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高校三年――7月第一週~第四週

【高校三年 ―― 7月第一週】

京太郎「(それからは特にトラブルもなく料理が完成した)」

京太郎「(俺達が付きっきりで見てた所為で味付けのミスもなかったし…)」

京太郎「(怪我もなかったから一安心ってところか)」

京太郎「(とは言え、一回で全部覚えられるとは思わないし…)」

京太郎「(ちょっと時間を置いて復習の為にもまた料理教室そのものはやっておかないとな)」

京太郎「(…それでひと通りレジェンドが一人で出来るようであれば一安心)」

京太郎「(後は俺らがどうこう口出しするよりもレシピ見てレパートリー増やしていった方が良いだろう)」

京太郎「(ただ…うん、そう…ただ…)」

京太郎「(あの時の灼の言葉がどうにも気にかかる)」

京太郎「(勿論…似たような宣言は前にも聞いたし…その時は特に何とも思っていなかったけれど…)」

京太郎「(…最近、色々あって自意識過剰になっているのか…まるで灼が俺の事好きなようにも聞こえて)」

京太郎「(少なくともあいつの顔は冗談に思えないくらい真剣で…)」

京太郎「(だけど…もし、そうなら俺はどうすれば良いんだ?)」

京太郎「(玄や宥さんと身体だけの関係で繋がりながら裏で憧たちとも似た事をしているかもしれない俺は…)」

京太郎「(一体…灼にどんな答えを返せば良いんだよ…)」

京太郎「(あー…ダメだ…考えれば考えるほどドツボにはまっていく感がある…)」

京太郎「(そうだな…ここはやっぱり…)」


>>+2
末尾16 憧しずと特訓
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 ネト麻
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 レジェンドと特訓


































>>やえさんと特訓

京太郎「……」

やえ「…どうした?京太郎」

京太郎「…あっ、すみません…」

やえ「どうやら今日はまた随分と悩んでいるようだな」

やえ「さっきから打ち筋に迷いが出てるぞ」

京太郎「…はい」シュン

京太郎「すみません。インターカレッジ前に付き合ってもらってるのに…」

やえ「いや、私は構わないさ」

やえ「前も言ったが京太郎との練習は学ぶ事も多い」

やえ「何より私は君に対して先輩風を吹かせたいと常日頃から思っているんだ」

やえ「例えインターカレッジ中であると京太郎の為ならば駆けつけるよ」

京太郎「…はい」















やえ「それで…君が悩んでいるのはまた私に言えない事か?」

京太郎「…えっと…その…それとは多少、別件ではあるんですけれど…」

やえ「…ふむ?」

やえ「…そうだな。もし、差し支えなければ言ってくれ」

やえ「もしかしたら私も少しは役に立てるかもしれない」

京太郎「あ、でも、麻雀…」

やえ「構わないさ。そんな顔をして打っても何の効果もない事くらい分かっているしな」

やえ「それより私は君の悩みが気になる。…それじゃダメか?」

京太郎「…すみません」

やえ「まったく…謝らなくても良いと言っているだろう?」ナデナデ

やえ「…それで何に悩んでいるんだ?触りだけでも良いから聞かせてくれないか?」

















京太郎「その…やえさんはさ」

やえ「…うん」

京太郎「好意を寄せられてる相手に応えられない男ってどう思う?」

やえ「…ん?それそのものは別に普通だろう」

やえ「相性や気持ち、境遇などで人が結ばれないのはごく自然の事だ」

やえ「好意を寄せられているからとカップルになっていればそこら中がカップルで溢れかえる事になるよ」

京太郎「そうなんだけど…でも…」

やえ「…ん?」

京太郎「…その気持ちに気づけない内に肉体関係結んでいたりとか」

やえ「…さいってー」

京太郎「うぐ…」

やえ「あ、すまない。つい素が…」

やえ「…だが、まぁ、控えめに言っても最低だな」

京太郎「で、ですよねー…」

















やえ「大体、肉体関係を結ぶ前にアプローチはあったはずだろうしな」

やえ「そのことごとくを回避し、そこまで追い詰める辺り、ちょっと擁護は出来ない」

京太郎「うぐ…」

やえ「…さらにその気持ちを利用して身体を何度も重ねているとなると数え役満も良いトコロだな。間違いなく女の敵だ」

京太郎「あはは…そ、その通りですね…」

やえ「…だが、まぁ女の方に問題がなかったとは思えないがな」

京太郎「え?」

やえ「…あくまで私の私見ではあるが…もうちょっと色々手はあったはずだ」

やえ「そうなる前に色々とするべき事はあっただろうし…信頼して待つ事だって出来たはずだろう」

やえ「それなのに安易に肉体で繋ぎ止めるという手を使った彼女たちの方にも間違いなく非はある」

やえ「…少なくとも君が悩んでいるのをみる限りはな」

京太郎「…ぅ」












京太郎「その…俺相手が女とは言ってないつもりなんですが…」

やえ「おっと、そうだったな。何故か勝手に男が主体の話だと思っていた」

やえ「忘れてくれ、こっちのミスだ」サラリ

京太郎「…ごめん」

やえ「…どうして謝るんだ?」

京太郎「…だって、俺…」

やえ「…まったく…そんな風に謝ると誰の話か丸分かりじゃないか」

京太郎「…ごめん」

やえ「…分かってる。好きでやっている事じゃないんだろう?」

やえ「君がそういうのを許せるタイプじゃない事くらいお見通しだ」

京太郎「…うん」

やえ「…だから、私は京太郎の事をそれで軽蔑したりはしない」

やえ「まぁ…多少、怒ってはいるけれど、その程度で嫌いになるほど付き合いの浅い関係じゃないからな」














やえ「…それに…多分、仕方がなかったんだ」

京太郎「え?」

やえ「…君のその異常がある以上、多分、遠からず起こっていた事だろうからな」

やえ「発端が誰になっていたのかは分からないし…もしかしたら私だったのかもしれない」

やえ「だけど、誰かがきっと女の武器を使おうとし始めたはずだ」

やえ「…で、失礼ながら…君は少々、場の雰囲気に流されやすい傾向にあるからな」

やえ「誰かと肉体関係を結んでしまうのはきっと確定していた事なんだろう」

京太郎「…やえさん」

やえ「…ま、それよりも私が嬉しい事は…だ」

やえ「誰かの好意に気づけるくらい君が前進している事だよ」

京太郎「…いや、気づけてはないんだよ」

京太郎「意識的に思考を遠回りさせて…抜け道探して…」

京太郎「気づけないなら…逆にソレ以外が『ない』事に気づこうとして」

京太郎「それでようやく辿り着いた逆説的なものというか…」

やえ「…軽く言ってるが割りと凄い事をしてるな、京太郎」














京太郎「これでもやえさんの教え子だからな」

やえ「…ふふ、そう言えば勉強を教えた事もあったか」

やえ「…懐かしいな、アレからもう三年か」

京太郎「…あぁ」

やえ「…その間、お互いに色々変わってしまったな」

京太郎「…そう…だな」

やえ「…だけど、私の気持ちは以前から…まったく変わって…」

やえ「いや、寧ろ強くなっているぞ」

京太郎「え?」

やえ「…私の最後のインターハイを阻んでくれた時に言ったな」

やえ「私は絶対に…君を諦めず…振り向いてもらえずとも追いかけ続けると」

やえ「…その言葉に偽りはない」

京太郎「…やえさん」

やえ「でも…それはきっともう私だけじゃないんだ」

京太郎「…え?」
















やえ「新子もそうだろうし…宥も間違いなくそうだろう」

やえ「他にも色々…私が知らない子が君の事を想っているはずだ」

やえ「そしてそれはこの三年間でさらに大きくなっていると思う」

やえ「…そう思うと本当にあの時、強引にでも晩成に来させればよかったと思うよ」フッ

京太郎「…ごめん」

やえ「いや、謝らなくても良い」

やえ「そもそも…阿知賀に行った事そのものに後悔している訳じゃないんだろう?」

京太郎「…あぁ。そうだ。やえさんには悪いけど…俺は阿知賀に来て良かったって…そう思ってる」

やえ「なら、謝る必要なんてない」

やえ「だけど…それでも君が私に対して申し訳ないとそう思うのであれば…」

京太郎「…うん」

やえ「…今回の選択も自分にとって悔いのないものにしてくれ」

京太郎「…え?」

















やえ「私は以前言った通りだ」

やえ「京太郎が選んだどんな答えも肯定するし…指示する」

やえ「例えば…それが今の君の状況を維持するものであったとしてもだ」

京太郎「…だけど、そんなの最低じゃないか?」

やえ「最低だなんて言うのは外からの評価に過ぎないよ」

やえ「本人たちが納得しているのであれば、それは雑音にもならない」

やえ「まぁ、普通の夫婦でも最後まで上手くいく事が少ない事を思えばその維持はとても大変だろう」

やえ「実際、ハーレムで一番大変なのは各妻のケアに奔走する男だとも聞くしな」

やえ「他にも社会からの目は厳しくなるし…様々なデメリットは間違いなく発生する」

やえ「だけど、全員がそれを覚悟して受け入れるのであれば…それもまた一つの選択ではないかとそう思うよ」

京太郎「…選択…なのかな」

やえ「場に流されるのではなく、自分の意思で決めるのであれば…な」

やえ「…何にせよ、決めるのは京太郎自身だ」

やえ「こればっかりは私が手伝ってあげる訳にはいかないからな」











やえ「だから…まずは私に出来る事をしようか」スッ

京太郎「えっ…」

やえ「少しは悩みもマシになったんだろう?」

やえ「顔色が良くなったぞ」

京太郎「あー…ごめんな」

やえ「構わないと言っている。後輩を手助けするのは先輩の役目だからな」

やえ「まぁ…私が京太郎を助けるのはそれだけが目的ではない訳だけど」クスッ

京太郎「…ぅ」

やえ「今の京太郎なら…この意味に気づいて…いや、気づかないでいてくれるだろう?」

京太郎「あぁ…」

やえ「…なら、私の報酬はそれだけで十分だ」

やえ「いや…十分過ぎるくらいかな」

やえ「だからこそ…もうちょっと君の為に働きたい」

やえ「京太郎の力になりたい」

やえ「…だから…特訓再開…だ」ニコッ

京太郎「…お、お手柔らかにおねがいしますね」

やえ「それは京太郎次第かな」

やえ「不甲斐ない打ち方をしてたらそれだけ先輩として厳しくしなければいけないし」クスッ


>>+2
00~70 失敗
71~99 成功
※雀力と知力により+24




































>>成功

やえ「ふふ…少しは気晴らしになれたかな?」

京太郎「十分過ぎるくらいだよ」

京太郎「…今日は助かった。本当にありがとうな」

やえ「いや、こちらこそ…今日は実入りの多い日だったからな」

京太郎「…ホント、ごめんな」

やえ「もう…謝らなくても良いと言っているだろうに」

京太郎「でも…俺…ホント、最低で…」

やえ「そんな最低の男に入れ込んでいるバカな女もいるんだ」

やえ「あんまりそう卑下するもんじゃない」

やえ「そうやって表立って卑下されるとこっちも寂しくなるだろう」

京太郎「…うん。そうだな、ありがとう」

やえ「うん。どういたしまして」ニコッ













やえ「まぁ…かたっ苦しいのはここまでにしよっか」

京太郎「そうだな…っと、やえさん、どうせだしゴハン食べていかないか?」

やえ「良いの?」

京太郎「勿論、まぁ、親はいないから俺が作る事になると思うけどさ」

やえ「あ、じゃあ、私もお手伝いするよ」

京太郎「いや、別に良いぞ。やえさんはお客さんな訳だし」

やえ「残念だけど…私って結構、尽くす方が好きなタイプなの」クスッ

やえ「だから…そういうの気にせずに付きあわせてくれると嬉しいな」

京太郎「分かった。ま、俺一人じゃ今からだと時間かかるしな」

京太郎「遠慮無くやえさんの手も借りるよ」

やえ「うん。じゃあ…何からしよっか?」

京太郎「とりあえず下降りて…何を作るかから考えないと」

やえ「ふふ…なんだか楽しみ」

京太郎「…悪いけどろくなもんないと思うぞ」

やえ「大丈夫だよ。私が楽しみなのはそっちじゃなくって…」

やえ「京太郎君と一緒に何かをするって事の方なんだから」クスッ




























【System】
須賀京太郎の加速世界カウンターが一個溜まりました@1































【高校三年 ―― 7月第二週】

京太郎「(それから…食事の後はやえさんと送っていったけれど)」

京太郎「(大体、和やかな雰囲気で最後まで別れる事が出来た)」

京太郎「(俺は間違いなく最低クラスのカミングアウトをしたと思うんだけど…)」

京太郎「(やえさんの態度は特に変わらず、寧ろ、普段よりも優しいくらいだった)」

京太郎「(…それは多分、俺がやえさんの気持ちに辿り着いたから…なんだろうな)」

京太郎「(何時から…なんて怖くて聞けないけど…少なくとも俺が阿知賀に進学する前からそうだったんだろうし…)」

京太郎「(…そう思うと俺、やえさんに酷い事やってたんだな…いや、やえさんだけじゃないし…ホント、今更だけどさ)」

京太郎「(その分…報いるようにはしたいんだけど…)」

京太郎「(でも…果たして俺にやえさんを選ぶだけの覚悟があるかと言うと…おそらくない)」

京太郎「(勿論、やえさんの事は好きだし…大事に思っている)」

京太郎「(だけど、しず達を傷つけてまでやえさんを選んで…やえさんだけを見ていられる自信はないんだ)」

京太郎「(俺にとってやえさんと同じくらい大事な人は沢山いて…そしてそいつらは手段を選んでこないんだから)」

京太郎「(また場の雰囲気に流されてしまいそうな自分を考えると…誰か唯一の相手を決めるなんて中々、出来ない)」

京太郎「(…もう何度目かって話だけど…俺ってホント優柔不断だよな…)」

京太郎「(子どもの頃はそんなナヨナヨした奴になんか絶対にならないって思ってたけど…いざこうなると正直、胃が痛い…)」

京太郎「(…ま、とにかく…今はインターハイだ)」

京太郎「(答えを先延ばしにするようで格好悪いけど…)」

京太郎「(俺の為に阿知賀に来て…俺の為に待っててくれた奴らの為にも…)」

京太郎「(最後の一ヶ月なんだ。頑張っていかないとな)」


>>+2
末尾16 憧しずと特訓
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 ネト麻
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 レジェンドと特訓


































>>憧しずと特訓


穏乃「京ちゃん京ちゃん」

京太郎「ん?どうかしたか?」

憧「今日こそ特訓よ。勿論、三人で」

京太郎「ん…?良いのか?」

穏乃「うん。私達もね、色々と勉強したんだよ」

憧「京太郎対策ならあたし達もバッチリだから!」

穏乃「京ちゃんががんばろうって思えるような状況は作れるはず」

京太郎「いや…それは有難いんだけどさ」

穏乃「ぅ?」

京太郎「そんな事するくらいならお前ら自分の分の練習しろよ」

憧「大丈夫よ、それはしずと二人で部活時間以上にやってるから」

京太郎「でも…お前らにとっても最後の夏なんだろ」

穏乃「…うん。そうだよ」








穏乃「でも、私達の二年間を支えてくれたのは京ちゃんだから」

憧「二年に対して一年だから…正直、割には合わないと思うけどね」

憧「でも、私達に出来るのはこれくらいなんだから…手助けくらいさせて」

京太郎「…ったく…ホントお前らはさ…」ナデナデクシャクシャ

穏乃「えへー♪」

憧「も、もう髪の毛崩れちゃうでしょ…」ニヘラー

京太郎「あ、悪い。つい嬉しくて…」

京太郎「でも…それなら俺も…遠慮なんてしてられないよな」

京太郎「わざわざこっちの対策まで練ってくれたんなら…」

京太郎「まるごと全部突き破って…俺が一位になってやる」

憧「ふふ…そう簡単にはいかないわよ」クスッ

穏乃「そうだよ!私達だって…ちゃんと強くなってるんだから!」ニコッ

京太郎「ばーか。俺なんてその十倍は強くなってるっての」

京太郎「まとめて返り討ちにしてやるよ!」グッ

β「(…俺が入れば全部解決だって言うのは言うだけ野暮なんだろうな、きっと)」

α「(やめとけ、馬に蹴られたくなかったらな…)」


>>+2
00~70 失敗
71~90 成功
※雀力知力アダ名王子様で+30されます





































>>成功

京太郎「んー…っと」ノビー

憧「くぅ…ヤられちゃったぁ…」クター

穏乃「京ちゃん激しかったよぉ…」グテー

京太郎「誤解されるような事言うなよな…」

京太郎「ま、お前ら相手に手加減してる余裕はないしさ」

京太郎「対策もされてるって聞いてたからガチでやるしかなかったし…」

穏乃「ぅー…」スネー

京太郎「ほら、拗ねるなって」ナデナデ

京太郎「お前らのお陰で俺はまた強くなれたんだしさ」

憧「…ま、京太郎の役に立てたならそれで良いけどね」

穏乃「だけど、最後思いっきり捲られちゃって悔しかったなぁ…」

京太郎「ま、その辺はしずも要練習だよな」

京太郎「まだまだ能力に隙が多いし」

穏乃「そうだねー…もうちょっと頑張る…」

憧「あたしはやっぱり地力の無さが課題かしらねー…」

憧「真っ向から格上とぶつかるとやっぱりきついわ」

京太郎「憧の格上って最早、プロでも数えるほどしかいないと思うんだけどなぁ…」

憧「…それでも私の目標はどこぞの金髪だからね」

憧「そいつに負け越してる時点でまだまだ精進が足りないって事」
















憧「ま、それより…今日は疲れちゃったけど…晩御飯どうする?」

穏乃「うーん…とりあえずお肉!」

京太郎「あいよ。憧はなにかリクエストあるか?」

憧「あたしは京太郎が作ってくれるなら何でも良いかなぁ」

京太郎「そういうのが一番困るんだけど…」

憧「ふふ…別に良いでしょ。本当にどんな料理だって美味しいんだから」

穏乃「うん。京ちゃんの料理は世界一だよ!」

京太郎「持ち上げ過ぎだっての」カァ

憧「…って言いながら実は結構うれしいんでしょ?」

穏乃「京ちゃん頬が赤くなってるよ、照れてる?」

京太郎「あぁ…くそ……照れてるよっ」

憧「ふふ…じゃ、照れてる京太郎は…」ギュッ

穏乃「えーい!サンドバッグの刑だ♪」ダキッ

京太郎「うぉ!?」












憧「こら、しず。サンドバッグじゃなくってサンドイッチだってば」

穏乃「あ、そっか。てへへ…ごめんね」

京太郎「…いや、別に俺としてはどっちも変わらないからな」

憧「なに?こんなに可愛い幼馴染に挟まれて不満なの?」ジトー

穏乃「…京ちゃん私達の事嫌いになった…?」シュン

京太郎「違うって。俺は寧ろすげー嬉しいんだけどさ」

京太郎「だけど…まぁ、なんつーか…」

「…また須賀先輩、新子部長と高鴨先輩侍らしてる…」

「あの三人ってどういう関係なのかな…」

「やっぱり恋人…っていうより夫婦…?」

「でも、たまーに部長と高鴨先輩も妖しい時があるよ…?」

「なにそれ背徳的…漫画みたい…」

京太郎「…こう後輩の教育に悪いかなって」

憧「大丈夫。後輩なんて適切な指導しとけば上手くなっていくから」

京太郎「そっちの意味じゃないんだけどなー…」

穏乃「…え?」
















京太郎「ま、良いや。それより…腹減ったしな」

穏乃「えへへ…お肉っお肉っ♪」

京太郎「はいはい。分かってるからはしゃぐなよ」

穏乃「…じゃあ、京ちゃんがしっかり捕まえててくれる?」ジィ

京太郎「…あぁ。分かったよ。ちゃんとギュってしててやるから」

穏乃「ふへー♪」ニコー

憧「…じゃ、京太郎、私は?」

京太郎「あー、憧はほら…アレだ」

憧「…アレって?」

京太郎「…」

憧「…」ジィ

京太郎「お、俺が離したくないから捕まえてるんだよ!文句あるか!!」カァァ

憧「ふきゅんっ♪♪」ビビクンッ

キャーコクハクースガセンパイ…シショー!

晴絵「あーもう!良いからアンタ達いちゃついてないでとっとと帰りなさい!!」
































【System】
須賀京太郎の【加速世界】がランクアップし、【ラディカルグッドスピード】に進化しました
このスキルは【相手から受ける-補正】を【+補正×1.5】へと変える
またこのスキルの発動時、【自身が受ける相手の補正以外の能力を無効】にする






























【高校三年 ―― 7月第三週】

京太郎「(憧としずのお陰で思った以上に早くスキルの習得は終わった)」

京太郎「(追い込みかけるのを手伝ってくれたあいつらややえさんには本当に頭が上がらないな…)」

京太郎「(お陰で…ほんのすこし…そう。ほんの少しだけだけど…)」

京太郎「(インターハイまでにもう一段階、強くなれる目が出てきた)」

京太郎「(まぁ…それは殆どギリギリで…あると言えないようなものではあるけれど)」

京太郎「(でも、江藤と再びぶち当たるのに強くなりすぎって事はない」

京太郎「(あいつはただの鏡ってだけじゃなくて…俺と同じくメタ能力満載なんだから)」

京太郎「(去年の打ち筋を見てる限り最後のインターミドルから大きく変化はしていないみたいだけど)」

京太郎「(だけど、その実力は間違いなく成長している)」

京太郎「(インターハイまで後一ヶ月もなくて…合宿詰めで殆ど動ける日はないけれど)」

京太郎「(それでも…最後までベストを尽くせるように…今週は…)」


>>+2
末尾16 宥さんと散歩
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 ネト麻
末尾49 玄とアルバイト
末尾50 レジェンドと特訓





































>>ネト麻

狂堕狼:って事で幼馴染のお陰で何とか準備完了ですよ

かにゃー:そうかそうか。今週は多めにお薬出しておくし

狂堕狼:ちょ!インターハイ大丈夫かって聞いてきたのかにゃーさんじゃないですか!

かにゃー:確かに聞いたけど…そこまでやってくれる幼馴染がいるとか都市伝説だし

かにゃー:しかも、狂堕狼にそこまで尽くす二人とか…これはもう妄想確定だろ

狂堕狼:ひでぇ…かにゃーさんは俺を何だと思ってるんですか…

かにゃー:都落ちした元インターミドルチャンプ?

狂堕狼:ぐ…い、いや、都落ちはしてないですよ一応

狂堕狼:それに俺という名の太陽はこれから上がるんですからね!!

かにゃー:ないわー

狂堕狼:せめてツッコミ入れてくださいよ…

かにゃー:いや、なんか真顔で言ってそうな気がして

狂堕狼:流石にこんな自意識過剰な事真顔じゃ言えませんって

狂堕狼:それに…男子には江藤がいますしね

かにゃー:やっぱり大分意識してるのか?

狂堕狼:そりゃしますよ。男子でライバルって言ったらあいつな訳ですしね
















狂堕狼:それにまぁ…今のところ一勝一敗で引き分けですんで

狂堕狼:いい加減、決着付けたいって気持ちはあるんですよ

かにゃー:なるほどなー…

かにゃー:ま、頑張れよ

狂堕狼:軽いなー

かにゃー:だって、かにゃーちゃんは狂堕狼が勝つって信じてるからな

狂堕狼:えっ

かにゃー:ほら、それよりそろそろ部屋行くぞ

かにゃー:折角、私の休みなんだから、ちゃんと楽しませろよ後輩!


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力につき+14


































かにゃー:ふぅ、そろそろ終わりにするかな

狂堕狼:あ、お疲れ様です

狂堕狼:でも、その前に一つ聞いて良いですか?

かにゃー:ん?

狂堕狼:さっき言ってた俺が勝つって信じてるってのは…

かにゃー:あぁ、アレか

かにゃー:実は今、うちの会社でインターハイトの結果予想が流行っててなー

狂堕狼:それってもしかして…

かにゃー:うん。殆どの人は江藤に賭けたから、私はお前に賭けた

狂堕狼:うわっ…最低だこの人…

かにゃー:だって、仕方ないじゃん、狂堕狼こんなに頑張ってるのに…絶対勝てないとかさ

かにゃー:須賀と江藤、どこで差がついたのか、慢心環境の違いとか言う奴もいて…

狂堕狼:かにゃーさん…

かにゃー:まぁ、一番は勝てば10万総取り出来るってところに魅力感じたんだけどな

狂堕狼:やっぱ最低だこの人!!!!














かにゃー:だから、私の一万円の為にも頑張れよ

狂堕狼:なんだ。結構大きく賭けてくれてるんじゃないですか

かにゃー:自惚れるなよ。最低賭け金が一万円からだっただけだ

狂堕狼:うわ、マジでロマンも何もねぇ…

かにゃー:ふふん、ま、現実なんてそんなもんだ

かにゃー:…だけど、仕事のお金を殆ど生活費に回してるかにゃーちゃんにとって一万円は大金なんだからな

かにゃー:負けたら…絶対に承知しないぞ

狂堕狼:ま、理由は最低でしたけど…

狂堕狼:安心してください。俺は負けるつもりなんてありませんし

狂堕狼:必ず勝ってかにゃーさんが儲けられるようにしますから

かにゃー:ま、後輩として当然だな!

狂堕狼:はいはい。その代わり先輩らしく勝ったら何か奢ってくださいね

かにゃー:じゃあ、長野まで来たら缶コーヒー奢ってやる

狂堕狼:せめて焼き肉くらい言ってくださいよ…























【System】
須賀京太郎の雀力が1あがり、補正値が15になりました

























【高校三年 ―― 7月第四週】

京太郎「(ったく…かにゃーさんにも困ったもんだよな)」

京太郎「(会社の賭けで…一口1万円とかあるはずないだろうに)」

京太郎「(どれだけ高くても5000円開始くらいだろ)」

京太郎「(玉石混交のインターハイって事を考えたら1000円開始だってあり得るくらいだ)」

京太郎「(…それなのに俺に一万も賭けてくれたって事は)」

京太郎「(なんだかんだ言いながら俺に期待してくれてるって事だ)」

京太郎「(それだけ俺を低く見られているのが…悔しいって)」

京太郎「(そう思ってくれているって事なんだろう)」

京太郎「(…だったら、俺もそれに応えないとな)」

京太郎「(かにゃーさんがどれだけ苦労して妹を育ててきてるかも…俺は聞かされてるんだ)」

京太郎「(家族の為に一度は麻雀をやめようとまでした人の期待を裏切ったりしないように…)」

京太郎「(必ずインターハイで江藤を下して…優勝しないと…な)」



>>+2
末尾16 玄とアルバイト
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 ネト麻
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 レジェンドと特訓



































>>玄とアルバイト

玄「京太郎君、今日もよろしくね」

京太郎「おう。よろしくな」

玄「あ、そうだ。今日って終わった後時間ある?」

京太郎「あー…特に何かやる事はないけど…」

玄「じゃあ…ね。今日は家に泊まっていかない…かな?」モジモジ

京太郎「…それって旅館的な意味じゃないよな」

玄「えへへ…えっと…せふ」

京太郎「はーい。すとぉっぷ」サッ

玄「むぐっ」

京太郎「…だから、人前でそういう事言うなって言っただろ」

玄「…あ、ごめん。忘れた…」タハハ














玄「…それでね。えっと…おねーちゃんも今日は張り切ってゴハン作るって言ってるし…」

玄「一杯、精のつくもの出すから…どう…かな?」チラッ

京太郎「そうだな。最近、俺の方も忙しかったから…」

玄「た、溜まってる…って奴なのかな」カァァ

京太郎「なんでそっちの方向に行くんだよ。…まぁ、事実だけど」

玄「…そ、そうなの?じゃあ…一回、お口で…」

京太郎「もう仕事始まるだろ。と言うかバイト前にそういうのやったら匂いで即バレだっての」

京太郎「それにそういう意味じゃなくって…俺も玄や宥さんとゆっくりしたかったしって…な」ナデナデ

玄「…っ♪じゃあ…っ!」

京太郎「おう。悪いけど、今晩はお世話になるって宥さんに伝えておいてくれ」

玄「うん!頑張ってご奉仕するね!」ググッ

京太郎「…そういう意味じゃないんだけどなぁ…」



>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※バイト力とラキスケで+9


































>>成功

玄「お疲れ様」

京太郎「あぁ、お疲れ」

玄「今日も中々に忙しかったよね」

京太郎「だなー。結構、肩とかも凝ったかも」

玄「あ、じゃあ、マッサージしてあげよっか?」

玄「おねーちゃんに昔っからやってたから結構上手なんだよ?」

京太郎「…胸揉んだりしないよな?」

玄「え?揉んだ方が良い?」キョトン

京太郎「…言っとくけどそれやったらお前だけお預けだからな」

玄「ぜ、絶対にしないよ…」フルフル








京太郎「ま、でも、疲れてるのはお前も同じだから良いよ」

玄「でも…京太郎君、もうそろそろインターハイでしょ?」

京太郎「そうだけど…でも、ここで働くのも慣れたもんだしな」

京太郎「寧ろ、俺の方が朝から晩まで働きっぱなしのお前にマッサージしてやるべきな気がするぞ」

玄「…京太郎君のエッチ」カァァ

京太郎「そっちの意味じゃねぇよ、ばーか」グリグリ

玄「あーぅー…」

京太郎「ま、宥さんがいなくなってもうマッサージとかしなくなったけどさ」

京太郎「大分腕は堕ちてると思うけど、それでもよければやってやるよ」

玄「えへへ…じゃあ…お願いしたいかな」

玄「京太郎君のマッサージってとても気持ち良いんだもん」

京太郎「お前の場合、特に身体に疲れを溜め込んでるからなー…」

玄「私は大丈夫なんだけど…」

京太郎「気持ちはそうでも身体は無敵って事じゃないだろ」

京太郎「ま、飯食ってお風呂上がった後にでもやってやるよ」

玄「えへへ…楽しみだなぁ…」








玄「あ、それで…」モジモジ

京太郎「ん?」

玄「…今日はお泊り…なんだよ…ね?」

京太郎「まぁ親に外泊許可は貰ったけど…ダメか?」

玄「う、ううん!ダメじゃないよ。ダメじゃない…けど…あの…」チラッ

玄「…京太郎君はどっちのお部屋で寝たい…?」

京太郎「…それ俺が選ばなきゃダメか?」

玄「だ、ダメだよ。選んでもらったほうが先にしてもらうっておねーちゃんと決めたんだし…」カァァ

京太郎「…なんか一回してからエロくなったよな、お前も」

玄「わ、私にそういう事教えたの京太郎君とおねーちゃんだもん…っ」フルフル

玄「それに…あんな気持ち良い事一杯されて…おかしくならないはず…ないよ」ジィ

京太郎「あー…まぁ、そりゃ光栄な話だけど…さ」

玄「…じゃあ、責任撮って…今日もおねーちゃんと私の事おかしくして…ね♪」

京太郎「良いけど…やる事やってからな」ナデナデ

玄「うん…っ!…えへへ♪」





















【System】
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
松実玄はやっぱり松実宥の妹のようです
最終更新:2014年01月31日 23:38