の奥がジワリと溶けていくのを感じる。
まるで乳房の快感がそのまま熱い汁になっているような感覚に私は首を左右に振るった。
宥「お…願い…っ♪待って…ぇっ♥それは…ダメ…っ♪ダメ…だからぁっ♪」
快感がそのままドロドロとした何かに変わる感覚はお腹のそれと似ている。
けれど、お腹のそれがそのまま垂れ流しになっているのと比べて、胸のそれは先っぽに溜まっていくんだ。
まるで解放される瞬間をひたすらじっと待つようなそれは私の胸に強いもどかしさを広げる。
何処か排泄欲求にも似たそのジリジリとしたそれはきょーくんが私のおっぱいを弄ぶ為にドンドンと大きくなっていく。
宥「(今、出しちゃったら…きょーくんの顔にかかっちゃう…ぅ♪)」
だけど、私がきょーくんの愛撫を止めようとしたのは決してそれが嫌だからではない。
寧ろ、それがとても心地良い事を私は今までの経験で知っている。
それに身を任せる事が出来ないのは偏にきょーくんが私の事を焦らしているからだ。
きょーくんが私の乳首を吸ってくれていたら何もかも忘れて身を任せる事が出来るのに…私は必死に我慢するしかない。
そう思ったからこそ、私は腰の動きを止め、全身を強張らせるけれど…結果はあまり芳しいとは言えなかった。
宥「ん…ひぃぃ…っ♥」
だって、そうやって必死になっても、何時までも我慢出来るはずがないんだから。
私を内側からジリジリと焦がすようなその衝動は大きくなっていく一方で…それを止めようとする理性は削られるままだ。
今ここで我慢出来たとしても数分後には必ず負けて…私はきょーくんに恥ずかしい姿を晒してしまう。
しかし、だからと言って、それに身を任せるのはあまりにも恥ずかしい。
玄ちゃんにだって見せた事のない姿を間近で見られてしまうのだから当然だろう。
けれど、雪道を転がり落ちる雪球のように欲求はどんどん大きくなって… ――
宥「ふぁ…あぁぁっぁぁぁっ♪♪」
そして私は当然のように決壊した。
何とかそれを堪えようと強張らせていた身体の先っぽからぷしゃりと熱い液体を吹き出してしまったのである。
それはきっときょーくんの顔に一杯降りかかって…彼の事を白く穢しているはずだ。
しかし、そう思いながらもずっと堰き止められていたその衝動は止まらず、解放感を私に与える。
まるで極限まで我慢した後のおしっこのようなそれに私は全身を震わせながら、甘い声を漏らした。
京太郎「ね、姉さん…これ…」
宥「は…ぅぅ…♪」
それが一段落ついた頃、カーテンの中からきょーくんの戸惑うような声が聞こえてきた。
それも当然だろう。
だって、私の乳首の先っぽから漏れた白濁した液体は…普通は出ないものなんだから。
大好きな人と赤ちゃんが出来ていなければ、そんなミルクなんて出るはずがない。
でも、私の身体は色々な意味で普通じゃなくって…二次性徴が終わった頃にはそうやって吹き出しちゃうようになっていた。
宥「え、えっと…ね。ち、違う…違うの。私…」
それを説明する為の言葉は私の中にあったはずだった。
彼におっぱいを吸われる事を期待していた時からずっと用意していたはずなのである。
けれど、衝動に理性を見失った時にその言葉もまた何処かへ押し流されてしまったのだろう。
それを探して私は必死に胸中をひっくり返すけれど、求めた言葉が中々出てきてくれなかった。
宥「…こ、これが初めてだから…ね」
京太郎「え?」
宥「ぅ…う…」
代わりに私の口から漏れた言葉はやっぱり説明不足だったらしい。
聞き返すきょーくんの言葉に再び意識が焦燥へと突き落とされる。
ちゃんと説明しないとただのエッチな子だと思われて嫌われるかもしれない。
間近に迫ったその言葉が私の思考を空回りさせ、どうして良いか分からなくさせた。
宥「えっと…その…た、体質…なの。昔から…気持ち良くなると吹き出しちゃって…」
数十秒後、ようやく真っ先に言うべき言葉を思い出した私はひとつ安堵を得る。
しかし、それで彼が納得してくれるかどうかはまた別問題だ。
私だって玄ちゃんがそう言っていただけで、自分でこの体質の事を詳しく調べた訳じゃないんだから。
疑問を持ったきょーくんに突っ込まれてちゃんと答えを返せる自信なんて到底なかった。
京太郎「…つまり俺の手で気持ち良くなってくれたって事…?」
宥「…ぅ…ん…♥」
そう不安に思う私とは裏腹にきょーくんは私に恥ずかしい言葉をくれた。
私を疑うのではなく、辱めようとするそれに心の中がトクンって脈打ってしまう。
ある種、荒唐無稽にも聞こえる私の言葉をきょーくんは信じてくれたんだから。
恥ずかしさと興奮…そして嬉しさがグルグルと混ざって…トクトクって心地よくなるのも当然だろう。
京太郎「んで…これを姉さんは俺に吸って欲しかった訳だ」
宥「ふゅぅ…んっ♪」
それに私が頬を緩ませた瞬間、きょーくんの手が私のおっぱいを鷲掴みにした。
さっきまでのそれとは違い、ギュッと絞るようなそれにまた先っぽから白いのが出てきちゃう。
その勢いは吹き出すようなさっきのものと比べると弱々しいけれど、でも、つんと上向いた乳首に留められるものでもない。
ぷっくりと珠になったそれはすぐさま私の乳房を滴り堕ちて…カーテンの中に甘い匂いを広げる。
京太郎「…さっきから思ってたけど…姉さんってエロいよな」
宥「き…きょーくんの…所為だも…ん…♥」
確かに私はまるでレディコミの登場人物みたいにエッチな事をしている。
それはどれだけ否定しようとしても、決して覆らない事実だ。
だけど、それはきょーくんがとっても暖かくて、そして魅力的だからである。
二度三度と私とエッチな事をしてその味を教えこんだきょーくんが全部悪いんだ。
京太郎「じゃ、責任取って…姉さんのミルクは全部飲ませて貰おうかな」
宥「はぁうぅ…っ♪♪」
そんな私の言い訳に冗談めいた言葉を返しながら、きょーくんは私の乳輪に勢い良く吸い付いた。
そのままチュルチュルとミルクを吸われる感覚に、心の中が強い満足感を覚える。
ずっと前からして欲しかった事をようやく彼にしてもらった充足に心の中が蕩けていくのが分かった。
けれど、そうやって蕩ける胸中の中から顔を出すのは決して充足や満足感だけではなかったのである。
宥「ふふ…♪きょーくん…赤ちゃんみたい…♥」
私のおっぱいに吸い付いてミルクを求める愛しい人。
その姿こそカーテンに隠れて見えないけれど…でも、彼が夢中になってくれているのはその激しさから分かった。
その手を乳房に添えて絞るように愛撫しながら、乳首をずっと吸い続けてくれているんだから。
さっきまでの意地悪さなんて何処にもなく、純真な赤ちゃんのように私のミルクを飲んでくれる彼に心の中で小さな何かが芽生える。
京太郎「だって…姉さんのミルク美味しいからな」
宥「~~~っ♪♪」
それが芽生えから芽吹きに変わってていくのは、きょーくんが私の乳首をペロペロしながらそう言ってくれたからだろう。
恥ずかしくて玄ちゃんにも飲ませた事のないその味を私が知る由もない。
正直な所、彼がそれを美味しく思ってくれるのかさっきまで不安だったくらいである。
けれど、その不安をきょーくんが解消してくれた。
その嬉しさに私の中に芽生えた何か ―― 母性本能が根を張り、心の中でその勢力を増していく。
宥「じゃあ…もっと吸っちゃっても良いんだよ…♪」
京太郎「言われなくってもそのつもりだよ」
宥「ふくぅ…♪」
私の言葉に一切の遠慮もなく、きょーくんが再び私の乳首に吸い付いた。
乳輪ごとぱっくりと含むその口はまた夢中になって私のおっぱいを吸い上げる。
美味しいと言ったその言葉が決して嘘ではない事を知らせるその激しさに私の頬はトロンと情けなく緩んだ。
でも、緩んだ頬を引き上げる術は私にはなく、寧ろ、もっと吸って欲しいと言わんばかりに両手で彼の頭を抱き込む。
宥「(もう…こんなに私の事…好きにさせちゃって…♥)」
今までも私にとってきょーくんは大好きな異性であり、唯一の弟であり、そして最高の友人だった。
それはやえちゃんというお友達が出来ても、決して変わらず…私にとって不動の地位を築き上げている。
だけど、こうして母性本能が目覚めてしまった今、彼は私にとってそれだけではなくなってしまった。
今の私にとって彼は大好きな異性であり、唯一の弟であり、最高の友人であり、そして最愛の赤ちゃんなのだから。
宥「んひぃっ♪」
けれど、その赤ちゃんはどうやらとってもエッチらしい。
ただ吸うだけに飽きてしまったのか、私の乳房をグニグニと弄び始める。
さっきのような絞るものとは違って柔らかさを味わおうとするそれに快感がまた胸の奥に溜まっていった。
それに声をあげた瞬間、きょーくんの歯が私の乳輪をそっと食み、コリコリと虐めてくるのである。
宥「もぉ…♪きょーくんだって…すっごいエッチな吸い方してるぅ…っ♥」
自分は赤ちゃんなんかじゃないと訴えるような淫らなその奉仕。
それに私が思わず声を漏らすけれど、それは決して嫌な感情混じりのものではなかった。
そもそも私にとってそうやってきょーくんに求められるのは最高に嬉しい事なんだから。
例えどれだけエッチでも、相手がきょーくんだと言うだけで私はきっと喜んでそれを受け入れてしまうだろう。
宥「(ううん…♪寧ろ…もっとして欲しい…♥)」
完全に準備が出来上がってしまった私の身体はもうきょーくんの事が欲しくて堪らなかった。
私のコンプレックスを受け入れ、私の心を満足させ、そして今、新しい地位に就いてくれた彼が欲しくて仕方がない。
特にお腹の奥はもうさっきからエッチなヨダレをダラダラと垂れ流しにして…中のお肉もひくついているんだから。
さっきまではおっぱいの疼きの所為で殆ど気にしていなかったけれど…そっちが満足しちゃった分、意識が下へと引っ張られている。
宥「(きょーくん…したいって言ったら…してくれるかな…?)」
多分、してくれるだろう。
こうして自分から私の事を求めてくれているんだから…きょーくんだって私の事嫌いじゃないはずだ。
だけど、だからと言って…それを口にするのはやっぱりとっても勇気がいる。
ここまで来た以上、殆どないとは理解しつつも、彼に拒絶されたらと思うと…胸が苦しくなっちゃうんだ。
宥「(…それに…玄ちゃんに悪い…よ)」
脳裏に浮かぶ妹は私にとって、きょーくんの次に大事な子である。
そんな妹と手を結び、きょーくんのハーレムを作ると約束したのに一人でこんな事をしていて良いものか。
私が玄ちゃんの事を引き込んだだけにその気持ちは、今更ながら私の中で顔を出した。
せめて彼の方からしたいと言ってくれれば、それもなくなるかもしれないけれど…―
宥「(でも…きょーくんの硬いトコロ…まだまだ元気一杯…で…っ♪)」
きょーくんに翻弄されて私が何度もその動きを止めてしまった所為だろう。
太ももの間に挟まれた熱い塊はまだまだ余裕を残していた。
まるでこんなものじゃ満足出来ないと訴えるようなそれに心の中がズキリと痛む。
もうきょーくんとエッチしたくて仕方がない私とは裏腹に…彼はまだまだ絶頂からは遠そうなんだから。
一人だけ盛り上がっているみたいで何とも申し訳なく、そして寂しい気持ちになってしまう。
宥「(でも…私…もう我慢出来ない…っ♥)」
きょーくんは私に一杯暖かいものをくれた。
きょーくんは私をとても気持ち良くしてくれた。
きょーくんは私の心を大きな歓喜で満たしてくれた。
そして…きょーくんは私の心を捕まえて…離してくれないんだから。
こんなに好きになっちゃった以上…もう身体を止める事なんて出来るはずがない。
きょーくんの事が欲しいって言う気持ちのままに…身体が動いちゃう。
宥「はぁ…う…んぅ…♪」
それはいけない事だって私も理解していた。
私一人で決めて良い事じゃないんだって…ちゃんと理解しているのである。
だけど、臆病な私はそれをどうしても口に出せず…きょーくんの上で身体の角度を整えた。
それと平行して下着をズラした私はゆっくりと身体を揺すり、ベストなポジションを探し始める。
京太郎「ん…ちゅぱ…」
そんな私の動きにきょーくんは気づいていないみたい。
私のミルクを飲みながら、おっぱいをイジメる事に夢中になっているんだから。
時折、ビリリと走る快感が気持ち良すぎて腰が止まりそうになるけれど、でも、今更ここで止められない。
私はもう…きょーくんと本当のエッチがしたくて… ――
宥「ひきゅぅんっ♪」
瞬間、きょーくんの腰がピクンと跳ねた。
それが一体、どういうものなのか、私には分からない。
私の動きに気づいての牽制なのか、或いはただの肉体的反応なのか…それとも私に企みを肯定してくれているのか。
カーテンの向こうに消えた愛しい人は何も語らず、ただ、私のおっぱいを美味しそうに飲んでくれている。
数秒ほど身構えて待ってみたけれど…でも、彼からは肯定も否定も何も飛び出してこない。
それに安堵する一方で…私は心のタガが大きく歪み、外れていくのを感じた。
宥「(そう…だよね…♪このままじゃ…生殺しだもんね…♥)」
きょーくんが私に何も言わないのはきっと期待しているからなんだ。
私とエッチしたくて…でも、恥ずかしがり屋な彼は何も言えないからこうやってアピールしてくれている。
だって、きょーくんはさっきから私の手際が悪い所為で生殺しのままなんだもの。
こうやって腰を動かしてエッチしたいってそう言っても…仕方のない事なんだ。
宥「ふふ…っ♪」
勿論、真偽の程はどうかは知らない。
でも、その考えが私の背中を大きく押してくれている事に疑う余地はなかった。
結局のところ私が欲しかったのはエッチになってしまった自分を肯定してくれるものだったのだろう。
そんな自分に小さく自嘲を浮かべながらも、私の頬は蕩けた笑みを漏らした。
もうそんな自嘲程度では収まりきらない欲情を表すその表情のままに、私はゆっくりときょーくんに対して腰を下ろす。
宥「ふぅ…ぅんっ♪」
でも、感覚だけで腰を動かす私がきょーくんの硬いトコロをすぐさま捉えられるはずがない。
私はこういう事するのなんて初めてで…しかも、カーテンで大事なところが隠されているままなんだから。
だけど、それでも私は諦めずに腰を動かし、きょーくんへと擦り付ける。
その度に私のエッチなトコロがクチュクチュって音を立てて腰が…あの…オチンチンから滑り落ちそうになってしまった。
それでも何とかリトライを繰り返す内に、私は少しずつその加減を理解し始める。
宥「(片手じゃ…うん…無理…みたい…)」
片手ではショーツをずらすのが精一杯で、エッチな部分を護る私の肌を開く事が出来ない。
いや、正確には出来るのだけれど、それはきょーくんの大きなトコロを受け入れられるほどのものにはならなかった。
ちょっと名残惜しいけれど…やっぱりここは両手できょーくんの事を受け入れる準備をするのが一番なんだろう。
そう思って私が両手を下腹部へと回し、大好きな彼を受け入れる道を作った瞬間… ――
―― ちゅぷっ♪
宥「はひぃっ♪♪」
その瞬間、私の背筋に今までにない激しいゾクゾクが駆け上がってくる。
まるで無数の虫がそこを這い上がっているような感覚は、いっそ不快感と言っても良いくらいだろう。
しかし、その不快感がまったく気にならないくらいに私の背筋は快感で満たされてしまっていた。
ショーツや肌越しに粘膜を擦りつけられるのとはまったく違う粘膜同士の接触。
エッチの序章とも言うべきそれに私も…そしてきっときょーくんももう我慢出来なくなってしまったんだろう。
宥「は…あぁぁっ♪♪」
その挿入がどちらからされたものなのか、当事者である私にさえ理解出来ていなかった。
冷静に考えれば、それはきょーくんに了承を得る事もなくエッチするつもりだった私の方なのだろう。
だが、私の腰が堕ちる瞬間、確かにきょーくんからもさっきと同じような突き上げがあったような気がするのだ。
ただ、そうであって欲しいと思う私の願望が認識を歪める可能性は否定出来ないし…何より… ――
宥「(きょーくんの…ぉっ♪きょーくんの熱い…ぃ♥)」
そうやって認識を歪められてもおかしくないくらいに私の頭はトロトロになっていた。
まだ誰も受け入れた事のないエッチな部分は私が思っていた以上に敏感で、そして貪欲だったのである。
その先っぽが入っただけでドロドロになった粘膜から暖かさを感じ取り、頭の中を陶酔で満たすんだから。
待ち望んだその暖かさに身体が弛緩し、幸福感が胸の内から花開くようにして広がっていく。
宥「(勿論…ちょっとは痛い…けど…ぉ♥)」
きょーくんの先っぽはやっぱり初めての私にとってあんまりにも太過ぎるんだろう。
こうして先っぽが挿入っただけなのに、中が強引に押し広げられ、お股の周りからはっきりとした痛みを感じた。
けれど、それはきょーくんから与えられる熱によって溶かされ、殆ど私の頭の中には届かない。
より間近に近づいて…私の中を蕩けさせるあのドロドロとした熱の前では痛みすら無力なのだろう。
宥「(だから…ぁ♪もっと欲しい…っ♥きょーくんの事…もっと欲しいよぉ…♪♪)」
予想していた痛みすら殆どなく、抑制的の働かない身体。
そんな私の貪欲な部分がもっともっとときょーくんを求めるのはある種、当然の事なのだろう。
だって、肌の上からでも私の事を虜にしたその熱を、私は今、限りなく近い位置で感じているんだから。
鼻先どころか、頭の中に突きつけられるようなそのはっきりとした熱は私に心地良くって気持ち良いものを沢山くれる。
でも、その心地良いそれがまだまだ序の口であり、もっともっと凄いものがある事を私はちゃんと理解していた。
宥「(だって…これはまだ…入り口…なんだよ…っ♥)」
私が受け入れたのはまだきょーくんの先っぽも先っぽの部分だ。
まだこの先にはビキビキに張った茎のような部分も残っている。
そんな部分まで全部受け入れたら私はどうなってしまうのか。
きっと…もっと心地良くって…気持ち良くなって…そしてエッチになってしまうんだろう。
宥「(エッチになっても良いから…♪もっと…もっとぉ…♥)」
その思考に私はもう我慢出来なくなってしまう。
微かに走る痛みを無視してドンドンと腰を沈めていってしまうんだ。
そこでようやく京太郎君がビクンと身体を跳ねさせ、筋肉を硬直させるのは、私の行為にようやく気づいたからなのかもしれない。
でも、今更、気づいたところで…もう遅いんだから。
きょーくんのエッチな部分は…もうおねーちゃんの中に一杯一杯…入っちゃってるんだからね…♪
京太郎「はぁ…姉さん…っ」
宥「ん…ふぅ…♪」
そんな私の乳首からきょーくんが口を離しちゃう。
それに不満気な声をあげるけれども、きょーくんは再び私の乳首を吸ってはくれなかった。
きょーくんの熱い部分がお腹の中に入ってる所為か、先っぽからトロトロってミルク出てるのに…ちょっと勿体無い。
でも、きょーくんの言葉を無視する訳にはいかず、私はゆっくりと唇を動かした。
宥「どうしたの…?」
京太郎「い、いや…どうしたの…じゃないだろ。これ…」
そこできょーくんが言葉を区切るのは私とエッチしちゃってる部分を見てるからなんだろう。
まるで突き刺すような視線が私のアソコに向けられ、ジリジリとした快感を広げた。
私のエッチな部分を見られるのは恥ずかしいけれど…でも、私はそういうのがあんまり嫌いではないらしい。
きょーくんがそんなに私の痴態を見てくれていると思うだけで、お腹の奥からジュンってまた甘い汁が漏れちゃうんだから。
宥「…でも、きょーくんも期待してたでしょ…♪」
京太郎「ぅ…そ、それは…」
私の言葉にきょーくんが言葉を詰まらせるのは、やっぱりその気持ちがあったからなんだろう。
と言うかあんなに私のおっぱいいじめて、挿入にも気づかないくらい夢中になっていて、そのつもりがなかったなんて言えるはずがない。
明確に何時からかまでは分からないけれど、きょーくんは間違いなく私とこうしてつながる事を期待してくれていたはずだ。
宥「じゃ、良いよね…♥」
京太郎「いや…でも良いのか?俺なんかで…」
そこできょーくんが躊躇いを浮かべるのは彼がおかしなくらい自分に自信がないからだろう。
インターミドルを制して、成績だって凄い良くって、運動神経だって抜群で…顔立ちも女の子に見えるくらい整っている。
そんな男の子なんて少女漫画で言えば王子様って呼ばれてもおかしくはないくらいなのに。
その上、私達の事一杯助けてくれて、支えてくれて…時には叱ってくれた男の子の事を好きにならないはずがない。
その事をもうちょっと自覚してくれたら色々と話は早いんだけど…でも、それは酷と言う奴なんだろう。
宥「…良いんだよ♥これは緊急避難なんだから…♪」
京太郎「ぅ…」
勿論、私だってここで告白したい。
彼の事が好きだって、愛しているんだって…そう言ってあげたいんだ。
でも、それをしてしまうと彼が忘れてしまう事を私はこの前の事で理解している。
どういった仕組みかは分からないけれど、きょーくんは自分に向けられる好意を自覚した瞬間、それを忘れてしまうんだ。
だからこそ…私はここできょーくんに愛を囁く事が出来ない。
私の初めてを…決して忘れないでいて欲しいから、覚えておいて欲しいから。
宥「だから…♪もっとしよ…♥もっとエッチで暖かく…なろ…♥♥」
京太郎「ね、姉さ…」
その為ならば…彼にエッチな女の子と思われても構わない。
そんな私の腰が再びきょーくんの硬いトコロをジュブジュブって飲み込んでいく。
私の深いところにまで入り込むその感覚にお腹が強い圧迫感を訴え始めた。
けれど、それでも私の腰は止まらず、きょーくんへと近づいていく。
そんな私からきょーくんは逃げる事もせず、ただ受け入れ続けてくれていた。
宥「んくぅぅ…っ」
それに笑みを浮かべた瞬間、私の身体に強い痛みが走った。
お腹の中で何かが裂けるようなその感覚に太ももがグッと力を入れて身体を支える。
結果、止まってしまった挿入に身体が不満を訴えるけれど、今までとは比べ物にならないくらい激しい痛みは我慢出来ない。
熱でも溶ける事はないその強い痛みを何とか外へと漏らそうと、はぁはぁと荒い吐息を繰り返してしまう。
京太郎「…姉さん、大丈夫か?」
宥「あ…っ♪」
そうやって痛みに堪えている間に、きょーくんがカーテンの間から顔を出していた。
そして、そんな事すら気づかなかった私の頬をそっと拭ってくれる。
優しげなその手つきに私はようやく自分の目尻から涙が漏れていたことに気づいた。
京太郎「無理しなくても良いんだぞ」
宥「…う…ん♥」
私の気づけなかった事に誰よりも早く反応してくれるきょーくん。
しかし、きょーくんはきっと一つ勘違いしているんだ。
その涙は決して私が痛かったからだけじゃない。
勿論、それもあるけれど、でも、それよりも大きいのは彼と繋がれた事が嬉しいからなんだろう。
宥「(だから…もっともっと…気持ち良くしてあげる…♥)」
そうやって優しくされたお陰だろうか。
裂けたような痛み ―― 恐らく破瓜のそれは大分、弱まり、腰も動かせるようになっていた。
勿論、それはまだ一気に奥までいけるようなものではないけれど、でも、少しずつでもきょーくんの事を受け入れられる。
その嬉しさに胸をトクンと跳ねさせながら、私はゆっくりと彼の背中に両手を回した。
京太郎「…姉さん」
宥「は…あぁ…ん…っ♥」
そんな私に応えるようにきょーくんの手もまた私の背中へと回り、ギュっと身体を抱きしめてくれる。
そうやってお互いに抱きしめ合う感覚はさっきと比べてもずっと心地良かった。
なんだかんだ言っておっぱいを弄ばれている時はこうやってギュって出来なかったからだろうか。
久しぶりにきょーくんと肌が密着する感覚に口から甘い吐息が漏れてしまう。
心地良い事を隠そうともしない私のそれにきょーくんはそっと手を動かし、慈しむように背中を撫でてくれた。
宥「んふぅ…♪」
暖かいその手つきで撫でられるその部分はさっきから痛みと快感がぶつかり合う激戦区だ。
弱くなったとはいえ、未だ私の中にずっしりと重い感覚を残す痛みと…神経を痺れさせる心地良さ混じりの快感。
その2つがぶつかりながら脳へと這い上がる部分をじっくりと、ゆっくりと、優しく暖めてくれる。
お陰で痛みがスゥゥと薄れていき、私の中で再び快感の勢いが強くなっていった。
たった数回の…愛撫にすらなっていないその手で簡単に大勢を決めてしまう私の身体は、よっぽど単純ならしい。
宥「(でも…それが良い…かな…♪)」
きょーくんの仕草一つ、心一つでどちらにでも簡単に転んでしまう単純さ。
でも、その単純さを決して嫌なものに思えないのは、それが私の気持ちの大きさを示しているからなのだろう。
私は決して誰相手にでもこうなる訳じゃなく…ここまで簡単に影響されるのは世界でたった一人しかいない。
玄ちゃんよりもずっとずっと心を許し、そして愛している彼だからこそ…私はこんなにも心を委ねる事が出来るんだ。
宥「ひぅぅん…っ♪♪」
その心地良さに私が腕に力を込めた瞬間、私の奥に何かがコツンと当たる。
瞬間、ビリリと走る快感は今までのものよりも一段、強いものだった。
それに思わず甘い声を漏らしながら、私はゆっくりと腰を動かす。
けれど、それ以上はどうやっても入る事はなく、奥で何かがグリグリと圧迫されるだけ。
そしてその度にジュンと熱いお汁を漏らしながら、私はゆっくりと吐息を漏らした。
京太郎「…大丈夫か?」
宥「うん…♪もう痛くない…よ♥」
その言葉は決して嘘じゃなかった。
確かにさっきは痛くて腰も止まっちゃったけれど、今はもうその感覚は殆ど無い。
勿論、完全になくなった訳じゃないけれど、それよりも遥かに暖かさや気持ち良さが強かった。
流石に今すぐ動けるほど圧倒的ではないとは言え、殆ど私に痛みを意識させないその暖かな感覚はとても幸せである。
宥「それより…ちゃんと全部、受け入れてあげられなくて…ごめんね…」
私のに対してきょーくんのエッチなトコロはとっても大きすぎた。
こうして奥まで入って一息吐いたのにまだ腰が密着していないんだから。
それがどれくらいなのかはカーテンを羽織った私には見えないけれど、それでもやっぱり寂しい。
どうせなら奥までしっかりときょーくんの事を受け入れて、暖めてあげたかったんだから。
京太郎「大丈夫だよ。今のままでもすげー気持ち良いし」
宥「本当…?」
京太郎「あぁ。宥さんの膣内、キツキツなのにグチョグチョだからさ」
宥「やぁ…♥」
でも、そんな私でもきょーくんの事を気持ち良くさせられているらしい。
それに安堵を覚える一方できょーくんのエッチな言葉に顔が赤く染まる。
自分がエッチであると受け入れ始めたとは言え、羞恥心がなくなった訳じゃないんだ。
膣内の様子を実況するようなやらしい言葉に思わず拒絶の言葉を放ってしまう。
京太郎「今、ピクって締め付けたぞ。実は姉さん恥ずかしいの好きなのか?」
宥「はぅん♥」
それがポーズでしかない事くらいきょーくんにはお見通しなんだろう。
ニヤリと意地悪な笑みを向けながら、私の心を言い当ててくる。
その瞬間、微かに肩が震えたのはきっと恥ずかしさだけじゃない。
彼の言う通り、私はそうやって辱められる事が嫌いではなく…寧ろ、気持ち良くなってしまうんだから。
宥「も、もう…♪そんなエッチな事言う子は…お仕置きしちゃうよ…♥」
京太郎「お仕置…んぅっ」
その気持ち良さに背を押されるようにして私はきょーくんの唇に吸い付いた。
チュっと微かに音を鳴らすそれは長く…とても長く続く。
いつの間にかお互いに顔をズラして鼻で呼吸しながら何度も何度もどちらからともなく近づいていくんだから。
まるで赤い糸に結ばれたように私と彼の唇は熱いベーゼを飽きる事なく繰り返していた。
宥「(だって…これ飽きるはず…ないよぉ…♥)」
プルンとした艶やかな感触ではなく、微かに硬さを残すきょーくんの唇。
それはさっきとそのキスとそれほど変わるものではなかったけれど、でも、今はミルクの匂い微かに染み付いていた。
勿論、それはきょーくんが私のミルク一杯一杯飲んでくれた証で…そしてだからこそ私の胸は歓喜に踊る。
愛しい人をマーキングしている事を自覚させられるそのキスは、触れた瞬間に心がジィンと震えるくらいなんだから。
宥「(もっと…もっとしたい…♪きょーくんに…キス…ぅ♥)」
その言葉を胸に浮かばせる私にはもう彼に恥ずかしい事を言わせない為という大義名分はなかった。
最早、その裏に隠れた自分の欲望を隠そうともしない私は衝動のままに彼とバードキスを繰り返す。
こうして痴女めいた迫り方をしているとは言え、私もまた女の子なんだから。
こんなに素敵なキスを教えられて…我慢なんて出来るはずがない。
きょーくんに何もかも捧げるそのエッチで心地良いキスを沢山欲しくなるのが当然なんだ。
宥「(でも…それだけじゃ可哀想…だよね…♥)」
きょーくんは今のままでも十分、気持ち良いって言ってくれた。
それはきっと嘘ではないのだろう。
でも、それは決して彼が満足出来るかと言う事と同じ意味ではない。
例え今が気持ち良くってもきょーくんがしゃ…しゃ…射精…出来るかどうかは別問題なのだから。
宥「(だから…そろそろ…動く…ね♪)」
キスのお陰で身体の中も大分、落ち着いて、痛みそのものも失せた。
今ならばきょーくんを気持ち良くする為に動く事が出来るはず。
そう思った私の腰がゆっくりと上へとあがり、きょーくんのエッチな部分から離れていく。
それに合わせてビリリと快感が湧き上がり、背筋の中でバチバチと気持ち良い火花を散らした。
宥「(私…さっきよりもずっとずっとエッチになってる…ぅ♪)」
それは挿入時とは比べ物にならないほどはっきりとした快感だった。
痛みが収まり、その分快感に集中出来るようになったからだろうか。
背筋の中でジワジワと勢力を広げるそれに思わず胸がトクンと高鳴る。
まだエッチも始まったばっかりなのに、これじゃ最後の方にはどうなってしまうのか。
そんな疑問と期待を浮かばせながら、私はゆっくり腰を下ろしていく。
宥「んくぅっ♪♪」
再びコツンと私の奥に当たるきょーくんのエッチな先っぽ。
それに思わず嬌声を漏らしてしまうくらいに私はもう昂ってしまっていた。
最初の一回よりも艶やかさを強めたそれはキスしていなかったらもっと激しくなっていた事だろう。
エスカレートする自分の反応に自分のエッチな部分が疼くのを感じながら、私は再びゆっくりと腰をあげていった。
宥「(あぁ…♪やっぱりここ好きぃ…♥ここコツンってされると…ジィンってするぅ…♥)」
そうして繰り返されるエッチな動きに身体が慣れていくのが分かる。
動けば動くほど私の身体は昂ぶり、コツンって叩かれる度に奥からジワァって愛液が染み出すんだから。
気持ち良さも一回一回更新されていって、お腹のお肉もまたトロトロに柔らかくなっていく。
そんな中できょーくんの大きくて硬いトコロがグジュグジュって動くんだから…柔らかくなったお肉が形を覚えちゃう。
宥「(私…きょーくんに慣らされちゃってる…♪身体が…きょーくん専用になってくよぉ…♥)」
エッチという行為そのものではなくきょーくんに慣らされているという感覚。
私の中に収まりきらないほど大きくて長いエッチなトコロが生み出すそれは正直、とても素敵なものだった。
それだけで肌の内側がブルブルって震えて被虐感とも満足感とも言えないような感覚が全身にブワァって広がっていくんだから。
一回毎に気持ち良くなっていく身体に誰が所有者なのかと教えこむようなそれに身体がきょーくんをもっと欲しがってしまう。
宥「んっ…♪ふくぅ…♪」
その衝動に抗えない私の腰がゆっくりとその動きをエスカレートさせていく。
最初はほんの数センチを確かめるように前後するだけだったのに、その速度が少しずつ増していくんだ。
それは決して私の中が慣れてきたお陰でスムーズに抽送が出来るようになったからだけではない。
きょーくんを気持ち良くするのではなく、私自身が気持ち良くなりたいが為にそれは早さを増しているんだ。
京太郎「…姉さん」
宥「んはぁ…♪」
そんな私を気遣うようにきょーくんがキスの合間に呼んでくれる。
優しく尋ねるようなそれはきっと私が大丈夫かを心配してくれているんだろう。
けれど、私にはもうそうやって心配されるような理由なんてまったくない。
今の私はもう痛みがないどころか…とても気持ち良くなっているんだから。
宥「大丈夫…だよ♪きょーくんの…とっても気持ち良い…から…♥」
京太郎「…そっか」
私の言葉にきょーくんは当り障りのない返事を返す。
けれど、その手はまるで無理しなくても良いんだと言わんばかりに私の背中を再び撫でてくれた。
赤ちゃんをあやすようなそれに嬉しくなって、きょーくんに何もかもを委ねたくなってしまう。
だけど、それが出来ないのはきっと私の中にもおねーちゃんとしての意地があるからだ。
宥「(それに…エッチを始めちゃったのは私の方だし…ね…♪)」
勿論、始めた以上、最後まで責任を取る…なんて言い切れない。
私はこういった事が初めてで、まったく加減も何も知らないんだから。
きょーくんがとっても気持ち良くなる前にかかる時間も分からない以上、簡単に責任取るなんて言えない。
だけど、それでも…私の我儘でこうしてエッチを始めちゃったんだから…自分が限界だって思えるところまでは私が主導するべきだ。
その為にはここできょーくんの優しさに甘える訳にはいかない。
そうやって優しくされるのは暖かいけれど、でも、それに身を委ねてしまったらズルズルと彼に甘えてしまいそうなんだから。
宥「(勿論…きょーくんは私を一杯甘えさせてくれるだろうけど…♥)」
きょーくんはなんだかんだ言いながら私の我儘は大抵聞いてくれる子だ。
きっとこのまま一杯甘えても彼は私を受け入れて、そして気持ち良くしてくれるだろう。
でも、それに甘えてしまったらきっと…私は完全にこのエッチで暖かい行為におぼれて抜け出せなくなる。
今でさえずっとこの幸せな時間が続けば良いとそう思ってるのに…きょーくんから求められたら私きっと… ――
宥「だから…きょーくんはおねーちゃんのおっぱいで遊んでおいてね…♥」
そこで思考を打ち切りながら私は彼の自分のおっぱいを差し出した。
玄ちゃんの手でたっぷんと育ったその先っぽからはまた白いミルクがトロトロって漏れている。
私の腰がきょーくんの熱いトコロを奥まで受け入れる度にジュンって染み出すそれはもう止まる気配がなかった。
絞られてもいないのにジワジワって出てきちゃうそれはまるで私の欲望そのもののように際限なく溢れ続ける。
宥「その間に…んっ♪おねーちゃんはきょーくんの事イかせてあげる…からぁ…♥」
それをきょーくんへと押し付けながら私は腰の動きをさらに一段階早くした。
ぐっと足に力を入れて上下に揺するその動きにきょーくんのエッチなトコロがピクピクって揺れる。
それはきっと私が早くなったからだけじゃなくって、足に力を入れた所為でお腹がギュって締め付けている事も関係しているんだろう。
私自身、そうやって揺れるきょーくんの熱いトコロをより強く感じて、身体がまた火照っていくのを感じるんだから。
宥「(ぅうん…♪もうこれ…火照るって言えるような状態じゃないよぉ…♥)」
いつの間にか、私の額からツゥっと雫のような何かがこぼれ落ちていた。
数瞬ほどその正体が分からなかったのは、私が今まで激しい運動をした後でも微かにしか汗を浮かべてこなかったからだろう。
しかし、今の私には今までにないくらいの発汗を見せ、いくつか珠のようなものも浮かんでいた。
長年、付き合っていた自分の身体とは思えないその反応は、今の私の身体がもう火照りを超えて熱くなっている証だろう。
宥「(きっと今ならカーテンなんかなくっても……っ♪)」
そう思った瞬間には私はもう我慢出来なくなっていた。
だって、そのカーテンは防寒具としては優秀ではあったものの、とても大きくてそして重いんだから。
これがあるだけできょーくんは思いっきり私のおっぱいを吸えないし…私もまた動きづらい。
それならこんなものいっそ取っ払ってしまった方が良いんじゃないだろうか。
宥「えい…っ♪」
京太郎「ちょ…ゆ、宥さん!?」
その感情に身体が従う私の下できょーくんが驚くような声をあげた。
そうやってカーテンが邪魔だと思うなんて、当事者である私自身ですら意外だと感じるんだから、それも当然だろう。
しかし、だからと言って彼に説明する暇すら私には惜しく…私たちを拘束していたカーテンをそっと床へと落とした。
宥「ふあ…ぁ♪」
瞬間、私の肌から感じるのは、何とも言えない清々しさだった。
微かな解放感すら混じるそれは今までの私の人生を振り返っても見当たらないくらいの感覚である。
私がこうして外気に肌を晒す時は大抵、寒いという感覚とセットだったのだから。
しかし、今の私の身体は寒さなんてまったく寄せ付けず、寧ろ、より強く身体の火照りを感じていた。
京太郎「姉さん…大丈夫なのか?」
宥「えへへ…♪うん…全然寒くないよ…♥」
だからこそ、私は心配するきょーくんの言葉に自信満々で頷く事が出来たんだろう。
けれど、それを彼が信じられるかどうかというのはまた別問題だ。
今までの私を良く知っているからこそ、きょーくんはその瞳に浮かべる心配そうな色を消したりはしない。
興奮の中でも決して薄れないその色はそれだけ彼が私の事を大事に思ってくれているからだろう。
宥「きょーくんのがここにあるって言うだけで…おねーちゃんとっても暖かくなっちゃうみたい…♥」
京太郎「ぅ…」
そんな彼に言い聞かせるように私はきょーくんから離した手でお腹をさすった。
サスサスと確かめるようなその手の奥には私の一番奥にガッチリ、ハマったきょーくんがいる。
最早、隙間なく吸い付いている私にピクピクって可愛らしい反応を返してくれる彼は口でも可愛らしい声をあげてくれた。
私で興奮してくれている事を疑いようもないくらいはっきりと教えてくれるきょーくんに私の中でまた大好きな気持ちが強くなる。
宥「だから…きょーくんも一杯…暖かくしてあげる…ね♥」
京太郎「は…あぁ…!」
その言葉と共に動き出した私の下できょーくんが辛そうで気持ちよさそうな声をあげてくれる。
まるで気持ち良くって我慢出来なくなってきたようなそれに私もまたいけない気持ちになっちゃいそうになった。
多分、私は意地悪されるのは大好きだけど…でも、こうやって意地悪するのも嫌いじゃないんだろう。
だって、何かを我慢するようなきょーくんの顔を見ると…その表情をもっと快楽で…私の身体で蕩けさせてあげたくなるんだから。
宥「(染めてあげたい…♪きょーくんの事…全部…ぅ♪)」
勿論、それで彼が私のものになってくれるとは思ってはいない。
しかし、そうやって快楽に染まった彼が見ているのは私だけなのだ。
きっと頭の中には憧ちゃんも穏乃ちゃんも…それに玄ちゃんもいないはず。
そう思うともっともっと彼を淫らに…そしてエッチにさせたくなる。
宥「ふふ…♪ほら…遊んでないで…ね…♥」
だからこそ、私は抱きしめてくれているきょーくんの手を優しく解き、その手をおっぱいへと導いた。
さっき遊んでも良いと言ったのにも関わらず、私を慈しむように抱いてくれていたその手には勿論、とっても感謝している。
私がこんなに早く痛みを消して快感だけを味わえるようになったのは間違いなくその手のお陰なんだから。
だけど、そうやって私を抱きしめているだけじゃきょーくんは間違いなく満足出来ない。
宥「ふきゅぅ…♪」
そんな私の感情を証明するようにきょーくんの手がグニグニと私のおっぱいを揉みしだく。
十本の指をそれぞれ別の方向へと動かすその淫らな手つきに汗が浮かんだおっぱいがブルリと揺れた。
それが本能的なものなのか意識的なものなのかは分からないけれど、彼はおっぱいに触れるとついつい揉んじゃうくらいおっぱい好きなんだ。
そんな彼がおっぱいなしで満足出来ないと思った私は、きっとそれほど間違ってはいないんだろう。
宥「気持ち…良いよ…♪とっても…エッチな触り方…だからぁ♥」
私がオネダリした所為か、或いはそんな余裕すらもうなくなっているのか。
きょーくんの手は最初から遠慮なしに私のおっぱいを味わおうとするものになっていた。
まるで私の感じるツボは分かっているのだと言わんばかりのその激しさにおっぱいの奥からまたジュンと熱いものが染み出す。
それがトロトロと漏れだす先っぽをきょーくんの手がピピンと弾くように弄び、ミルクをそこら中に広げた。
宥「もぉ♪ミルクは…そうやって遊ぶものじゃないんだよ…っ♥」
そう叱るように言いながらも私の声は決して嫌なものではなかった。
何せそうやって彼がミルクを弄んだ所為で、もう周囲は甘ったるい匂いに満たされているんだから。
お互いの体臭よりも遥かに強いその甘いミルクの匂いを今の私はとてもエッチに思える。
きょーくんにエッチな事をされて漏れてきちゃったミルクだからか…私の淫らさを証明しているような気がしてならないんだ。
宥「そんな風にする子は…お仕置き…だよぉ…♪気持ち良いお仕置き…ぃ♪♪」
そんなミルクの匂いに惹かれるようにして私の腰が動き出す。
きょーくんの上で跳ねるようなその動きは最早、腰だけでは収まらないものだった。
肩まで揺らすような激しいその動きにお腹の中のきょーくんがピククンって甘く反応してくれる。
私のお仕置きで気持ち良くなってくれているその様子をお腹のお肉で一杯に感じながら、私は笑みを浮かべた。
宥「お仕置きで…気持ち良くなってるなんて…本当…ダメな弟君なんだか…らぁ…♥」
京太郎「気持ち良くなってるのはそっちも同じだろ」
宥「んひぃ…っ♪」
私の不用意な言葉はきょーくんの逆鱗に触れてしまったらしい。
拗ねるようなその言葉と共にきょーくんの腰がズンっと上へと跳ねた。
運動不足な私が行うよりも遥かに強く鋭いそれにお腹の奥がゴツンと突き上げられる。
私のコツコツってした小さなものではなく、より激しいその衝撃に思わず背筋が反り返ってしまう。
京太郎「お仕置きだって言いながらこんなに悦んでる姉さんの方がダメなんじゃないのか?」
宥「ひあ…っ♪ああぁっ♪♪」
きょーくんのその言葉は否定しようのない事実だった。
だって、私はきょーくんが腰を跳ねさせる度に、身体中に快感を行き渡らせてしまうんだから。
自分で動くのとはまったく違うその快感に私の身体は間違いなく悦び…そして悶えていた。
私にとって彼に突き上げられるのはそれくらいに気持ち良いものだったのである。
京太郎「さっきから突き上げる度に膣内締め付けてくるしさ…こうされるの待ってたんだろ?」
自分だけが動いて得る快楽とは一線を画するその気持ち良さ。
さっきまでの快感が小さく見えてしまうほど、きょーくんに責められるのは気持ち良かった。
そうやって言いながら二度三度と突き上げられるだけで腰が蕩けて、力が抜けていく。
そしてふにゃふにゃになっちゃった中にはビリリって強い気持ち良さだけが駆け抜けて…私をもっとダメにしていくんだ。
宥「ふにゃ…ぁ♥」
最初の頃は私だってまだ耐えようって言う気持ちがあった。
だけど、きょーくんの辱めるような言葉とその腰の動きは、そんな私の気持ちをあっという間に溶かしてしまう。
最初の頃はグッと踏ん張っていた足もふにゃふにゃになって…きょーくんの方へと身体が沈んでいった。
それにまたグイッと奥を押し込められるのを感じながら、私は敗北を宣言するような蕩けた声をあげる。
京太郎「なんだ?もうギブアップか?」
宥「ご…めん…ね…でも…ぉ♪」
京太郎「言い訳なんて聞いてないっての」
宥「きゅぅぅっっ♪♪」
そんな私に冷たく言い放ちながら、きょーくんの腰が再び私の身体を突き上げる。
けれど、それは足に力が抜けている所為か、さっきよりもさらに身近に感じられるものだった。
肩まで跳ねるようなその力強さに私の背筋はまたブルブルと震えながら快感を沸き上がらせる。
それと同時に甘い鳴き声をあげる私の前で、きょーくんがとっても意地悪な笑みを浮かべるのが見えた。
京太郎「まったく…これどうするんだよ。俺、まだ満足してないぞ」
宥「うひゅぅっ♥」
きょーくんがそうやってイジメるように言うのは、きっと理由があっての事なんだろう。
だって、普段の彼は私が暖かくなっちゃうくらいに優しくて穏やかな子なんだから。
本気で怒っているところなんて想像も出来ないくらい優しい彼が理由もなくこんな事言うはずがない。
そして…私には内心、その理由になんとなく検討がついていた。
宥「ごめ…んね…♪私…もう…無理…だから…♥おねーちゃん…頑張れなかった…からぁ…♪♪」
そうやって情けない自分を吐露するのはやっぱり悲しい。
私は決して自分の事を立派なおねーちゃんだと思っている訳ではないけれど、それでも頑張ろうとしたんだから。
それがきょーくんによってあっさりと砕かれて、蕩けてしまった事にどうしても悔しさを禁じ得ない。
だけど…それでも私の口は止まらず…彼にその言葉を放とうとしていた。
宥「だから…おねーちゃんのエッチな身体…ぁ♥きょーくんの好きに使って…ぇ♪満足するまで…おねーちゃんで気持ち良く…なってぇ…♥♥」
京太郎「…あぁ」
主導権の完全な移譲。
それを示す私の言葉にきょーくんの顔に嗜虐的な笑みが浮かんだ。
今までの意地悪なものではなく、まるで狩人が獲物が掛かった事を喜ぶような…貪欲ささえ感じさせる表情。
いっそ恐怖の対象にすらなりそうなそれに、けれど、私の胸はトクントクンってうるさいくらいに高鳴ってしまう。
そんなワイルドな彼の表情も格好良いし…何よりこれからどんな恥ずかしい事をされるのか考えただけで私は興奮して来ちゃうんだ。
京太郎「じゃ、まずは身体を倒すぞ」
宥「んふぅ…♪」
そう言いながら、きょーくんは周囲からカーテンを集め、簡単に折り曲げていく。
それを私の背中に当てるのは動いた時に私の身体が痛くないようにという配慮だろう。
さっきの嗜虐的な表情からは想像も出来ないくらいのその優しさに私は小さく笑みを浮かべた。
その瞬間、きょーくんはそんな表情は許さないと言わんばかりに、私へとゆっくりと迫ってきて…――
宥「きゃん…♪」
そのまま床へと押し倒された私の口から小さな悲鳴が漏れた。
しかし、それは決して痛みによるものではない。
背中にはカーテンが敷いてあるし、そのさらに後ろにはきょーくんの腕があったんだから。
倒れる衝撃は殆どその2つが吸収してくれたお陰で、痛みなんてまったくない。
京太郎「大丈夫か?」
宥「…ぅん…♪ちょっと…お腹の中ズルンって来ちゃって…♥」
そんな私を心配するように言ってくれるきょーくんの前で私は恥ずかしがりながらもそう口にする。
…うん、でも…私は悪くないはず。
だって、きょーくんの大きなトコロは…本当に逞しくて気持ち良いんだから。
あっという間に私のお腹の奥を敏感にしちゃったそれの所為で、ちょっとの刺激で私は声をあげちゃう。
そんな私が挿入れられたまま態勢を変えられたら、悲鳴のような嬌声を漏らしちゃうのも決して無理はない話だろう。
京太郎「ホント、姉さんはエロいんだから…」
宥「だ、だから…そうしたのはきょーくんだもん…っ♥」
京太郎「はいはい…」
とは言え、そうやって呆れるように言うきょーくんの気持ちも分からないでもない。
心配した分、情けない返事を聞いたんだから…肩透かしのような気持ちになるのはきっと当然の事だろう。
だけど、私からしたらこんなに私をエッチにしたのはきょーくんなのである。
その答えはきょーくんの熱いトコロで腰が抜けちゃうくらい敏感になった今も変わらない。
京太郎「でも、今度は俺も本気だからな。さっきとは違って…今度は姉さんに責任取ってもらうぞ」
宥「ふきゅぅ…♪♪」
だけど、きょーくんの答えはさっきの問答とは大きく違っていた。
責任を取るのではなく、私に取らせるとはっきりと言い放ちながら、私の腰をガッチリと掴む。
まるで絶対に逃さないとそう言っているようなその手に私の胸はときめきを止めない。
それは勿論、私自身…そうやってエッチな責任を取りたいって…そう思ってしまっているからなんだろう。
宥「う…ん♥取らせて…♪エッチなおねーちゃんの所為で一杯興奮したきょーくんの…っ♥♥性欲処理…させて…♥♥」
私の言葉にきょーくんも我慢出来なくなったんだろう。
その腰をゆっくりと動かし、私の中で動き始める。
その動きは私を傷つけまいとしているのかとてもゆっくりで、もどかしささえ感じるくらいだった。
でも、自分とはまったく違った動きが中で作用する感覚はとても気持ち良く、私の口から漏れる吐息はその熱を強めていく。
宥「(でも…どうして…ぇ♪どうして…エッチしてくれないの…ぉ♥)」
最初は新鮮さもあってその2つの釣り合いは取れていた。
しかし、数秒ほど掛けて折り返し、そしてまた数秒かけて奥へと戻ってくる抽送を繰り返される内にもどかしさが強くなる。
最早、快感を遥かに超えたそれは私の腰の奥でウズウズとした感覚へと変わり、自分から腰を動かしたくなった。
だけど、そんな事が出来るくらいなら、私はさっききょーくんに主導権を渡したりなんてしていない。
宥「(だから…なんだ…♥もう私…エッチして欲しくて堪らないの分かってるから…♪♪)」
きょーくんは勿論、今の私が自分からほとんど動けない事くらい分かっている。
そして、だからこそ、ここで私を焦らして…もっともっとエッチな女の子にしようとしているんだ。
それを身悶えしそうなくらいに強いもどかしさの中で理解した私は、ぎゅっと手を握りしめた。
そこに込められた力が欲求不満によるものなのか、或いは焦らされている興奮なのかは私には分からない。
確かな事は私はもうそんなのどうでも良いくらいに…きょーくんとエッチしたいって事だった。
宥「やだ…ぁ♪もぉここまで来て…焦らさない…でぇ♥♥もっと…ぉ♥もっと激しくしてよぉっ♪♪」
だって…これはエッチなんかじゃない。
きょーくんの熱いトコロは動いてはいるけれど、でも、それだけなんだから。
私や彼の興奮を冷めないようにする為だけの最低限の動きを…エッチとは呼ばないだろう。
少なくとも私にとってエッチとは…さっき彼がしてくれたように欲望をそのままぶつけるような激しい行為の事だ。
破廉恥な気持ちを大好きな人にぶつけて、好意を興奮と共に高めるようなそんな暖かくも気持ち良い事以外をエッチとは認めたくない。
京太郎「あ、ごめん…。俺も初めてだから…加減分からなくてさ」
宥「…ふぇ?」
そんな私の蕩けた思考に冷水をぶっかけたのはきょーくんの申し訳無さそうな言葉だった。
気まずそうに私の顔から目をそらすその姿はそれが決して嘘ではない事を私に教える。
けれど、私はそれが信じられなくて…いや、信じたくなんてなくて。
恥ずかしさに顔が真っ赤に染まって、きょーくんの顔が見られなくなるまで私は呆然とし続けた。
京太郎「あ、で、でも…それなら遠慮はいらないって事だよな」
宥「はふぅ…ん♪」
恥ずかしすぎて何も言えない私をフォローするようにきょーくんが努めて明るくそう言ってくれた。
エッチの最中には不釣り合いなくらい突き抜けた明るい声に、私もまた申し訳無さを感じてしまう。
私が思った以上にエッチだった所為で、こんな風に気まずい空気にしてしまったのだから。
しかし、それでも私の身体はその言葉に喜んでいるのか、お腹のお肉をキュンキュンって震えさせてしまう。
宥「(き、きょーくんも…初めてなんだ…ぁ♥)」
何処か疼きにも似たその感覚の中で混乱から立ち直りつつあった私が真っ先に思い浮かべたのはその言葉だった。
きょーくんもまた私と同じでお揃いだと思うその感覚に、胸の奥からトキメキが湧き上がり、ブワリと身体に広がっていく。
その割にはきょーくんは手馴れている感があるけれども、でも、だからと言って、彼がこんなところで嘘を吐く必要なんて無い。
だから、彼は本当に初めてで…そして、私と初めて同士を捧げ合ってくれているんだ。
京太郎「じゃ…今度こそ本気でやるから…な」
宥「きゅぅぅっ♪♪」
瞬間、始まったピストンは私が思っていた以上に激しいものだった。
私の腰を掴みながらガンガンって躊躇なく奥を突いてくるそれは私の肩まで衝撃がはっきりと伝わってくる。
おっぱいなんてさっきからプルプル揺れて根本の辺りが微かにジンとした痛みを発するくらいだ。
だけど、それさえも気にならないくらい、今の私は気持ち良さに蕩けてしまっている。
宥「(あ…ぁっ♪♪これぇ…♥こ…れぇっ♥♥)」
それは想像以上の激しさで、そしてまた想像以上に気持ちの良い感覚だった。
お腹の内側が蕩けてしまいそうなくらい熱くて大きなトコロが、ガンガンって私の奥を突いてくるんだから。
否応なくそこに意識を集中させるその激しさに、私はその暖かさをよりはっきりと意識してしまう。
まるで私の思考そのものを埋め尽くそうとするそれは…とても幸せだ。
さっきまでのもどかしさとか恥ずかしさが全部溶けて消えていってしまうくらいに。
京太郎「どうだ?姉さん…これで満足…出来てるか?」
宥「う…んっ♪♪凄い…よぉっ♥♥エッチ凄い…ぃ♪エッチ…好きだよぉ♥♥」
その充足感が私を何とか人として押し留めていたタガを緩ませていく。
自分が何を言っているのかさえ朧げになっていき、ただ感情のままに言葉を放ってしまうんだ。
それをはしたないと思う気持ちは残っていたけれど、でも、私はもう止まれない。
だって…そうやってエッチな言葉をきょーくんに聞いてもらうと凄い興奮して…お腹の中が敏感になるって気づいちゃったんだから。
宥「きょーくぅん…♥もっとしてぇ♪ずっと…してぇ♥おねーちゃんと一緒に…ずっとエッチぃっ♥♥エッチぃ…ぃ♪♪」
京太郎「そうだな。それも…良いかもな」
宥「ふああああんっ♪♪♪」
きょーくんのピストンによってもうケダモノみたいにエッチになっちゃった私。
そんな私にぐっと身体を倒しながら、きょーくんが耳元で甘く囁いてくれる。
トロンと耳の奥を囁くような声は、それだけで私の身体を震わせ、興奮を快感と共に広げた。
でも、それ以上に私にとって気持ち良かったのはそうやって近づいたきょーくんの身体に乳首が擦れる感覚である。
京太郎「俺…姉さんがこんなにエロいだなんて思ってもみなかったよ」
宥「やぁ…♪そ、それは…だってぇ…♥」
京太郎「俺の所為だろ?それは分かってるし…良いんだよ。ただ…問題はだな」
宥「いひぃっ♪♪♪」
瞬間、私の腰をグッと持ち上げたきょーくんの角度が変わった。
元々、腹筋にぴったりついちゃいそうなくらい反り返っていたそれがより強くお腹側に擦れてしまう。
勿論、その間も愛しい弟君は腰の動きを止めていないから…お腹側がグリグリゾリゾリって削られていった。
まるできょーくんの形を教え込もうとするようなそのエッチで被虐的な感覚に私は短いながらも甲高い声をあげてしまう。
京太郎「そんなに姉さんがエロいところばっかり見せると俺も止まらないって事だよ」
宥「きょーくんも…興奮…してるぅ…?」
京太郎「当たり前だろ。そうじゃなきゃ…こんな事しないっての」
宥「あはぁ…っ♪」
そんな私から…きょーくんは目を逸らさない。
何時もの彼なら恥ずかしがって明後日の方向を見るだろうに…ずっと私の事を見つめ続けて…そして犯してくれる。
その逞しい身体で、熱いトコロで、優しい言葉で…私の全部を溶かして食べちゃうみたいに。
身体全部がきょーくんのものになるようなその錯覚に、私は恐ろしさどころか幸福感をより強め…そして貪欲な本性を顕にする。
宥「じゃ…ぁ♪もっとしよう…ね♪一回だけじゃなく…二回でも…♪三回…でもぉっ♥♥一杯エッチ…ぃ♪♪♪」
京太郎「ま、まだ一回目も終わってないのに…先の事言っても仕方ないけどさ…」
ちょっとだけ引いたような彼の言葉は事実だろう。
だって、私も彼もこれが初めてで…お互いに清い身体を捧げ合っているんだから。
この先、どうなってしまうかなんて私達には分からず、また想像もつかない。
しかし、それでも尚、一回だけで終わらないと思うのは、私がまだまだこの熱くて幸せな感覚を欲しているからだろう。
京太郎「でも…姉さんがちゃんと満足出来るように俺も頑張るから」
宥「ん…ぅ♪」
勿論、彼がそんな貪欲な私に気づいてくれているとは思わない。
でも、しかし、それでも私にとってその言葉は心地良いを通り越して気持ちの良いものだった。
例え、それが睦み言の一種であろうとも、きょーくんは決して約束を違えるような事も私を不用意に傷つけるような事もしない。
そう信じているからこそ私は腰を彼に持ち上げられるという不安定な姿勢の中でも、こうやって暖かい気持ちになれているんだろう。
宥「…じゃあ…おねーちゃん…キスして欲しい…な♥♥
京太郎「…甘えん坊め」
宥「はふぅん…♪♪」
でも、貪欲な私はそれだけではもう足りなかった。
そうやって腰を持ち上げられながら、思わずきょーくんにキスを求めてしまう。
それにからかうように返しながら、きょーくんはチュって私の唇を塞いでくれた。
その心地良さに声をあげた瞬間、私の奥にズシンってきょーくんが襲いかかってくる。
宥「ん…ふゅぅううぅっ♪♪♪」
キスのお礼か、或いは意地悪のつもりなのか。
間髪入れず突き刺さったそれは私の中の幸せな気持ちをグラグラと揺るがせる。
それらを快感へと解体してしまおうとするそれに、私は抗うように声をあげた。
しかし、お腹の奥から沸き上がるグツグツとした熱には逆らえず…私の幸福感は快感へと塗りつぶされていく。
宥「(でも…それだけじゃ…ないぃ…っ♪♪)」
そうやって心の中まで快感に染まった私の身体。
しかし、それらはまるで潮が引いていくみたいに私のお腹の奥 ―― 一番、熱いところに集まってくるんだ。
何処よりも一番、気持ち良くってグツグツって煮えたぎるように熱くなっている部分はそれを全部、ゴックンって飲み込んでいく。
でも、そこは快感を幾ら飲み込んでも膨らむ事はなく、寧ろ、それらを圧縮するようにキュゥゥって収縮していった。
宥「あぁっ♪んんぅ♥♥あ…あぁぁっ♪♪」
その感覚は私が今まで知らないものだった。
そうやって快感を奪われた身体中が、ジリジリって焦がされ、もどかしさを覚えているんだから。
私はもうこれ以上なく気持ち良いはずなのに、身体がもどかしいだなんて、そんな事あるはずない。
けれど、どれだけ否定しても身体は焦燥感を募らせ、そしてお腹の奥の熱だけが際限なく高まっていく。
宥「(あ…ぁっ♪♪嘘…ぉ♥♥これ…嘘だよ…っ♪♪)」
まるで今にも爆発してしまいそうなほどに昂ったお腹の中。
その理由に私が気づいた頃にはもう何もかもが遅かった。
何も知らない私の頭とは違って本能はもうそれを待ち望んでいたし、お腹の奥はそれを弾けさせるまでのカウントダウンを始めていたんだから。
例え、その感覚を知らなくてもはっきりと迫る解放の時に私は ――
宥「ちが…うの…っ♪」
京太郎「…え?」
瞬間、漏れ出た言葉は否定を意味するものだった。
それをきょーくんが驚いたように聞き返すのは当然の事なんだろう。
前後の文の繋ぎも主語もなく、ただ違うとだけ言われて察しろなんて無理な話だ。
ましてやきょーくんはこうやって女の人とエッチするのは初めてなんだから…分かるはずないのである。
宥「私…本当に初めて…で…っ♪♪きょーくん…だけしか…知らない…のにぃっ♥♥」
そこまで私が考えていた訳じゃない。
もどかしさと快感という矛盾に挟まれた私にとって思考の余地なんてなかったのだから。
意識は出来るけれども思考は出来ない私にとって、それは分かってはいるけれど反応出来ないものである。
だからこそ、そうやって私の口から漏れ出たその言葉は彼の疑問に十二分に応える事はなかった。
宥「イく…よぉっ♥♥初めてなのに…イッちゃううぅ…♪♪きょーくんの熱いので…イかされちゃ…うぅんっ♥♥」
京太郎「…姉さん」
それはただの報告であり、そして懺悔だ。
初めてなのにイッてしまおうとする自分を、一人で勝手に絶頂に達してしまう自分を…彼に許してもらおうとする恥知らずな行為なのである。
だが、そんな自嘲ではもう私の身体は、心は、止まらない。
それくらい私にとって身近に迫った絶頂というのは強く、そして恐ろしいものだったんだ。
宥「違…私…こんなエッチな女の子…じゃ…っ♪幻滅…されちゃ…ぅのに…ぃ♥♥イくの…止まらないぃっ♪♪止まら…にゃいぃ…っ♥♥」
だけど、どれだけ怯えても…その気持ち良くって暖かい波は大口を開け始める。
全部、気持ち良くって暖かくしようと…ドロドロの口を開けて私の事を丸呑みしようとしているんだ。
きょーくんに幻滅されたくなくて…それを何とか押し留めようとするけれど、しかし、どれだけ必死になってもそれは一秒の遅れにもならない。
後、ほんの数秒で私のお腹の奥に溜まった熱は弾けて…私はイかされてしまうんだろう。
京太郎「…良いぞ」
宥「ふぇ…え…あ…っ♪♪あぁぁ…っ♥♥あぁぁぁぁぅぅっ♪♪♪」
その寂しさと悲しさに私の心が震えた瞬間、きょーくんの口から優しげな言葉が漏れる。
さっきのようなからかうようなものではなく心から私を受け入れてくれるそれに心の中がバキリと砕けた。
そして必死に自分を取り繕おうとしていたその心から愛しさがドッと溢れだし…それらが私のお腹に…ううん、子宮に流れ込んでいく。
私の一番、エッチで大事なそこはそれを最後の起爆剤にしたように熱を弾けさせ、私の身体を一気に白く塗り替えていった。
宥「んひぃいいぃぃいっ♪♪♪」
その気持ち良さは正直、今までの比ではなかった。
今まで私の中をじっとりと溶かすような気持ち良さとは一線を画するくらい激しくも熱い感覚だったのだから。
まるで身体中に静電気が走っているようにビリビリって筋肉が震えて、そして次にやってくる熱い波に骨まで溶かされていく。
あまりにも気持ち良すぎて身体の感覚が胡乱になり、快感だけで満たされていくそれに意識がふわりと浮き上がるのを感じた。
京太郎「俺はその程度じゃ幻滅しないし…一杯イッても良いんだぞ」
そんな私の耳に微かに届いたその言葉が現実なのか、或いは私の妄想だったのか。
それさえも分からないほどの気持ち良さに私は完全に翻弄されていた。
まるで身体中で快感の波が荒れ狂い、意識が今にも転覆してしまいそうなくらいに揺られているんだから。
グラグラと自分が自分である為に必要な根幹を揺さぶるようにも感じるそれに、けれど、私は抗えない。
それはあまりにも気持ち良くて、そして、きょーくんの受容の言葉が嬉しくて…私はついついそれに溺れてしまうんだ。
宥「(あぁ…ぁ♪覚えちゃう…ぅ♥♥イくの…幸せだって覚えちゃうよぉ…♥♥)」
私にとって初めての絶頂というのはそれくらい素晴らしいものだった。
世の中の女の人はこの感覚の為にエッチしちゃうんだってそう思うくらいに…心がドロドロに溶けていく。
そんな中にはっきりと絶頂の快楽が刻まれていくんだから…もう忘れられるはずがない。
私はきっとこの感覚欲しさに…もっともっと淫らに堕ちていくんだろう。
宥「(それでも…良いよぉっ♪♪きょーくんとエッチ出来るならぁっ♥きょーくんさえ居れば…それで良い…っ♥♥)」
その未来予想図に逆らおうとする私はもう身体の何処を探してもいなかった。
悲しいかな、私はもう快楽と心地良さに支配されてしまったいやしい女なのだから。
理性も羞恥心も暖かい感覚の為に投げ捨てた私にとって、その未来は幸せと言っても良いものだった。
だって、そうやってエッチになった私の事をきっとさっきみたいにきょーくんが受け入れてくれるってそう信じているから。
京太郎「…大丈夫か?」
宥「ふゅ…あぁぁ…♪♪」
そんな感覚に一分ほど溺れた頃、私の意識はようやく現実へと引き戻された。
まるで暗い水の底からそっと救い上げて貰えたような感覚に、身体や心の内面世界を見つめ続けた意識が喜ぶ。
だけど、それだけで済まないのは、私はもう快楽の深淵を覗きこんでしまったからだろう。
絶頂という快楽の極みを知った私の身体にはもう欲望という名の暗い水がぴっちりと貼り付き、染み込んでいたんだ。
宥「大丈夫…だよ♥きょーくんが許してくれたお陰で…一杯…イけちゃったぁ…♥♥」
京太郎「そ、そう…か」
私の言葉にきょーくんが気恥ずかしそうに私の顔から目をそらす。
こうしてエッチして…たまに凄い意地悪で恥ずかしい言葉をくれるのに彼はとっても恥ずかしがり屋さんだ。
私のエッチな言葉に恥ずかしくなって、身体がその感情を誤魔化そうとしてもおかしくはない。
けれど、平常通りにも見えるそんな仕草とは違い、きょーくんの一部はピクピクって私の中で不満気に震えていた。
宥「んふぅ…♪♪」
それは勿論、彼が私がイッている最中にまったく動かなかったからだろう。
優しいきょーくんは絶頂する私の身体を慮って、自分の欲望をぐっと抑えこんでくれたのだ。
そして、私がそれから復帰しつつある今、そのタガがギチギチと音を鳴らせ、奥から欲望が溢れ出そうとしている。
それを感じさせる彼の反応に私は小さく笑みを浮かべながら、そっと唇を開いた。
宥「動いて…良いよ…♥」
京太郎「っ…!姉さん…っ!」
宥「きゅふぅっ♪♪」
私の口から許しの言葉が漏れた瞬間、きょーくんの腰が暴れるように動き出した。
ガツガツと私を貪るようなその動きには理性も何もない。
自分がただ射精する事しか考えていないそれは彼がもう本当に限界であった証だろう。
少なくともさっきまではそんな風に切羽詰まったものさえ感じさせるピストンではなかった。
京太郎「ごめ…ん。姉さん…俺…!」
宥「良い…よぉっ♥♥んんはぁっ♪らいじょうぶ…だからぁ…♪♪」
それにきょーくんが謝罪の言葉を漏らすけれど、それも仕方のない事だろう。
だって、彼は私と最初に触れ合ってからもうずっと我慢し続けているんだから。
反り返った熱いトコロは最初の頃と比べてもう二回りほど大きくなってはちきれそうになっている。
寧ろ、初めてだと言うのにそんなになるまで我慢してくれた彼に感謝の念が絶えないくらいだ。
宥「それ…にぃっ♪♪私…今…しゅっごい…気持ち…良ひぃっ…♥♥」
だけど、それより私にとって大きかったのがきょーくんの抽送が堪らなく気持ち良かったからだろう。
私に対する気遣いも出来ないくらいにガンガンを突き上げる激しいそれを、イッた直後の子宮で受け止めているんだから。
もうメスの悦びを刻み込まれてしまったそこはとても敏感で…さっきから愛液を休まずに蕩けださせている。
ジュンジュンって止まらずに続くそれに合わせて身体中に走る快感もまた、とても大きく、そして素晴らしいものだった。
宥「だから…ぁ♪もっと…なって良いよぉ♥♥ケダモノ…さんみたいにぃっ♪♪私と…ぉ♪おねーちゃんと交尾…してぇ♥♥」
京太郎「~~っ!」
その上、そんなになるまできょーくんは私の事を求めてくれているんだから。
理性が欲望に負けて…もうエッチな事したくて堪らないオスに…私と同じモノに堕ちてくれている。
きょーくんをそんなにしたのが私だというその感覚は、背徳感と幸福感、連帯感や仲間意識などが混ざりあってグチャグチャだ。
それを明確になんと名付ければ良いのかもうトロトロになった頭では分からないけれど、でも、一つだけ分かる事がある。
それは私がもっともっときょーくんとそんなエッチを…交尾をしたいという事だ。
京太郎「あぁ…っ!くそ…!姉さんはどれだけエロくなるつもりなんだよ…!」
宥「はきゅぅんんんっ♪♪♪」
瞬間、繰り出されるピストンは苛立ちを私にぶつけるような激しいものだった。
自分が気持ち良くなる為ではなく、行き場のない感情をぶつけるようなそれに、けれど、気持ち良さは変わらない。
少なくとも快楽で緩んだ思考では甲乙つけ難く、そして、だからこそ、私の意識はさらに溺れて…沈んでいく。
宥「らって…らってぇ…♪♪きょーくんのエッチ…♪それらけ…気持ち良いんだよぉ…っ♥♥」
結果、私の舌はさらに舌足らずになって、声もまた媚びるようなものを強くする。
いや…実際、私はきょーくんに媚びているんだろう。
この気持ち良く素晴らしい感覚が欲しくて私の身体が…目覚めてしまったメスの本能が。
彼に…きょーくんのオスの本能に甘えて、誘惑して…気持ち良くして欲しいって叫んでるんだから。、
宥「だから…ぁ♪もっとおねーちゃんをぉ…♥イかせ…てぇぇ♪♪きょーくん好みのエッチな女の子になるまで…♪もっろもっとぉ…エッチにしてぇ…♥♥」
京太郎「仕方ない…な…!」
宥「んひぃぃっ♪♪♪」
そう言いながらきょーくんの両手は私の腰からおっぱいに移った。
瞬間、コテンと腰が落ちてまた挿入の角度が変わるけれど、でも、私が声をあげたのはそれだけが原因ではない。
勿論、それもあるけれど、でも、大部分は私のおっぱいから沸き上がる被虐的な感覚の所為だ。
宥「(あぁ…っ♪搾られて…るぅ♥♥私…牛さんみたいにお乳ビュルビュル吹き出して…♥♥きょーくんに搾乳されちゃってるよぉ…♪♪♪)」
きょーくんの手にはおっぱいの根本をぎゅっと掴み、そのまま先っぽへと搾り上げるものだった。
完全に開いてしまった乳腺はそれに耐えられず、外から与えられる圧力に従って、びゅるると白濁した液体をまき散らした。
それが谷間に溜まっていくのを見ながら、きょーくんのピストンをお腹の奥で受け止める度に頭の中でバチバチって快楽がスパークする。
胸から走る被虐感、そしてお腹から沸き上がる快楽がぶつかり合って…私の身体をより昂らせてくれた。
京太郎「その代わり、しっかり踏ん張ってろよ…!」
宥「ぅ…んっ♪♪頑張りゅ…ぅ♥♥頑張るぅ…けどぉ♪♪」
私を固定するきょーくんの手がなくなった今、このセックスを続けるには私が頑張ってこの場に留まるしかない。
そんな事は分かっているのに、けれど、私の身体は中々、言うことを聞いてくれなかった。
そもそも初めての絶頂からまだ数分も経っていないような現状で、身体がちゃんと動く訳もない。
私の筋肉は未だ消えきらぬ絶頂の余韻が熱として残り、そこに走る快感を何倍にも増幅しているんだから。
京太郎「イかせて欲しいんだろ…?俺も…このままイきたいから…だから…!」
宥「あ゛あぁぁぁっ♪♪♪」
けれど、きょーくんの声はそれを許さないくらいに力強く、そして切羽詰まったものだった。
もう目の前に絶頂が近づいている事を隠そうともしないその声と共にガツンと私のお腹が突き上げられる。
さっきよりもその勢いを増したそれは抽送を繰り返す距離がより長くなった証なのだろう。
自分が気持ち良くなる為のそのピストンを、きょーくんはもうエスカレートさせるしかない。
宥「イく…ぅ♪イくぅん…っ♥♥またイく…っ♪♪きょぉくぅんっ♥♥イッちゃう…よぉぉっ♪♪♪」
そう思った瞬間、私の子宮でまたブワリとドロドロの熱が花開いていく。
殆ど予兆もないまま広がっていくその波は、しかし、さっきよりもさらに強いものだった。
既に一度、その快楽に私が屈してしまっている所為だろうか。
身体中に残る余韻が今まで以上に激しく反応し、身体中でバチバチと火花のような快楽を弾けさせる。
そしてそれが筋肉の一つ一つを蕩けさせ、私からさらに力を奪っていくんだ。
京太郎「ごめん…俺もう…マジで止まらないんだ…っ」
宥「ひぃ…ぐううぅぅっ♪♪♪」
けれど、そんな激しいオルガズムの中でも、きょーくんの腰はもう止まらなかった。
いや、それどころかガツンガツンとイッている私に激しく腰を叩きつけ、エスカレートする一方である。
その距離も頻度も速度も何もかもを激しくさせていくそれに私の身体は追いつけない。
私がふんばらなきゃいけないのに、頑張らなきゃいけないのに…身体から意識がそっと遠のいていく。
宥「(こんなんじゃ…きょーくんが困っちゃう…のに…ぃぃ♥♥)」
私の身体がこうして不安定なままだと、きょーくんは本気でエッチに没頭する事が出来ない。
そんな事は頭では分かっているはずなのに…身体はもう快楽に完全に屈してしまっていた。
一番力を入れなきゃいけないはずの太ももなんてもうダラリと垂れ下がり、まるで人形みたいになっている。
両手は何とかまだ動くけれど、でも、それは切なげにカーテンを掴む程度しか出来ない。
それでは私を揺さぶるようなきょーくんのピストンに耐える事など出来るはずもなく、衝撃にゆっくりと身体がズレていってしまう。
宥「(それに…また意識が…ぁ♪♪お腹に集中…して…ぇ…♥)」
それを堪えようとする意思すら許さないと言わんばかりに私の絶頂はさらに深まっていく。
きょーくんのエッチなトコロに犯される度に走る快感は、私の意識をお腹の奥へと集中させていくのだ。
まるでそれ以外は考える必要なんてないと言わんばかりのそれに抵抗する意思が端から砕かれていってしまう。
結局、私は快楽の為に快楽を我慢する事すら出来ず…ただただそれに流され、翻弄されるだけの淫乱だったのだ。
宥「んはぁぁっ♪♪んほぉ…ぉぉおっ♥♥」
そうやって諦めてしまえば気持ちは幾分、楽だった。
今、私の身体を揺さぶる快楽は今までの私が歪んでいくくらい気持ちの良いものだったのだから。
それに溺れる為に不必要な物を忘れていくのは辛いけれど…でも、嫌じゃない。
そんなものすら思い出せないくらいに私はもう快楽に溺れて、きょーくんに犯されていた。
宥「(あひぃ…ぃ♪♪擦れる…ぅ♥♥敏感なトコロ…全部擦れて…ぇ♥♥ゴリゴリされて…えぇぇっ♪♪♪)」
そんな私にとってお腹の感覚はもう手に取るようにはっきりと分かるものだった。
蕩けるような熱を沸かせ、きょーくんの硬いトコロに張り付いちゃうエッチなお肉の一つ一つまで意識出来るくらいである。
お陰でより身近に快楽が迫ってくるのを感じて、私の頭が悲鳴をあげた。
まだ二度目の絶頂も終わっていないのにきょーくんに押しつぶされ、抉られ、擦られ、ねじ伏せられ、引きずられる感覚が全て同時に襲い掛かってくるんだから。
そんなに気持ち良くされたら情報がオーバーフローしてもおかしくはない。
だけど、私の頭は悲鳴をあげながらも、そうやって流し込まれる情報を全て快楽へと変換していた。
京太郎「う…くぅぅ…」
しかし、それだけではないのが私にとっての救いだったのか、或いは新たな快楽地獄への入り口だったのか。
私のエッチなお肉は今、私の意思である程度、自由に動かす事が出来るようになっていた。
勿論、それは締めたり、緩めたり、微かに震わせたりといった程度の大雑把なものでしかない。
だけど、快楽に全身を支配され、指先さえも緩みがちになった私にとって、それは大きな違いであった。
宥「(キュンってして…緩めて……♥♥あはぁ…♪次は…サワサワ…して…あげるぅ…♪♪♪)」
だって、それはきょーくんのピストンに合わせれば様々な快楽が得られるんだから。
勿論、彼の抽送だけでも十二分に気持ち良いけれど、でも、そうやってお肉を動かせばまったく違う快楽が私の脳に突き刺さる。
ベースは同じはずなのに私の仕草や反応一つで大きく色を変えるその気持ち良さに私はどうしても抗えない。
それは彼も同じなのか、私の動きに反応して、抽送の度に微かに声をあげてくれた。
苦悶めいたものさえ混じるそれはきょーくんの絶頂がもう間近に迫っている証なのだろう。
宥「ひゃ…ぅぅんっ♪♪きょーく…ぅっ♥♥また…イく…ぅぅ♪♪♪まらおねーちゃん…イッてるぅぅ…♥♥」
瞬間、湧き上がる三度目の絶頂。
しかし、それはもう予兆なんて欠片もないものだった。
クると思った瞬間にはもう爆発しているその快楽の波は私を再びあの快楽の果てへと連れて行く。
そこで再び思考のタガが緩むのを感じながら、私に二度目とほぼ同じ規模の快楽を貪り、心の中の喜悦を大きくしていった。
宥「きょぅくんもそろそろ…れしょぉっ♥♥イッて…ぇ♪♪きょぉくんも早く…ぅ♥早く…ぅぅ♥♥」
京太郎「ねえさ…んっ!」」
最早、完全に快楽に屈服し、それに溺れてしまった私。
でも、そんな私の中でもきょーくんへの愛しさは決して色褪せてはいなかった。
きょーくんがイく時には私も絶頂している時であって欲しい。
ちょっと過激な少女漫画のような展開を、私は未だ望んでいた。
だからこそ、漏れだした私の言葉にきょーくんは快感で掠れた声で私を呼び…そのままグッと歯を噛み締める。
宥「ふきゅぅぅぅっ♪♪♪」
それから繰り出されるピストンは今までのものよりもさらに激しいものだった。
その移動距離を私の入り口から奥までに一気に広げたそれは私の中のエッチなお汁を掻き出そうとしているように思えるくらいである。
いや、実際、ヌチュクチュとやらしい音を立てながら、私の愛液はカーテンの上に撒き散らされていくのがわかった。
だけど、そんな激しいピストンをして、きょーくんだって無事で済むはずがない。
幾ら日常的に穏乃ちゃんと外を走り回っている彼でも、これだけ動けば数分後にはバテてしまうはずだ。
宥「あふぅっんっ♪♪んひゃぁ…ぁっ♪♪♪あひ…いひぃいぃっ♥♥」
それでも私の奥が貫かれてしまいそうな動きを繰り返すのはそれが玉砕覚悟の短期決戦仕様だからだろう。
決着には数分も掛からないと分かっているからこそ、きょーくんはそうやってペースを考えない滅茶苦茶なピストンが出来るんだ。
それは私の口から蕩けた声をあげさせると同時に、子宮からまた絶頂の波を呼び起こす。
宥「あ゛ぁぁぁっ♪♪まらイくぅぅっ♥♥きょーくんにまらぁ…♪♪イかしゃれて…ぇっ♪♪一人らけイッちゃうぅぅんっ♥♥」
まだ三度目のオルガズムも終わっていないのに湧き上がろうとする次の絶頂。
切れ間すら殆どないようなそれは私の身体がそれだけ昂ぶってしまっているからなのだろう。
さっきから私はイッている間にもきょーくんに犯され続け、余韻が引く事すらない。
お陰で敏感さだけが募っていくような状態の身体にこんな逞しいピストン叩きつけられているんだから。
まるで私の身体にイキ癖をつけようとしているかのように、きょーくんは私を犯し、そして、イかせ続けてくれていた。
京太郎「…ぐぅぅ…うぅぅ…!」
そんな私の上できょーくんが苦しそうなうめき声をあげる。
それと合わせて私の根本をさらに力強く搾られた瞬間、被虐感がグンと上がった。
だけど、絶頂を繰り返して敏感になっている所為か、そんなに強く搾られても痛みはまったくと言って良いほどない。
寧ろ、そのギリギリと締めあげられる感覚が心地良さを得てしまうくらいに私はもうエッチになっている。
そんな自分に誇らしさを胸に灯した瞬間、私はお腹の奥で熱が強くなるのを感じた。
宥「(あぁ…ぁっ♪♪これ凄い…っ♥♥お腹の奥…ジュルジュルって…♪♪♪全部焼けちゃうっ♥♥)」
その熱は私の子宮から沸き上がる熱波よりも遥かに強く、そして逞しい。
愛液そのものを蒸発させてしまいそうなくらいに激しく湧き上がるその熱気に全身の神経が戦慄いた。
今まで数度あったオルガズムで溶けたように錯覚していた部分を強制的に目覚めさせるような熱に、意識が再び全身へと戻っていく。
けれど、それは私の中の快楽が収まったことを意味せず、寧ろ、より激しい快楽に私の意識を晒す前兆であった。
宥「んひぃいいっ♪♪大き…っ♪大きくぅぅ♥♥きょーくん大きくなっらぁぁぁっ♪♪♪」
お腹の中で熱が強くなったのと同時に、グンッと大きくなったきょーくんの硬いトコロ。
それは今、暴力的だと思えるくらいに激しく、そして力強く、私の中を擦り上げていた。
一回毎にゴリゴリゾリゾリって中のお肉を押しつぶすようなそれに私の神経が甘い悲鳴をあげてしまう。
けれど、それは決して私の口から言葉にはならず、子宮で全て纏めてドロドロとした熱波へと変えられてしまうんだ。
結果、私の口から漏れるのは期待と興奮混じりのいやらしい言葉だけ。
京太郎「はぁ…あぁ…!」
そんな私の言葉にきょーくんは興奮してくれたのだろう。
グッと私に押し付ける熱いトコロはさらに硬くなり、もうはちきれそうになっていた。
今にも限界に達してしまいそうなそれが一体、どういう事を意味しているのかは私には分からない。
だけど、今にもキス出来てしまいそうな距離で彼が見せる切なくも余裕のない表情は、今のきょーくんの状態を私にはっきりと教えてくれる。
宥「(イきそう…なんだぁっ♥♥もぉ…♪きょーくんもイくんだね…っ♥♥ビュルビュルって…エッチなの…射精るんだよ…ね…っ♪♪♪)」
まるで幼子が母親を求めているようなその表情。
最早、射精しか考えらていないと思えるくらい獣性に満たされた顔の中でもはっきりと浮かぶそれはあまりにも可愛らしい。
私の身体が十全に動く事が出来れば、きっと彼の顔を今すぐに抱きしめ、ミルク塗れのおっぱいで満足するまで甘えさせてあげただろう。
けれど、今の私には最早、指先一つ動かす気力はなく、ただ、きょーくんのピストンを受け止める事しか出来ない。
京太郎「ねえさ…そろそろ…外で……っ」
宥「ふぇ…えぇ…えぇぇっ♪♪♪」
その瞬間、齎されたきょーくんの言葉は私にとって良い物であると同時に悪い物でもあった。
勿論…私の思っていた通り、きょーくんが今にもイきそうになっているのは嬉しい。
だけど、きょーくんがお外でイこうとしているのは到底、見過ごせるものじゃなかった。
だって…性知識なんて殆どない私でも、それが男の子にとってあんまり気持ち良くない事くらい分かるんだから。
宥「(そんなの…♪やだよ…ぉっ♥♥)」
私はもうこんなにはしたなくなるくらい…きょーくんとのエッチにハマっちゃったんだ。
そんなになるまで私の事を気持ち良くしてくれたきょーくんが気持ち良くなりきれないなんてあまりにも悲しい。
ましてやイキ続けている今の私にとって、きょーくんが離れるという事はこの気持ち良さが途切れるって事なんだから。
そんな事絶対に許せるはずがなく…だからこそ… ――
京太郎「っ!ねえさ…!」
宥「んへ…ぇ♪♪♪」
快楽によってとっくに動く余裕を削ぎ落とされてしまった私の四肢。
しかし、どんな奇跡か、それらは今、きょーくんの身体にねっとりと絡みついていた。
まるで彼を必死に逃すまいとしているようなその手足にきょーくんが焦った声をあげる。
だけど、その腰だけはもう止められないのか、私に甘えるようにガンガンってぶつけてきてくれていた。
京太郎「だ…めだ…!もう射精るから…離し…っ!」
宥「良い…よ…♥♥」
京太郎「え…?」
女の子にそこまでしているのにきょーくんは気づいてくれていないらしい。
抱きつく私をダメだと拒絶しようとする彼に少しだけ心が拗ねるような感情を浮かべる。
とは言え、そんな鈍感な男の子を好きになっちゃったのは私だし…その感情は決して大きなものではない。
寧ろ、今も続く極上の快楽を際立たせる最高のアクセントとして私の心に刻み込まれ…身体の火照りを強くしていた。
宥「きょーくんなら…良いろぉ…♪♪きょーくんの赤ちゃん…孕んであげりゅからぁ…♥♥きょーくんだったら妊娠しても良いから…ぁ♪♪中に…ぃ♥♥子宮にじゅぶぅぅってぇぇ♥♥♥」
京太郎「く…あ…あぁぁぁぁっ!」
私の言葉にきょーくんの我慢が決壊しちゃったんだろう。
噛み締めた歯を緩ませて口から可愛らしい子をあげながら、きょーくんの腰がブルリと震える。
そのままググっと私の中に押し込んでくるその動きはいっそ弱々しいと言っても良いくらいだ。
まるで嵐の中、行く先を見失った船がボロボロになりながら港に帰り着くようなその動き。
きょーくんがこれまで頑張ってくれたが故のその甘えるような動きに…私は今出来る最高のおもてなしを返した。
宥「んひゅうぅぅぅぅぅぅんっ♪♪♪」
キュンキュンってリズミカルに二回締め付ける私の中。
それに我慢出来なかったかのようにきょーくんのエッチな部分からビクンって跳ねた。
けれど、それが今までと違ったのはその瞬間、彼の先っぽから熱い何かが吐き出された事だろう。
私のエッチなお汁よりももっとドロドロとしていて、そしてきょーくんの熱にも負けないそれが私の中に満たされていく。
宥「は…あぁぁっ♪♪ひあああぁぁぁっ♥♥♥」
それは私の知るどんな熱とも一線を画するものだった。
放たれたきょーくんの硬いトコロとは違い、とても穏やかなそれは快楽ではなく心地良さを強調するものである。
しかし、それが心地良いだけで終わらないのはありえないほどの充足と満足感がそこに付随しているからだろう。
例えるなら…そう…お外から帰ってきてすぐにコタツの中へと入った瞬間の身体が満たされ、暖まっていく感覚。
それがお腹から延々と湧き上がり続ける感覚に私は悲鳴のような声をあげた。
宥「(これしゅごいいぃっ♪♪しゅご…過ぎる…ぅぅ♥♥お腹の中満たされ…てぇぇっ♪♪♪)」
お腹の中から暖かくされる感覚はもうきょーくんが入ってきた時に知っていた。
だけど、それはこの感覚のお試しみたいなものだったのだろう。
今の私はあの時とは比べ物にならないほどに満たされているんだから。
今にも内側から暖かくて幸せな気持ちが溢れでてしまいそうなそれをなんと表現すれば良いか分からない。
宥「(あは…ぁ♪♪しょう…なんだぁ…♥♥わらし…今、マーキング…されてりゅんら…ぁぁ…♥♥♥)」
ただ、分かるのは…それがきょーくんの射精だと言う事だ。
私がずっとずっと待ち望んだ…彼が最高に気持ち良くなってくれた証なのである。
残念ながらそれは暴発するような形だった所為で私の奥で弾けてはくれなかったけれど、でも、それでも今の私は幸せだ。
だって、私は今、きょーくんの一番エッチなお汁で誰も触れた事がない部分を穢されているんだから。
宥「(ぅ…ん…♪良いよ…ぉ♥♥しへぇ…♪♪もっろマーキング…して…ぇっ♥♥私の事…きょーくんのものらって…刻みこんで…っ♪♪♪)」
その心地良さはきっと経験したことのある女の子にしか分からないだろう。
大好きな人に身体の奥まで征服されて、その人だけのものになる感覚は最早、多幸感と言っても良いくらいなんだから。
その上、私の身体は今もずっとずっとイき続け、膣内がピクピクって痙攣し続ける事を思えば、夢中にならないはずがない。
至上の快楽と多幸感を同時に味わうその時間に私はあっという間に陥落し、四肢からもゆっくり力が抜けていく。
宥「(あぁ…ぁ♪♪凄い…あったかぁい…♥♥)」
きょーくんを私の中へと押し留めようとしていた手足がまるで力尽きたようにカーテンの上に堕ちていく。
しかし、もう彼は射精する事で頭が一杯なのか、腰をプルプルと震わせて私から離れる気配がない。
きょーくんもまた私に夢中になってくれているようなその姿に、私の顔は笑みを浮かべる。
それが母性を示すものなのか、或いは淫欲を示すものなのか、はたまた彼が私と同じトコロに堕ちてくれた満足感かは分からない。
分からないけれど…でも、その瞬間、私がまた一つ足を踏み外し…エッチな女の子になってしまった事だけははっきりと自覚出来る。
宥「ん…ふあ…ぁぁ…♪♪♪はぁ…あぁん…♥♥」
その証拠に…私はきょーくんの射精が終わってもまだ満足してはいなかった。
勿論、愛しい彼とのエッチは最高に気持ち良かったし、そしてまたこれ以上ないくらいに幸せなものだったのである。
しかし、だからこそ、私の身体はその気持ち良くも幸せな感覚を求め、オネダリするように身体を揺すってしまう。
それはオルガズムが収まった痙攣とそう大差ないような微々たるものではあったけれど ――
宥「(きょーくんの…ぉ♪♪まだまだおっきいままだよ…ぉ♥♥)」
私の身動ぎが気持ち良かったのか、或いはきょーくんはその程度じゃ収まらない絶倫さんだったのか。
私の中で自己主張を続ける彼の硬いトコロは未だにその大きさを維持していた。
流石に射精前のはちきれるようなものではなくなったけれど、それでもまだまだ収まる気配なんてない。
そんな彼にお腹の奥がトクントクンってときめくのを感じる私の前できょーくんがゆっくりと口を開いた。
京太郎「姉さん…ごめん。その…俺…」
宥「良…ひよぉ…♪♪」
きょーくんの言いたい事は分かる。
こんなに大きなままじゃまだまだ彼は辛いままだろう。
だから、もっともっとエッチしたいって…そう私に言おうとしてくれているんだ。
でも…大丈夫、それはおねーちゃんも同じ気持ちなんだから。
私もきょーくんとこのままずっとエッチしたいから…そんな風に謝らなくても良いんだよ。
宥「もっと…したい…んらよね…♥♥おねーちゃんも…そうだから…ぁ♪♪もっと…一杯…してぇ…♥♥」
京太郎「い、いや…そっちじゃなくて…俺、膣内射精…」
宥「む…ぅぅ…っ♪♪」
だけど、きょーくんは素直になってはくれない。
私のお腹の中でピクピクってエッチなトコロ震わせて、早く射精させてーってオネダリしてくれているのに。
そうやってどうでも良い事を口にして…時間稼ぎしようとしている。
でも…それならそれでおねーちゃんだって考えがあるんだからね。
京太郎「うあ…」
宥「んふゅぅ…ん…♥♥」
瞬間、きょーくんが声をあげたのは私の中がキュンキュンって締め付けたからだろう。
さっき彼がイッた時と同じリズムにその背筋までブルブルって震えるのがわかった。
男の子がイッた直後が敏感なのかは分からないけれど、でも、今のきょーくんは間違いなく私で感じてくれている。
けれど、私が今、満足気な吐息を漏らしているのは彼の顔が一瞬で情けないものに変わったからだけじゃない。
まだ手足が動く事すら出来ない状態なのに、私のしたいように動いてくれるお肉たちがとても気持ち良かったからだ。
宥「ほら…ぁ♪♪しょんな事より…♪きょーくんさっきから…ピクピクしへるぅ…♥♥」
京太郎「そ、そんな事って…」
そんな私に返すきょーくんの言葉が弱々しいのは私のお肉がさっきから動きっぱなしだからだろう。
勿論、その動きはまだ単調なもので、自由自在とはいかないけれど、でも、こんなに大きくしたままのきょーくんには効果絶大だ。
少なくとも彼の言葉が尻すぼみになって、その顔に少しずつ欲情の色が増してくるくらいには。
やっぱりきょーくんもなんだかんだ言いながら、満足していなかったんだろう。
京太郎「あー…もう…!知らないからな…!」
宥「ふきゅんっ♪♪♪」
それでも数分ほどゴネ続けたきょーくんはきっと頑張った方なのだろう。
しかし、最終的には私の説得は諦め、そうやって腰を動かし始めてくれた。
その表情に諦観と、そしてそれでは隠し切れない欲情に染めた彼は何かを確かめるようにゆっくりと腰を振るう。
精液で満たされた私の中はその度にズッチュズッチュと粘ついた音をかき鳴らし、誰もいない部室の中をやらしく響かせた。
宥「んあ…♪そこぉっ♥♥」
京太郎「ん…ここが良いんだな…」
宥「いひいぃいぃっ♪♪♪」
聞いているだけでも男と女…ううん、オスとメスが交尾してるって分かっちゃうエッチな音。
そんな音の中心できょーくんは私の身体を確かめるように色々としてくれた。
腰の角度を変えたり、たまにクリトリス弄って貰ったり…乳首からミルク飲んだり…本当に色々な事。
それは恐らく余裕がある内に私を気持ち良くする方法を覚えようとしているんだろう。
自分が気持ち良くなる為ではなく私が気持ち良くなれるように…一杯、エッチな事をしてくれる。
宥「(はふぅ…ぅん…♥♥幸せ…ぇ♪♪きょーくんとのエッチ…やっぱり最高だよぉ…♥♥♥)」
そして私の反応をきょーくんは一つずつ確実に覚えてくれる。
とは言え、それは決して順調な道とは言えなかった。
だって、きょーくんは私の弱い部分を見つける度に、執拗にそれを繰り返してくるんだから。
自分の身体に私の犯し方を叩き込もうとするようなそれに何度イかされたか分からない。
けれど、そうやってイく度に私の身体はドンドンときょーくん好みに開発され、より淫らな女になっていく。
宥「おほぉぉおっ♪♪もっとちゅいてぇっ♥♥奥までじゅんじゅんって犯ひてぇっ♪♪またマーキングぅっ♥♥膣内射精マーキングぅ…うぅぅ♥♥♥」
一時間もした頃には私はもう発情期のワンちゃんよりもエッチになってしまっていた。
四つん這いになった姿勢でガツンガツンって犯されるそれはまるでワンちゃん同士の交尾みたい。
けれど、そうやって一杯交尾しても私もきょーくんも全然、満足出来なかった。
私のアソコからは精液が溢れだすくらい射精してくれているのに、私ももう数え切れないほどイッているのに…エッチは終わる気配はなくて…寧ろエスカレートしていく。
宥「(でも…もっろしたいぃ…♥♥おかしくなっても良いからぁっ♪♪じゅっとケダモノで…良いからぁ…ぁ♥♥♥)」
だって、私はもう元には戻れないんだから。
どうあがいても、私はもうきょーくんとのエッチを忘れる事が出来ない。
私に出来るのはこのままずっと快楽に流されて堕ちていく事だけ。
だけど、私はそれで良かった。
きょーくんが一緒に堕ちてくれているから…きょーくんだけは側にいてくれるから。
私はそれだけで世界で一番、幸せなメスで…そして、だからこそ ――
―― 私達の初体験は結局、お互いに動けなくなる数時間後まで続き…気づいた頃にはカーテンにまでエッチな匂いが染み付いてしまったのだった。
最終更新:2014年01月31日 22:43